本部から連絡を受け、有馬の到着を知った篠原たちは置き去りにしてきた田中丸のもとへ戻った。その場所で繰り広げられる戦いを目にする。
「これは、なんという……」
「ここは有馬君に任せよう。我々がいても足手まといにしかならない」
有馬貴将は数多くの逸話を残しているが、中でも話題に上るのは『隻眼の梟』討伐戦の活躍だ。篠原は実際にその現場を目撃している。
特等を始めとして、あまりにも多くの捜査官が命を落とした戦いだった。多大な犠牲を払って与えた傷も、敵の驚異的な回復力の前には無意味だった。
こんな化け物をどうやって倒せばいいのかと、誰しもが絶望していた。当時、二等捜査官だった少年が一騎討ちの末にその化け物を退散させるとは、誰が想像できただろう。
死傷、重傷を負った上級捜査官のクインケを有馬は借り受け、使い潰しながら敵へと肉薄した。その日、初めて手にしたであろういくつもの武器を手足のように使いこなす。
彼は戦闘の天才だった。その実力は、喰種の範疇を超えた巨大生物を前にして一歩も怯むことはなかった。
インクの海を踏まないように作り出された足場は、クインケの能力である。制御範囲内であれば羽赫の細胞片を任意の地点に出現させることができるが、まず交戦中にこの遠隔操作を正確に起動させること自体が高い技術を要する。
さらに赫子で足場を作りながらその上を移動するという使用法は、開発者であっても不可能と断言するだろう。このような戦い方が成立していることが、有馬の能力とクインケの性能の異常さを物語っている。
クインケの銘はSSSレート羽赫『フクロウ』。隻眼の梟戦において有馬が切り落とした梟の赫包から作られたクインケである。
戦闘に関して極力私情を挟まない性格をしている有馬だが、この武器には少なからず思い入れがある。本気で戦う時しか使わないと決めた武器だった。
そして、このクインケを持ち出した戦いは今回が初めてとなる。『烏賊』は、有馬をしてフクロウを使わざるを得ないと見定めた敵だった。
『オゥスロリィ……』
不気味な鳴き声をあげた烏賊が触手の先端から体液弾を放つ。ただの生身の人間である有馬が被弾すれば簡単に貫通するだけの威力が一発一発に込められている。
ハイドラントの長いチャージタイムも、10機をフル稼働させたローテーション掃射により隙とならない。途切れなく弾幕の雨が降り注ぐ。
対する有馬はフクロウを操作する。羽赫が最も得意とする赫子片の射出を行う。太刀型の長大な刀身を持つこのクインケは接近戦にも対応しているが、今回は遠距離攻撃に徹する構えだった。
SSSレートのクインケともなればその攻撃威力、密度ともに凄まじい。赫子片にぶつかった体液弾は打ち負けて空中に散らばる。
だが、一発の威力を比べればフクロウに分があっても手数は圧倒的に烏賊が勝っている。迫り来る何百発もの弾丸の群れを相殺することはできない。間をすり抜けるようにして体液弾が有馬に殺到する。
その全てを有馬は回避していた。彼はやみくもにフクロウを振るっているわけではなかった。敵の攻撃を防ぎきれないことは承知している。全て計算尽くで赫子片を撃ち出していた。
どの位置の弾を防ぎ、どの位置に来る弾を避けるのか、その全てを計算しながら戦っているのだ。もちろん、それと並行して足場の赫子も遠隔操作している。
並外れた攻撃予測力により、体液弾一発一発の風切り音まで全て把握していた。一瞬たりとも足を止めることなく烏賊の周囲を疾走する。喰種捜査官の標準装備であるコートは穴だらけになっていたが、彼の体にはかすり傷さえついていなかった。
そして、一発でも当たれば致命傷になり得る攻撃の嵐の中にいながら有馬の表情は何の感情も伴っていなかった。常に平常の精神状態。戦闘中であっても起伏はない。
