その瞳に希望を宿して   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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(書くことは今回も)ないです。

では今回もごゆっくり、見ていってください!


第7話

作戦決行日になった俺たちは、早めに起きて、集合がかかるまで、軽く動いて体を温めていた。

それを冷ややかな目で周りのヤツらは見てきていたが、寧ろ動く前に体を温めねば、充分な動きができないことや怪我をすることを知らないのだろうか。

そんなことを思いながら、俺は柔軟体操やジョギングなどで体を慣らし、集合がかかるのを待っていた。

 

やがて集合がかかり、俺たちは1列に並び、指揮官から、今回の作戦要項を伝えられた。

作戦要項によると、やはり銃器製造工場を占領し、我々の戦力を上げることが狙いのようだ。

……というより、射撃経験も戦闘経験も充分とは言えない俺たちに、まともに銃を使える人間などいるのだろうか。

いや、もしかしたら周りのヤツらは戦闘経験豊富で、銃火器も手足のように使えるスペックがあるのかもしれないが……

まあ、そんなヤツがいるならば、中隊規模で襲撃しなくても、いくつかの小隊だけで済みそうなものだ。

 

そう思っていると、工場の方から、銃声と叫び声が聞こえ始めた。

恐らく、例の感染者の集団が攻撃を始めたのだろう。

そう思っていると、やはり俺たちとは違う小隊に出撃命令が下ったので、始まったことは確定のようだ。

 

それを知り、俺たちもいつでも行けるように準備をしていると、指揮官が、俺たちは最後に突撃する小隊だと言ってきたので、俺たちは無闇矢鱈に殺生をしなくても済みそうだと思いほっとする。

俺たちが参戦する頃には終わっていて欲しいが、果たしてどうなることだろうか。

そう思いながら座り込み、剣をいじって暇を潰していると、隣に杖を抱えたイツキが座ってもたれかかってきた。

 

「……どうした?不安なのか?」

 

「……うん、ちょっとね」

 

そうイツキは言うと、にへらっと笑ってきた。

 

「無理しなくていい、怖かったらみんなに守ってもらえ、もちろん俺も守ってやるからな」

 

そう言い、俺はイツキの頭にポンと手を置き、安心するようにそのまま撫でてやった。

やがて指揮官から出撃命令が下り、俺たちは陣形を整え、目的地へと向かった。

 

 

工場へ着くと、辺りには怪我人や死人、ボロボロになった機械や住居などで溢れかえり、まるで戦争の後のようになっていた。

俺たちはその光景に圧倒されながらも、陣形を組みながら進んでいっていた。

やがて中心部まで到達すると、曲がり角の方から、何やら叫び声が聞こえてきた。

角からそっと覗き込んでみると、そこには、数人のコータス族の作業員らしき人々と、数人の協力して来ている感染者組織の人間の姿があった。

 

「くそっ…!なんなんだよお前ら!俺たちが何をしたって言うんだ!」

 

「うるせぇ!お前ら非感染者が俺たち感染者にしてきたことを思い出せ!俺たちを差別してきやがって!死ね!」

 

そう彼らは言うと、作業員たちを攻撃し、次々に殺していった。

 

「ひ、ひぃっ、やめてくれ、殺さないでくれ!」

 

そう命乞いするが、彼らはやめることなく、作業員を最後の一人まで殺してしまった。

俺はその光景を見て、どうしてここまでの無差別的な憎悪を持つまでに至ってしまったのだろうと思わされてしまった。

しかし、俺たちにはそれを止めることも、やめさせることもできないことは、火を見るより明らかだ。

もし止められるならば、もうこのレユニオンという組織は存在していないだろう。

 

そう思いながら、俺たちはその場を離れ、他の場所を警戒することになった。

やがて街の郊外までたどり着くと、作業員が数人、身を寄せあって隠れていた。

 

「く、来るな!お前らもアイツらの仲間なんだろ!?」

 

