無理矢理転生【リメイクの為、永久凍結】   作:ムメイノライデン

33 / 37
前回のあらすじ
なのイリヤさんの家に案内され、胃痛に悩まされるサーベラス君。

彼は、少し、なのイリヤとお話をした次の日に、ついにフォーリナーを見つける、そして、覚醒しかけたフォーリナーの前に……

おっと、これはかなり先のお話でしたね。
では、そろそろ〆るとしましょう。

祝え!コラボ話の終わりを!

……それと、長くお待たせしてしまったクレナイハルハさん。本当にありがとうございました!


胃痛EX!助けてランサー!!(後編)

「サーベラス、そろそろ起きてください。」

 

…………ハッ!?少し休むつもりが寝てた!?

不味いな……うっかりしてたな。

 

「サーベラス?聞こえてますか?」

 

「はいよっと……なぁ、アナ。俺が影に潜ってから何時間経った?」

 

「ざっと二時間程ですかね……胃はもう大丈夫なんですか?」

 

「あぁ、まだ少しだけ胃痛がするけど大丈夫だよ。」

 

はぁ……正直、もう影からでたくないけど……

まぁ、取引は取引だ……こっちが出した条件を呑んでくれたんだから、こっちもちゃんとあちらの依頼に答えなきゃな……

 

「さて、それじゃあ……ってあれ?さっきより人数少なくない?」

 

「子供組は時間的に寝に行ったそうです。なのでここにいるのはごく一部のサーヴァントのみですね。

 

アイリスフィールと切嗣も寝に行ってしまいました。」

 

と言うことはここにいるのはバーサーカーとアーチャー、金ピカ、クーフーリン、セイバー、ルーラー、ロクデナシそして、なのイリヤだけって事だな。

 

「OK。それじゃあ契約通り、俺が派遣された理由についてを洗いざらい語ろうじゃないか。

 

もっとも、面白い話じゃないから期待なんてするなよ?」

 

「元から期待などしておらぬ。さっさと語らんか雑種。」

 

「うっせぇ、テメェは引っ込んでろ金ピカ!

はぁ……それじゃあ先ずは自己紹介からかな?

 

俺の名前はサーベラス。

ややこしくなるからサーベラスだけでいい。

 

今回のクラスはアーチャー。

抑止力に派遣された名も無き英霊…………ただの守護者(セイギノミカタ)だよ。

まぁ、よろしく。」

 

「はい、サーベラス……さんですね?よろしくお願いしますなの!」

 

「敬語はいいよ、堅苦しいの苦手だから。」

 

「じゃあ、サーベラス君?」

 

「それでいいよ。」

 

……自己紹介はこんなんでいいだろう。

アインツベルンとか名乗ったら今度は英霊になった原因とか聞かれそうだしな。

 

それだけは避けなくては……

 

「さてさて、それじゃあ俺とアナが来た理由でも話させてもらおう。

 

俺は普段から抑止力にこき使われていて、様々な任務をこなしているんだけど、今回もそういうパターンだ。

 

でも、その依頼が規格外でな?

人類悪候補のエクストラクラス……君臨者(フォーリナー)のサーヴァントが暴走した状態で出現したらしくてな。

 

そんな奴を野放しにしてたらたちまち、世界は大混乱!

クトゥルフの邪神様が降臨ってヤツだな。

 

それを防ぐ為に俺とアナ……ランサーのメドゥーサが派遣された訳だ。

 

理解して頂けた?」

 

「クトゥルフ……ニャルラトホテプ……這いよる混沌……ニャル子さん?」

 

「おっと、君の想像してる事が分かった気がするぞ?アニメのような奴じゃないから勘違いするなよ。

 

それに、今回はニャルラトホテップじゃない。

むしろ、もっとヤバい奴だ……

 

クトゥルフ神話の中でもトップクラスでヤバい神だ。

その名も、皆お馴染みのヨグ=ソトースだ。

 

この名前を聞けば、嫌でもどれだけヤバいか分かるだろ?」

 

そう、今回俺が追っかけているフォーリナーはヨグ=ソトースとの繋がりを持つサーヴァント……

 

その名も、アビゲイル・ウィリアムズ。

FGOでは確か、1.5部の四つ目の亜種特異点、セイレムで登場したんだっけか?

