ロドス・アイランドの禁止リスト   作:_( _*`ω、)_ スヤァ

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 初の星6第2昇進レベルMAXはマドロックに捧げた_( _*`ω、)_ スヤァ です。
次の危機契約では敵もサルカズが多いらしいし、きっと活躍してくれることでしょう。

 喧騒の掟はちょうど始めたばかりの頃のイベントだったから完走できてないんですよね。今こそリベンジの時。

 それでは本編をどうぞ!


備品申請リスト その5

申請内容:クーラーボックス

 

申請者:スルト

 

用途:アイスを持ち運ぶ為。

 

―申請は受理されました。

―このクーラーボックス結構デカいんですけど……。まさかこの中、全部アイスを入れるつもりなんですか?    リュコス

 

―ああ、そうだ。旅先ではアイスを売ってないことも多いからな。これでどこでもアイスを食べることが出来る。礼を言うぞ。   スルト

 

―うわー、すっごく健康に悪そう……。   リュコス

 

―ふん、構うもんか。鉱石病に罹ってる時点で今更だ。食べたいものを食べて何が悪い。   スルト

 

―それ、間違っても医療オペレーターの前で言わない方がいいですよ。少し前にケーちゃんが同じようなこと言ってて、結構な時間説教されてましたから。   リュコス

 

 

 

 

申請内容:地雷探知機

 

申請者:多数のロドス職員から申請あり

 

用途:ロドス艦内(特に執務室周辺)に仕掛けられてる地雷を避ける為。

 

―申請は受理されました。

―実はイグゼキュターさんやWさんに地雷を提供しているの、私だったりするんですよね。うーん、マッチポンプ感が凄い。   リュコス

 

―あれアナタがそもそもの元凶なの!? じゃあ今すぐやめてよ! 私がドクターに絡みに行くと大抵踏んじゃうんだから!   ブレイズ

 

―それは貴女が酔って注意散漫になってるからでは? それに、威力の低いこけおどしの地雷ですから別に踏んだってどうにかなる訳でもないでしょうに。   リュコス

 

―それでも困るものは困るの!   ブレイズ

 

―えー、そんなこと言っても私の本職は武器商人ですし。求められたら売るのが商人ってもんで─あ、はい、私が悪かったです。悪かったからチェーンソーをチラつかせるのはやめてください。シラクーザのマフィアみたいな脅し方しないでくださいよ、全くもう……。   リュコス

 

 

 

 

申請内容:爆薬の原料

 

申請者:W

 

用途:爆弾を自作する為。

 

―申請は却下されました。

―あらどうして? 少し前までは普通に申請通ってた気がするんだけど、気のせいだったかしら。   W

 

―いやー、地雷やら時限爆弾やらでトラブル起こしまくる貴女に爆発系の諸々を渡すなと怒られてしまいまして。ですので、今後こういった申請は受け付けられなくなったんです。本当に申し訳ありません。   リュコス

 

―そう。なら外部から買い付けるしかなさそうね。はぁ、これの出費って結構馬鹿にならないのだけど。   W

 

―そんな貴女にこちらを。他の人には決して見せないでくださいよ? 貴女だからこそ見せるんですから。   リュコス

 

―何この紙切れ。これに書いてある場所に行けばいいの?    W

 

―YES、そこは私が武器商人として取引を行うのに使う秘密の場所のリストです。そこに来てくだされば、私の手の者が貴女とその部下に爆薬や武器などを卸して差し上げますよ。同じロドスに属するよしみで格安で提供致しましょう。   リュコス

 

―ふーん、いいのかしら。そんな事してケルシーのババアに怒られてもあたしは助け舟なんて出さないわよ。   W

 

―構いませんよ。本業をおろそかにする訳には行きませんからね。……Mon3trの折檻って痛いから嫌ですけど。   リュコス

 

 

 

 

申請内容:実銃

 

申請者:アンドレアナ

 

用途:観賞用及び研究用。

 

―申請は却下されました。

―ラテラーノ国籍でもなければサンクタ族でもない人が銃を入手する面倒臭さをご存知ですか? 危ない橋をかなり渡るし、金はかかるし、こんな薄っぺらい書類1枚で『はい分かりました』って仕入れられるもんじゃないんですよ。   リュコス

