ロドス・アイランドの禁止リスト   作:_( _*`ω、)_ スヤァ

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Ahoy! _( _*`ω、)_ スヤァ です。
クリスマスネタとかもあったので慌てて書き上げました。
今年はこれが最後の投稿になります。
あと少しでWとウィーディが実装! 嬉しいんだけど、龍門幣とアーツ学がまた枯渇する…。


15ページ目

 211.戦闘中なので焦るのは分かりますが、グムの特製料理は落ち着いて素早く食べてください。間違っても喉に詰まらせないで。

 

―早食いを訓練項目に入れるべきなのだろうか。しかしそれは果たして訓練と呼べるのか……?    ドーベルマン

 

―でも実際に喉に詰まらせて撤退を余儀なくされたオペレーターが何人かいる訳だし、訓練する価値はあるんじゃないかしら。   ジュナー

 

―そんなこと言って、本当はお前がグムの料理をたらふく食べたいだけなんじゃないのか、ジュナー。   ドーベルマン

 

―あはは、バレちゃった? ま、たまには風変わりで美味しい思いのできる訓練があってもいいんじゃない?    ジュナー

 

―…………はぁ。太っても私は知らんぞ。   ドーベルマン

 

―うっ、人が密かに気にしてる事を……。   ジュナー

 

 

 

 212.シージは他の人に親愛の証としてサルミアッキを渡してはいけません。

 

―………………。   シージ

 

―あの時*1とは真逆だな。今度はお前が簀巻きにされている。一体何があったんだ?    フロストノヴァ

 

―……まぁ察しはついていると思うが。テンニンカにサルミアッキをあげたら割と本気で殴られて拘束された。そんなにお気に召さなかったのだろうか。   シージ

 

―サルミアッキと言うと『タイヤのゴムみたいな味がする』と言われるアレか。私の特製キャンディと同じかそれ以上にえげつないものを食べさせたのか、お前は。   フロストノヴァ

 

―分かっていないな。その独特の味がいいんじゃないか。インドラぐらいしか賛同してくれる人がいないが。   シージ

 

 

 

 213.うまいことやってレイズに自分の書類仕事を処理させようとするのはやめなさい。

 

―いいですか? 文書はこうして内容で区分した後、重要度、緊急度、時系列順に並び替え、そして期日が迫っているものから処理していく。これが最も効率の良い方法です。   レイズ

 

―なるほどー。さすがレイズさん、頼りになるねぇ。   ブレイズ

 

―……少々お待ちを、ブレイズさん。つい流れで文書仕事を片付けてしまいましたが、元々これらは貴女の仕事だったのでは?    レイズ

 

―え、えー? 何のことか分からないなー?    ブレイズ

 

―貴女という人は……。エリートオペレーターとしての自覚はあるのですか? 貴女のように良くも悪くも存在感のある人は、他の者の規範となるよう行動を心がけるべきだと思いますが。その情けない姿を子供たちが見たらどう思うでしょうね。   レイズ

 

―わ、分かった分かった! お願いだから正論でぶん殴ってくるのはやめて! 次からちゃんと仕事するよ!    ブレイズ

 

 

 

 214.Wはケルシー先生の事をババア呼ばわりするのをやめてください。ケルシー先生も見え透いた挑発に乗らないでください。

 

―あら、バベル時代の頃の項目じゃない。まだ残ってたのね。   W

 

―お願いですからもう大喧嘩は起こさんでくださいよ。毎回毎回、後始末するの大変だったんですから。   当時を知る古参職員

 

―さぁ、それは約束できないわね。私はあのクソババアが嫌いなの。やりたいようにやらせてもらうわ。   W

 

―ほう。どうやりたいようにやるのか、興味があるな。……行け、Mon3tr。   ケルシー

 

(恐ろしい唸り声と床が砕ける音)

 

―おっと危ない! お婆さんったら、不意打ちを仕掛けてくるなんて随分と短気なのね。更年期障害ってやつかしら?    W

 

―…………死ね!    ケルシー

 

―ハッ、上等!    W

 

 

 

 215.換毛期に入ったオペレーターは大浴場の使用を控えてください。個人用浴室を使う場合も、抜け毛をそのまま排水溝に流さないで。

 

―水道管が抜け毛で詰まったんだけど、今月何件目? というか、再三にわたる注意を聞かないおバカさんは誰なの。   ウィーディ

 