 

2部1章をクリアしてほぼ直ぐに死んだからそれより後の活躍やイベントとかは知らないんだよな……

 

前世の死因なんて気にしても仕方ないか。

ほぼ全て忘れたし。

 

兎に角、ヨグ=ソトースとかいうトップクラスでヤバい奴が逃げ出したんだ。

 

そりゃ〜俺が送られる訳ですよ。

 

「ほう?面白くなってきたでは無いか。」

 

「黙れ金ピカ。一歩間違えれば世界の危機なのに愉悦してんじゃねぇぞ。

 

まぁ、兎に角だ。

俺達はそのフォーリナーを探してるんだ。」

 

抑止力からの任務は、フォーリナーを殺すか、邪神との繋がりを一時的に断ち切るかの選択だ。

 

俺としては、一時的に断ち切る方がいいんだが、抑止力的には殺す方がいいんだとか。

 

いくら俺が、抑止力の守護者だからって、流石に何も知らない少女を殺すのは気が引けるんだよな……

 

まぁ、今更そんな事言っても意味が無いがな。

……やれやれ、セイギノミカタは大変だな。

 

さっきから金ピカとロクデナシが何やらコソコソと話してるし……

 

「 とりあえず話せる事は全て話したし、これで取引完了だな。

 

そんじゃ、俺は霊体化して外で休んでおくわ。

何かあったら起こせ。」

 

「ちょ、ちょっと待って欲しいなの!」

 

「ん?どうしたんだ、なのイリヤ。何か説明不足だったかな?」

 

「なのイリヤ!?いや、それよりも……サーベラス君はご飯を食べないの?」

 

「あぁ〜それね……別にいいさ。

俺は少し休めば十分だ。

 

本来、英霊は飯を食う必要がないしな。

さっき麻婆を食ってたのは無駄に消費した分の魔力を補充する為だ。

 

だから別に食わなくてもいいんだぜ。

まぁ、こんな奴はあまり気にしないでくれ。」

 

多分だけど、今の俺はあまり味覚がないだろうし……

無駄に食費がかかるだけだ。

 

別クラスだったら魔力が足りてない場合もあるから食うけど、アーチャーの時はそんなに消費しないからな。

 

アーチャーの英霊のスキル“単独行動”のおかげだな。

……まぁ、いざという時には“単独顕現”もあるけどね。

 

「サーベラスゥ?」

 

「な、なんだよアナ。」

 

「こちらのイリヤ……なのイリヤでしたか?兎に角、イリヤは善意で言ってくれるんですよ?

 

サーベラスはいつもそうやって善意を無駄にしようとするんですから……

 

少しは善意に甘えてくださいよセイギノミカタ!」

 

「アナ……何処でそんな言葉を覚えたんだ君は。

まるでアーチャー見たいな言葉使いだな……」

 

「はい、少し真似させてもらいました。

サーベラスはどうせ、味覚がほとんど無いからとか、食費がかかるとか思って食べないだけでしょうから。」

 

「アナって千里眼持ってたっけ?よく俺の心を読めたな。」

 

「長く、共に行動をしていたら、これぐらいはできるようになりますよ。」

 

「そう言う物かな……?」

 

「そう言う物です、それに美味しいですよ。」

 

「おう、イリヤの料理の味は俺とアーチャーが保証するぜ?」

 

「その通りだ。君が何処の英霊かは知らないが、君も別に食事は嫌いな訳ではないだろう?」

 

まさか相方に心配されるとは……

流石に、食べないのは失礼だったかな……

 

「はぁ……ここまで言われて食べない訳には行かないかな。有難く頂くとするよ……さて、手伝う事はあるかな?」

 

「えーと……特にないの。そこに座って待ってくれてればいいよ。」

 

「そうか?ならいいけどさ。」

 

…………妹の姿をした別人に料理を作ってもらうってなんか……気まずいな。

 

はぁ、なんだか疲れた。

食い終わったら本当に外で休もう。

 

この家の中では精神的にマトモに休める気がしない。

 

「何が好きかは分からないけど、これでいいかな?」

 

差し出されたのは唐揚げなどの普通の食事……いや〜思ってたのと違って普通でよかった。

 

どの世界のイリヤも、基本的に料理下手だから、てっきりドイツのアインツベルン本家にいた時に母さんが作り出した暗黒物質(ダークマター)のような何かが出てくるかと思った。

 

「それじゃあ、頂きますっと………美味しいな。」

 

良かった……普通に味覚が生きてた。

嫌、それとも超美味しいだけなのか?

 

どちらにせよ、美味いことには変わりない。

多分、士郎が驚く程に……って、別世界のとはいえ、士郎は目の前にいたか。

 

「美味しかったよ、ご馳走さん。」

 

「お粗末さまでしたなの。」

 

「さて……んじゃ、俺は屋根の上で霊体化して寝てるから、何かがあったら、アナを通して声をかけてくれ。

 

お休みなさい。」

 

「え、えーと……お休みなさい?なの」

 

さて……しばらく街の景色でも見てきますかね。

ここの屋根からならビル程ではないけど、かなり遠くまで見渡せるだろうしな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランサーside

 

サーベラスが屋根に移動すると、マーリンや英雄王も何やら相談をしながら移動を始め、リビングには、私となのイリヤのみが残された。

 