 

―でも、ジェシカちゃんは自費で購入した拳銃を持ってるけど?   アンドレアナ

 

―アレは例外です。あの子は多分想像もつかないぐらい良い所の出身のお嬢様なんでしょう、多分。でなきゃ個人で銃を買うなんて、いやはやとてもとても。   リュコス

 

―ちなみに貴女から購入するとなると幾らぐらい必要になるの?   アンドレアナ

 

―はいこれ見積書です。   リュコス

 

―え……嘘……私の給料低すぎ……? 貯金崩しても全然お金足りないんだけど。   アンドレアナ

 

―借金してでも買います? 利息はトゴ*1ですが。   リュコス

 

―闇金じゃん。私を破産させる気満々じゃん。   アンドレアナ

 

 

 

 

申請内容:カッターナイフの替え刃

 

申請者:ロサ

 

用途:支援部などで使用している在庫がそろそろ無くなりそうだから。

 

―申請は受理されました。

―えー、あー。余計なお節介かもしれませんが、カッターナイフついでに私からひとつアドバイスをいいでしょうか。   リュコス

 

―あら、何についてのアドバイスかしら。   ロサ

 

―えーとですね、そのー。言いにくいんですけど、やるならズッパリと思い切ってやったほうが良いと思いますよ。ロドスの医療オペレーターは優秀ですからね。変にやると苦しいだけです。  リュコス

 

―……そこは普通、止めるところなのではなくて?   ロサ

 

―その人が本当にそうしたいなら私は止めやしませんよ。ふむ、もしかして止めて欲しかったんですか?   リュコス

 

―……私、あなたのことは嫌いかもしれないわ。   ロサ

 

 

 

 

申請内容:撮影機材

 

申請者:ニェン

 

用途:映画を撮る為。

 

―申請は却下されました。

―エンシェント・フォージ拝見いたしましたよ。   リュコス

 

―おっ、どうだった! 諸事情でお蔵入りになっちまったが、もし公開されりゃ大ヒット間違いなしの神作だったろ!    ニェン

 

―ウィスパーレインさんが見たら、頭痛で倒れて緊急搬送されそうだなって思いました。あのような作品を量産するつもりでしたら、今回の申請は申し訳ありませんが却下ということに……。   リュコス

 

―かーっ、あの作品の良さが分からねぇとはオメーさんも見る目がねぇな。やっぱ私の感性に時代が追いついてないのか? 早過ぎた天才ってやつだな。辛いもんだ。   ニェン

 

―その溢れんばかりの自信はどこから来るんですか? 貴女の妹さんは『こんな冒涜的なクソ映画燃やし尽くしてやる』ってボロクソに貶してましたけど。   リュコス

 

―はん、あの引きこもりに私の作品はそう簡単に理解できねーよ。……ちょっと待て、シィのやつ『燃やす』って言ってたんだよな? お前それちゃんと止めたのか?   ニェン

 

―え、止める必要も無いかと思って放置しましたけど。ほら、フィルムの焼け焦げる匂いがここまで漂って……。   リュコス

 

―バッカお前止めろよそれは! あんにゃろう何勝手に人の作品壊してやがんだ! ぶっ飛ばしてやる!   ニェン

 

 

 

 

申請内容:リュコスさんの笑顔

 

申請者:東夜の魔王

 

用途:美しい女性には笑っていてほしいから。

 

―申請は破り捨てられました。

―知っていますか? 笑顔というのは本来攻撃的なものであり、獣が牙を剥く様が原点である、と。   リュコス

 

―そうなのかい? それは知らなかったよ。だけどそうだったとしても、女性の笑顔が美しいのは今も昔も変わらない。もちろんリュコスさん、貴女もですよ。その笑顔はとても魅力的だ。   ミッドナイト

 

―そうですか。私の殺意100%の笑みを見てそんな呑気な事を言っていられたのは貴方が初めてです。あの世で誇るといいでしょう。ふざけた申請書で私の仕事の邪魔をした罪、その身でもって贖いなさい!   リュコス

 

 

 

 

申請内容:AED、強心剤、造血剤など

 

申請者:グレースロート

 

用途:馬鹿猫を蘇生させる為。

 