まるで機械。自分がクインケの付属物であるかのような戦い方だ。それは有馬だけに限った話ではない。喰種との戦いによって精神が擦り切れ、自分の存在意義を見失う捜査官は珍しくない。
だがそういった捜査官たちはほとんどの場合、引退するか、ブレーキを踏みそこなった車のようにぽっくりと殉職するかのどちらかだ。その点だけが有馬とは違った。
致命的なまでに後戻りできなくなった精神状態のまま、彼は全ての戦いを勝ち続けてきたのだ。
烏賊の攻撃を避けながら、彼はフクロウとは別の手に携えたもう一つのクインケを構える。両手に全く別種のクインケを装備するこの戦闘法は『二刀流』と呼ばれ、数ある捜査官の中でも使い手は数人に留まる。
彼が持ち込んだ二つ目のクインケはS+レートの羽赫『ナルカミ』だった。フクロウとは違い、この武器は常日頃から使い込んでいる。
ライフル型の形状を持つその見た目の通り、これもまた遠距離攻撃を得意とする。放出された電撃が錯綜し、烏賊に食らい尽く。
『ピギャギャギャギャ!!』
もし相手が“普通の”喰種であればフクロウ一本で事足りたかもしれない。破壊力を比べればナルカミよりフクロウの方が勝っている。
しかし、既にフクロウの赫子片を烏賊に撃ち込んでいるが大して効いている様子はなかった。敵が巨大すぎるという理由もあるが、単純な物理攻撃が通じる相手ではないのだ。傷つけてもすぐに再生されてしまう。
だから有馬はナルカミを持って来た。まるで電撃を放っているように見えるが、正確には『電撃状の赫子』である。これもRc細胞の変化形態の一つなのだ。
電気のような性質を帯びながらも赫子であるこの攻撃は、喰種に対して強力な効果を発揮する。当たれば大きなダメージを負うことはもちろん、麻痺により全身が硬直し、致命的な隙を晒す。
全身が水袋のような構造をしている烏賊にとって、この電撃は非常に有効だった。フクロウによる防御とナルカミによる攻撃により烏賊を翻弄する。
だが、全て有馬の思い描く通りに事が運ぶわけではない。烏賊はハイドラントの掃射が効いていないとわかると、次の一手を繰り出す。
触手をぶるりと震わせると、その吸盤から小さな何かが転がり落ちる。それはロボットボムだった。
一つの吸盤から複数の爆弾が生み出される。それが全ての触手と触腕から投げ放たれる。大量のロボムが宙を舞った。
てんでバラバラに放り投げられたロボムを有馬は難なく回避するが、その恐ろしさはロボムが着地した後に待っている。赤く目を光らせた自律歩行爆弾が追尾を開始する。
有馬はロボムを迎撃するが、フクロウの攻撃力をもってしても弾き飛ばすだけで破壊するには至らなかった。ノミのような跳躍力で敵を目指して飛びかかってくる。
ナルカミとフクロウを同時に使っても全てのロボムを阻むことはできない。あまりに数が多すぎた。そして、この攻撃の真の脅威とは捕捉した敵を巻き込む爆発にある。
タイムリミットを迎えたロボムたちは一斉に爆発した。爆散するインクの威力は人ひとりを葬るには過剰すぎた。一体でさえその威力である。至近距離から何体分もの爆撃を受けた有馬はひとたまりもなかった。
しかし、『何の対抗策も取っていなければ』という但し書きがつく。有馬は爆撃の寸前、背中に装備してきた“三本目”のクインケに持ち替えていた。
S+レート甲赫『IXA』。全タイプ中最高硬度を持つ甲赫クインケの防御壁により怒涛の爆撃を防ぎきることができたものの、それと引き換えにIXAは壊れてしまった。
有馬はIXAを放棄する。次のロボムの大量放出を同じ防御手段で乗り切ることはもうできない。
