活動報告にうちのロドスのID載せました。
戦友足りてないので申請していただけるとありがたいです。
アークナイツ知らない人向け用語解説
スペクター:修道女服を着たお姉さん。チェーンソーが武器。よく嗤う。自己再生できる。モチーフはサメ。
医療スタッフ:ロドスは製薬会社で鉱石病の治療を行っているため、戦場に行かない一般的な医者や科学者がいる。
グラニ:ボーイッシュで小柄な女の子。勇気と折れない心が真の武器のイケメン。槍を巧みに使いこなす。
ヴィクトリア:ヴィクトリア王国のこと。イギリスが元ネタのアークナイツにある一つの国。シージもここ出身。
クランタ:馬っぽい特徴を持つ獣人。馬っぽいのは耳と尻尾ぐらいだけど。
コーヒーを自販機に買いに行ったらエッチでマジェスティックな修道女のお姉さんに絡まれた。
どういったかたちで絡まれたかと言えば壁ドンされた。
俺とスペクターでは頭一つくらいの身長差があるのだが、そんなことお構いなしに、俺を押し倒すような勢いで体勢を崩された後に見事な壁ドンをかまされた。
「ウフフフフフ」
「……はは」
鼻先がふれあいそうなほどにスペクターの顔が近づき、見開いたスペクターの赤い瞳がこちらを見透かす。
こえーよ、このおねーさん。
下手なホラーよりもホラーだよ。
サイレントヒルにでも出てきそうなくらいにはホラーだもん。
「今日は私が護衛です」
「そ、そうなんだー」
「ウフフ、安心してください。あなたは私が命に代えても守りますもの」
「…………。」
え、そんなに覚悟決まってるの?
なんかもっとこう、緩い感じの護衛だと思ってたんだけど。
重い。
いや、重い女性が嫌いなわけではないけど。
「……あなたは運命を断ち切り、死を乗り越えました。今なら聞こえるでしょう……深海からの声が」
「聞こえないです」
どこぞの一神教の救世主みたいな扱いされてるなこれ。
スペクターの目が前は哀れな子羊を見るような目だったのに今や崇拝という名の狂気がうかがえる。
正直すごく怖い。
宗教についてあーだこーだ語る気はないが、祭り上げられる側が果たして喜んでいるかというとそうではないこともあると俺は思う。
少なくとも上に立つ器量がない俺は困惑を超えて怖気づいてしまう。
何よりも素晴らしい功績や奇跡を打ち立てたわけではないから、申し訳なさすら感じてしまう。
止まった心臓が動き出したことは運がよかったし奇跡と呼んでも過言ではないが、どちらかというとそれは俺の起こした奇跡ではなくケルシ―先生を含めロドスの医療スタッフが起こした奇跡である。
強いて言うならば俺は死に損なっただけだ。
称えられるようなことではない。ケルシ―先生には怒られたし。
「俺は俺の力で死を乗り越えたわけじゃない。皆に助けられて漸く一命をとりとめただけだ。運命を断ち切ったのは俺ではなくケルシ―先生とかのおかげだよ。――それに俺みたいに瀕死の状態から生還した人はたくさんいるよ。別に俺は特別な何かじゃない」
そう言った俺を見て、スペクターは一瞬無表情になり、瞼を閉じる。
少しして、妖艶な笑みを浮かべながら目を開いたスペクターは脚を俺の脚に絡めながらゆったりと語りだす。
「……死は誰にでも平等ですが、生は平等ではありません。生を勝ち取れるのは運命を超えていけるものだけ。死に触れたものは多かれ少なかれ近づいていきます。生と死の境界線が曖昧になって、徐々に深淵に近づいていきます。回帰する場所、戻るべき場所。……しかしあなたは、他の誰よりも死に近い。まるで一度死を経験しているかのように」
「……なんだい、それじゃあ俺は亡霊みたいじゃないか。死に損なったという意味では、確かに幽霊と言われても納得できるけどさ」
「ウフフ、亡霊はどちらかと言えば私の方ですわ。あなたは生と死の境界線に立ち、ふらふらと此岸と彼岸を行き来する。案内人のように、門番のように、あなたはずっとそこにいる」
「…………。」
ドキッとする。
それは別にスペクターの顔が近いから――だけではなく、彼女は俺のことをしっかりと捉えているからだ。
俺はスペクターに転生者で前世のことを覚えているという話をしたことはない。
だけど彼女は直感的に物事を見て、俺の本質を感覚で理解している。
怖い。
肉体の奥底、心の更に深く、魂からみられているような感覚。
彼女の深海から除くような赤い瞳はいったい何を映しているのだろう。
「――スペクター、一体どうしたの? いきなり走り出したりして……えっ!!ちょっ、何してるの!!」
通路の奥から銀髪ポニーテイルのクランタである小柄な少女が姿を現す。
鉄板のついているバイザーを頭につけ、騎馬警官の腕章を撒いた紺色のコートを纏うこの少女はグラニ。
ヴィクトリアの騎馬警官で今はロドスと契約し、各隊の支援援助をしている。
……それにしても、ロドスは銀髪や白髪などの色が薄い髪色のオペレーターが多いなあ。
種族柄、そういった毛並みが多いのだろうけど。
俺の平凡な
前世も黒髪だったから憧れるんだよね。
覚醒した金木君みたいにならんかね。
――って、そんな現実逃避をしている場合じゃなかった。
淑女然とした見た目(見た目だけは)のスペクターに壁ドンされ足が絡み合いながら、鼻先が触れ合いそうなほどに顔が接近している構図。
うーん、ギルティ。
せめてもの救いはそれを見たのが
アイツにみられるとあること無いことロドス中に広められるに違いない。
