アイドルになるためのチート貰ったのに劣等生の世界だった   作:シルバーは吸血鬼の弱点なんやで

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ユリカ、とうとうキャラブレ(本家譲り)




第14話

 

 

 

 

ひと仕事を終えたユリカは制服に着替えて観戦へ…行くと人が競技よりもユリカに来てしまうので、部屋か一高のテントで観戦だ。流石に十師族でアイドルとはいえ、生徒をVIP席に入れる訳にはいかないのだ。

 

初日の競技は一高としては力の入れどころ…三巨頭と呼ばれる3人の3年生のうち2人が出場するのだ。スピードシューティング女子本戦に七草真由美、バトルボード女子本戦に渡辺摩利である。

 

ユリカは部屋に入ると、テレビの電源を入れて中継を…と思いきや、まずはシャワーを浴びる。

 

温水ではなく冷水のシャワーで身体を清めていく。冷たいが、ステージ後の火照った体にはちょうど良い。白くすべすべとした肌を水流が流れていく。

 

「はぁ…」

 

冷たさに身体が引き締まる様な感覚が走るが、それがまた気持ちいい。

まだ彼の頃は下の袋が縮まる感覚が嫌いだったのだが、今は肌がピリッとする感覚が好きで病みつきである。

 

とはいえ、浴びすぎは冷え過ぎてしまうため逆効果。シャワーを止めて、身体を拭いていく。

この時代においても体毛の処理に関する商品需要は市場価値として大きいが、この体にはムダ毛など存在しないかのようにツルツルである。逆に怖いほどに下も生えてこないので一度医者にかかったが、たまにそういう人もいるらしい。

 

ユリカの容姿は…まぁggrksとまでは言わないが、周知のことだろう。この世界でこの容姿なのは遺伝子操作時の事故だと思われる…らしい。

 

眼皮膚白皮症IV型(OCA4; Oculocutaneous Albinism Type 4)

第5常染色体上の膜関連輸送タンパク質遺伝子 (MATP gene; Membrane-Associated Transporter Protein gene) の変異により起こる。世界的に見るととても珍しいタイプだが、日本人のアルビノの4人に1人はこの型なのだとか。少量のメラニンを持ち、色素沈着は個人差が大きい。ユリカの場合、目は緑っぽく沈着しており、毛にはほぼ色素が含まれていないため白い銀髪である。

 

普段はメガネをかけているのも、紫外線対策レンズである。

 

ユリカは生まれたままの姿でベッドに飛び込む。

流石に棺桶で寝るのは健康に悪かったりすし、輸送費や輸送時のトラブルとなりかねないため、していない。

冷房で冷えた布団のひんやりした感覚。全身の肌で感じる。低めの設定温度の冷房で毛布に包まるのは最高に気持ちいい。

 

 

 

 

 

 

お昼寝しようとそのまま寝ようとして、数分が経った時だった。

 

ピンポーンと呼び鈴が鳴る。

 

半分寝かけていたユリカは、半ば無意識的にメガネをかけて、インターホンの画面を見て、ドアを開ける。

 

 

「おじゃましま…って、ほのか!早くドア閉めて!」

「ごちそうさまです」

「はわわわ」

 

いつもの3人の視線の先にはユリカの生まれたままの姿。

 

「え?……な、…ちょ、違うから!ちょっと待ってて!」

 

ユリカは徐々に目が覚めていくと同時に自分の格好を思い出す。そして、慌ててバスルームに飛び込んだ。

 

 

 

 

サッと下着をつけると、オフショル風のロングワンピースにフリルのついたケープをあわせて、バスルームを出る。

 

「あの……その…さっきのは忘れてください。お願いします」

「うぅ…それは無理だよぉ!あのユリカ様のレアな姿忘れられないよー!」

「うん。それに、やっと私たちの前で素でいてくれるから」

 

ユリカは顔を真っ赤に染めて俯く。

 

「でも、私たちだったから良かったけど、一応異性の目もあるかもしれない場所なんだから気をつけて?」

「はい…」

 

深雪の指摘と注意に素直に反省する。

 

「あ!そんなことよりこれ!溶けちゃうから、食べて!」

「おすすめの、ナインティワンアイス。この会場限定のフレーバーだよ」

「雫は屋台についても詳しかったのよ?」

 

くすくす笑いながら話す深雪。キャラとかとりあえずもうメガネユリカ見られてるし、諦めてありがたくアイスを受け取り、ほおばる。

 

「ん〜!幸せ……絶対食べられないと思ってたから…」

「はぅぅ…素のユリカ様の満足そうなお顔が尊い…南無…」

「ほのか、ユリカは神でも仏でもないよ」

 

4人で屋台で買ってきた食べ物をつまみつつ、中継をテレビで見る。

 

「ん、やっぱり会長は安定…だけど、『魔弾の射手』の速さも正確さも去年より確実に向上してる…!」

「競技用CADでこれだから、多分実戦だともっと凄いことになるわね」

 

雫は競技を楽しむ者として、ユリカは同じ十師族として、それぞれ真由美を評価する。後衛が真由美で遊撃に千葉修次と渡辺摩利のペアに加えて前衛に十文字克人をつければ、恐らく2~3個歩兵大隊を易々と殲滅出来るだろう。

 

 

競技初日、この日本命の真由美は女子スピードシューティング本戦で当然のように優勝した。そして、女子バトルボード本戦予選でも渡辺摩利の圧勝をみせた。

 

 

 

 

【第2回】次にユリカが行く世界 ※やるかどうかはまだ分からないのと、参考にするだけなのはご了承ください

  • 幼女戦記
  • ハイスクール・フリート(はいふり)
  • ストライク・ウィッチーズ(501)
  • 咲-Saki-(清澄高校)
  • 無投票・結果だけ知りたい
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