「……すいません、なのイリヤ。

ちょっといいですか?」

 

「いいけど……何か用なの?」

 

「えぇ、実は少しサーベラスと話して来て欲しくて。」

 

「サーベラス君と、なの?」

 

「はい、彼は根っからの正義の味方……使命だとか、そう言うのを何もかも、自分だけで背負ってしまう癖があるので、できれば気軽に話しかけてあげて欲しいんです。

 

あぁ、やって笑顔ではいる物の。

実際にはどれ程、魂を擦り減らしてるか分からないので、少しでも貴女のような人と話して心の底から、笑って欲しいんです。」

 

「……分かったなの。でも、サーベラス君はきっと、アナさんと話してる時も心の底から笑ってると思うなの?」

 

「そうでしょうか……ね?そうだといいですね。」

 

本当にそうだとしたら嬉しいですね。

私が、サーベラスに召喚されてからほぼずっと彼を見てきていますけど、サーベラスが心の底から笑う事はあまりないですからね。

 

正義の味方は常に自分を視界に入れない。

入れるのは周りの命だけ…………

 

そんな悲しい事をずっと続けているサーベラスを心配できるのは、間近でサポートをしている私と、英霊の座からサーベラスを見守る彼の家族だけですからね。

 

私が、一緒に現界している時は、私がサーベラスの健康面に気を配らなければ!

 

そうしなきゃ、サーベラスは永遠と戦い続けるだけですからね。

 

先程も私が言ってなければご飯も食べずにあちらに……

全く……困った元マスターですね。

 

「それじゃあ、話してくるけど……サーベラス君って霊体化してるんじゃないの?」

 

「いいえ、まだしてないと思いますよ。

サーベラスのことですから、今頃街でも眺めてるんじゃないでしょうか。」

 

「サーベラス君のことは本当に何でも知ってるんだね。」

 

「元サーヴァントとマスターの関係ですからね!絆レベルで表すと15です!」

 

「MAXだったなの!?」

 

「はい!自慢では無いのですがね!」

 

「それじゃあ、言ってくるなの。」

 

彼女も一応イリヤですし、サーベラスとは仲良くして欲しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サーベラスside

 

「……色々居すぎだろこの街。

冬木よりも物騒だぜこれは?」

 

さっきから魔眼とかを使って遠くを眺めてるけど、やべ〜奴しかいないんだよな。

 

変な赤くて、手の甲に緑色の宝石見たいな物がはめられた篭手?のような物を装着している高校生が、何か敵らしき者を殴ってるし。

 

先程、俺を間違えて追いかけてたあの銀髪は隣の家に住んでるっぽいし。

 

やれやれ、冬木より物騒な街は初めて見たぜ。

 

「おーい!サーベラスく〜ん!」

 

「ん?この声は……なのイリヤか。」

 

何か用かな?

取り敢えず、屋根から降りるか。

 

「スタッとな……何か用かな?なのイリヤ。」

 

「ちょっと……サーベラス君と話を……してみたくて来たなの。」

 

「お話し……ねぇ?こんな名も無き英霊の話なんて、面白いものは無いぞ。

 

悪い事は言わないから寝に行きな。」

 

そう、面白いもの何も無い……あるのと言えば、楽しかった日の記憶とセイギノミカタの日々だけだ。

 

聞いたって面白いものは一つもない。

ただ、気まずくなるだけだ。

 

「そうかもしれないけど……やっぱり話を聞いてみたいなの。

 

ほら、サーベラス君って私と見た目似てるし。」

 

「あぁ、それね……気にするなと言った所で君は諦めてくれないだろうし……

 

いいよ、ほんの少しだけ話をしようか。」

 

俺となのイリヤの辺りを影で包み込む。

いわゆる防音結界だ。

 

…………ついでに、魔力を一時的に遮断できるから、フォーリナーにも見つかんないと言う優れものだ。

 

「それじゃあ、何について話そうかな……そうだ、俺の真名でいいのかな?」

 

「サーベラス君の真名……?サーベラス君の本当の名前ってサーベラスじゃないの?」

 

「おうよ、俺の真名は“サーベラス・フォン・アインツベルン”

 

別世界の衛宮切嗣と、アイリスフィール・フォン・アインツベルンの息子で、イリヤの双子の兄貴。

 

それが俺だ。」

 

「え、えぇぇぇ!?」

 

「そんな驚くなって、シロウの事と言い、よくある事だ。」

 

「よくある事なわけないの!」

 

「そうか?結構あると思うけどな。」

 

「まさか……お兄ちゃんだったとは……私もお兄ちゃんって呼んだ方がいいのかな?」

 

「別にどうでもいいぜ?サーベラス君のままでも結構。

最初に自己紹介した時に言ったろ?

