Metal Gear Solid/ Ark of ■■■■   作:daaaper

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PM 08:45 ロドス艦内 深層フロア射撃訓練室

 

スネーク、ジェシカ、そしてペンギン急便のエクシアはロドスの射撃演習場に移動した。時間があるからという理由で、スネークが葉巻の"ついでに"注文したMP5()を軽く調整する。

スネークは早速作業台に、先ほど受け取ったアルミケースを広げ、銃を手に取る。MP5自体はスネークも扱ったことがあるが、感触としてこのMP5はそれよりも小型で取り回しが効く。ストックは折り畳み式で持ち運びもしやすく軽いようだ。

 

マガジン挿入部を確認し異物が無いかを確認する。チャージングレバーを引くが引っ掛かりや違和感はない。MP5の特徴であるレバーのロックも確認するが、スムーズな操作が可能だ。

 

「どうよ、私が選んだその子は」

 

「操作性は問題なさそうだ、このまま試射する」

 

そう言いながらケースに収められていたマガジンに弾を込める。このMP5はグロックと同じ9mm弾仕様、弾の互換性を鑑みてもこの世界での相棒としては申し分ないだろう。慣れた手つきで30連マガジンに弾を込める。マガジンは4本入っていたが、今回は簡単な試射のため2本だけ使う。

 

「そういえばジェシカが言うには、この銃はたまたま購入できるタイミングだったそうだが、どういう経緯で入荷したものなんだ?」

 

「ん、まぁ〜銃ってラテラーノの許可証が基本的に必要なんだけど、古すぎる銃って人気がないから捨てられちゃうんだよね」

 

「……話が見えてこないんだが、コイツは捨てられた割には随分とよく手入れされているぞ」

 

「あーその〜、洗浄された(ロンダリング)銃、かな?」

 

「……専用のマーケットに流れたブツってことだな」

 

「まあそんな感じ?あ、違法なものじゃないから大丈夫だよ」

 

「そう願う」

 

察するに、銃に関する公的機関の手続きを省いた銃なのだろう。もっともこの世界では銃はマイナーな武器である以上、わざわざ配送業者を経由して購入するようなやつもいないからこそ成り立つ購入方法なのかもしれない。そう考えながら、マガジンに弾を込め終え、リグに押し込み、銃には装填せず射撃場に入る。

 

「とりあえずまずは撃つぞ」

 

「ハイどうぞ〜」

 

その真後ろ、黄色い線の向こうでエクシアが仁王立ちで見守るようだ。ちなみにジェシカは見たことのない銃に興味があるのか落ち着きない様子で右往左往している。

 

「的を出してくれ」

 

そう言うと人型の的が10m、30m、100m先に1体づつ現れる

 

射撃台に置かれているイヤーマフを装着

 

チャージングレバーを引きロックをかけ、マガジンを挿し込む

 

レバーを右手で叩き装填

 

セーフティーからセミオートにセット

 

サイトを覗き込む

 

ここからはまだ慣れていないアーツ操作

 

グロックと同じように薬室に弾が込められているのを意識しながら・・・トリガーを引く

 

9mm弾の発砲音と軽い反動を感じながら弾が射出される

 

そのまま各的に対して5発ずつ撃ち込みフルオートにセット

 

残りの弾を10m先の的に撃ち込む

 

再びチャージングレバーを引きホールドオープンの状態にしたままマガジンを引き抜く

 

薬室に弾が装填されていないことを目視し、銃を射撃台の上におく

 

「箱だしのままでもすぐ使えそうだ、本当に捨てられた銃か?」

 

「私がメンテナンスしたからね!そもそも紛い物だったら買わないし」

 

「そうか」

 

それだけ言うとリロードし、フルオートで100m先の的を狙い撃ち、試射を終える。スネークの感覚的には、箱だしのままでも調整はほとんど必要なく使用できる状態だった。いま持つ武器としては問題ないだろう。

試射を終えてスネークは銃と空になったマガジンを持ち射撃場を離れる。

 

「後ろから見ててどうだった」

 

