今年もあと少しで終わりますねぇ(切実)
それではどうぞ!
ウルフ達はセーフハウスにて各々自由に過ごしていた、ウルフはテレビを見ており、シャークとアリクイはキッチンで料理を、フォックスとライオンはチェスで遊び、ベアとハイエナは組み手をしたりとやりたい放題であった
そして、ウルフが見ているニュースではハロウィンイベントで保護された子供や子供の拉致容疑で豪邸の持ち主が逮捕されたという報道がされる、それを見たウルフはチャンネルを変えて別の番組を見る、そこにはグリフィンと鉄血の戦況が報じられ互いに拮抗状態であるという内容であった
その時、ウルフの携帯に連絡が入る
ウルフ「もしもし?」
???「おう、ウルフ俺だ、エレファントだ」
ウルフ「エレファント!、久しぶりだな、どうした?」
エレファント「ウルフ、仕事の依頼なんだが頼めるか?」
ウルフ「どんな依頼だ?」
エレファント「鉄血の通信基地にあるジャミング装置を盗んで欲しいとの依頼だ」
ウルフ「何だそれ?」
エレファント「一応裏は取れている、そいつはただのメカニックマンだ」
ウルフ「オッケー、暇だから引き受けよう」
エレファント「詳細の資料は送る」
ウルフ「頼んだ」
ウルフはセーフハウスにいる皆を集める
全員集まりエレファントから送られて来た資料をテーブルの上に広げる、それは通信基地上空の写真であった
通信基地はレーダー塔や物見櫓に塹壕までも通信基地の周りに点在しており周囲は森で隠れていた
ウルフは通信基地の防備体制を見て1つ妙案を思いつく
ウルフ「ここから移動出来るかもな」
ベア「何処からだ?」
ウルフは指を指して言う
ウルフ「この川を移動用と脱出用で使う」
ライオン「了解」
フォックス「俺はこいつを試したいんだが持ってても?」
フォックスが取り出したのは対物ライフルであった
ウルフ「相手は人形だ、躊躇せず撃て」
フォックスはニヤリと笑いオッケーの一言で対物ライフルを持っていく
ウルフ「他に何かあるか?」
ウルフは全員を見渡す、全員はウルフを見つめて何もない事を示しウルフは頷きながら言う
ウルフ「オッケー、全員準備に取り掛かれ」
その一言で全員準備に取り掛かる
〜通信基地周辺〜
ウルフ達は通信基地の少し離れた場所にクルーザーで来ており、クルーザーからゴムボートを降ろして川岸に向かう
何事も無く川岸に辿り着き全員銃とマスクを装備して通信基地を見渡せる丘に向かい通信基地を見渡す
通信基地には鉄血兵がいるがほとんどが機械と数体のリッパーのみであった
そしてアリクイから通信が入る
アリクイ「……ウルフ……聞こ……え」
ウルフは通信機を持って丘に下り川岸の近くに行くと通信が回復する
アリクイ「ウルフ無視するなよ」
ウルフ「悪い、アリクイジャミングが酷くて聞こえなかった」
アリクイ「そうか、こんな距離でもか」
ウルフ「それで何の用だ?」
アリクイ「ジャミング装置のパーツは全部で5つだ、それを回収すれば仕事完了だ」
ウルフ「了解した、アリクイここからは通信出来ない、いいか?」
アリクイ「おうよ、さっさと終わらせて帰って来い」
ウルフは通信を切って丘に行くとハイエナが軽く銃の点検をしていた
ウルフ「ハイエナ、どうだ?自分の相棒が戻ってきて」
ハイエナ「ああ、とてもしっくりくる」
ハイエナが取り出したのはSMGの“トンプソン”であった
そしてハイエナはドラム弾倉を装填して言う
ハイエナ「ハリネズミに感謝しなきゃな」
ウルフはそれを聞いて鼻笑いし丘を降りて通信基地を目指す、ウルフ達はそれぞれ3組に別れて行動をする