 

俺は名も無き英霊、ただの守護者(セイギノミカタ)だって。」

 

そう、本来の俺は名も無き英霊だ。

名を失っても仕方ない事ばかりしてるからな。

 

それでいて守護者(セイギノミカタ)……これが無銘にならない訳ないよな。

 

いつかしら、俺自身の名も忘れるだろう。

その時はその時、だけどな。

 

「そう……なの。セイギノミカタ……」

 

「深く考えんな。

俺は好きでやってんだ。

 

気にしないでいいよ。

こんな事、いちいち気にしてたらキリがないからな。

 

そうだそうだ、俺からも聞きたい事が一つあるんだ。

聞いてもいいかな?」

 

「うん、サーベラス君だけに質問に答えてもらってたら不公平なの!じゃんじゃん聞いていいよ!」

 

「それじゃあ、遠慮なく……

君、二重人格か何かだろ?」

 

「え?」

 

「魔術世界で人間はな、三つのカタチに分類することがあるんだよ。

 

肉体、魂、精神……

肉体は文字通り、俺達を構成している身体。

 

精神はその肉体を動かす俺達の心。

 

魂は俺達の心を内包している俺達の起源ってとこかな。

 

俺の“眼”は特別製でね。

そう言うのが見えるんだ。

 

っで、なのイリヤは肉体が一つなのに、魂が二つある。

 

精神が二つあるのなら問題は無い。それはただの二重人格だ。

 

だけど、君は二人いるんだろ?

自分とは同じ体を持つが、自分とは色々と違うもう一人の自分。

 

そういう何かが、いるんだろうね。」

 

「…………」

 

「その反応を見ると、図星かな?

となると……君の中にいるのは、別のイリヤな訳だ。

 

俺としても、君みたいになのなの言ってるイリヤは初めてだからな。

 

この世界のアインツベルンがそうやって作ったのか、それともただ単に自然とそうなったのか……

 

俺の知った事では無いけどね。」

 

「……この世界にアインツベルンはいないなの。」

 

「え?マジで?

でも君の名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルンでしょ?」

 

「その……言いにくいのだけど、私は転生者なの。

神様の転生特典ガチャで、イリヤの身体が当たって、イリヤになってしまった転生者なの……」

 

「へぇ〜……」

 

「やっぱり、怒るよね……って、え?」

 

俺は、なのイリヤの頭を撫でる。

そんな事気にしなくてもいいよって言いながら。

 

「いやはや、まさかこんな所で“ご同業”に会えるとはね!これも、運命か何かかな?」

 

「“ご同業”って、もしかして!?」

 

「そゆこと。

俺も転生者だよ、容姿とか生まれる場所はあの似非女神に決められたけど能力に関してはガチャだったな。

 

まさか、似た境遇の人に遭遇できるとは思いもしなかったぜ。」

 

しかも同じアインツベルン!

運命ってのは不思議なもんだねぇ。

 

「私も思いもしなかったなの。」

 

「まぁ、そういう事だ。

俺も人の事を言えないってね。

 

あ、これはアナ達には秘密な?

俺の一番の秘密。

 

バレたら色々と面倒臭い。

観測時空の人だから、誰を愛用してたのかって問われる以外にも、色々と話し掛けずらくなる。

 

OK?」

 

「分かったなの。

絶対に言わないなの!」

 

「ありがとさん。

まぁ、話はここまでにしとくか……ほら、学生はとっとと寝る時間だ。

 

お休み、なのイリヤ。

……影を部屋まで繋いどいたから移動はしなくていいぜ。」

 

さて、なのイリヤを送った事だし……

探索を続けるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Now Loading(次の日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……っち、成果なしか。」

 

あれから、朝まで探し回っているが、一向に見つかる気配なしだ。

 

とりあえず、一旦なのイリヤの家に帰ってきた物の……

なんだか情けない気がしてたまらない。

 

「おはようございます、サーベラス。」

 

「おはよう、アナ。ちゃんと眠れたかい?」

 

「えぇ、それはもうぐっすりと……サーベラス、貴方寝てませんね?」

 

「え、そんな事ないよ?ちゃんと寝たさ。(30分だけだけどな。)」

 

「そんな嘘で私は騙せませんよ!どうせ、夜中ずっと探し回って、30分程度しか寝ていないのでしょう!」

 

うっそぉ、バレた!?アナは千里眼でも持ってんのかよ?

