俺も金が欲しい(切実)
それではどうぞ
ヤマナカとアシーナは強盗達の行方を探すも一向に見つからず、また強盗達は大人しくしているのか足取りを掴もうにも掴めないでいた
そこでヤマナカはアシーナに雑談を持ちかける
ヤマナカ「そういえば、今日はハロウィンだったな、アシーナはお菓子の準備とかしてるのか?」
アシーナ「ええ、あの娘達の為に色々買って来たのよ」
ヤマナカ「そうか、ちょうど街の子供達が仮想衣装を着て家々を回ってお菓子を貰うという行事があるんだ、そして貰ったお菓子を広場で集まってパーティーをするんだ」
アシーナ「そうなの、大人は参加出来ないでしょ?」
ヤマナカ「お菓子を貰う事は出来ないが仮想衣装を来て回るのはオッケーだぞ、ちなみに俺はオオカミ男の衣装を着ていくつもりだ」
アシーナ「何で貴方はそんなウキウキなの?」
ヤマナカ「最近強盗が大人しいだろ?それに気を張り詰めてもしょうがないからな、それと街の様子も見ておきたいし」
アシーナ「なるほどね、じゃあ私も行こうかな」
ヤマナカ「お、良いねぇ時間は18時からだからな」
その話を聞いたある者が執務室の扉を大きく音を立てて開いてヤマナカとアシーナの前に姿を表す、それを見たヤマナカとアシーナは驚く
それは、MP5であったが様子が変わっており赤いベレー帽からかぼちゃの帽子に赤いリボンが付いて服装も変わり胸を衣装で覆い背中に大きい赤いリボンを着けスカートはかぼちゃ色で可愛らしい顔が出ていた
そしてMP5はヤマナカとアシーナに言う
MP5「私も是非参加させて下さい!」
ヤマナカ「聞かれていたか、まぁいいや、全員に呼びかけて来て」
MP5「了解しました!」
MP5は走って行き執務室を後にする、アシーナは肩をすくめながら言う
アシーナ「まぁ今日だけは息抜きをしますか」
〜グリフィン基地内〜
基地内ではMP5の他に仮想衣装をしている少女達がたくさんおり各々賑わっていた
お菓子袋を作ったりお菓子を入れる籠を作ったりと楽しそうに賑わいを見せていた
そこに仮想衣装をしたヤマナカとアシーナが現れて大きな賑わいをみせる
ヤマナカはゾンビ衣装でボロボロのワイシャツにボロボロのズボンを着て顔はゾンビメイクと割と本物に近い出来栄えであった
アシーナは黒のドレスに身を包み片方の太ももから足に掛けて魅せる様にして頭にはドクロの被り物、そして極めつけは大きな鎌を持った死神衣装であった
ヤマナカ「アシーナは死神か、なかなか似合ってるぞ」
アシーナ「ありがとう、ヤマナカはゾンビなのね」
ヤマナカ「ああ、メイクはスプリングにやって貰ってな、なかなかだろ?」
アシーナ「ええ、なかなかだわ」
ヤマナカ「アシーナは誰にやって貰ったんだ?」
アシーナ「私は貴方のG36cに手伝って貰ったのよ」
ヤマナカ「G36cに手伝って貰ったって、もしかして手作りか?」
アシーナ「そうよ」
ヤマナカ「そうか、さて街に行こうか」
ヤマナカは基地内の少女達の様子を見に行き、アシーナはG36姉妹とM590と共にお菓子作りの手伝いへと向かう
そして、辺りが夕焼けになり少女達は準備万端といった感じで基地内のゲートに集まっていた
ヤマナカとアシーナは拡声器を持って少女達へ呼びかける
ヤマナカ「おーい、これから街の方のイベントに参加するからな、皆迷惑掛けないように!」
アシーナ「迷惑を掛けたら減給だからね、気をつけてね」
アシーナの一言に少女達は少し表情が強張るがまた笑顔に戻りつつあった、そしてヤマナカが出発の合図をする
と共に呼びかける
ヤマナカ「じゃあ基地の事はスプリング達に任せるよ、それと今回街には子供達がたくさんいるから武器はなるべく見せない様に注意して!」
基地のゲートが開き放送設備からスプリングの声がする
スプリング「皆さんいってらっしゃい!お土産話カフェでお待ちしてます!」
基地から出たハロウィン集団は終始賑わっていた
〜街〜
