転スラ世界に転生して砂になった話   作:黒千

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 ベニマル【97話 会議~魔国連邦】12歳
 シオン&ディアブロ【114話 交渉の行く末に】12歳
 リムル【116話 祭りまでもう少し】12歳
(メインキャラ/目次何話頃の話か/レトラ外見年齢)


(小ネタ集⑧ ベニマル/シオン&ディアブロ/リムル)

 

 ①ベニマル【97話 会議~魔国連邦】

 

 魔王達の宴(ワルプルギス)から約一月後に開かれた、幹部会議。

 まだ聖教会戦が終わっていないので、ヒナタ達の動きには気を配らなきゃならないけど……国としては、戦闘以外にもやるべきことが沢山あった。

 

 今、議題に上がっているのは、魔導王朝サリオンまでの街道整備について。

 ジュラの森を南西に抜けてクシャ山脈付近までというルートの予定だが、リムルの支配領域の外で工事を行うことは、魔王が領土拡大の野心を持っていると周囲に誤解を与える恐れがある。一度クシャ山脈に住む長鼻族(テング)に会って、許可を貰っておこうという話になった。

 

 初めは自分で行こうとしていたリムルを止め、名乗り出たのはベニマルだ。魔王が動いては事が大きくなるため、リムルの名代としてテングの里へ出向くと。

 

「俺が行っても警戒させるだけか……じゃあベニマル、頼んだぞ。実際には、聖教会との一件が落ち着いてからになるだろうけどな」

「ハッ、お任せ下さい」

「ベニマル、万全の態勢でね。戦いに行くんじゃないから大丈夫だと思うけど」

「はい、レトラ様。副官としてアルビスと、"紅炎衆(クレナイ)"から選抜した者達を──」

「あら、お兄様」

 

 それはシュナの声だった。

 いつものシュナらしくない、ツンと澄ました表情。

 

「またアルビス殿とご一緒されるのですね?」

「……何だ、シュナ? どういう意味だ」

「いいえ? ただ、お兄様は最近、アルビス殿と仲が宜しいようなので」

 

 どよっ……と室内にざわめきが起こった。

 不可解そうなベニマルに、シュナのジロリとした眼差しが注がれている。

 原作でも思ったけど、シュナはどうしたんだ? あのしっかり者のシュナが、会議を遮ってまでこんなこと言い出すなんて相当だよな……妹って、兄貴が女の人と仲良くしてたら嫌がるもんなの? もしそうだとしても、シュナが可愛いので許そう。

 

「馬鹿なことを言うな。俺もアルビスも、任務に取り組んでいるだけだぞ」

「それにしては同行の機会が多いようですが……もしや仕事だと理由を付けて、逢い引きをしているのではないでしょうね?」

 

 あ、それ、犯人は俺です。

 この前アルビスにお願いされてから、なるべく二人が同じ任務に就けるよう、俺がこっそり予定を調整しているのだ。でも今回は、ベニマルが自分でアルビスを選出したわけだから……二人の間で信頼関係が築けてきた感じだろうか? 一歩前進した……!? 

 専用椅子の上でスライムボディを揺らし、リムルが身を乗り出す。

 

「待て待て? アルビスと仲良くしているとはどういう事かな、ベニマル君?」

「どういうも何も、誤解ですよリムル様」

 

 本当ならこれは由々しき事態だぞ? と、興味本位半分、やっかみ半分のようなリムルに向かって、ベニマルは平然と否定を返すのみ。いや、もう少し狼狽えてもバチ当たんないって……やっぱり前進してないかもしれない。頑張れアルビス、ベニマルは手強いぞ。

 そこへ突然、シオンが大きな声で割り込んできた。

 

「リムル様! ベニマルがいなくとも、リムル様には私がおります!」

「はあ? 何を言い出すんだお前は」

「フンッ……ベニマル! アルビスの策に嵌まり、この国を去る気なのでしょう? どこへでも去るがいい!」

「どういう解釈をすればそんな話になるんだ!?」

 

 とんでもない言い掛かりに、ベニマルが青筋を立てて怒鳴るのも無理はない。

 おいおい、とリムルがシオンを宥める。

 

「シオン、流石にそれはないよ。ベニマルがそんなことするわけないだろ」

「リムル様、俺を信じて下さるのですね!」

 

 確かにシオンの主張は突拍子もないものだったが、俺はうーんと推理する。

 もしかして……シュナとシオンの間では、女子ネットワークによる情報連携が行われていたんじゃないだろうか? 最近妙に距離の近いベニマルとアルビスの話題で盛り上がるうちに、ベニマルが魔国を去るなんて荒唐無稽な話がそれらしく思えてきたとか。それで二人とも、こんなに過剰反応してるんでは? 

