ハイビスカス:ポイズンクッキング。いや、ドーピングコンソメスープの方が近いかも。
アンセル:マガツと一緒に二回ほどドクターに襲撃されている。
龍門:スラム街があり、感染者も多数いる。当然犯罪者も多い。
ロープ:泥棒兎っ娘。魔女コスもある。
ヘイズ:泥棒猫。
レッド:狼っ娘。モフモフの尻尾を追いかけている。
S.W.E.E.P:ケルシ―先生直属の部隊。暗殺者とかがいる。だから黒幕って呼ばれるんだよなあ。
ネタがなくなってきた。
助けて。
コーヒー生活……解禁!!
やったぜ!!
ついに入院生活は終わりを迎え、コーヒー毎日飲んでも怒られることのない日々に戻ってきた。
やったぜコンチクショウ!!
ハイビスカスの薬なのか食事なのかわからない料理ともおさらば。
ガヴィルの治療なのか暴力なのかわからない看護ともおさらば。
アンセルは頑張れ。
サイレンスの診察なのか実験なのか分からない診療ともおさらば。
フィリオプシスが点滴打っているときに突然の睡魔に襲われる恐怖ともおさらば。
因みに使徒のメンバーは皆仕事に行ってて入院中は殆ど合わなかった。
特別仲がいいわけではないので気にしてないが。
ケルシ―先生はいくつかの重要な仕事を終えた後ロドスに帰投し、俺のところへ来てひどく長い説教をし始めた。
それはそれは長い説教だった。
二回くらい日が沈み、二回くらい日の出を見た。
そして三日目の晩に俺とケルシ―先生はほとんど同時にぶっ倒れた。
医者の不養生ってやつだ。
ば~~~~~っかじゃねえの!?
あの人インテリ派のように見えて脳筋なところがあるからなあ。
体育会系というか、俺が倒れるまで倒れないという妙な負けん気を出してしまったのが問題だ。
俺は俺で命の恩人に本気で心配してもらい本気で説教を受けているのだから途中で気絶するわけにもいかず。
ば~~~~~っかじゃないの!?(二人とも)
頭のいい馬鹿と馬鹿な馬鹿が二人密室にいるとこうなるということだ。
おかげで入院期間が三日ほど伸びた。
さてと、
「この部屋に戻るのも久しぶりだな」
家、というよりはロドスで借りている寮である。
ロドスは患者を扱う医療機関だ。
基本的に雑魚寝は許容できない。
故に個室を与えられている。
とはいえ、大したものではない。
ワンルームの簡素なもので、寝具とトイレとシンクが一つ。
キッチンはなく、ビジネスホテルのような造りになっている。
食堂は別にあるしね。
借りてはいるが家具とかは勝手に搬入してもいいことになっているので、オペレーターは各自好きなように模様替えしているだろう。
俺は手つかずのままホテルのように使っている。
精々部屋の隅にコーヒー缶を冷やすための小さなリーチインがあるだけだ。
我ながら無機質な部屋である。
「何もない部屋ねー」
「ぼくが盗むものすらないなんて、びっくりだよ」
「お前らは……」
この前の作戦で一緒だった白猫の魔女ことヘイズと黒兎の鉤縄使いロープが俺の部屋にいた。
ロープとはコータスの少女でもともと龍門のスラムで暮らしていたところをしょっ引かれ、その後ロドスと龍門の協力関係の締結の後にロドスに引き渡された。スラム街で生き抜くために盗みをしていたとか。犯罪者だがロドスではよくあることで、まだスリ程度なら可愛いものだ。中には殺し屋とか普通にいるし、横にいるヘイズだって脱獄犯である。俺も人に言えたもんじゃない経歴があるし。
何でヘイズと一緒にいるのかと思ったけど泥棒繋がりか。案外気が合うのかもしれない。お互い世の中を斜に見ている者であり、気を張り詰め過ぎないマイペースなところとかも似ている。
……二人で並ぶとプリキュアみたいだな。
白と黒だし。
「どうやって入った?鍵は閉めていたはずだけど」
すると、ロープがこれ見よがしにカード状のものをかかげる。
「前に君のIDカードを盗んだ時に複製しておいたんだぁ」
「ドクターにお願いすればこれぐらいは簡単にできるんだよぉ」
「あの
とうとう、人のプライベート空間を憚ることなく侵食してきやがった。
最近のことといい、いくらなんでも――いくらなんでも、いくらなんでも……。いや、いつもこんな感じな気がする。
まだ、直接ドクターが入ってきていないだけましか。
……ん?