街の様子はハロウィン一色で染まっており家々の扉にはトリック・オア・トリートという文字や小さなお化けたち大歓迎等ハロウィンムードであった、そして広場に辿り着くと小さな子供達がワイワイとはしゃいでいた、そして子供達はハロウィンの仮想衣装しており色々なお化けたちがいた、そしてそれらを見守るのが警察官達であったが、警察官も仮想衣装をしており警察官は全員ゾンビ衣装であった
ヤマナカは警官の1人に近寄り腕を絡めて言う
ヤマナカ「おい、お前ら何で俺とほぼ同じ何だ?」
警察官「あはは、たまたまですよ、たまたま」
ヤマナカ「たまたまだったら、こんなにゾンビいらねぇんだよ」
ヤマナカと警官は何か揉めている様な感じで2人はそのまま何処かに行ってしまいアシーナは皆に指示を出す
アシーナ「ヤマナカの変わりに皆に指示を出すわ、皆2人1組になって行動してね、それと今回は子供達の護衛でもあるから絶対に目を離さないでね」
少女達はアシーナの指示に従って2人1組になって行動する、そしてアシーナはMP5とマカロフに声を掛けて2人と行動を共にする
そして、ドラキュラの衣装を着た人物が壇上に上がりマイクを持って参加者に呼びかける
???「皆さん!こんばんは!ハロウィンイベントに参加してくれてありがとう!、ハロウィンイベントの司会を務める警察広報担当のマイと言いまーす!」
それを聞きつけてやって来たのは小さな子供達で壇上の前ではしゃぐ
子供A「スーパーマンのマイちゃんだー!」
子供B「本物だ!本物だ!」
子供C「あのポーズやってー!」
マイ「こら、今日はヒーローショーじゃないの、ハロウィンよ!」
そのやり取りを見ているアシーナ達は微笑みながら言う
アシーナ「平和って良いわね」
MP5「アシーナさんはあんな感じで過ごされたのでは無いのですか?」
アシーナ「あんな感じで過ごしてたわ、兄さんと一緒にね」
マカロフ「指揮官にお兄さんがいたなんて、今は何をされてるんですか?」
アシーナ「さぁね、今は何をやってるのかな」
MP5「知らないのですか?」
アシーナ「ええ、知らないわね、さぁ私の話はいいからお姉さんの話を聞きましょ」
アシーナはマカロフ達を壇上にいるマイの方へと向ける、マカロフはアシーナの表情を見ると笑顔ではいるものの少しだけ悲しげな目をしていた事に気付き詮索しないようにした
壇上のマイはマイクを持って一度コホンと咳払いしてから司会の進行をする
マイ「じゃあ皆注目!これから皆さんはお化け役として家々に回ってお菓子を貰って下さい!、そして皆さんは家々に回る時絶対に大人や警察官から離れない様にね!分かりましたか!」
子供達「はーい!」
マイ「はーい、それでは元気よくトリック・オア・トリート!」
子供達「トリック・オア・トリート!」
子供達は簡単な集団を作って散り散りになり近くの家々へとノックして子供達は小さなかぼちゃの籠を持ってトリック・オア・トリート!と言って回りノックされた家からは老夫婦や若い夫婦等様々な人が笑顔でお菓子を子供達に配る
マカロフが頬が緩みながら言う
マカロフ「小さなお化け達の護衛って案外癒やされるわね」
MP5「そうですね、とても可愛らしいです」
アシーナも癒やされているのか、頬が緩んでいるとヤマナカがやって来て子供達がそれを見て泣き出し逃げて行く、それを見た警察官や少女達に笑われ警察官が言う
警察官「ヤマナカさん、子供達を泣かせるのは良くないですよ」
ヤマナカ「驚かせるつもりじゃなかったんだが泣かれて逃げるとは思わなかったな」
G36「ご主人様、あまりその格好で子供達の前に出ないで下さい」
ヤマナカ「……そうしよう」
子供達は怖いのかG36やM590に警察官の後ろに隠れていたり物陰に隠れていたりと本気で怖がっていたがマイやアシーナはその光景に頬を緩ませて癒やされる
そうしてイベントは順調に進み一度広場へ集合が掛かった時に警察官が慌て始める