―この前、ケオベさんが大浴場を毛だらけにしてたから多分それじゃないかな。あの時は掃除が大変だったよ……。   セイリュウ

 

―OK、次に詰まらせたら犯人の尻尾は丸刈りの刑ね。私はやると言ったら本当にやるわよ。   ウィーディ

 

 

 

 216.ソラを勝手に撮影して、その映像もしくは写真で一儲けしようとしてはいけません。撮影する場合は必ず彼女の専属マネージャーに話を通してください。

 

―過去に誰かやらかした事あるんですね。マネージャーさん怖いのに、ソラ姉の隠し撮りとか無謀だなぁ。   バイソン

 

―同感。私も炎上とか垢BANとか色々怖いし、そもそもやろうとも思わないよ。馬鹿なことする人もいるもんだ。   カシャ

 

―案外クロ姉辺りがやらかしてたりして。   バイソン

 

―ぎくっ。   クロワッサン

 

―……え、まさか図星なんですか?    バイソン

 

 

 

 217.プリュムとシデロカの2人を訓練で組ませないでください。気が合うのか、休みの日にも関わらず地獄のような特訓を訓練室で行っていることに医療部から苦言が呈されています。

 

―私の本格的な集中訓練について来れる人がいて嬉しい限りです。さぁまだまだ行きますよプリュムさん!    シデロカ

 

―はいっ、ご指導よろしくお願いします!    プリュム

 

―凄いな、あの二人。あれだけ身体を酷使しているのに笑顔すら浮かべている。だが今日は休みのはずでは……?    ヤトウ

 

―休みの日ぐらいアイツら出禁にした方がいいんじゃねぇか? 毎日毎日ヘルウィーク並の過酷な訓練、見てるこっちが疲れちまうぜ。   ノイルホーン

 

 

 

 218.セイロンに紅茶を淹れさせるな。

 

―紅茶にかける愛情と、紅茶の淹れ方の上手い下手は比例しないということです。これ以上は詳しく聞かないでください。   シュヴァルツ

 

―って言ってたけど、実際の所どれくらい不味いの?    ドクター

 

―安物の出涸らし茶の方が余程美味い。高級茶をあそこまで不味くできるのは最早一種の才能と言えるだろうな。   シージ

 

―……私、セイロンにお茶会に誘われて快諾しちゃったんだけど、判断を誤ったかな。   ドクター

 

―一緒に出てくる菓子は美味いから安心しろ。味の落差が酷すぎて余計に苦しむかもしれんがな。   シージ

 

 

 

 219.オペレーターとしての名前が決まった以上、ビーズワクスのことを未だに本名で呼ぶのはやめなさい。

 

―そうは言っても、数ヶ月間もコードネームが決まらずに本名呼びしてたし『ビーズワクス』って今更呼ぶのも違和感あるな。   ドクター

 

―実の所、ビーズワクスって言われて真っ先に反応できるのが本人で、他の人は『誰だっけ?』ってなってたりするのよね。私もしばらくはビーズワクスの事だって分からなかったもの。   ヴィグナ   

 

―ま、私達もボチボチ慣れていくしかないね。ビーズワクスみたいに何回も復唱してみる?    ドクター

 

―そ、それはやめてください。そんなに何回も名前呼ばれたら照れちゃいますよ……。   ビーズワクス

 

 

 

 220.ロドスのCMなどをニェンに撮らせるんじゃない。

 

―どうして食事バランス啓発PVや消防教育動画が、こんな無駄に壮大でB級臭漂うものになってしまうんだろう。   ドクター

 

―そりゃそっちの方が面白いからに決まってんだろ。いいか? 人生で最も気をつけにゃならんのは退屈だ。オメー、くっそつまらん動画を流されて真面目に見る気になれるか? ならんだろ。   ニェン

 

―それにしたって限度があるとは思わない? そもそもこれらの映像制作、元々はカシャにお願いしたはずなんだけどな……。   ドクター

 

―なんだよドクター。私よかあの小娘の動画の方がいいってのか? 私の方が絶対大ヒット間違いなしのヤツを作れるぜ。   ニェン

 

―映像制作指導(駄作)の鍛冶師が人気動画投稿者にケチをつけるなんて世も末だなぁ。   ドクター

 

 

 