―申請は受理されました。

―アイツはいつも無茶な戦い方ばかりするの。出血多量で今にも止まりそうな心臓を無理矢理AEDで動かし、強心剤を何本も自分にぶち込みながら戦ってるのよ。信じられる?   グレースロート

 

―それは……凄絶の一言につきますね。   リュコス

 

―アイツの周りっていつも暑苦しいでしょ。でも戦闘中のアイツはね、とても冷たいの。例え呼吸ができない程の熱気に包まれてても、アイツの身体はいつも死体みたいに冷え切ってる。   グレースロート

 

―そんな自殺志願者みたいな戦い方してる癖にね。アイツやっぱり馬鹿だから時々自己蘇生をミスるのよ。だから、ブレイズ小隊のメンバーは絶対何らかの蘇生手段を持っていくことになってるの。でなきゃウチの隊長様はもうとっくに2桁は死んでるでしょうね。   グレースロート

 

―道理で最近やたらと蘇生器具の申請が多いなと思いましたよ。おたくの隊長何回死にかけてんですか。むしろ何でまだ生きてるのか不思議なレベルなんですが。   リュコス

 

 

 

 

申請内容:トロッコ

 

申請者:コンビクション

 

用途:断罪ッ!! 

 

―申請は断罪されました。

―申請書は私にも理解できる言語で書いて下さい。   リュコス

 

―だからこうして書いているではないか! トロッコは断罪者にとって切っても切れぬ物なのだ。断罪問題は常に断罪者について回る宿命みたいなものなのだ。だからロドスにもトロッコを設置するのだ!    コンビクション

 

―トロッコとかロドスに絶対いらない物の一つだ……。大体さっきから断罪断罪って、断罪の意味がゲシュタルト崩壊起こしそうですよ。頭が痛くなってきました。   リュコス

 

―なんだ、貴様は断罪芸術の基礎も分からぬのか? まぁそれも致し方なし。断罪は崇高で高尚なものであるからな! 貴様らにはすぐに理解出来ぬのも仕方あるまい!   コンビクション

 

―……ふぅー。よーし落ち着け私。衝動的な殺しはダメだ。殺るにしても時と場所を選ばないと。深呼吸して冷静になろう。感情任せの行動は往々にして酷い結果を招きますからね。   リュコス

 

 

 

 

申請内容:シスター服

 

申請者:アズリウスやスカジ

 

用途:スペクターの着替えの為。

 

―申請は受理されました。

―スペクターさんはもう少し服を大事にするべきだと思いますわ。あの綺麗なシスター服、作戦終了時にはいつもボロきれ同然になってますのよ。修繕も不可能ですし、もう替えがありませんの。   アズリウス

 

―事情は分かりましたが……なんで本人が申請しないんです?    リュコス

 

―あの子、そういうのに頓着しないみたいなのよ。昔はちゃんと恥じらいもあったのだけど、精神汚染の影響かしらね。半裸の状態で平気でそこらを歩き回るの。   スカジ

 

―酷い時なんてほぼ全裸の時もありましたわ。乾いた血がどうにか大事な所を隠してるぐらいの。あの時はアンドレアナさんがスペクターさんの肢体に滅茶苦茶動揺して、落ち着かせるのに苦労致しました。   アズリウス

 

―しょうがないでしょ! あんな艶かしいの見せつけられたら誤射の一つや二つもするよ! 一緒のチームに入るだけで心臓がどうにかなりそうなのに、毎回半裸になられたんじゃ、私、もう……もう……!   アンドレアナ

 

―確かにこりゃ何とかしないとマズそうですね。スペクターさんの尊厳よりも先にアンドレアナさんが死にそうだ。   リュコス

 

 

 

 

申請内容:機械油と油さし

 

申請者:ヴァーミル、ヴァルカン

 

用途:義手や義足のケアの為。

 

―申請は受理されました。

―なんか今日の御二方の義手や義足の動き、調子悪いですね。錆付きでもしましたか?   リュコス

 

―ああ、私とした事がうっかり油を切らしてしまってな。少し油を差さないだけですぐこれだ。関節に砂やら何やら入り込むし、錆び付くしでまともに動かすこともかなわん。   ヴァルカン