「うん、特に問題なさそうだったね。その子も結構機嫌良さげ」

 

「随分と素直だったな、良い銃だ」

 

「ふふーん。まあコレ本当は私が個人的に買った銃なんだけど、ジェシカちゃんからいい値段を提示されたから売ることにした物だからね。品質は保証するよ」

 

「そうだったのか……ならジェシカが使うか?」

 

「・・・え!?いやムリですムリです!私には大型銃なんてムリです!」

 

「……大型銃?コレがか?」

 

スネークがMP5を片手で掲げてジェシカに銃を見せるが、彼女は打って変わって首を左右にブンブンと振っている。どうやら本当に扱うことなんてできないと思っているらしい。

 

「大型銃なんて聞いたことがないんだが……そもそもSMGが大きいわけがないだろ」

 

「す、スネークさんはご存知ないかも知れませんが、この世界ではエクシアさんのようなラテラーノの方じゃない限り大型銃は扱えないんです」

 

「いや、お前もハンドガンを使えるじゃないか」

 

「これはハンドガンですから私やリスカムさんでも使えます。けど大型銃は無理です」

 

「大型銃って区分がわからんが……そこのところどうなんだ?」

 

「ん?まあ私たちは銃に慣れてるからババーッて撃てば当たる感じだけど、他の人にとっては難しいみたい」

 

「いや、感覚というより大型銃とやらの定義を知りたいんだが」

 

「その呼び方は多分、銃を使えない人たちが決めた呼び方だと思うよ?たぶんハンドガンくらいの大きさだったら使えるけど、それより大きいと使えないからそう呼んでるんじゃない?」

 

「・・・一体何が難しいんだ?」

 

「さあ?」

 

スネークからすれば、ハンドガンもSMGは大きく操作性は変わらない。ライフルであればまた話は多少変わってくるが、それでもハンドガンを扱えるならライフルも上手いか下手かは別として基本的に扱える。だがこの世界ではそもそも撃つことが"ムリ"らしい。これはスネークにとって不思議でしかない。なにせアーツの扱いにそれほど慣れていない自分ですら撃てたのだから。

 

「私からみれば、その銃を撃てるスネークさんが凄すぎます……」

 

「う〜ん」

 

そこでエクシアが意味ありげに指を顎にあて、スネークの顔を覗いてくる。もっともスネークからすれば、この手の反応はすでに当人の悩みなど解決していることを人生経験から悟っている。

 

「ね〜スネークさん」

 

「スネークで構わん、それでなんだ?」

 

「・・・私と射撃しない?」

 

「ん、対決か?まあ構わんが……ルールはどうする」

 

「普通に的撃って、得点が多い方が勝ちってどう?」

 

「銃は今お互いに持ってるコレか?」

 

「そっ、どうよ?」

 

「ならセミオート限定だ、発射レートやマガジンの装弾数が違うだろうからな。あとは1分間の撃ちっぱなしで得点を取り続ける、これでどうだ?」

 

「シンプルでわかりやすいね!OK OK〜!」

 

「なら準備する、ちょいと待ってくれ」

 

「じゃあ私、ここの人にセッティング頼んでくるね〜」

 

エクシアはルンルンと飛び跳ねるように射撃場の保安員の元へと駆けて行った。その間にスネークは作業台に戻りMP5のマガジンに弾を込める。1分間であればマグは3本あれば十分だろう、無駄に弾を用意しても重くなるだけだ。

 

「あっ、私も手伝います」

 

2人の会話を近くで聞いていたジェシカも、足元にある台にのっかり作業台の上で9mm弾を込め始める。いつぞやのバニラと異なり、弾込めに慣れているからかカチカチと弾がマガジンへと込められていく。

 

「しかし、いきなり勝負仕掛けてくるとはな」

 

「エクシアさんは銃がお好きみたいですから。きっとスネークさんがどのくらい銃が扱えるのか気になってるんだと思いますよ」

 

「……まあだろうな」

 

「えっと、その・・・勝てるんです?」

 

「さあな、あいにく俺はそんなに射撃は得意じゃないからな」

 