 

とまぁ、ここはあえて無視しておこう。

とりあえず、とっとと、なのイリヤにさよなら言って探しに行きますかね〜。

 

 

「やぁやぁ、朝から夫婦漫才ご苦労さま。」

 

「おいロクデナシ、今聞き捨てならない事を聞いたぞ?誰が夫婦だ誰が。

 

俺のような無銘の守護者と正式な英霊であるランサーを一緒にするな。

 

大体、夫婦なんかじゃねぇよ。

ただ単に仲がいいだけだ。」

 

いきなり何を言い出すんだこのロクデナシは……

いくら心優しいアナでもその発言は許されないぞ。

 

「サーベラスと夫婦?いやいや、私もサーベラスも英霊で。そもそもサーベラスとはそこまでの関係じゃないし。嫌でも、一緒にいる時の方が多いから?でもでも……」

 

「おーい、どうしたアナ?顔が赤くなってるぞ?

やっぱり、怒っちゃったか?

 

このロクデナシが許せなかったら言えよ。

俺もプライミッツ・マーダーの事を忘れた訳じゃないし、問答無用でシバキ倒しとくからよ。」

 

「え、あ、はい!!」

 

ん?本当にどうしたんだろうか。

何処か調子が悪いのかな?

 

だとしたら無理はして欲しくないんだけどな……

 

「アハハ、サーベラス君。

君って、天然蛇たらしの才能あるんじゃないの?」

 

「あ?喧嘩売ってんのかロクデナシ。

確かに、昔っから蛇には好かれやすいが、タラシとはなんだタラシとは……

 

場合によっちゃ、この場でお前を消し炭にしてやるぞ。」

 

「うん、それは嫌だからこの話はここで終わりにしておこうか。」

 

「っで、本当の目的はなんだロクデナシ。

さっきの挨拶は明らかに俺達の反応を見て楽しむ為だけの引っ掛けだってことは知ってるぞ。

 

お前が俺に話し掛けて来る理由なんて、本当に少ないからな……何の用だ。」

 

「あちゃ〜バレてたか。

いやね、君にイリヤの護衛を頼みたくてね。」

 

「……はぁ?確かに、一宿一飯の恩はあるけど、護衛何かはお前達が霊体化してついてけば問題ないだろうが。」

 

「いやね、僕達も忙しくてねぇ〜。護衛までは手が回らないんだ。

 

それに、イリヤは君と負けず劣らずの魔力量を持ってるから、君が言うフォーリナーに狙われるんじゃないかと思ってねぇ。」

「……っち、いいよ、やってやるさ。

胡散臭いが、腐ってもグランドキャスターの言う事だ。

 

今回ばかりは口車に乗せられて護衛をするとしよう。

フォーリナーを見つけたら、俺はなのイリヤをほっといてそっちへ向かうからな。

 

そこの所、理解しとけよ。」

 

「分かってるとも、分かってるとも!それじゃあ、後は任せたよ。」

 

……はぁ、仕方ねぇ。

受けた仕事は最後までこなすか……

 

という訳で、これからアナと一緒に霊体化してなのイリヤについて行きます。

 

なのイリヤの許可は取得済み。

ただ単に守るだけだからな。

 

別に許可を取らなくても良かったかもしれないが、聞いてないとしたら、ストーカー紛いな事をする訳だからな。

 

俺はなるべく罪を侵さないタイプなのです。

さてさて、現在は、なんかのレッスン中……

 

なんでも、なのイリヤとその他、魔法少女達は金ピカの会社でアイドル?をやってるらしく、その練習なのだとか……

 

なんか、アナも誘われてたけど、アナは自分はそういうのに向かないからって言って辞めてたな。

 

さて……来たな?

地面に突如展開された魔法陣に巻き込まれる。

 

それは、接界(ジャンプ)の際に見た魔法陣と同じ見た目……って事は、フォーリナー側からの歓迎って訳か。

 

この規模だと、なのイリヤも巻き込まれるか……

仕方ねぇ、なのイリヤの安全はアナに任せるとしよう。

 

「ふふふ……フフフ!アハハハハハ!」

 

「待ってたぜ、フォーリナー!!」

 

「あれは……前見た時とは違い、随分と不気味になりましたね?

 

肌の色とか、死人めいてますし……

周りの虫とか、不気味すぎます。」

 

「あれはまだマシだよ。

酷くなれば、セイバーとかが嫌いな海魔タイプに変貌するぜ?

