原作とは異なる世界(空母が活躍できるように私が妄想した世界)
どのようにして宇宙屈指の航宙母艦が誕生したのか、その経緯と活躍について殴り書きしてみました

あんまり長くないので暇つぶしにどうぞ

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宇宙戦艦ヤマト2202では空母というのはさっぱり活躍してる様子もみせませんし、ちょっと残念ですよね……。

でもあの空母を量産するというのはちょっと無駄がありそうなので適当に妄想艦をでっち上げてみました。(今回は詳細なデザインなど考える前に書いたので描写が曖昧かもです)

しかしながら5分くらいで思いついたアイデアを殴り書きしたようなものですので少々物足りないかもしれません。

普通に考えて時間断層工場でアホみたいに空母と艦載機量産して敵のレーダー使えなくしてぶん殴ったら強いんじゃね?っていう浅い考えで書いたものですので暖かい目で見て頂けると幸いです



宇宙戦艦ヤマト2202 航宙母艦 誕生の経緯

 レーダーが効かない、もしくは敵の意識外からの一撃、つまり奇襲をすることが出来ればコスモタイガーIIのような航宙機は最大限その能力を発揮することが出来る。

 

 地球連邦軍では再軍備を進める上で波動砲艦隊計画に基づいた艦隊整備と同時に、航宙機による大規模艦隊攻撃も模索していた。

 

 これは波動砲艦隊というまだ完全にはものに出来ていない技術を用いたものよりは技術的ハードル、整備にかかる費用共に少なくなることが予想され、比較的早期に議論されてきた。

 

 またこの航宙機による大規模艦隊攻撃はかつてガミラス軍との地球近傍戦闘において多用されたコスモファルコンによる攻撃や、これまでの内惑星戦争など数多くの教訓と経験が存在し、波動砲艦隊という全く未知の存在よりはとっつきやすかったためでもある。

 

 こうして地球連邦軍では敵戦力の漸減を航宙機による奇襲で行った後、波動砲艦隊による統制波動砲攻撃で一気に殲滅するという戦闘教義(ドクトリン)を策定した。

 

 

 これには地球連邦軍の航宙機製造技術とその性能がことのほか優秀であった点と大火力の誘導兵器の存在がある事も忘れてはならない。

 

 かつてのガミラス戦役再後期に登場した空間魚雷を直系の祖にもつ空対艦ミサイルは事の他優秀で当たれば戦艦クラスの巨艦でも葬り去る威力を持つばかりではなく、運動性、コストの面に優れるなど非常に優秀な装備であった。

 

 機体も航続距離が短いという欠点があったものの、未だ地球連邦という国家は内惑星国家の域を出ておらず、今後の改善点としては挙げられたものの、母艦の高性能化やヤマトが持ち帰ったデータに存在した、空間物質移送機によるワープ攻撃といったもので将来的に解決出来ると予想される点からそこまで問題視されることは無かった。

 

 こうして整備が始まった宇宙機動艦隊ではあるが、やはり万事上手く行った訳ではなかった。

 

 機体の開発はそれ程問題にはならなかったが、搭載する母艦の設計、建造につまづいたのである。

 

 この時地球連邦軍内では新たに設計されるアンドロメダ級及びドレッドノート級などの大型艦艇を改造した空母、もしくは一部設計を流用した空母を建造するという一派と、完全新規設計の専用空母を整備すべきだという一派とで意見が対立したのだ。

 

 どちらの言い分にもメリット、デメリットが存在し一概にどちらがいいとは言えない点がこの議論を激化させた。

 

 前者ではあくまでもアンドロメダ級やドレッドノート級の改造であるため、時間断層工場内の設備をそこまで変更せずに生産でき、運用の際やコストの面でも優れているとされ、後者の意見では専用の母艦を整備することで資源の節約に繋がり、より効率的に航宙機を運用でき、攻撃力を最大化できると言った点を主張した。

 

 このため地球連邦軍での空母整備は遅れていくことになる。

 設計、提出された設計案は3桁を遥かに超え、4桁に迫る勢いであったらしく、建造する艦艇の仕様を決定する会議では毎回日が昇るまでの大激論が交わされたという話は有名である。

 