 妹のシュナはもちろん、同じ里出身のシオンも、ベニマルが出て行くような未来を思い浮かべてしまったら、心穏やかじゃいられないんだろう…………

 …………俺もだわ。

 

「──ベニマル! 俺も反対!」

「はい?」

 

 パッと威勢良く挙手して発言した俺に、部屋中から注目が集まる。

 あ、違う違う……反対なんて言ったら紛らわしいな。えーと……

 

「反対っていうか……嫁取りなら許すけど、婿入りはダメだから!」

「何言ってるんですかレトラ様……大丈夫ですか?」

 

 ベニマルは全くわけがわからないという顔で俺を見ている。俺の(頭の)心配をするんじゃない失礼な。まあ、ちょっと先走ってしまった感は否めないが……シオンの発言もつまりそういう意味なんだろうし、これだけは言っておかなければ。

 

「俺は、ベニマルがいなくなるのは絶対に嫌だからな!」

 

 ウチの侍大将は、余所の家にはやりません! 

 また会議室が静かになって、パチクリと瞬きしていたベニマルが嬉しげに笑った。

 

「ご安心を、レトラ様。俺はずっとお傍にいますよ」

「それならいいや」

 

 

 

 

 

 

 *****

 

 ②シオン&ディアブロ【114話 交渉の行く末に】12歳

 

 シオンはその日の稽古を終え、執務館へと戻っていた。

 剣の修行ではない。まだリムルにもレトラにも秘密だが、シオンは開国祭のとある催しに参加することになっている。

 この世で最も敬愛する二人の主に、楽しんで頂きたい。驚いた顔が見たい。そして褒めて頂きたい──という思いを胸に、シオンは稽古に励んでいるのだ。

 

 リムルの執務室を目指して歩く途中で、廊下の奥からやって来た執事服の悪魔、ディアブロに遭遇した。秘書として主に仕える者同士、一応互いに足を止める。

 

「ディアブロ。また任務を放り出して、ファルムスから戻って来たのですか?」

「心外ですねシオン殿、私にはリムル様に任務の経過報告を行う義務があるのです。もう行ってもよろしいですか? レトラ様にも早くご挨拶申し上げたいので」

 

 生意気な……と思い切り眉を顰めたものの、口には出さずにおく。ディアブロの働きについては、まあ多少は認めてやってもいい、とはシオンも思っていることだ。

 リムルから直々に大きな任務を与えられたディアブロには羨望を覚えるが、そのために長く魔国を離れることとなった境遇には同情もある。リムルとレトラに毎日会うことが許されないという辛い状況の中、よくやっている方だと。

 

「まあ良いでしょう……ディアブロ、お前もそろそろ秘書として次の段階へ進んでもいい頃合いですね。先輩であるこの私が、特別な訓練の手筈を整えてあげましょう!」

 

 後輩の成長を促すことで主達の役に立てるなら、躊躇う理由などなかった。ディアブロにとっても、己を高める機会を得られるのなら褒美のようなものだろう。ここまでしてやればこの第二秘書も敬服するはず──とシオンは考えたが、やはりディアブロは不遜だった。

 

「いえ、それには及びません。秘書の心得を教わったことには確かに恩がありますが……これ以上、貴女から学ぶものはないように思います」

「フン、これだから青二才は。たったあれだけのことで、秘書を極めたつもりですか? この国の秘書として会得せねばならない極意があることを、お前は知らないようですね」

 

 ディアブロのすげない拒否にも、シオンの余裕は揺るがない。主達の秘書となってもう二年近く、ディアブロよりも遥かに経験を積んでいるという矜持がシオンにはあるのだ。

 その雰囲気を感じ取ったか、ディアブロが警戒するように目を眇める。

 

「貴女はそれを身に付けていると?」

「当然です。我らの主にお仕えするには、避けては通れない道なのですから」

「……念のために伺いましょうか。それは一体?」

 

 問われ、シオンの口許に笑みが浮かぶ。

 それは──と、勿体ぶって間を充分に取った後、シオンは誇らしげに言い放った。

 

「砂スライムたるレトラ様を、完璧にお抱えして差し上げる極意です!」

「…………!?」

 

 

   ◇

 

 

「──というわけですので、レトラ様! どうかこの新人秘書めに、御手解きを!」

「話を聞いてもサッパリ意味がわからない!」

「どうかよろしくお願い致しますレトラ様」

「ディアブロの目付きはガチだし……」

 

 シオンがディアブロを連れて俺の執務室へやって来たと思ったら、ディアブロに俺を抱っこする訓練をしてやって欲しいとか、意味不明なことを言い出した。

 何で今それ? ディアブロはまだ遠征中だろ……脳内データベースを確認すると、ヨウムの即位式に関する情報が最新版に更新されていたので、今日は報告に来てたみたいだけど。

 

「聞けばシオン殿は以前、レトラ様に特訓を付けて頂いたとか……是非私も訓練を乗り越え、レトラ様にお仕えする秘書として成長したく存じます。若輩である私のためにと声を掛けてくださったシオン殿には、大変感謝しております」

 

 あの訓練がディアブロにも必要だなんて、俺はこれっぽっちも思ってないんだけど……というか、ディアブロってこういう感じで合ってる? なんかシオンに全面降伏してない? そこまでしてでも、俺の抱っこ訓練をやりたいのか……? 