 

邪神ってのは、どうも気持ち悪い見た目を取るのが良いらしいからな。

 

さて……俺は、アイツを倒すから、なのイリヤの守りを頼んだぞ、“ランサー”」

 

「!?……えぇ、勿論です。」

 

「さて……おしおきだ、キツイのを見舞うとしよう。」

 

「……近くにはなのイリヤもいますから、やり過ぎないでくださいよ。」

 

「無茶言わないでよ。

少しやり過ぎが、俺の普通だってなにさ。

 

まぁ、できるだけ抑えるさ……

レディーGO!」

 

その言葉を合図に、戦闘が始まる。

フォーリナーの戦闘方法は単純。

 

空間のあらゆる所から触手を展開してきてそれで殴ってきたり、謎の虫モドキで攻撃してくるばかりだ。

 

幸い、触手にも虫モドキにも直死の魔眼は通用する。

逃げられさえしなければ何とかなるはずだ。

 

だが、フォーリナーを止める為に求められるのは、逃げられる前に速攻で倒せるスピードと、無限に生え続ける触手を一瞬で殺しきるパワー。

 

当然ながら、俺は投影魔術で対抗していたが、それだと、速度が足りなかった。

 

タイムアルターに関しては、あのなんでもありな神性の前には、ほぼ無意味だった。

 

なら、何をするか……

考えた結果、俺が辿り着いた答えは。

 

「投影はもうやめだ!無限に触手が生えてくるのなら、全部まとめて──────」

 

影を全身に纏い、宝具を発動する。

久しぶりのクラスチェンジの時間だ!

 

「────喰らい尽くしてやる!!」

 

この宝具は、人類悪としての俺を覚醒させる危険な宝具……久しぶりの登場だ!

 

「ウ”ォ”ォ”ォ”ォ”!!!」

 

雄叫びをあげる。

俺にとっては気合を入れる為のこの咆哮(ハウリング)はどうやらお気に召さないらしく、速攻で触手で攻撃してきた。

 

どちらにせよ、今の俺(ケルベロス)は雄叫び以外の声がマトモに出ないけどね!!

 

たった一瞬で触手を全て喰らい千切る。

控えめに言ってクソ不味い……邪神って不味いのか。

 

兎も角、口は三つあるんだ、当然、喰らう速度も三倍だ。

 

更にはこの形態では常に直死の魔眼を使用している為、相手は確実に死ぬ……

 

これが、俺の宝具!その名も……

 

「なんなの、あれ!?ケルベロス!?」

 

「ご名答です!あれこそが、人類悪としての全てを解放して相手を喰らい千切る、サーベラスにのみ許された宝具……その名も……」

 

 

「『喰らい千切る地獄の番犬(バイティング・ケルベロス)』!!」

 

宝具の真名解放……それと同時に喰らい千切る速度が増し、フォーリナーの触手の再生速度が間に合わなくなっていく。

 

このままでは、どう足掻いても殺される。

それに気付いたフォーリナーは前と同じように空間内の鍵穴に鍵を入れて逃げようとする。

 

だが、俺が……地獄の番犬がそう簡単に逃がすと思うのか?嫌、絶対に!

 

「にぃがァァすかァァァ!!!!」

 

ケルベロスの三つの首のうち、真ん中の首が、フォーリナーへと近付く。

 

そして、逃げようとし隙だらけになったフォーリナーを周りの空間ごと……喰らい殺した。

 

「た、食べちゃったなの!?」

 

「いいえ、ギリギリ食べてませんね。

サーベラスの事ですし、恐らく……ほら、出てきましたよ。」

 

影が少しづつ消えていく……

やれやれ……正直、疲れた…………

 

ギリギリ喰らわず、千切らずにと止めるのは難しいにも程がある。

 

それに、無駄に疲れる……

本当に……

 

「疲れた……お休みなさい。」

 

倒れ込む俺の腕には、邪神との繋がりを断ち切っただけで、肉体は無傷なフォーリナー……じゃなくて、今は無害となったアビゲイル・ウィリアムズがいる。

 

「……ふぅ……ギリギリ無事ってとこか……悪いな、ランサー!アビゲイルを持ってくれ。

 

俺は数分程度動けないから、頼むよ。

やっぱり、邪神の血肉はまずかったみたいでさ。」

 

「え、いいですけど……

 

喰らい千切る地獄の番犬(バイティング・ケルベロス)』は敵と空間の魔力を喰らうから、サーベラス自身は回復するはずですよね?

 

数分間動けないと言うのはどういう事ですか?」

 

「いやね、流石、邪神の血肉って所だね。

どうやらあの触手、数十本で小聖杯一個ぐらいの魔力量はあるみたいでさ……

 

魔力量がオーバーして俺の身体が壊れかけてるんだよ。

あ、でも安心して。

 

今、魔力放出で調整してる途中だから……どっちにしろ、退去する運命だけどね。」

 

そう、アビゲイルをどうにかできた今、俺とランサーは退去する一歩手前なのだ。

 

休暇すらまともにくれないのが、抑止力……

この後に待ってるのは地獄だ。

 

「分かりましたけど……あの、サーベラス……言いにくいのですが、一言、言ってもいいでしょうか?」

 

「いいよ?何か問題でもあるのかい?」

 

「……これ、アビゲイルは受肉してますよ?」

 

「は?」

 

「ですから、アビゲイルは受肉してるんです。」

 

「ウソダドンドコドーン!!」

 

んな馬鹿な……

受肉したって、えぇ!?