ウルフはフォックスとベアはハイエナとシャークはライオンと共に行動しそれぞれに配置に付く、そしてベアとハイエナは共に通信基地の正面を走って射撃する、それに気付いたスカウトやプラウラーが戦闘を始める
そしてスカウトやプラウラーが正面へと集まり始めた時にライオンとシャークが側面から攻撃して注意を引きつけるとリッパーが数体現れてライオン達と交戦する、ウルフとフォックスは隙をついて通信基地のコンクリート張りの小屋に入る、リッパー1体がいたがウルフは容赦なくナイフでリッパーの首を斬りつけるとリッパーは首を抑えながら倒れ自身の銃を取ろうと這いずりながら手を伸ばすがウルフは後ろからリッパーの頭にナイフ叩き込み絶命させる
そしてジャミング装置を見つけて取り出そうとするが電源が繋がっており取り外せなかった、そこでフォックスが持ち出したのは大型のワイヤーカッターを持ってコードを切断して装置を持ち出すとアリクイから通信が入る
アリクイ「どうやらジャミング装置を確保したようだな」
ウルフ「通信も回復したんだな」
アリクイの通信が来た時に外の銃声が鳴り止みウルフとフォックスは装置を入れたバッグを持って外へ出る、外ではベアとハイエナにシャークとライオンが全て撃破しウルフ達を待っていた、ウルフとフォックスはベアとシャークにバッグを持たせて残りの3つはウルフとフォックスとライオンが持って川岸へと向かうと背後から銃声が聞こえウルフとフォックスにライオンが足を止めて振り向いて警戒すると女性の声がウルフ達の真横に聞こえる
女性「止まれ!」
ウルフ達は通信基地正面で女性に呼び止められその女性を見るとロングヘアの三つ網の女性で右目には眼帯をし
黄色のシャツに黒のネクタイに左腕にはグリフィンの腕章がある、そして持っている銃はM16A1でウルフ達に向けられていた
女性「何処の者だ?」
ウルフはシャーク達に銃を降ろす合図をして女性に言う
ウルフ「俺達はただのギャングでね、無闇に争い事はしたくないんだ」
女性「お前ら何処から来た?」
その時ウルフ達の側面からリッパー1体が現れてライオンが銃撃して撃破するとあらゆる方向からリッパーにヴェスピドが現れてウルフ達に攻撃する、M16A1を持っている女性も応戦するが数が圧倒的であった、ウルフは女性に近づき取引を持ちかける
ウルフ「取引をしよう!」
女性「何の取引だ?」
ウルフ「お互いここで犬死はご免だろ、俺達は足があってお前を街に帰還させる事が可能だ、どうだ」
女性「そりゃいい話だが肝心の取引は?」
ウルフ「おっと、忘れてた、お前は俺たちが何をしてたかを忘れてくれればそれでいい」
女性「それだけなのか?」
ウルフ「それだけだ」
女性は考えるが、その時女性は咄嗟に銃をウルフに向けウルフも咄嗟にハンドガンを構えてお互いに撃つ
その時ウルフと女性には弾丸は当たらず頬を掠めてウルフと女性の後ろにいた鉄血兵に命中して倒れる
女性「なかなかいい腕してるじゃねぇか」
ウルフ「お前もな」
女性「こんな状況だ、私はここから離れる訳にはいかないが足を使ってここまでいけるか?」
女性が差し出した地図をウルフは見て頷く
ウルフ「オッケー、その近くなら降ろせる」
女性「助かる、取引成立だな」
ウルフはシャーク達に指示を出して川岸に向かう
ウルフ「シャークとライオンはそこの女性と一緒に並走しろ、ベアとハイエナは先行し川岸まで行け、俺とフォックスは後ろを排除する」