 これらの議論はひとえにガミラス戦役時のトラウマとも言える体験の影響が大きいだろう。人類という種が絶滅寸前まで追い詰められたという事実は未だ彼らに根深い傷を残していたのである。

 

 誰も私利私欲で行動していなかったという点は後年高く評価されている。

 

 しかしそうは言っても空母の整備計画が遅れたのは事実であり、結果として異なる種類の艦艇を何種類か建造し比較試験をするという(無論建造前に各種シュミレーションを繰り返し、厳選された物だけではあるが)当時の地球にとっては少々負担の大きいものとなったが、これらの試作艦は時間断層工場ではなく各地域の技術力向上、経済復興策の一環として南米、アフリカなど極東管区を除く地域で建造されることになった。

 

 これが原因でガトランティス戦役にアンドロメダ級程の数を揃えることが出来なかったという指摘をする専門家も増えている。

 

 しかしながら経済的にみると地上で建造した方が健全なのは疑いようもなく、当時の疲弊した地球にとっては経済的な起爆剤の効果も狙ったものであり、事実多くの地域では波動エンジンの技術習得及び経済効果が発生した。

 

 こうして誕生した試作艦艇を紹介しよう。

 試作艦はアンドロメダ級の改造型2種と純粋な空母型の2隻の合計4種である。

 

 

 最初はアンドロメダ級改造型航宙母艦アルビオンである。

 

 これはアンドロメダ級の船体を利用して作られているため、波動砲や陽電子衝撃波砲などをそのまま装備した戦闘空母的な趣が強い。

 

 アルビオン級1番艦アルビオンは艦橋から後ろの構造を刷新し、飛行甲板を設け、主エンジンノズル及び4基あった副エンジンノズルの形状を変更、メインエンジンノズルはガミラス軍のガイペロン級、通称3段空母のような横長の形に改められ、サブエンジン4基は3基に減らし艦底部に集中配置し航宙機の運用に支障が出ないようになっている。

 

 武装配置や艦橋の位置などアンドロメダ級から大幅に手が加えられており、全部主砲は右側にオフセットされ、艦橋は右舷側に形状も変更して設置された。

 

 飛行甲板はの3段のアングルド・デッキを備えたものを装備しており、同時に発着艦ができるのはもちろん、最大8機同時発艦も可能である。

 

 うち3段目と最上甲板は全通式(3段目は後方から穴が空いたようになっている)で通常はガイペロン級のように着艦専用といったふうになっている。

 

 参考にしたガイペロン級と比べ密閉された区画が多く、艦載機の長期運用性に優れ、アンドロメダ級譲りの耐久性と半減してはいるものの2基6門の主砲による砲撃能力と高い戦闘能力を持ち、総計140機程の搭載機数を誇るが、全長が512mまで大型化しており、全幅もアングルド・デッキを装備したため190mとかなり広がっている。

 

 これほどの大改造を施したためコストは試作艦艇の中では最も高く、アンドロメダ級の1.7倍程である。

 

 これは波動砲や主砲など艦載機運用に過剰な装備を降ろさずにそのまま搭載したためであり、これらを非搭載とし最適化すればほぼアンドロメダ級と同額で建造できるとするデータもある。

 

 そんな問題点もあるが、走攻守揃った非常に使いやすい艦艇であり軍内部での評価は高い。

 

 

 

 

 

 次にアンドロメダ級改造型航宙母艦アルテミスを紹介しよう。

 

 この艦はアポロノームやアンタレスといったガトランティス戦役で活躍した艦の試作型でその異様なシルエットから地球面と評される妙な人気のある艦艇である。

 

 特徴はなんと言っても艦橋から伸びた飛行甲板であり、船体及び飛行甲板各所に設置された50基近いカタパルトによる驚異的な同時発艦能力を持つ。

 

 しかし着艦能力に難があり、艦橋部飛行甲板及び艦艇部着艦口のみと非常にアンバランスなものであり評価が別れる艦艇である。

 

 搭載機数は180機ととにかく1度の攻撃で大量の艦載機を放出することが出来、前部には主砲もそのままそうにされているのでこちらもやはり戦闘空母的な面が強い。

 

