という訳で新年一発目はアクナイになりましたが、実はこれ、去年から書き始めてたりします……
ブルアカに比べてネタが思いつかないんですよね………
では今回も、ゆっくり見ていってください!
休日のある日、俺はやることが無いかと、ロドスの艦内を散歩していた。
すると唐突にブザーのような音が聞こえ始めた。
そして艦内放送が流れ始め、これから天災区域に入ることを告げると、艦全体が天災に備え始めた。
間近で天災を見れるとはしゃぐバカもいるんだろうな……そう思いながら歩いていると、急にズシンとした揺れに襲われ、それと同時に廊下の反対側を歩いていた、青いフードの女性が転んでしまっていた。
「大丈夫か?」
そう言い、俺はその女性に手を差し伸べる。
その女性は、手を伸ばそうとするが何故か躊躇し、途中で手を止めてしまった。
しかしそれをお構い無しに腕を引っ張り、女性を立たせると、女性は目を輝かせて、
「い、いま、私に触れてくださったのですか……?も、もう一度、もう一度、お願いできないかしら…?」
と、もう一度、今度はしっかりと手を差し伸べてきた。
「え?あ、ああ……」
そう俺は困惑しつつ、その手を取る。
すると、
「『毒物』である私の手を取ってくださるなんて……ドクター以外では初めてですわ」
と、嬉しそうにしてきた。
「……毒物?」
「ええ、私の渾名ですの。戦場で毒を使って戦い、毒物を生成する……そんな私の」
「へぇ……でも、触っても大丈夫なんだろ?そうじゃなきゃ手袋かなんかしてるハズだしな」
「ええ、私を触ってもなんら問題はありません。……ですが、やはり恐れられているのか、あまり触れてくれる人がいませんの」
「なるほどな……ま、俺は普通に接するよ、距離とったりされたら嫌だろうし」
「本当ですの!?」
そう言い、女性は目を輝かせ始める。
まあ、問題もないなら普通に接しても大丈夫だろう。
毒というもののイメージが良くないのもあって、人から距離を置かれてきていたのだろう、そう思い、感染者というだけで距離を置かれるどころか隔離されていた過去を思い出し、改めて今の生活に感謝を……と思っていたのだが、
「……そう言えば、名前は?」
そう、お互い名前を聞いていないのである。
「あっ……そうでしたわね、私はアズリウス、以後お見知り置きを……貴方は?」
「俺は橘 リョウ、コールサインはタチバナでやってる、まあ好きなように呼んでくれ」
「わかりましたわ。では……リョウさん、これからよろしくお願いしますわね……では、私はこれで。ケルシー先生に呼ばれてますの」
そう言い、アズリウスは嬉しそうに駆けて行った。
しばらく歩いていると、見覚えのあるオリジムシが歩いており、俺を見つけるとぴょんぴょんと跳ねて喜び始めた。
「……ん?ああ、隊長か」
そう、レユニオンの頃の制服の女性……アイリィは言い、足元をうろつくオリジムシとこちらへと近づいてきた。
「最近会えなかったが……最近どうだ?」
「いい感じだ、ただ……」
「ただ?」
「戦闘は……やっぱり怖い」
「……そうか、まあ無理に戦闘オペレーターをやらなくていいんじゃないのか?」
「いや、今私は戦闘オペレーターじゃない」
「え?いやでも戦闘って……」
「ああ、フィールドワークに出た時に感染生物とかと戦闘になる時があるんだ……うちの子たちやほかのオペレーターが何とかしてくれるが、やはり怖い……」
「あー………なるほどな」
そんな会話をしていると、とたとたと誰かが走ってくる音が聞こえてきた。
ふとそちらを見てみると、アズリウスが手に蒼と紫色のなにかをお皿に乗せて、走って来ているのが見えた。
「リョウさん!お近付きの印にこちらをどうぞ!私の作ったケーキですの!」
「ケー……キ………?」
そう言いながらよく見てみると、確かにそれはカップケーキのような形をしていた。
……見た目はアレだが。
「……まあいいや、ありがとう、いただくよ」
そう言いそれを受け取り、どうしようか考える。
さっきからアズリウスの召し上がれの視線が痛いし、今この場でいただくのが正解……なのだろう。
そう思い、俺は意を決して、そのカップケーキを一気に頬張った。
「………美味いな!?」
「良かったですわ、こう見えて私、お菓子作りは得意ですの」
「へー……いや美味いなこれ、何個でもいけそうだ」
そう言いながらバクバクと食べていると、気がつけばお皿は空になっていた。
「ご馳走様、このクオリティなら店で出せるんじゃないか?」
「グムさんもそう言ってくれましたが……やはり色味が悪いのか、あまり皆さん食べてくれませんの……」
「あー………確かに色はアレかも知れないが、ベリー系の色だと思えば普通に……いや、バクバクいけるけどな」
そう会話していると、俺の足元にアイリィのオリジムシがぶつかって来た。
チラリとそちらを向くと、表情は全く分からないが、『俺たちにもよこせ!』と言っている……ような気がした。
「すまんな、お前の分はないよ」
そうオリジムシに言うと、悲しそうにしながら、アイリィの足元へと戻って行った。
「ふふっ、よろしければ皆さんでビーンストークさんのカフェにでも行きますか?そこのレユニオンのような格好の方も一緒に」
「……いいのか?」
そうアイリィが言うと、アズリウスは笑顔で頷いた。
そして3人で行くことになったのだが……
「かっ……可愛い………!」
「でしょー!?貴女見る目が……あらヤダ可愛い!貴女も感染生物を!?」
「ああ、まだ自室にも何匹かいるのだが……皆いい子だ」
「うふふっ、やはり連れてきて正解でしたわね」
気がつけば、俺を除いて女子会が始まってしまったのだった。
いかがでしたか?
次も出来るだけ早く書くつもりではいますので、ゆっくり待っていてください………
ではまた次回、お会いしましょう!
小説の流れ(物語の内容)について
-
もっとフランクにしてもいい
-
もっとはっちゃけでもいい
-
下手なことしないならいい
-
もっとネタに走ってもいい
-
今まで通りがいい