「ごめんなさい、つい衝動に駆られてしまって」
スペクターがグラニにそう謝罪するが、誤解されそうな言い方である。
「いや、あの、これはその……スペクターとはそういう関係じゃなくてだな」
俺の言い訳もまた誤解されそうなものになってしまった。
ていうか、前世も含めてこんな状況に陥ったのは初めてだ。
一体なんだよ、修道服を着たお姉さんに絡まれているところをポニーテイルの騎馬警官の少女に目撃され、誤解をされないように取り繕わなければならない状況って。
文字に起こせば起こすほど混沌としている。
「その……個人間のことについてとやかく言う気はないけど、エッチなのはいけないと思います!!」
良くも悪くも清純であるグラニは顔を赤らめてそう言った。
語尾がおかしなことになっている。
「ウフフ、別に逢引きをしていたわけではありませんわ。私が今日の護衛であることを伝えて、少し大切なお話をしていただけですわ」
「今日のマガツの護衛はあたしと一緒に着くって説明したでしょ、もう!!それにこんな往来の場所でそんなことしちゃ駄目!!ほら、離れて離れて」
グラニによって引き離され、スペクターの拘束から解き放たれた。
正直助かった。
助けが欲しいときに現れるグラニはやっぱりどっかの世界線の主人公じゃないかと錯覚するほどにはヒロイックである。
ただ、必ず決定的なシーンに現れるということでもある。
今後、というか少なくとも今日一日中は誤解されたままだろう。
下手に人に噂されなければいいけど。
女性の間の噂話は男性には歯止めを掛けられないのはこの世界でも一緒である。
ボーイッシュでサバサバとした性格であるグラニが色恋の話を好むとは思わないけれど、弁明できるのならば弁明しておこう。
英雄だって噂話で死ぬことがあるのだから。
いや、俺がどこの誰と付き合った程度の噂話では精々暇つぶしの雑談程度にしかならないだろうけど。
誰かに恨まれたりもめごとの火種となるようなことはないだろう。
「マガツもマガツだよ!!きみはかっこよくて優しいからいろんな女の子の注目の的なんだから迂闊なことしたら大騒ぎになっちゃうよ!!通りかかったのがあたしだからよかったものの……」
「グラニ、お世辞でも褒めてくれるのは嬉しいけど俺はそんな女の子の興味を引くような魅力的な男じゃないよ」
「仲間のために命を張れるような男の子が魅力的じゃないことなんてあるもんか!!そうやっていっつもきみは自分のことを卑下する。もっと自分のことを誇りなよ。マガツは強くてかっこよくて優しい、ロドスの素晴らしいオペレーターなんだから!!」
「…………。」
……なんだこの子、天使か?(そうだよ)
スカジもグラニのことをやたら褒めていたが、なるほど。
素直に人のことを褒めることができ、正しき心と勇気を持つ少女。
ロドスに来たのは正解だった。
なんせこんなにも頼もしい少女が笑顔で過ごせる組織なのだ。
「……ウフフ、よき少女。その輝きを曇らせてはなりませんよ」
「ちょっ、スペクター!?頭を撫でないでよっ!!」
「スペクター、お前……」
グラニの頭を撫でるスペクターの瞳からは狂気が抜け落ち、まるで本物の聖母のような優しいまなざしに変貌していた。
それは穏やかで全てを受け入れる海のような――
「お二人にも、深海よりの声が届くことを願っております。……ウフフ」
その瞳はまた、一瞬のうちに狂気を孕む修道女の瞳に戻る。
あれがもしかしたら、本来あるべきスペクターの姿なのかもしれない。
俺はあの瞳の灯火を忘れることはないだろう――
新イベ始まりましたね。
景気よく10連したらナイチンゲールでした。潜在が2になりました。
今までピックアップ当てたことがないんだよなあ。
イベントの公式PVはフィリオプシス主体でテンション爆上がりです。
毎回神秘的なPVで感動してます。
意味のない用語解説
マジェスティック:厳かな、威厳のあるという英単語。Bloodborne的には啓蒙高いという意味合いもあると思う。OH,Majestic!
壁ドン:許されるのはイケメンと美女。
重い女性:体重という意味ではない。かわいい。ハーメルンはそういった趣味(というよりは性癖かも)の読者(執筆者も)多いよね。
一神教の救世主:アークナイツは中国系だから仏教の要素が多いような気がする。宗教には詳しくないので深く言及はしない。
覚醒した金木君:この世の全ての不利益は当人の能力不足で説明がつく
ギルティ:がきデカが思い浮かんだ自分の年齢を疑う。少なくとも20代に分かるネタではない。
そうだよ:理性の足りないドクター「当たり前だよなぁ?」
【第二回】出して欲しいオペレーターは?
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BSW
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イェラグ
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龍門近衛
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ペンギン急便
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ライン生命