 しかしながらやはり性能とコンセプトが特殊過ぎたせいでガトランティス戦役時には艦載機を全て回収することが出来ず、後述する航宙母艦の改良型が着艦作業を行った。

一部航宙機を使い捨てにすればいいという声も上がってはいたものの、緊急時であればともかく普段の運用から使い捨てにしていくと波動砲艦隊に比べていくらコストパフォーマンスに優れるとは言っても限度というものがあるため却下されている。

 

 本艦は奇襲効果が最大化できる状況だと非常に強力な戦闘力を発揮するものの空母としての能力には疑問符がつき、本艦とその改良型であるアポノーム、アンタレスの3隻のみの生産に終わっている。

 

 なお、本艦はその得意な形状から大気圏航行に大きな制限が掛けられており、運用の際には多大な注意を払わなければならず、その点の苦情が用兵側から多発したという。

 

 

 

 

 

 最後はブルパ級航宙母艦とその派生型である。

 本艦は上記の2隻とは異なり完全新規設計の純粋な空母として設計建造された艦艇である。

 全長594mと地球連邦軍の艦艇としては最も巨大であり、双胴式の船体の間に4段の飛行甲板を有し、最上甲板の両舷には緩やかな角度のアングルド・デッキが装備され、最下層の甲板は着艦専用の全通式のものが装備されている。

 

 搭載兵装はほか2隻と比べると貧弱の一言であり、両舷に大量の対空用パルスレーザーと迎撃用の艦対空ミサイル、4基の20.5cm3連装陽電子衝撃波砲が装備されているのみである。

 

 これは良くも悪くも本艦が純粋な空母という割り切った存在であるからで、その結果として搭載機数は280機程と圧倒的な航宙機運用能力を誇っている。

 

 またその巨体に見合った艦載機の運用、補修能力が備わっており、まさに宇宙の航空基地といった異名に相応しい能力を持っている。

 

 しかしながら本艦はその巨大さゆえに機動力がなく、ガトランティス戦役最後期に完成した瞬間物質移送機が無ければその威力を十分に発揮できないという弱点があった。

 

 つまり巨大すぎて機動力に乏しい(ガイペロン級よりはマシ)本艦であるが故に航空基地としては100点満点でも、反撃の可能性も捨てきれない奇襲という任務をこなす上では母艦性能に不安を残していたのである。

 その為ブルパ級航宙母艦はガトランティス戦役において艦隊後方から航宙機の運用をし、その回収をするという前線航空基地としての役割をしていた。

 

 本艦はその欠点が設計段階から指摘され、試験運用時に決定的となったことから、後の量産型航宙母艦、ブルパ級改型航宙母艦につながっている。

 

 

 

 

 

 

 上記3種の試作を終えて地球連邦軍では航宙母艦としてブルパ級を縮小した規模のものを時間断層工場で生産し運用することを決定した。

 

 この改ブルパ級は全長を400m程の規模にまで短縮し、より戦術的な機動性の工場を図り、生産コスト、運用コストの提言など”使いやすさ”を徹底的に求めた艦艇であった。

 

 これは生産コストからもはっきりと読み取ることができ、アンドロメダ級の3割という破格のコストで生産が可能であり、ガトランティス戦役時には大量に生産され、地球連邦軍の航空打撃戦力の一翼を担った。

 

 この改ブルパ級の使い勝手の良さは尋常ではなく、2202年に1番艦が就役してから数百隻も建造され(その多くが戦没したものの)戦後も生産が継続され、輸出された艦艇も存在する。

 

 本艦の構造はブルパ級を踏襲したもので双胴式の船体に4段の飛行甲板という基本構成は変わっていない。しかし100機程の航宙機運用能力と単艦でも強力な打撃力を持ち、機動部隊を編成することでより大きな打撃力をブルパ級より安価に達成できるのは地球連邦軍にとって大きな魅力であった。

 

 また本艦には他の地球艦艇とおなじく波動防壁を装備しているが、波動エンジンが安価な低出力な物が搭載されているので、攻撃が当たりそうな瞬間のみ波動防壁が展開されるアクティブ式の波動防壁を搭載。もちろん常時展開もできない訳では無いが、アンドロメダ級などに比べると薄く脆い波動防壁であるため、戦艦クラスの陽電子ビームを少々耐える程度の能力しかない。

 