有馬はロボムが一定時間経過しなければ、どんなに接近したり攻撃を加えても爆発しないことを見抜いていた。その仕様を突き、爆発の瞬間に接近を許さないよう立ち回るしかない。
脳内で無数のシミュレートを繰り返す。それでも無傷で突破することは困難と言えた。何度も同じ攻撃を受ければ死ぬだろう。
その答えに至っても有馬の心が揺らぐことはなかった。常に自分にできる最善手を選択し続けるだけだ。彼にとって全ての戦いは、日常の延長線上に過ぎなかった。
ふと、そこで違和感に気づく。烏賊にしてみれば追撃を仕掛ける好機であるにもかかわらず、有馬を攻撃してくる様子がない。それどころかインクの中に触手まで沈み込ませて身を隠そうとしていた。
実は、先ほどの一手は烏賊にとっても大きな消耗を強いられる攻撃だった。サブウェポンを使う際には大量のインクを消費すると同時に『インクロック』という制限が発生する。
インクロック中はブキやサブの使用に必要なインク量が一切回復しない。インク袋の中にインクが溜まらない状態である。
本来ならこれだけ大量のロボムを使用することは特別な条件下を除いて不可能であるが、イカちゃんはその制限を無視して強引にインク袋を酷使してしまった。
その反動により多大なインクロック時間が発生していた。ロボムを使うどころかメインのブキを撃つことさえできない。だから一旦、姿をくらませようとしていた。
烏賊の巨体は完全にインクの海へ潜り込む。水鏡のように液面は波風も立たない。そこへ有馬はナルカミを発射した。
この電撃状の赫子は、射出された先にいる敵のRc細胞へと引き寄せられるように流れる誘導弾となる。
落雷がジグザクの軌道を描くのは、本来であれば電気を通しにくい空気中を無理やりに進んで地面にたどり着こうとするからだ。通りやすい最短のルートを探しながら電気は流れる。ナルカミの場合、その終点は同質の細胞を持つ相手となる。
これを回避することは容易ではない。潜伏した烏賊めがけて電撃がほとばしった。大量のRc細胞を有する烏賊の位置を正確に探し当てる。
有馬の戦闘技術はこれ以上ないほどに洗練されていた。逃げ惑う烏賊を苛烈に攻め立てる。
だが、彼にできることはそこまでだった。
どれだけ桁外れの技術があろうと、強力な武器があろうと、烏賊を駆逐するには至らない。その理由はただ一つ。体格の違いである。
烏賊にとって最大の武器とは、その巨体だった。ただ大きいというそれだけのことで有馬の攻撃は通用しない。確かにダメージは与えているが、致命傷には程遠かった。
いかに有馬が死力を尽くそうと、全長40メートルにも及ぶ怪物との体格差を覆すことはできないのだ。彼はそれを承知していた。では、何のために彼は戦っているのか。
それは時間稼ぎだった。理由はいくつかある。一つは、田中丸特等らの救助のため。一つは、11区外で発生している喰種の集団決起のためである。烏賊の注意を自分に引きつけ、包囲網に割いている人員を11区外の対処に回すためだ。
そして、彼が時間を稼ぐ必要があった最大の理由が今、天から静かに舞い降りる。
一滴の雨粒が有馬の肌に触れた。雨脚は徐々に強くなる。事前に天気予報を確認していた有馬は、この時間帯に雨が降ることを知っていた。
『ピャアアアアア!!』
烏賊は狂ったようにのたうち始めた。明らかに挙動に異変が現れている。インクリングは水が大の苦手だった。
都市一帯を塗りつぶしていたインクの海が、ただの雨で少しずつ洗い流されていく。人間からすれば恵みの雨であり、烏賊にとっては堪えがたい環境の変化だった。
半喰種となったイカちゃんは純粋なインクリングと比べれば水に強いが、それでも影響を無効化することはできない。巨大化した肉体が雨に打たれ、溶け出していく。