おかしい、
なぜわざわざ――
「なぜわざわざドクターがぼくたちにこんなことをさせたのか、疑問に思っている顔をしているね」
「これは私たちやドクターだけの問題じゃない。ロドス全体の問題なんだよねー――レッド」
「うん、レッドもケルシ―先生に言われた」
「なっ!!」
振り向くとそこには赤いフード付きのコートを着た銀髪の少女が立っている。
狼のような特徴を持つ種族であるループスらしい耳とふさふさとした尻尾をもつこの少女は、S.W.E.E.Pと呼ばれるケルシ―先生の直属の私軍であるロドスの裏方を担うオペレーターの一人だ。
暗殺者だの殺し屋だのはロドスのオペレーターにたくさんいるがレッドもそのうちの一人であり、とある事情からロドス内でも恐れられている。
いつの間に入って来たのか。
一切気配を感じなかった。
潜伏と暗殺の技能はロドスの中でもトップレベルであるレッドはこの程度の隠形はお茶の子さいさいといったところだろう。
うっすらと背筋に寒気を感じる。
殺意や悪意なんてこの少女にはないだろうが、容易に人の背後をとれる卓越した技能には恐怖を禁じ得ない。
冷や冷やする。
「ケルシ―先生が言っていたって、どういうことだ?」
「ケルシ―先生も直接言えばいいのに。いや、言わなかったからドクターがぼくたちを寄こしたのかな?」
「ドクターはケルシ―先生以上にお節介焼きでお人よし。にゃは、真面目なときは恥ずかしがり屋になっちゃうからね」
「ドクターは優しい。レッドもそう思う」
ドクターとケルシ―先生が絡んでいる。
ということはアーミヤも知っているのか?
「あはは、何にも知らないのはマガツだけ。退院するまでドクターが黙っておくように厳命してたからねぇ」
「マガツが動揺するような人じゃないことぐらい分かってるだろうに」
ロープとヘイズが近寄ってくる。
妙な威圧感から思わず一歩下がるが背後にはレッドがいる。
なんで俺は包囲されてるんだ?
デスゾーンか?
「マガツも疲れてる。だからだと、思う」
「入院しているときに話す話ではないけどね」
「言わない方が逆効果だよぉ」
「……いったい何が起きている?」
何やらろくでもないことが起きているようで。
自分の中の不幸センサーがビンビンしている。
「君はレユニオンにターゲットにされたんだ」
「心当たりがあるんじゃないかなあ」
「…………。」
心当たりしかない。
ていうか、心に当たらない場所がないのだけれども。
「アーミヤ、ドクター、ケルシ―先生の次の次くらいには君も危険視されてる」
「危険視されるほど俺は大物じゃないけどなあ」
ロドスにはもっと危険視すべきやばい奴がいるだろうに。
イェラグのシルバーアッシュ、龍門のチェンとホシグマ、ペンギン急便のメンツに使徒の連中、シージのようなストリートギャングもいる。個人でもスカジ、へラグのおっさん、ファイヤーウォッチ、イーサンもいろんなところから恨みを買っているだろう。あとエンカクとかエンカクとかエンカクとか。
「マガツはいろんな組織を転々としてきたから、恨みを買い過ぎてるんだよぉ」
「えっと――マガツは死なない、レッドたちが守る、もの」
何故に片言?
ドクターに吹き込まれたな。
「というわけで、暫くは誰かが護衛につくことになるだろうからよ、ろ、し、く♪」
「この前の作戦の件もあるしー、サービスしてあげる」
「レッドにお任せ」
そんなことを言って彼女たちは部屋を出ていった。
後に残るのは狐につままれたような俺と何やら乱れたベッド、そして種族特有の毛が数本。
「……ラノベみてえな展開だな」
あ、コーヒー缶がきっちり三本盗られてる。
ちゃっかりしているなあアイツら。
俺もリーチインからコーヒー缶を一本取りだす。
カシュ。
「……苦い」
偶には微糖でも買ってみるか。
……リハビリするかあ。
意味のない用語解説
ば~~~~っかじゃねぇの!?:ハルパゴス。ヒストリエを知らなくてもこのセリフを知っている人は多い。
ば~~~~っかじゃないの!?:木下林檎。漫画の再現度は凄い。
プリキュア:初代が好き。というか初代以外は知らない。白黒がよい。
デスゾーン:あまり使われない。
マガツは死なない:あたしが守るもの。レッドに綾波役はむりだろうなあ。
ケルシ―:達観している大人のように見えて不器用でコミ障。大切なことを言わないせいで回りが混乱する。
ドクター:変態じゃないときはかなり真面目。乙女の裏返しで変態にフォルムチェンジする。
エンカク:マガツに個人的な恨みを持たれている。
出して欲しいオペレーターは?
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皆が持ってる初期キャラ中心で
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かわいくて強い高レアリティだ!!
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漢!!!!
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作者の好きなように
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オペレーターではないキャラを出して欲しい