驚きのあまり、魔力放出が終わって立てるようになっちゃったよ!?

 

嘘だろオイオイ!?ちょいと待て、これ、処分はどうすればいいんだ?

 

俺の座に持ってくなんてしたくないし、殺したらせっかく助けた意味が無いし……

 

「どうしろと言うんだ……受肉したとか、邪神の始末の為だけに呼び出された俺にはどうしようもねぇよ……」

 

「そうですよね……と言うか、このままだと、私達はアビゲイルが死ぬ時まで、ここで暮らす事になりますよ?」

 

嫌だ、絶対に嫌だ。

胃痛が限界を突破して銀河レベルになるからね!?

 

「はぁ……どうしよう。本当にどうしよう。」

 

「あの……なら、私の所で預かろうか?」

 

……え?

 

「え?いいの?マジで?」

 

「う、うん。家にはジャックのような、子供サーヴァントがいるから、その子も、楽しんでくれるんじゃないかなって思ってね。帰った時の癒しがもう少し欲しいのもあるなの。

 

救世主降臨!?

マジかよ、なのイリヤ!

 

「そうしてくれるとありがたいよ!うん、本当にありがとう!」

 

思わず、なのイリヤの頭を撫でまくる俺。

 

妹の姿をした人に助けられるのは、少しばかり歯痒いが、今回は全員に甘えるとしよう。

 

俺とランサーだけだったらどうしようもなかった問題を、なのイリヤが解決してくれるとは!

 

「あ、あの。サーベラス?流石に撫で過ぎです!

なのイリヤの髪がボサボサになってしまいますよ!?」

 

「おっと、すまない。女の子の命って言われる髪を痛めることして悪かったね。

 

でも、本当にありがとう!

これで、今回の任務もなんもかなったよ!」

 

うんうん、これで一件落着。

そう思うと同時にヨグ=ソトースが作り出した異界が消え始める。

 

それと同時に、俺とランサーも光の粒子に変換され始める。

 

「……おっと、流石にそろそろ限界かな。

アビゲイルをなのイリヤに預けるって決めた時点で、抑止力からの退去命令が出たって所か。」

 

「と言うことは、もうこれでお終いですね。」

 

「まぁ、そうなんじゃないの?

また、この街に召喚されるとは思えないしさ。」

 

「でも、もしも召喚される時があるなら、私も同行しますね。」

 

「おうよ、そん時はよろしくな、ランサー!

……さて、そういう訳だ、またどこかで会おうぜ、なのイリヤ!」

 

「うん!サーベラス君とアナさんも元気でねぇ〜!!」

 

「アビゲイルの事は頼みましたよ!頑張ってくださいなのイリヤ!」

 

「分かったなの!また二人で遊びに来てねぇー!」

 

その言葉を気に終わると同時に、俺とランサーは光に還って行った……まぁ、俺には抑止力の仕事があるだろうけどさ。

 

……さて、なのイリヤにはまた会える気がするな。

まぁ、その時は、俺が呼び出される程の緊急事態って事なんだろうけどさ?

 

……精々、胃が痛くなる事件じゃない事を祈ろうかな。

それじゃあ……次も、頑張っていきますか!

 

 

THE END………?





【挿絵表示】


サーベラス「黒桜の部屋じゃねぇのかよォ!
サーベラスの愚痴語りのコーナー!イエーイ!!パチパチパチパチ!

このコーナーは、俺、サーベラスと!」


なのイリヤ「今回も、私、キターーーー!!!!なのイリヤでお送りするなの!」

サーベラス「……さて、改めて、皆さんこんにちは……かな?まぁ、兎も角。

抑止力の守護者、サーベラス・フォン・アインツベルンだ。

このコーナーは、冒頭で叫んだ通り、俺となのイリヤが馬鹿正直に愚痴を語り合ったりするコーナーだ。

そういう訳で、早速愚痴っていくが、なのイリヤは何かあるか?」

なのイリヤ「そうだね、やっぱり目かな。たぶん話してないけど、一度私、悪魔に襲われて大ケガしたの。
この両目がきられたときなんか本当に色々と終わったと思ったの。

まぁ、みんなが薬やら看病してくれたお掛けでなおったけど、あのアークマさんたちはマジで警備増やしてください、じゃないと私死ぬよ?マジで」

サーベラス「へぇ……凛ちゃんよりも管理が雑な奴がいるんだ……今度、全員まとめて鍛え直してやろうかな?

