ギャング達は今日も強盗を起こす   作:爽やかなマスク

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大変お待たせいたしました!

今年は仕事量に忙殺されない年でお願いしたいものです(泣)

それではどうぞ!


ギャング捕縛作戦〜事前準備〜

ヤマナカは警官達と共に病院へと向かっていた

病院は町外れの小さな病院にあり林道を抜けた先に到着する、病院の周りは既に警官や刑事が捜査を開始していた

ヤマナカは刑事と合流し刑事がヤマナカ達に歩み寄って挨拶をする

 

刑事「グリフィンのヤマナカさん、こんにちは、捜査協力ありがとうございます」

 

ヤマナカ「いえ、こちらこそ、それで状況は?」

 

刑事「………見て頂ければ分かります」

 

病院の玄関から入ると周りは血だらけであり病院の人間や患者が襲われた後であった

警備員は拳銃を手にしたまま腹部から出血して倒れており絶命していた

ヤマナカはあまりの酷さに警官でも目を背ける者や外に出る者もいた、警備員が倒したのはナース姿の民間人形であり手に鋭利な物を持ったまま倒れていたが表情は笑みを浮かべながら額に弾痕の後があった

そして刑事と共に病院の2階に上がって行くとナースの民間人形が複数体倒れていた、そしてその先に行くと救助された指揮官の病室があり扉は破られていた、そして中に入るとバリケードで塞いだ後がありベッドや棚等窓ガラスが散乱していた

そして、部屋の中は血だらけであり他の患者や生き残った警備員等の死体が死体袋に収められていた

そして、その部屋に1体の人形が惨たらしく殺された状態であり、コアも破壊されており左手には指輪がはめられていた

ヤマナカ達はその人形には見覚えがありヤマナカは刑事に聞く

 

ヤマナカ「この子は“P7”……か?」

 

刑事「ええ、その通りです、製造番号等も割り出していますがここまで酷いのは初めてです」

 

ヤマナカ「……」

 

刑事「差し出がましいのは承知していますが、何故ここに人形がいるのでしょうか?」

 

ヤマナカ「この子はここの指揮官の副官だった、恐らく看病してずっといたのだろうな」

 

刑事「なるほど、指揮官というのはこの死体袋の中にいますか?」

 

刑事が警官に指示を出して数体の死体袋のジッパーを開く、しかしそこには指揮官らしい者がいなく刑事に尋ねる

 

ヤマナカ「どれも違う、刑事さん他に死体は?」

 

刑事「……あそこかもしれない」

 

刑事は重いため息をしてヤマナカを案内すると廊下には何かが引きずられた後が血の跡になって外に通じていた、刑事が外に通ずる扉を開けるとそこは病院の庭になっており花壇や造形物等があったが荒れ果てていた、そして庭の中央には何か焼き焦げた後があり、臭いも充満していた

ヤマナカはその光景に酷く嗚咽しそうになるが堪えて刑事に聞く

 

ヤマナカ「……まさか、あれですか?」

 

刑事「ええ、あまり見せたく無い物ですが」

 

刑事が話していると銃声が鳴り響き、刑事が無線で聞き取りヤマナカに伝える

 

刑事「どうやらまだ狂ってる人形がいるとの事です、我々が今のところ警戒していますが注意して下さい」

 

ヤマナカ「まだ、制圧しきれてないのですか?」

 

刑事「病院の制圧は終わっていますが周囲はまだ潜伏しています」

 

ヤマナカ「我々も手伝いましょうか?」

 

刑事「いえ、心配には及びません、“あの部隊”が受け持っていますから」

 

ヤマナカ「あの部隊?」

 

刑事「ええ、それよりも死体袋はこちらにあります」

 

刑事はヤマナカを死体袋へと案内すると死体袋が十数体あり、ヤマナカは1人ずつ見ていき目当てを見つける

指揮官だけが欠損が激しく左腕や右足等がきれいに無くなっていた

ヤマナカは呟く様に言う

 

ヤマナカ「周りの人は損傷は無いのに指揮官だけここまで欠損が酷いな」

 

刑事はそれを聞いて答える

 

刑事「周りの患者さんや看護師や医師は弄ばれて殺された、あの灰の中に何があるかわからないが今現在調査している」

ヤマナカは重いため息して刑事に言う

 

ヤマナカ「これをやった犯人は分かってるのか?」

 

刑事「……グリフィンの皆さんに見て頂きたい監視カメラの映像があります、こちらです」

 

刑事は再び病院に案内すると、ヤマナカはふと警官達が作業している焼き焦げた中から何かを運び出していた、そしてその人だった左腕には指輪が光ヤマナカは下を向いたが再び顔を上げて歩き出して病院内に入る

 

刑事が案内した場所は病院の警備室であり監視カメラの映像を確認していた警官が待ってましたと言わんばかりに準備を終えて待っていた

ヤマナカは監視カメラの映像を確認すると衝撃な物が映り込む

玄関口を映すカメラは行き交う患者や看護師等が日常の風景を映していた、点滴スタンドを掴みながらゆっくりと歩く老人や頭に包帯を巻いた子供が走ってはしゃいでいたりお見舞いの品を持ってナースステーションに案内をされていたりと平凡なものであった

そして、その平凡な日常を映していたカメラ映像が乱れて数分止まる

数分後に再び映像が戻った時には地獄になっていた、民間人形や警備人形等が患者や看護師に容赦なく襲い惨殺されていく、警備員が拳銃を持って玄関や廊下等に民間人形に対して発砲するが数が多く1人また1人と画面から消える、生き残った患者や看護師に警備員は2階に駆け上がっていくのが見える