 221.出撃コストを抑えるためとは言え、余りにも無謀としか思えない少人数部隊で任務にあたらせるのは禁止されました。

 

―やっほードクター! 今日の作戦はあたしが隊長なんだよね。隊員のみんなはどこにいるの?    マゼラン

 

―いや、いないよ。   ドクター

 

―えっ? ご、ごめん聞き間違いかな。もう1回言ってくれる?    マゼラン

 

―だから、今回は隊員なし。マゼラン1人での任務だね。   ドクター

 

―いやいや冗談キツイよドクター。前情報によると敵が50人はいるんでしょ? それをあたし一人っていうのはちょっと……。   マゼラン

 

―大丈夫だ。マゼランには頼れるドローンがいるじゃないか。それに私の指揮が合わされば鬼に金棒だ。メイヤーにも単独任務にあたってもらってるし、マゼランにも出来るはずさ。   ドクター

 

―メイヤーちゃんも単独出撃してるの!? うう、こんな無茶な仕事を回されるなんて、やっぱりロドスってブラック企業なのかも……。   マゼラン

 

 

 

 222.シデロカは壊れた自動ドアをぶち抜いた上で修理工に連絡を入れるのをやめてください。連絡一つですぐに駆けつけて直しますから。

 

―うわー、これもう扉ごと取り替えないとダメだ。無理に動かさなきゃ少し回路いじってパーツ交換するだけで済んだのに……。   クロージャ

 

―逆に考えましょう。シデロカだったからこの程度で済んだのだと。もしドアをぶち抜いたのがスカジだったら、ドアどころか壁一枚まるまる修理する羽目になってたわよ。   ウィーディ

 

―それはそうだけどさぁ……。はぁー、気が重いよ。   クロージャ

 

 

 

 223.大怪我の危険性を覚悟できない人は、クリスマスのサンタ役に立候補するべきではありません。

 

―なんでこんな物騒な項目が立ってるんだ?   ドクター

 

―どうやら年少オペレーター達が『サンタ捕獲大作戦』なるものを計画しているみたいですね。一般の家庭の子供たちのように可愛らしいものであればよかったんですが……。   ホシグマ

 

―ああ、なまじ色々な訓練を受けてるから、それらの知識と技術をフル活用してガチで捕獲に来てるのか。   ドクター

 

―はい。今夜は至る所に捕獲用トラップが仕掛けられるでしょうから、ドクターは出歩かないほうが賢明ですね。プレゼントを配るのはグラベルさんやシュヴァルツさん、私などにお任せください。   ホシグマ

 

 

 

 224.カッターに厨房の安全な使い方と簡単な料理を教えようとする試みは、もはや二度と許可されません。

 

―とりあえず、彼女が刀を手放して厨房に入ってくれないことには何も始まらないです。   マッターホルン

 

―カッターさんには悪いけど、文字通り厨房が戦場めいた地獄の様相になるから出禁にするしかなかったんだよ……。   グム

 

―彼女は傭兵として流れ歩いていた時、どのようにして自炊していたのでしょうか? それが分かりません。   マッターホルン

 

 

 

 225.フランカはリスカムにイルミネーションを飾り付けてはいけません。

 

―よし、中々いいカッコになったわね。リスカム、たぶん今のアナタはロドスで一番クリスマスしてるわよ。子供たちに大人気間違いなしね。なんならもう少し追加の飾りいっとく?    フランカ

 

―ジェシカ、バニラ、離しなさい。これは上司命令よ。私はあのバカに今日こそ粛清をくださないといけないの。   リスカム

 

―お、落ち着いてください。せっかくのクリスマスにケンカなんて良くないですよ……。ほ、ほらパーティーも開かれてるし、楽しまないと損ですよ。    ジェシカ

 

―…………ンフッwww (必死に笑いをこらえている)   バニラ

 

―ば、バニラちゃん笑っちゃダメです!    ジェシカ

*1
11ページ目 No.163を参照




 活動報告の方で公開してる『フォーマット:備品補充申請書』に、かなりの数の申請が届いてびっくりしました。

 リュコスが審査した上で、ネタになるものは全てメモ帳に書き留めてますので本編に登場するのは気長にお待ち下さい。

また、備品補充の申請はいつでも受け付けてるので申請したい物があるロドススタッフは以下のURLからどうぞ。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=252202&uid=146254

それではドクターの皆さん、良い年末年始を〜!

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