窮地に陥った烏賊は逃走する。これまでとは違う、わずかな余裕もかなぐり捨てた必死の逃走である。だが、それを許す有馬ではない。
有馬は烏賊を逃がさず捕捉し続けることに最大の注意を払っていた。この広大なインク領域内で敵を見失えばさすがに探し出すことは難しい。逃げ切られ、どこかに身を隠されてしまう可能性は高かった。
だから危険を冒してでも烏賊と交戦する必要があった。雨が降るまで悠々と待つわけにはいかなかったのだ。
それは烏賊が水に弱いということをあらかじめ知っておかなければ取れない作戦だ。Rc抑制剤もろくに効果がないような巨大怪獣相手に、誰がその弱点を予想できるだろう。
有馬は知っていた。彼は、インクリングの半喰種がどのような体質を持ち、どのような攻撃が効果的であるかを既に知っている。
彼は烏賊と“同種の存在”と、既に幾度もの戦闘を経験していた。
『プギュルルル……!』
逃げ切れないことを悟ってか、烏賊は触手を振り上げ反撃に出る。雨を浴びたことによりその体格は半分ほどのサイズになっているが、それでも人間一人が太刀打ちできる大きさではない。
有馬はナルカミを手放すと、両手でフクロウを握っていた。あえて二刀流を止めたことには意味がある。
そもそもフクロウは羽赫でありながら近接戦にも対応できる太刀型のクインケだが、長大であるため有馬の筋力でも片手で振り回すには重すぎる。そのため、ナルカミと併用する際は遠隔操作と遠距離攻撃に限定した射撃武器として使っていた。
両手を使った万全の構え。しかし迫り来る肉の塊に対して競り合えるとは到底思えない。圧殺される以外の未来はあり得ない。
有馬の剣は、その自明の理さえも斬って捨てた。斬撃と同時に刀身から射出された数百にも及ぶ赫子片が放たれる。赫子の隊列からなる無数の刃は、三日月のような弧を描き一太刀に集約される。
やみくもに赫子片を放てばできるという芸当ではない。壮絶なクインケ操術とフクロウの双方が噛み合ってこそ為しえた妙技。触手の一本が宙を舞った。
『ハニャア!?』
何かの冗談としか思えない光景である。だが、それは偶然でもなければ奇跡でもない。続けざまに振るわれた二本目の触手も切り捨てられた。
常に水を浴び続けている状態にある烏賊は再生力も格段に落ちていた。それでも普通の喰種とは比較にならない再生速度ではあるが、有馬の剣速には及ばない。
一刀、また一刀と剣が閃くたびに触手が飛ぶ。烏賊は防戦一方に追い込まれていた。破壊をまき散らすはずの触手は自分を守るための盾にしかならない。
その盾にも数に限りがある。ついに10本目の触手が切り裂かれる。手足を失った烏賊の胴体が無防備にさらされているかに見えた。
『マンメンミ……』
しかし、そこで烏賊は予期せぬ行動を取る。一瞬、身体が膨れ上がったかと思うと勢いよく墨を吹いた。有馬は飛び散るインクを前に踏み込めず、ひとつ間を置く。その視線は上空へと向けられていた。
烏賊は墨を地面に向けて噴射することでロケットのように空を飛んでいた。ふざけた光景だが、これはインクリングにとってはありふれた『スーパージャンプ』というテクニックである。この技で仲間のところへ移動したり、窮地から緊急脱出したりする。
空を飛ばれては死神とて追うことはできない。だが、有馬は空を見つめたまま武器を構え続けていた。その眼は、戦いがまだ終わっていないことを確信している。
烏賊は地面に対してほぼ垂直方向に飛んでいた。逃げる気があるのなら斜め上方へ向かって飛べばいいはずである。それなら放物線を描きながら遥か彼方まで逃げおおせることができたはずだ。有馬でもさすがに走って追いつくことはできない。