「えぇ……そしたら私なんてペーペーですよ……」

 

ジェシカから見るとスネークの射撃スキルは自分なんかと比べ物にならないと感じている。ただ静かに的を撃つだけならジェシカ自身もそれなりの自信はあるが、走り、止まり、また走ってと心臓が激しく動いている中で、ブレなく命中させることはできない。

 

しかし自分を教えることとなったこの教官は、ロドスの甲板を走り込んだ直後でも射撃精度が変わらないのだ。しかも『俺より射撃が上手いやつはいくらでもいる』と言う。一体どんな人なのか、ジェシカの経験だけではとても想像つかなかった。

 

「新米にしては大したもんだ。もっとも、まだまだ未熟だがな」

 

「が、頑張りますぅ」

 

「そうだよ〜!ジェシカちゃんはすごいんだから!もう少し自分に自信持ちなって!」

 

ジェシカの方をバシバシとエクシアが叩く。どうやらジェシカに対する認識は、BSW以外でもある程度共通するらしい。もっとも、エクシアの関わり方は自信を持てと言うより、もっと楽しんだ方が良いという意味の方が強そうだが。

 

「こっちは準備できた、そっちは」

 

「いつでもOKだよ〜!」

 

「何か賭けるか?」

 

「おっ良いねぇ〜なに賭ける?」

 

「そうだな……俺が欲しいものを注文させてくれ」

 

「えっ、それ私が得するだけじゃん」

 

「俺に足りないのは情報なんでな、手に入るものなら俺は助かる。まあ注文できるかすらわからんからな」

 

「んー・・・まあ難しいことはよくわからないから、とりあえず注文受け付ければ良いよね?」

 

「ああ、できれば値引きもしてくれると助かる」

 

「なら私はアップルパイ1ヶ月分で!」

 

「……俺はいま、実質的に一文無しなんだが」

 

「まあまあ、勝てばノーカンだよ」

 

「なら手加減してくれ」

 

「えーやだよ、勝負は勝負だもん」

 

そう軽口を言いながらも、マガジンの配置を微調整している赤髪の様子をみて、やり手だろうなと思いながらスネークも弾を込めたマガジンをポーチへ仕舞う。

 

「一発勝負でいいな?」

 

「もちろんっ、もう一回とか無しだよ」

 

「ああ」

 

そう言ってスネークは左へ、エクシアは右のシューティングレンジへと入り、イヤーマフをつける。ジェシカは2人の間に立ち、後ろのセーフエリアから勝負の行方を見守るようだ。ジェシカの近くで何人かの保安員も勝負の様子を見に来た様だ。

 

MP5にマガジンを挿し込む

 

薬室に弾が装填された

 

セレクターをセーフティーからセミに

 

スネークが右を見る

 

エクシアもスネークの方を見てきた

 

「合図は任せる」

 

「任された!」

 

エクシアが一呼吸置くと、保安員の方へと軽く右手を挙げる

 

保安員がうなづくと、ブザーの音が鳴り響く

 

スネークの正面に人型の的が1体出てくる

 

フロントサイトを一瞬覗き込み射撃する

 

弾が当たるとすぐに的は倒れ、別の場所にランダムに的が現れる

 

常にサイトは覗かず、視野を広く確保しながらターゲットを狙う

 

イヤーマフ越しにも自分以外の射撃音が聞こえてくる

 

体感で残弾数を数え、残り1発でリロード

 

マガジンが床に落下する前に射撃を再開する

 

まだ100発も撃っていないこの銃(MP5)だが、スネークの手によく馴染んでいた

 

歪みもなく狙ったところへ弾が飛んでいく感覚がある

 

「す、すごい……」

 

「なんであの速さで当てられんだ……エクシアさんの方はいつも通りって言えばそれまでだけど」

 

「あの人たちには何が見えてるんですかね」

 

