通常モードとダークモードで読める話が違います。
さて、あなたはどちらの話を読みましたか?

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光と闇

陽菜「マネージャーさんが起きるまで私ずっとずっとずっとずっと待ってたんですよ?」

志穂「ジャーマネ、目を覚ましたか?」

陽菜の目には光がない。 

ジャーマネ「え、何……って、荒縄で手首と足が拘束されてるんだけど」

薄く笑ってベッドに腰掛ける。 

志穂「ふふふ、ジャーマネにはもう自由はない」

マネージャー「あはは、この手錠は何かな?穏便に行こう、穏便に」 

ジャーマネ「志穂?」

陽菜「その手錠はマネージャーさんと私を繋ぐ鎖です。ずっと一緒にいるためだから」 

志穂「ずっとこの部屋で私と暮らすんだ、一生ジャーマネのお世話をしてやるから安心して欲しい」

マネージャー「一緒に……ね。他のみんなはどうしたのかな?見当たらないけど」

ジャーマネ「冗談だよね?志穂さんキャラ変してますよ」

陽菜「私の前で他の子の話なんてしないでください!志穂ちゃんも舞花ちゃんもほのかちゃんも悠希ちゃんも千紗さんもあいりちゃんも柚葉ちゃんも美晴さんも絢ちゃんもまほろちゃんも莉子ちゃんも利恵ちゃんも聡里さんも凛音さんも鳴ちゃんもりおさんだって社長さんだってコーチだって言わないでください……」 

志穂「うるさいぞジャーマネ、その口をキスで塞いでやろうか」

陽菜「……っ!ごめんなさい私、取り乱しちゃって」 

ジャーマネ「もう誰なの!?」

涙をぽろぽろと溢してこちらの胸に顔を埋める。

志穂「冗談だ冗談……ジャーマネお腹空いてないか?」

ぎこちなく頭を撫でながらどうするものかと思考を巡らす。 

ジャーマネ「いや、空いてないかな」

マネージャー「ここは、部屋かな?」 

志穂「不便なことはないか?」

見渡す限りは、寮内の部屋のように見える。

ジャーマネ「手首の拘束を解いてくれると嬉しいかな」

奇妙な点を除けば。

志穂「そうしたらジャーマネが逃げるからダメだ」

陽菜「私の部屋です」 

ジャーマネ「ですよね……それにしてもここどこなの?」

マネージャー「陽菜、一応聞きたいけど天井とか壁に書かれてる名前って…」 

ジャーマネ「薄暗いし、夏なのにひんやりしてるし…寮ではないっぽいけど」

陽菜「マネージャーさんのお名前ですよ?ずっっと眺めてたくてたくさん書いちゃいました」 

志穂「ここは……実家の蔵の中だ」

やりすぎちゃったかも、とはにかむ陽菜。 

ジャーマネ「実家ってことは…ここ千葉なの!?」

それに軽く恐怖を感じたが、なんとかスルーする。 

志穂「東京にいたらみんなが探し回るからな」

マネージャー「あー、そろそろ仕事に戻らないと。この拘束解いてくれない?」

ジャーマネ「それと、スマホどこに行ったか知らない?」

陽菜「……足首にもつけますね」

志穂「捨てた」

増えちゃったよ……それでも、ここが寮の中なら他の子たちが部屋に来たりしてくれるはずだから、それに乗じて助けを呼ぼう。 

ジャーマネ「え?」

陽菜は遂に決めたようにマネージャーに手を伸ばす。 

志穂「粉々にして、川に捨てた」

……と、手足の手錠を外した。

ジャーマネ「いやいや……どこにも連絡が取らないよねそれ」

マネージャー「何を?」

志穂「ジャーマネはもうマネージャーなんかしなくて良いんだぞ」

陽菜「マネージャーさんがかっこいいところを見せてくれたから、これははずしますね」 

ジャーマネ「え?」

一つ二つと拘束が解かれて、手足が解放される。 

志穂「ここで私が体の隅から隅まで、脳の中まで私の色に染めてやるから……な」

マネージャー「陽菜ありがとう、それで、どうしてこんな事を?」 

ジャーマネ「おぅ、もうダメだなこれ」

そう尋ねると、陽菜は妖艶に微笑んで距離を詰めてきた。 

志穂「それに、蔵の中には御札や魔除の人形だって沢山置いてあるし、お香だって焚いてる」

陽菜「マネージャーさん、今私しか見えてませんか?」 

志穂「ジャーマネは死ぬまで、私の隣にいてくれ」

陽菜「見えてないですよね?うん、良かった」 

志穂はそのまま、自分を押し倒すようにして身を重ねてきた。

マネージャー「陽菜、こんな事はもうやめよう」 

押し込まれるようにしてされた口づけに、忙しなく舌を動かして侵入してくる。

そう言っても陽菜は聞く耳を持たず、にこにこと笑っている。

志穂「んっ、ちゅっ、はぁっ、ジャーマネ気持ちよかったか?」

その笑顔がなんだか怖い。

ジャーマネ「あ、うん……どうしてこんな事を?」

いつも通りのはずなのに、どこか歪んでいるようで。

志穂「ジャーマネを支配するためだ、まずは快感で思考を放棄させる」

陽菜を抱きしめて、慰めるように頭を撫でる。

ジャーマネ「そんなこと言われても……ちょっとズボン脱がせないでよ」

マネージャー「陽菜、頑張ったねえらい、えらい」 

志穂「これがジャーマネのか……んちゅっ、はむっ」

しばらくすると陽菜が落ち着いて、事なきを得た。

ジャーマネ「くっ、急にフェラなんて!」

しかし、陽菜の部屋から出て寮の中を見渡すと悲惨なモノだった。 

志穂「れろれろっ、さらに大きくなってきたな……もう出るのか?」

部屋中は荒れ、寮のリビングには血や胴体、人間の形らしきモノが転がっていた。

ジャーマネ「くっ、もう出るっ!」

包丁が血みどろになって散乱しているキッチン、頭だけを綺麗に並べ慣れたリビング。各部屋には指や足が飛散していた。 

志穂「んんっ、苦くて美味しい……」

どこからも異常な匂いが立ち込める。 

志穂「もう何も考えなくて良いんだぞジャーマネ」

後ろから陽菜がやってきて、自分に抱きつく。

志穂「私だけを見ていろ、どこの世話もしてやる」

陽菜「マネージャーさん、私だけを見てくださいね?」

ジャーマネ「それって……」

その場でうずくまり、吐瀉する……それでも目の前の状況を受け入れることは到底できない。 

志穂「身体だって食事だって、それに今みたいに下の世話もしてやる」

頭の中で、ナニカが弾けて消えた。 ジャーマネ「でも、でも……」

抱きついてきた陽菜を抱き返しそっとキスをする。 

志穂「ちゅっ……ジャーマネの口を塞いでやる、何度でもな」

……そうだ、陽菜がいるじゃないか。 

そこから三日三晩、志穂と身体を重ね続けた。

マネージャー「ごめん、陽菜が可愛くてついぼうっとしてた」 

志穂の実家の倉の中は、体液の匂いで充満し、お互いに理性がどこか行った様に求めあった。

陽菜「マネージャーさんもそんな時があるんですね」 

ジャーマネ「志穂に支配されるのも良いのかもな」

マネージャー「陽菜だけを見るよそれしか視界に映らない」 

志穂「ジャーマネ、腰をもっと動かせ……私は赤ちゃんが欲しいんだ」

そう言ったマネージャーの目は明らかに濁りきってきた。

卑猥な音が、蔵の中をこだました。




そんな訳で、ヤンデレな2人のお話でした。

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