それを見たヤマナカは警察官に小声で何があったのかを聞く
ヤマナカ「何かあったのか?」
警察官「ああ、例のギャングがとある豪邸に強盗を仕掛けたとの通報があってな」
ヤマナカ「何だと、奴らはどこに?」
警察官「それが豪邸から出て真っ直ぐこっちに向かって来てるらしい」
ヤマナカ「え」
その時、1台のワゴン車が広場へとやって来る、それを見た警察官や少女達も子供達を守る為に広場から遠ざける、そして警察官は拳銃を持ってワゴン車に向ける
しかしワゴン車は広場へ突っ込む事はせず、広場の手前で停車して中からパンプキンマスクの男が降りて来る、そして男は後部座席の扉を開けるとワゴン車からプレゼントボックスを取り出して投げつける、その時プレゼントボックスが爆発と同時に煙幕が張れれる、警察官達は視界を遮られ発砲出来ずにいた
ヤマナカは子供達と共に離脱しようとした時にマイが煙の中に入って行くのが見えてヤマナカが呼びかける
ヤマナカ「マイさん!危険だ!入ってはいけない!」
マイはヤマナカに気付き、ヤマナカに向けて言う
マイ「子供達を頼みます」
マイは拳銃を持って突撃する
ヤマナカはやるせない気持ちになるが子供達の安全を優先して遠ざかる
〜マイ〜
マイは煙の中に入り視界が見えない中ワゴン車があったであろう場所に向かうとワゴン車が見えて来て近づくそして、パンプキン男が現れてマイに対して言う
パンプキン男「お前が依頼者か?」
マイ「ええ、そうよ」
パンプキン男「依頼通り、あんたが欲しいのは手に入ったぜ」
パンプキン男はワゴン車へ案内してワゴン車の後部座席を開ける、そこには小さな子供がボロボロの布を着ている少女が乗っておりふるふると震えて怯えていた
それをマイが見てその子を抱きしめて落ち着かせる
マイ「大丈夫よ、お姉ちゃんが助けに来たからね」
その時、子供は涙を浮かべて泣き出してマイに抱きしめる、パンプキン男はその様子を見て落ち着くまで待つ
そして子供が落ち着きワゴン車から降ろしてマイはパンプキン男にUSBデータを渡して言う
マイ「貴方達が求めてる物よ」
パンプキン男「なるほど、確認しよう」
パンプキン男は別のパンプキン男を呼んで端末機器を持って現れてUSBを端末機器へ挿し込みデータを確認してパンプキン男が言う
パンプキン男「オッケーだ」
パンプキン男は撤収を始めてワゴン車を置いて行きマンホールの蓋を開けて逃げる時に1人のパンプキン男が子供へ近づき言う
パンプキン男「お菓子は持って無いがこれならあるぞ」
そう言って渡したのは札束であり、頭を撫でて言う
パンプキン男「トリック・オア・マネーだ」
そう言ってパンプキン男はマンホールに向かいマンホールの中に入って蓋を閉める
マイは逃げるのを確認して子供の手を繋ぎその場を離れる
〜数十分後〜
煙幕は晴れて特殊部隊とG36の小隊が突入するとマイと子供だけがおり、その場に居たはずの警察官達は気絶や結束バンドで手を塞がれてる者が何人かいたぐらいであった
特殊部隊はマイと子供を無視してワゴン車がある所へ向かうと既にもぬけの殻となっており、特殊部隊は警戒を解いた時にG36はマイの前に現れて言う
G36「その子は一体何処から現れたのですか?」
マイ「私がワゴン車へ着いた時にはこの子だけだったわ、奴ら煙を巻いて何処かに消えたわ」
G36「そうですか、とにかくその子は我々が保護を」
マイ「それは必要ないわ、この子は私の大事な“家族”だから」
G36はその言葉を聞いて驚く、そして通信が入ったのか耳を抑えて受け答えしてマイに言う
G36「マイ様、ご主人様が貴方とお話がしたいとの事です、ご同行願えますか?」
マイ「良いわ、この子と共にね」
マイとその子供は手を繋ぎながらG36と一緒に向かうのであった
いかがだったでしょうか?
今回のギャングは優しいですね〜
そして、投稿予約を初めて使ってみました!
これはなかなかいいかもですね
次回もお楽しみに!