勝負の行方を見守っていたジェシカや、様子を見に来た保安員たちがそれぞれ言葉を漏らす。なにせ2人が撃っている的はご丁寧に順番になんて現れておらず、距離も場所も完全にランダムだ。それにも関わらず、両者ともに的が現れた瞬間に射撃しているようにしか見えない。加えて余裕があれば同じ的に2,3発撃ち込んでいることもあり、射撃音が止まることすらなかった。

 

「あのインストラクター、どこからどう見てもサンクタじゃないですけど・・・ヤバくないですか」

 

「そもそも大型銃を扱えてる時点で驚きだけどな」

 

「…………」

 

あっという間に1分が経過し、再びブザーが鳴り、的は全て倒れる。

両者とも手慣れた手つきで銃を安全な状態に戻し、マガジンを拾うとジェシカがいる方へと戻った。2人がこっちにくるとわかると、保安員はそそくさと射撃結果を取りに行ったようだ。居心地が悪いとか、そんな理由ではない、多分。

 

「いやぁ、弾全部撃てなかったなぁ〜」

 

「セミ限定で100発近くも撃てないだろ」

 

「まあねぇ、けど久し振りに良い勝負できたなぁ!正直ぶっち切りで勝てると思ってたよ!」

 

「勝てない勝負には乗らんさ、結果は見ないとわからんがな」

 

「お二人ともお疲れ様でした……なんというか、凄かったです」

 

「ん、何がだ?」

 

「えっと、エクシアさんもスネークさんも、射撃の精度は言わずもがなでしたが、的が出る場所の把握や撃つまでの早さ、リロードのタイミング……どれも無駄がなかったです」

 

射撃の精度に限っていえば、ジェシカも2人と同じ程度には的を正確に射抜くことはできる自覚はある。だが、ランダムに現れる的を補足する空間把握能力と素早く射撃する協応動作、銃にとって1番の弱点であるリロードを補う技術力は今の彼女にはまだない。

 

「・・・私も!お二人みたいになれるよう頑張ります!」

 

だがそれは、ジェシカにとって自分の理想の姿

 

嘆くことはなかった

 

「お〜!良いねいいね〜、良い感じジェシカちゃん!」

 

「うひゃっ!」

 

「……なんというか、元気だなお前」

 

スネークの頭の中には、陽キャとか陰キャとかいう言葉はない。だが、陽気に絡むエクシアと絡まれるジェシカをみて、性格が正反対なのは完全に理解した。というか、エクシアが頬をいじりはじめ、若干ジェシカが対応に困っている。

『ここで断ったらエクシアさんに嫌われそうだし、けどこのまま弄られるのは恥ずかしいし……ううぅ』と表情は語っている。

 

「彼女を弄るのはそこまでにしておけ、ほら結果だ」

 

彼女がジェシカを弄っている間に、保安員が遠慮がちにスネークに得点表を渡してきたので、それをエクシアに見せる。

 

「ん!どれどれ……よしゃ勝った!」

 

結果としては

スネーク:命中弾68発、得点645点

エクシア:命中弾72発、得点670点

わずかにエクシアがわずかに得点を上回る結果となった。

 

「……すぐには1ヶ月分も用意できなんだが」

 

「良いよ良いよ!いつでもアップルパイはウェルカムだよ!んでっ、あなたは何を頼みたかったの?」

 

クルッと振り向き、スネークの顔を覗き込む天使。その表情からは、何を注文して来るのか興味があることが窺える。どうやらスネークの要望も聞いてくれるらしい。

 

「大したもんじゃないと思うが……俺でも長物は手に入るか?」

 

「長物?どんなやつ?」

 

「アサルトライフルならなんでもいい、まあスナイパーもあれば嬉しいがな」

 

「ん〜……ラテラーノの外にARはまず出てこないかなぁ、守護銃として人気もあるから捨てられる以前に国内で修理されるし、そもそも取り締まりが厳しめ。正規に購入するってのも、ライセンスがないとダメだから」

 

先ほどまでの陽気な雰囲気から、あごに手を当て真剣な顔をする。彼女の説明を聞く限り、もし本気でARを入手しようと思うのならば、ラテラーノにまで足を伸ばさなければ不可能なのだろう。

 