そう言いながら、1人の作業員が、銃を構えて、こちらを威嚇してきた。

俺はどうしたもんかと思いながら、ひとまずその場で、作業員を様子見していた。

やがて様子見しても埒が明かないと思い、俺は全員に合図して、武器を納めさせた。

 

「誰か怪我人はいないか?いないなら早くここから逃げた方がいい、もうすぐ他のやつらも来ちまう」

 

そう俺は言うと、信じられないと言った顔をし、作業員たちは身動きを取らず、ずっとこちらを警戒してきていた。

ならばと思い、重装オペレーターの盾以外の装備を地面に置かせ、俺たちは両手を顔の横に挙げ、攻撃の意思はないと伝えた。

すると、警戒しながらも、作業員たちは移動を開始し、ここから離れていこうとし始めた。

 

「痛っ!」

 

そう1人の女性作業員が、足を庇いながら、その場にうずくまり、動かなくなってしまった。

それを見るなり、イツキとシロが杖を持ち、有無を言わさず、女性作業員へと駆け出してしまった。

 

「ちょ、バカ!今はマズイって!」

 

そう注意したのもつかの間、銃を持った作業員が、2人に発砲しようと、銃を構えた。

俺はそれを止めようと、即座にアーツを使い、小さな結晶を生み出し、その銃を弾き飛ばす。

そんな俺の努力を無視するかのように、2人は女性のそばへ行き、アーツによる処置を始めていた。

 

「これでよし…と、大丈夫ですか?」

 

「は、はい…ありがとうございます」

 

「さ、早く逃げてください、私たちはできる限りこちらへと我々の味方が来ないようにしますから」

 

そう言い、2人はやりきった感満々でこちらへと戻り、何食わぬ顔で陣形を組み直した。

 

「……?どうしたの、お兄ちゃん?」

 

「私たちの顔になにかついてますか?」

 

そう2人がとぼけ、俺ははぁ…とため息をつきながら、2人の優しさと無謀さに感服していた。

 

 

やがて、俺たちレユニオンは工場と居住区を占拠し、大量の銃器とその弾薬類を鹵獲することができた。

その戦利品は俺たちにも回り、狙撃オペレーターの武器がクロスボウとハンドガンという自体になった。

俺もハンドガンと弾薬を貰い、慣れるまで数発、練習で射撃してみる事にした。

 

「心を落ち着けて…腕を銃の内部に繋げるイメージで正確に弾丸の装填状態を感知…そして撃鉄を活性化させて…撃つ!」

 

そうぶつぶつ呟きながら、銃の引き金を引くと、パンと乾いた音とともに、銃弾が、マトへと飛んで行った。

 

「ふぅ…アーツをコントロールして持続させるのが大変だな、弾丸も貴重だし、このくらいにしとくか」

 

そう言ってマガジンを抜いてスライドを引き、薬室から銃弾を抜いて、セーフティをかけ、貰ったレッグホルスターへと銃を収めた。

弾薬も貴重で限りあるし、あまり使うことは無いだろう、そう思いながら、俺は占領した居住区の、俺たちに割り当てられた部屋へと向かった。




銃のシーンは別作品で書いてたりするので専門用語が多いです、すみません()
このアークナイツでの銃の立ち位置は撃針(銃を発射するために必要なパーツ)をアーツで代用してるんだろうな…と思ってます。
あと炸薬の爆発と。
ちなみにあのシーンのセリフはイベント時のリスカムさんがジェシカちゃんに銃を教えてたシーンをモデルに書きました。
わかった人いたりするんですかね……

ちなみに今回は前書きに本編を間違って入れて、本編に後書きを間違って書いてました。

ではまた次回、お会いしましょう!

小説の流れ(物語の内容)について

  • もっとフランクにしてもいい
  • もっとはっちゃけでもいい
  • 下手なことしないならいい
  • もっとネタに走ってもいい
  • 今まで通りがいい
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