 さらにこの改ブルパ級は後期型になるとようやく完成した純地球産の瞬間物質移送機を搭載したタイプも登場し、戦場に突如として大量の航宙機と大火力の空対艦ミサイルを送り込めるというその打撃力、衝撃力は非常に強力なものであり、この時を持って優秀な空間跳躍性能、各部大出力スラスターによる優秀な戦略的、戦術的機動性、潤沢な機関出力に支えられた波動防壁による防御力、そして瞬間物質移送機による強大な打撃力という、3拍子揃った本艦をして航宙母艦の完成形と呼ぶ声も多い。

 

 

 

 こうして地球連邦軍では戦闘空母的な流れを汲む、アルビオン級、アルテミス級を叩き台として完成したアポロノーム、アンタレスが少数(アルビオン級は15隻程度)生産し、純粋な空母であるブルパ級及び改ブルパ級を大量に生産し、その強大な打撃力によってガトランティス戦役を戦い抜いた。

 

 

 

 また地球連邦は策定した戦闘教義のもと太陽系内のごく狭い領域ではあるが、強力なジャミング空間を作り出すことで局所的に最大の奇襲効果をあげられるよう強力なジャミング能力を持つ小型衛星(宇宙機雷と呼ぶ声もある)を大量に散布。その数は数万に及び、ガトランティス戦役時その威力を存分にみせ、数千隻にも及ぶガトランティス艦隊を一挙に殲滅した地球連邦軍に同盟軍たるガミラス軍は心胆寒からしめたという。

 

 

 上記の例のように戦闘環境が整い奇襲効果を最大化した時の地球連邦軍の航空打撃力は尋常ではなく、レーダーに頼った敵対空火力は無効化され、敵戦闘機もまたその巨大さゆえにコスモタイガーIIの機動力に翻弄され艦隊諸共一方的に殲滅されることも少なくなかった。

 

 

 これは戦争後期になるにつれて激しさをましていくことになる。

 

 

 時間が経つにつれジャミング衛星は増え続け遂には太陽系内ほぼ全域をカバーするようになっていたし、遂に地球連邦軍は瞬間物質移送機を手に入れレーダーが効かなくなった瞬間敵航宙機が襲来、碌な反撃も出来ないまま消滅する部隊が続出したため、一時侵攻スピードが落ち、ガトランティス軍第七艦隊司令官であるバルぜーですらその異常とも言える攻撃力に警戒感を示したと考えられる。

 

 

 

 波動砲の圧倒的な威力ばかりが目立っているが、ガトランティス軍の侵攻を最後まで押しとどめ、より大きな出血を与え続けたのは紛れもなくブルパ級改級を始めとする空母機動部隊であり、そのコストパフォーマンスの高さと柔軟性、集中運用した時の攻撃力の高さは波動砲をも遥かに凌ぐ打撃力と衝撃力を示し、条件さえ揃えばガミラス軍の銀河方面軍すら相手取ることが出来るという研究結果さえもあるほどである。

 

 それでもなお拮抗するのがやっとというガトランティス軍の異常性が際立ち、ガトランティス戦役での勝利が如何に奇跡的なものであったかを窺い知ることが出来る。

 

 戦後地球連邦軍は波動砲艦隊と空母機動部隊の2本立てで航宙戦力の拡充を図っていくことになり、新興国としては異例の強大な軍事力を持つ国家へと発展していくことになる。

 

 なお、余談ではあるが地球という国は他の植民星や発展途上の惑星国家にとってはひとつの目標として広く知られ、地球連邦のブルパ級を模したような航宙母艦が数多く建造され、中には地球連邦から直接輸入もしくはライセンス生産を行う国家もあったという。

 

 次は奇跡ではなく実力で故郷を守ると意気込む地球連邦軍の士気は高く、今後どの様な敵が現れたとしても3度目の本土侵攻を彼らは許しはしないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




お読み頂きありがとうございます!
感想やこんな事も考えられるよね、といったアイデアなどなんでも募集しています!
自分ではここまで状況を限定しなければ活躍させられませんでしたが、時間断層で空母量産して艦載機もアホみたいに作って敵にぶつければ、まぁ弱いわけがないんですよね。
そこをどこまで盛り上げるのか、という私のアイデアがこの殴り書きなわけなんですけども……。
レーダーを無効化して艦隊を機動兵器が一掃するって、あれっ、それって、ガンダm

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