 

「うん、それじゃ、いいよ……特訓しようか」

「! ありがとうございます、レトラ様……!」

「先に忠告しておきますが、レトラ様がとても繊細な砂スライムであることを忘れないように! 緊張のあまり力を入れ過ぎてはいけませんよ!」

「心得ております。一切の粗相はしないと誓いましょう……!」

 

 意外と熱い先輩後輩関係やってるな……実は仲良いよね君達? 

 俺は砂スライムに変化して、スペースを作った執務机の上にぽいんと飛び乗った。さあどうぞ。

 

「ではレトラ様。失礼致します…………」

 

 白い手袋に包まれた両手が、そっ……と俺を持ち上げて抱える。

 当たり前だけど問題なんてどこにもなく、俺は感無量と書いてあるかのようなディアブロの表情を見上げながら、そのまま一分ほど待ってみた。

 

「…………合格」

 

 特訓が終わった。

 ほら、ディアブロにはこの訓練は要らないんだって……! もっと言うと、張り切りすぎて両腕が痙攣起こすくらいガッチガチだったシオン以外の誰にも必要ないと思うよ。

 

「くっ……少しはやるようですねディアブロ……!」

「いえ、これだけでは感覚が掴めません。大変恐縮ですが、もう一度初めから……!」

「絶対に大丈夫だと思うんだけど!?」

 

 どうか! と必死に懇願されて、三、四回リクエストに応えた後……俺はとうとう訓練の強制終了を宣言した。ぴょん、とディアブロの腕からジャンプして机に戻る。

 

「はい、これで終わり! ディアブロは合格! お疲れ…………って、うおお?」

 

 その場で人型になった俺に──今度はシオンの両腕が伸びてきた。

 すかさず抱き上げられ、満面の笑みのシオンに頬ずりされる。

 

「お疲れ様ですレトラ様! ディアブロへの御指導、先輩として御礼申し上げます!」

「うぐー……」

 

 俺の敗因は、慌てて執務机の上で人化したことだろう。机に腰掛けるような行儀の悪い体勢だった身体がサッと攫われて……俺はシオンに横抱きにされる羽目になっていた。こ、これは恥ずかしい……って言っても、シオンは聞いてくれないもんなー! 

 その光景を見つめていたディアブロが、真面目な声で尋ねてくる。

 

「レトラ様。参考までにお伺いしたいのですが……どれほどの功績を打ち立てましたら、私にもその訓練をお許し頂けるのでしょうか……?」

「これはシオンが強引なだけだから、ディアブロは真似しないで」

「…………」

 

 いやそんな、失意のどん底みたいな顔されても……! 

 

 

 

 

 

 *****

 

 ③リムル【116話 祭りまでもう少し】12歳

 

 開国祭という一大行事が近付くにつれ、会議の頻度は増えている。

 祭りの話以外にも、住民達の生活に関わる、食糧、建築、治安といった分野での定例報告は欠かせないし、日々行われている研究や開発の内容についても同様だ。

 今日は会議の後半で、リムル主催の試食会が開かれた。

 

 

「俺が以前から追い求めていた味がな……やっと完成したんだよ」

 

 テーブルの準備が整ったことを確認し、リムル(人型)が皆を見回す。

 俺達の目の前には、例によってフードカバーの掛けられた皿が一つずつ。今回はラーメンのような特徴的な香りはしない。午後をかなり過ぎた時間帯であることや、新たに淹れ直されたお茶から考えて、おやつ系だろうなって予想してるけど……何だろう? 

 

「説明するより見て貰った方が早いな。それじゃ御開帳だ」

「こ……これは!?」

 

 リムルの指示でカバーが外され、その下から現れたのは──

 

「レトラ様!?」

「レトラ様だ……!」

「あっ本当だ、俺だ!?」

 

 ふよんと柔らかそうな、丸いフォルム。

 そこへたっぷりとまぶされた、砂──じゃない、きな粉だ! 

 これ、きな粉もちだ……! 

 

 皿に乗ったそれは、俺だと言い張ってもほぼ通用する物体だった。いきなり現れた砂スライム(きな粉もち)に、会議室は戸惑いの声で満たされる。

 そうか……俺のサラサラ砂って、きな粉に似てるんだな……? 