 

―オレなんか矢の1本もちゃんと撃てねぇよ。義手ってこういうとこがメンドーなんだよな。   ヴァーミル

 

―人工皮膜とか被せたらどうです? 保護にもなるし、傍から見たら普通の生身にも見えますよ。   リュコス

 

―やだよカッコ悪ぃ。保護ってのは分かるけどよ、なんか失った腕に未練引きずってるみたいで女々しいじゃねーか。   ヴァーミル

 

―えぇ……そうかなぁ……。   リュコス

 

 

 

 

申請内容:発信機と追跡装置

 

申請者:スカイフレア

 

用途:すぐ迷子になる後輩の居場所を把握する為。

 

―申請は受理されました。

―精密機械なんであまり乱暴に扱わないでくださいよ。一応耐熱仕様にしておきましたが、スカイフレアさんのアーツの前では焼け石に水みたいなものですから。   リュコス

 

―お気遣い感謝致しますわ。でもわたくし、そこまで不器用ではありませんわよ?   スカイフレア

 

―でもこの前ミントさんが迷子になった時、怒った拍子に周囲を大火事にしたじゃないですか。   リュコス

 

―う……あれは悪いと思っていますわ。でもミントさんもいけないんですのよ? 物珍しい虫や野草を見る度あっちこっちフラフラと……。それを引率する私の身にもなって欲しいですわ。   スカイフレア

 

―追跡装置なんかに頼るよりも、もういっそのこと互いの手首を手錠で繋いだ方が確実かもしれませんねぇ。   リュコス

 

―ああ、その手がありましたわね。手配してもらえるかしら?    スカイフレア

 

―えっ。   リュコス

 

 

 

 

申請内容:チェーンソーの替刃

 

申請者:ブレイズ

 

用途:傷んだ刃の交換の為。

 

―申請は受理されました。

―訓練や戦闘で傷んだ刃を交換するのは分かります。当然のことです。でもですよ。スイカや缶詰切ってたら傷んだから交換してってなんですか。意味不明なんですが。   リュコス

 

―読んで字の通りだけど?   ブレイズ

 

―チェーンソーでスイカだの缶詰だの切るバカがどこにいると!?   リュコス

 

―ここに1人いたねぇ。アッハッハッ!   ブレイズ

 

―ハァ……今回は申請を認めましたが、次アホな理由でチェーンソーの刃が傷んだら自腹で買い替えてくださいよ。   リュコス

 

 

 

 

申請内容:絵本

 

申請者:フィリオプシス

 

用途:イフリータに読み聞かせる為。

 

―申請は受理されました。

―貴女が絵本の読み聞かせ……ふーむ。失礼を承知で言いますが、全く光景が想像できませんね。機械的な印象の貴女にはどうにもしっくり来ないというか……。   リュコス

 

―リュコスさんの困惑を検知。フィリオプシスのこの話し方は鉱石病によるものと意図的なものです。必要とあれば、感情抑制機能をオフにする事も可能です。   フィリオプシス

 

―え、それ初耳です。泣いたり笑ったりするフィリさんメッチャ見てみたいんですが。   リュコス

 

―ERROR。アクセス不許可です。好感度の不足を確認。フィリオプシスの感情をONにするには好感度をMAXにする必要があります。    フィリオプシス

 

―おや、それは残念。普段無表情な人の泣き顔や笑い顔は私の大好物なんですが。特に泣き顔。   リュコス

 

―……リュコスさんへの好感度の減少を確認。   フィリオプシス

 

―やだなぁ冗談ですよ。そんな真に受けないでくださいってば。   リュコス

 

 

 

 

申請内容:ミェシュココイル

 

申請者:エアースカーペ

 

用途:感電趣味作戦時にキルゾーンを磐石にする為。

 

―申請は却下されました。

―なぜだ。   エアースカーペ

 

―ノーコメントにさせて頂きます。   リュコス

*1
10日で5割。




 バイオ8が楽しすぎてもう4周もクリアしてる……。だけど基本逃げ回るしかできないベビー戦、テメーだけは許さん。

 そしてよく考えたらバイオ8のせいで今回の物資回収イベント、ロクに周回できてないという事実。ははは、ハァ……(´Д`)

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