そして2階の廊下には数人の警備員や患者や看護師が指揮官がいる部屋に雪崩込み、逃げ遅れた警備員は廊下で餌食になる、そして逃げ込んだ病室の扉を開けようと群がる民間人形達にこじ開けられそうになるが扉が開かない事に諦めたのか別の病室に雪崩混んだりして病室にいる患者を殺していく

他のカメラ映像には患者を半殺しにして中庭に運んでいく映像があり中庭の映像を見ると別の所から運んで来たのか患者や警備員に医者等が1箇所に集められて何か液体を掛けて1体の人形がマッチに火を付けると患者達は怯えて叫ぶ様子があるが無慈悲にも火がついたマッチ棒を患者達がいる所に投げて燃え広がる、その様子を見て笑っている民間人形達に映像を確認していた警官は下を向いて口元を抑える

その様子を見ていたヤマナカはその地獄の形相を見ているしかなかったが玄関口に黒のサラリーマンスーツを着た女性が1人入る、それを見たときにヤマナカはそのマスクを見た事が無いギャングだと一目で分かった

そこで映像は停止され刑事が言う

 

刑事「奴が来た時に全部のカメラが全てダウンしました」

 

ヤマナカ「そうなのか、俺達でも見た事が無いぞ」

 

刑事「ええ、私もあれを見たのは初めてです」

 

その映像に移る女性は豚のマスクを被っていた、そして刑事はヤマナカに言う

 

刑事「ヤマナカさんに協力して欲しい、我々と共に捕まえませんか?」

 

ヤマナカ「奴らを捕まえる?」

 

刑事「ええ、そうです」

 

ヤマナカ「……捕まえたいが奴らを殺したくなる」

 

刑事「気持ちは分かりますが堪えてください」

 

ヤマナカ「いいでしょう、そもそも我々は警察からの依頼で協力しています」

 

刑事「奴らの場所は突き止めています」

 

ヤマナカ「以前にも逮捕した事があるのか?」

 

刑事「ええ、ですが奴らの雇った弁護士にまんまとやられましてね、監獄入りが出来なかったです。

奴らの居場所を突き止めたはいいですが、3部隊も送って駄目でした」

 

ヤマナカ「3部隊も送ったのか、その後は?」

 

刑事「その後は、奴らの引き起こした強盗事件や他のギャング共が暴れだしましてね、奴らの逮捕に至って無いです」

 

ヤマナカ「傭兵を雇ったのか?」

 

刑事「ええ、奴らがここに来てから日に日に警官が殉職しています、ですので、我々側は傭兵や警察人形を増員して対処してるという状況です、もちろん問題は無いです」

 

ヤマナカ「そうか、では俺は前線基地に戻る、アシーナにも相談したいからな」

 

刑事「分かりました、今度この日に作戦会議がありますので来てください」

 

ヤマナカ「了解した、宜しく頼む」

 

ヤマナカは警備室から出てそのまま病院を出ていき車に乗り前線基地へと向かう

 

〜ギャング捕縛作戦会議〜

 

病院の惨殺事件から数日が経ちヤマナカとアシーナにG36達も会議に参加していた

会議室には署長と傭兵部隊の隊長がおり、ギャングの捕縛作戦についての話し合いが行われていた

 

傭兵隊長「前回の捕縛作戦は何が原因だったんだ?」

 

署長「前回は奴らの持つ火力に為すすべなく殺られた」

 

アシーナ「奴らのミニガンとショットガン(AA−12)ですね」

 

署長「そうだ、だが他にも盾を貫通するスラッグ弾や徹甲弾を使用している点もある」

 

傭兵隊長「犠牲は避けられないか」

 

ヤマナカ「我々が連携して1つ1つ対処をしていけば多少の犠牲は避けられる」

 

傭兵隊長「何か考えがあるのか?」

 

ヤマナカ「以前にもここからの侵入が出来たのであれば奴らはそこまで割く余裕が無いという事でしょう、それなら侵入は容易ですがそこからが大変ですね」

 

アシーナ「誰を侵入させるの?」

 

ヤマナカ「我々は窓からの侵入と天窓には警察、正面には傭兵部隊での方が宜しいかと」

 

署長「天窓の突入タイミングは?」

 

ヤマナカ「我々が合図した時に突入して下さい」

 

傭兵隊長「最初に潰すのはミニガン野郎とサメ野郎に的を絞ろう」

 

署長「我々は狐のマスクを捕らえましょう」

 

ヤマナカ「では我々はオオカミ狩りとしましょう」

 

署長「では作戦の決行日を決めましょう」

 

ヤマナカ「我々の特殊部隊がこの日にこちらに到着するとの事なのでその日以降に決行しましょう」

 

署長「ではこの日に異論はありますか?」

 

ヤマナカとアシーナに傭兵隊長は黙る

 

署長「宜しい。ではこの日に決行しましょう」

 

そうして会議は終了して各々出ていく

ギャング捕縛作戦は数週間後に決行されるのであった。

 

 

〜別の日〜

ヤマナカとアシーナは制服に着替えて外に出ると2つの棺があり、周りにはG36小隊やM590小隊が囲んでおり泣いていたり悲しんでいたりと様々な反応であった

ヤマナカとアシーナは号令を掛けて敬礼するとG36達も敬礼しスプリングが空に向かって発砲して棺を地中へと収める

そして、喪服を着た者達が棺に土を掛けて埋めていき、埋めた場所に墓石を設置する

ヤマナカはアシーナの隣で呟く

 

ヤマナカ「絶対に奴らを捕らえる、それまで待っていてくれ」

 

それを聞いたアシーナもヤマナカと同じ決意した眼差しで墓を見つめるのであった




いかがだったでしょうか?

最近はGTFOにハマり今度番外編みたいなのを作りたいなと思います(いつになるか分かりませんがね)

それでは次回もお楽しみに!
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