 リムルは腕組みをしながら、得意気に語り始めた。

 

「いやー苦労した。問題だったのは、レトラの砂に近いきな粉を作り出せる大豆の改良と栽培と……砂糖の安定した生産もそうだ。レトラ味なら、甘くなければ許されないからな」

 

 そのこだわり、わからない。

 きな粉は甘い方が良い、って話なら俺もそう思うけど…………ん、大豆? 

 

「あ! もしかして、前からリムルが大豆を集めまくってたのって、このためだったの?」

「まあそうだな」

 

 俺はてっきり、リムルは味噌や醤油を作りたいんだと思っていた。それで原料の大豆にこだわってるんだろうなと……それがまさか、きな粉のためだったなんて。実際には味噌や醤油だけでなく、枝豆としての栽培、豆腐やおからの開発など、幅広く研究されているので結果オーライではあるんだけど……

 

「それであんなに何種類も手に入れて……よくやるなあ」

「色々比べてみたんだが、お前が小人族(ハーフリング)と取引してくれた大豆で作ったきな粉が一番、お前の砂っぽくてな……その大豆を品種改良したやつがコレだ」

「国主代理してた時の!?」

 

 知らないうちに、俺も片棒を担がされていた……だと……? 

 リムルはよっぽど成果に満足しているのか、ウキウキとした笑顔で箸を取る。

 

「さ、それより試食だ。皆でレトラを喰ってみよう」

「言い方」

 

 俺の場合は共食いかな? という冗談はさておき、俺もリムルに倣う。

 きな粉もちの見た目が砂スライムそっくりの所為か、皆は本当に食べていいのか迷っているみたいだったので、俺達が率先して食べてみせよう。

 

 箸で持ち上げたそれにかぶり付く。

 柔らかでもっちりとした餅の感触、埋もれそうなくらいの量の甘いきな粉……うん、別に好物とは言えないきな粉もちでも、久しぶりに食べるとうまい。

 

 俺達の様子を窺っていた皆も、次第にきな粉もちに手を付け始めた。じっくりと餅を観察し、おっかなびっくり持ち上げ、一口齧って咀嚼する。

 みるみる明るく変わる表情を見れば、その評価は手に取るようにわかった。普通に甘味の一種だし、今回も仕掛け人となったらしいシュナの厨房で作られた和菓子なら、当然のこと──

 

「まさか、このような幸福がこの世に……」

「ああ美味しい……この甘さ、まさにレトラ様そのものです!」

「これがレトラ様の砂……やっぱりレトラ様は甘いんですね……」

「あのさ、コレきな粉もちだから! っていうか俺には砂糖入ってないから甘くないよ!」

 

 気付けばそこら中から「レトラ様が……」「レトラ様は……」って聞こえてくるけど、混同しないでくれる!? 待って、そこ、感涙に咽ぶような反応は大袈裟じゃないかな!? 

 妙な熱気を止められなくて困っていると、隣からリムルが声を掛けてきた。

 

「まあまあレトラ。皆、気に入ってくれたってことだろ」

「んー……それはいいんだけど、なんか複雑……」

「俺も気に入ってるぞ?」

 

 リムルはまた餅を齧り、感慨深げに、ちょっと照れたように可憐に笑う。

 

「お前と出会った頃から思ってたんだ……お前って、きな粉もちみたいだよなって」

「よーし、その喧嘩買った。シュナ、後で相談に乗ってくれる?」

 

 リムルがそういう態度で来るなら、俺も受けて立つぞ。

 なあ皆……皆も一度くらいは、リムルを喰ってみたいと思ったことがあるよな? そうだよな? その願い、俺が叶えてやるよ……! 

 

 

 こうして俺の指揮の下に開発されたのが、リムル風わらびもちである。

 本来は"わらび粉"を使って作るそうで(ウィズ談)、つまり必要なのはデンプン……それはこっちの世界の植物で代用する。わらびもちもどき、ということにはなるが、何よりもこだわったのはスライムのような透明感と、ひんやりぷるぷるとした食感。"リムルブルー"で薄っすらと着色し、スライム型に丸めて冷やせば──リムル=テンペストその人となるのだ! 

 

 リムルの色味を尊重するため、黒蜜の代わりに白蜜を用意して……よくわらびもちとセットになっているきな粉は、俺のを掛ければいんじゃね? ということで、わらびもちときな粉もちが並んだ和スイーツセットが誕生し、試食会ではめちゃくちゃ大好評だった。

 リムルは苦笑していたけど楽しそうだったし、幹部達の一部は泣いて喜んでいたし、美味しいおやつがまた増えたし、満足満足! 

 

 

 

 




①リムル(ベニマルもレトラも天然なんだよな……)
②お姫様抱っこ
③魔国スイーツセット・和(リムル様もち&レトラ様もち)、開国祭にて限定販売決定



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