「そうか、まあ手に入らないものをねだっても仕方ないな」

 

「ライフルも撃ったことあるの?」

 

「撃ったことあるというより、よく使っていた。まあ一番使っていたのはコイツだが」

 

そう言って自分が持っていた1911をエクシアに見せる。ハンドガンをみた瞬間、エクシアは目の色が変わった。

 

「何このカスタマイズ!?見たことないんだけど!」

 

「ジェシカと同じ反応だな」

 

「え、なにこれ超すごいじゃん!あなたがカスタムしたの!?」

 

「いや、これは俺が手にしたことがある銃を職人に頼んで再現した物だ。俺も初めてこのカスタムを見た時は興奮した」

 

そう言って自慢げにスネークは語る。実際、このカスタマイズをゼロから作り上げるのはそうできることではない。銃の構造や特性、射手としてのセンス、そしてガンスミスとしての技術力の高さが全て噛み合わなければ実現できないだろう。

 

「……ん?けどこの銃、源石使ってなくない?どういうこと?」

 

「まあ、いろいろ訳ありでな。おかげでこのまま撃つと壊れる可能性もある」

 

「この銃自体は見たことあるけど、市場にはあんまり出回ってるの見たことないなぁ」

 

「ジェシカにも頼んだんだが、この銃を普通に撃てるようにカスタマイズすることはできるか?」

 

「ん〜……パーツだけならちょくちょく見るけどねぇ、この完成度を維持したままってなると結構大変かな」

 

「できなくは無いんだな?」

 

「まあね、けど結構お金かかるよ?」

 

「時間はあるからな、まあ気長にパーツを集めるとするか」

 

そう言ってスネークは1911をホルスターに銃を仕舞い、MP5も片づけ始める。

 

「とりあえず、これでなんとかなりそうだ」

 

「それはそれは、お気に召したようで何より」

 

「ならこれで撤収するか、おたくのバイクの機嫌がなおっていると良いんだが」

 

「まあクロワッサンのことだから、上手いことやってくれてると思うよ?」

 

「ならここで解散するとするか。すまんがお前の名刺もらえるか?」

 

「名刺?私の名刺は無いけど……あ!コレならあるよ」

 

配送会社の連絡先を知りたかったスネークだが、エクシアはポケットをごそごそと漁ると……すこしクシャっとしているものの、何やら金ピカに輝いた名刺くらいの大きさの紙を渡してきた。紙にはCDのような円盤上のロゴとマイクを握ったペンギンが描かれている。よく見ると番号が書かれている。

 

「これは……なんだ?」

 

「それうちのボスのプロデューサーとしての名刺!そこの番号にかければとりあえず連絡は取れるよ!」

 

「……貰っておく」

 

なぜ名刺が金ピカなのか、ペンギン急便は配送業以外も手広くやっているのだろうかと、疑問がいくつか湧いたが、とりあえず気にしないことにしてスネークはそれを受け取った。

 

「なら部屋に戻るとするか、おたくのボスに葉巻のことはよく伝えておいてくれ」

 

「オッケー、言っておくよ〜」

 

「あ、じゃあ私はエクシアさんたちをお見送りしますね」

 

「えっ良いよいいよ、私たちこの後配達もないし普通に帰るだけだから」

 

「いえいえ、配達してくださったクロワッサンさんに直接お礼も言いたいので」

 

「そっか、じゃあ一緒に行こ」

 

「ならまた明日だな、訓練には遅れるなよ」

 

「ハイっ、また明日もよろしくお願いします」

 

「ああ」

 

そう言ってスネークは右手にアルミケースを携えてジェシカたちに背を向き、軽く左手を上げながら去っていく。

 

「じゃあ私たちも行こっか!」

 

そして残った2人もバイクが待っているであろうハンガーに向かって歩き出していった。

 




たくさんの感想、ありがとうございます。
おかげさまで絶賛執筆中ヒャッハーモードなので、少し首は短くしながらお楽しみください
_φ( ̄ー ̄ )

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何かありましたら感想欄にて教えて下さい
m(_ _)m。
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