指示通りの編成になり、川岸まで走り抜けるが道中には鉄血のスカウトやプラウラーが先回りして現れるが、ベアとハイエナの火力で殆どが撃ち漏らしが無く、順調に川岸まで辿り着きゴムボートに乗りルークモーターを起動して川岸から離れる、離れる際に鉄血が川岸からウルフ達に向けて射撃しておりウルフとフォックスは正確な射撃をして鉄血を1体1体を撃ち倒して行く
そして川岸から離れてしばらくしてクルーザーを見つけて乗り込みゴムボートを引き上げる、そこにアリクイが出迎えるが女性を見て驚く
アリクイ「何だ?何処で捕まえたんだ?」
ウルフ「いや、偶然出会っただけだ、そういえば名前を聞いてなかったな」
女性「あたしの名はM16A1だ、M16と呼んでくれ」
ウルフ「分かった、アリクイ彼女をここまで送ってくれ」
アリクイ「おいおい、ウルフ俺達はタクシーじゃねぇんだぞ」
ウルフ「成り行きでこうなった、M16降ろしたらそこで俺達と会った事は忘れろ」
M16「それは分かってる……そういえばここに酒でもあるのか?」
ウルフ「シャークが知ってる」
シャーク「用意してやるよ」
シャークはクルーザーの奥からテーブルと椅子を用意して座らせて酒を用意する
M16「ありがたい、ライオンと言ったな、お前鉄血なのにギャングやってるのか?」
ライオン「私は諸事情でギャングになっただけよ」
M16「そうなのか、話が変わるがオオカミ野郎、何であたしはお前らの事を忘れなきゃいけないんだ?」
ウルフ「グリフィンといざこざがあってな、なるべくグリフィンの者と戦闘したくない」
M16「何のいざこざだ?」
ウルフ「お前には関係無い事だ、酒でも飲んでろ」
ウルフはM16の前に酒を注いだグラスを差し出す
M16「冷たい奴だな、名前を聞いて無かったな」
M16はグラスを持って一口飲み、返答を待つ
ウルフ「ウルフだ、名前はそれだけだ」
ウルフは自身の持つ銃を点検し答える、クルーザーは航行し、しばらくしてM16が指定した場所の近くに来るとクルーザーは止まりアリクイがM16の元にやって来て言う
アリクイ「お前が指定した場所に着いたぞ、ゴムボートを用意してやる」
M16「送り届けた事に感謝する、ゴムボートのエスコートは誰が?」
シャーク「俺だが何か問題でも?」
M16「わがままで悪いがウルフにエスコートをしてもらっても?」
ベア「ウルフ!ご指名だぜ」
ウルフはため息を付いてゴムボートに乗り込みM16も乗り込んでゴムボートを川岸まで航行させるとM16が言う
M16「お前らpaydayギャングだろ?」
ウルフ「……そうだが、何か問題でも?」
M16「いや、お前らは意外と優しいんだな、もっと酷い奴らかと思った」
ウルフ「そりゃどうも、ただ次からはこんな事はしないぞ」
M16「そうかい」
ゴムボートは川岸に辿り着きM16を降ろすとウルフはM16にある物を渡す
ウルフ「おい、M16これを奴に渡してくれ」
M16が受け取ったのはトランプのクイーンでありウルフは続けて言う
ウルフ「生きて帰ったらヴェルロッドに渡してくれ」
M16は「?」といった感じだったが返答をする
M16「忘れて欲しいんじゃ無いのか?」
ウルフ「撤回だ、そいつをヴェルロッドに渡してくれ」
M16は鼻で笑い、トランプカードをひらひらさせながらウルフに言う
M16「はいよ、渡しておくよ」
ウルフはゴムボートを旋回させてクルーザーに戻る、その後ろ姿を見ていたM16は呟く
M16「奴らと戦いたくは無いな」
ウルフはクルーザーに戻り、クルーザーは走り去って行く
いかがだったでしょうか?
仕事も少しずつ数の暴力でやって来ました
めげずに頑張ります(笑)
それでは次回もお楽しみに!