……やめとこ、多分鍛えられる前に貧弱な悪魔共が死ぬし。

地獄の番犬式のトレーニングなんて受けて、ボロボロにならない訳ないしな。」

なのイリヤ「後は、本当に悪魔や魔王少女から逃げるせいで疲れるし、もっと癒しがほしいの。ポ○モンのイー○イとか欲しいの」

サーベラス「そっちもそっちで大変みたいだな。
俺は、愚痴る事と言えば、やっぱり抑止力に関してかな。

俺を含めたエミヤだとかを便利な道具としか思ってないだろうし、そもそも休暇なんてくれないし。

オマケには外道行為バンザイだよ。
いくら俺達が抑止力の守護者だからって、外道行為はしたくないってのが人間なのによ……」

なのイリヤ「やっぱり抑止力って大変そう、私の世界にもしきつくなったり苦しくなったりする事があったら絶対私の所にきてね!!絶対に休めるバカンスと楽しめるLIVEを約束するの。(コラボフラグ?)」

サーベラス「おう、いつかしらには行かせてもらうぜ!
(LIVEってなんだ?あの、アイドルとかのあれか?)

他で言うと、作者の更新ペースの遅さにもイラついてるな。

だから、処刑した……(直死の魔眼と石化の魔眼フル稼働からの無限の幻影で、THE END。)」

なのイリヤ「アハハ……だから、ライデンさんは上でつられて死んでるんだね……。家の作者の場合は過去の話を読めばわかるけど捕まえるなんて夢のまた夢なの。チートofチートなの」

サーベラス「一体どんな作者だよ………」

なのイリヤ「えっと。空想物を実現化して仮○ライダーにもウ○○ラマンにもスー○○○隊にもなれて、たくさんのアニメのキャラと暮らしてるの。

ラーメンで例えるなら具材全部乗せ野菜マシマシの麻婆豆腐入りラーメンなの」

サーベラス「なんだその二郎系……エリザベートと同じぐらいに属性盛りすぎだろ

(まぁ、俺も人の事は言えねぇけどさ……てか麻婆って。)」

ライデン「タスケテ……」

なのイリヤ「(バーサーカー?)所で……頭に乗せてるそのアナさんみたいな人形はなんなの?」

サーベラス「あぁ、コレ?さっきスタジオの方に置いてあったから貰ってきたんだ。

なんでも、“ちびアナちゃん人形”って名前らしい。
可愛いからつい、持ってきちゃったんだ。」

なのイリヤ「確かに……可愛いなの。」

ちびアナ「可愛いだなんて……照れますね…///」

なのイリヤ「今、喋らなかった!?ほんのりと赤くなってなかった!?」

サーベラス「ん?気の所為でしょ。これはあくまでも人形だからね……桜ちゃんが用意したってのが気になるけど……ま、いっか。

それじゃあ、次は、今までで、1番思い出に残ったことについてでも話すか……なのイリヤの思い出に残った事ってなんだ?」

なのイリヤ「うーん、やっぱり和平記念冥界LIVEかな。色んな人を楽しませるアイドルに私なんかがなれるとは思ってなくて、思った以上にたくさんの人が応援してくれて、またみんなでLIVEが出来てすごく嬉しかったの」

サーベラス「ほへ〜そんな事が……
平和記念か……羨ましいねぇ。

じゃあ、次は俺が話す番だな。
俺の一番思い出に残った事は、やっぱり、家族と過ごした日々と、第四次聖杯戦争の最後の時かな?

あの時はな、まさかランサーがあんな事をして来るとは思いもしなくて……おっと、これ以上は秘密だ。

ランサーに聞かれたら、多分、ランサーが恥ずかしくて倒れちゃうからな。」


ちびアナ「///……既に……手遅れですぅ……チーン」

ライデン「ランサーが死んだ!この蛇たらし!」

サーベラス「まだ生きていたか……もう少し死んでろ!」

ライデン「クボォア…」

サーベラス「さて、そろそろ締めと行こうか。
それじゃあ皆、また次回会おうぜ!!」

なのイリヤ「助けてバーサーカーもよろしくなの!」

三人「「「それじゃあ、バイバーい!!」」」

なのイリヤ「やっぱり、その人形はアナさん本人だよね!?」

ちびアナ「よくある事です。
あ、次回のタイトルは『電子の海』です。

作者さんが外伝集とかも作っていたのでそちらも是非、見てみてください。

パスワードが解ければ、ですがね。
それでは改めまして、バイバーい!」

サーベラス「じゃあ、行こうかランサー。」

ちびアナ「最初から気付かれてた!?」

ライデン「やっぱり夫婦漫才なのでは?」

二人「「くたばれ作者!」」

ライデン「息ピッタリじゃないか、英霊夫婦!?
ギィヤァァァ!?やな感じぃ〜!キラーン✧彡」

なのイリヤ「恐ろしい程に、息がピッタリなの……」

助けてバーサーカーのリンクだ。
面白いからぜひ読んでくれよ!↓↓↓
https://syosetu.org/novel/219947/
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告