弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました 作:お〜い粗茶
私は『白兎 鈴』転生者です。
いきなり言われても戸惑いますよね。
前世の記憶はオタクや趣味の記憶しか残っておらず、特に『東方project』にはものすごくはまっていた。
その中でも一番好きなのは『鈴仙・優曇華院・イナバ』です。死ぬ直前に願ったのか、転生したら兎耳のない鈴仙そっくりの姿でした。
鈴仙にそっくりで赤い瞳を持つけど、狂気の力や空を飛んだりは出来ないから姿しか一致してない。しかも東方projectも存在していない。
某配管工なんかはあるのに東方projectだけがない。
しかも親とは違う赤い瞳や薄紫の髪などでいじめにあい、部屋に引きこもっている。
親も私に気を利かせて少し前に発売した『New World Online』というVRゲームを買ってくれた。
これで私に人との関わりを持って欲しかったのかもしれない。
ゲームは好きだから、少しやってみてつまらなかったらやめればいいかな。
自分はVRマシンをかぶってゲームにログインした。
するとホログラム空間にいた。するとゲーム内の名前を決めるようだ。
「うーん、容姿は変えられないみたいだし、『鈴仙・優曇華院・イナバ』でいこうかな。姿とも一致するし」
まぁ文字数多くて『鈴仙』にしたんだけどね。
「次は初期装備ね。片手剣、大盾、メイス、杖・・・中々いい装備ないわね。ん?弓矢か〜、これにしよう!」
弓矢を選び、今度はステータスポイントを振り分ける。とりあえずそれぞれにちょこちょこ振り分ける。
振り分けが終わると光に包まれた。
その光から解放されるとそこには賑やかな城下町が広がっていた。
手には弓、背中には矢筒があった。周りにはいろんな人が歩いている。ステータスを開いてみると
鈴仙
Lv1
HP 50/50
MP 15/15
【STR 20〈+10〉】
【VIT 10 】
【AGI 30〈+12〉】
【DEX 20】
【INT 20】
装備
頭 【空欄】
体 【空欄】
右手 【初心者の弓】
左手 【初心者の矢筒】
足 【空欄】
靴 【空欄】
装飾品 【空欄】
【空欄】
【空欄】
スキル
なし
全体に平均程度に振ってみたがAGIは少し多めに振って動きやすくした。
ステータスを閉じて、マップをみて近くの東の森という場所に行ってみることにする。
少女移動中
東の森にきてみるとすぐに白兎が出現して襲ってくる。AGIのおかげで避けて少し距離を取り、弓矢を構える。
放った矢は白兎の脳天を貫き、光になり消える。自分も兎が名前についているから凄い罪悪感がある。
『レベルが2に上がりました』
レベルアップを伝える音声が頭に届く。スキルポイントが振れるようだがまだ振らない。その後も白兎や大ムカデを倒していく。
ゲーム内の時間が夕方ぐらいになったので、帰ろうとしたらフォレストクインビーと言う巨大蜂が現れる。
「もう!めんどくさいわね。」
毒攻撃を避けながら矢を巨大蜂に放っていく。巨大蜂のHPをゴリゴリ削っていき、HPが0になると蜂は光となり消えた。
『スキル【
お、新しいスキルだ。効果を見る感じ相手依存なんだよね。これは【廃棄】で。
疲れたから今日はログアウトしようかな。
ポケモンの小説は全然書けないw
まぁ息抜き程度に書いていこうと思います。