真上に飛んでもいずれ勢いを失ってそのまま落ちてくるだけだ。いくら暴走状態にあるからと言って、果たしてそんな間抜けなことをこの土壇場でするだろうか。
烏賊は確かに暴走していた。ほとんど意識がなく、本能のままに行動している状態である。雨に打たれ、有馬との戦闘により傷つき、極度の空腹に陥っていた。
喰種の飢餓は理性を蝕む。むき出しの闘争本能に支配された烏賊は窮地に追いつめられることで最後の手段を行使するに至る。ブキ構成の三要素の一つ、『スペシャル』を発動しようとしていた。
ブキは『メイン』『サブ』『スペシャル』の三つの構成からなる。スペシャルとは有体に言えば“必殺技”である。使用するには自分のナワバリを拡げなくてはならず、一試合につき数回程度しか使えない。
だが、戦況を覆しうるだけの強力な技であることは間違いない。イカちゃんが装備するブキの場合、その構成は『ハイドラント』『ロボットボム』『スーパーチャクチ』となる。
上空に位置するイカちゃんは既に技の発動モーションに入っていた。スーパーチャクチは、その場で素早く飛び上がってからの急速な着地の衝撃によりインクをまき散らす必殺技である。自分を中心として円状に攻撃範囲を展開し、その内部をインクで制圧する。
そして赫者となったイカちゃんのスパチャは攻撃の規模も桁違いに改造されている。有馬はその技を知らずとも、自分に逃げ場がないことを経験と直感から悟っていた。
迎え撃つ覚悟を決める。空っぽの自分にはそうする以外の選択肢がないことを知っていた。
人は何かを成すために生まれてくる。有馬の場合はその目的を、最初から誰かに決められた人生だった。ただ与えられる命令に従うだけの生き方をしてきた。
では、何かを望めば彼は今よりも幸福な人生を歩めただろうか。彼には、そう思えない。自分で決めた人生が必ずしも幸福であるとは限らない。
たとえ選択の自由が与えられていたとしても自分の在り方を変えることはできなかっただろう。
だが、それでも。たった一つだけ我がままを言わせてもらえば。
「ようやく、これで」
最後の言葉をのみ込んだまま、彼は全身全霊をかけて集中する。地を打つ雨の一滴に至るまで、彼の研ぎ澄まされた感覚は全てを網羅していた。
敵の接近を予測する。重力加速度を遥かに凌駕し、巨大な終末が空から降ってくる。それに合わせるように剣を振るった。
その一太刀は、アーマー状態に入っていたイカちゃんに当たる。わずかにでも太刀筋が狂えばそこで弾かれていただろう。
イカちゃんの落下の勢いが、自ら斬撃を胴体に食い込ませた。真っ二つに両断される。
しかし、勢いは弱まらなかった。衝突、そして飛散する。着地点に咲いたミルククラウンは、波紋となり雨の街に押し寄せた。
* * *
烏賊駆逐戦およびアオギリの樹による襲撃は、CCGに大きな爪痕を残した。
多くの捜査官が殉職した。そのほとんどはアオギリの樹の手によるものである。今回の騒動において最も凶悪な個体とされた烏賊だが、直接的に殺害された捜査官はわずか数名に留まった。
だが、その数名の中に計り知れない損失が込められている。有馬貴将特等捜査官の死亡。その一報はCCGを震撼させた。
彼の身を挺した功績がなければ今回の被害は未曽有の事態となっていただろう。単身で烏賊を相手取り、命と引き換えにこれを撃退した。そのおかげで11区に集まっていた捜査官を他区へ向かわせることができていた。
現在、烏賊は生死不明である。死体はあがっていない。最後の落下攻撃を機に行方をくらませている。
抱え落ちしそうになってからスパチャの存在に気づく初心者あるある。