弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました 作:お〜い粗茶
怪鳥の魔法陣から転移した場所は川沿いの平和そうな場所だった。
近くには竹林があり、とても美しい光景が広がっている。
そのまま次の日は周りを探索して小さな小屋やダンジョンでメダルを6枚ゲットできた。
川沿いで3人揃ってモンスターの卵を温めていると、全員の卵にヒビが入る。
それを地面に置いて待っていると
メイプルの卵からはリクガメの様な緑色の亀、
サリーの卵からは首にしめ縄を巻いた真っ白な狐、
私の卵からは黒髪兎耳で薄ピンクの服を着た妖怪兎が生まれてきた。全員、大きさは30㎝程度しか無い。
卵から狐や兎が生まれるとは思ってなかったが、生まれた兎が東方projectの『因幡 てゐ』にそっくりなのだ。その兎の頭を撫でていると3人の卵の殻が指輪に変化した。説明を読んでみると
【絆の架け橋】
装備している間、一部モンスターとの共闘が可能。
共闘可能モンスターは指輪一つにつき一体。
モンスターは死亡時に指輪内での睡眠状態となり、一日間は呼び出すことが出来ない。
【絆の架け橋】を装備すると、この子のステータスが見れるらしく、見てみる。
ノーネーム
Lv1 HP 90/90 MP 90/90
【STR 40】
【VIT 30】
【AGI 65】
【DEX 40】
【INT 60】
スキル
【通常弾幕】
卵から生まれたからなのか、ステータスがかなり高い。
「ノーネームって事は・・・名前をつけてあげないとだね!」
「そっか、それもそうだね」
「やっぱ、あの名前にしようかな・・・?」
しばらく考え込んでいる間、モンスター3匹は仲良くじゃれついている。結構仲良しでよかった。
「そうだ!亀さんの名前は『シロップ』!2人合わせてメイプルシロップだよ〜」
「じゃあ、私は『朧』にしようかな?駄目?
サリーは狐を持ち上げて聞いて、狐は嬉しそうにうなずく。
「じゃあ貴方は『てゐ』よ」
もう最初からこの姿をみてからこの名前にしたかった。原作のてゐとは違って憎らしい感じが一切無くてとても可愛い。
メイプルはシロップの方がAGIが高くてステータス画面を凝視していた。『ウサギとカメ』ならぬ『カメとメイプル』とサリーがメイプルを弄っている。
そのあと3人で弱いモンスターを見つけると、レベル上げの為に攻撃を命令する。
「えっと、シロップ【食らいつき】」
「朧、【狐火】」
「てゐ、【通常弾幕】」
シロップはモンスターに噛みつき、朧は炎で燃やし、てゐは弾幕でモンスターを倒す。六体程度倒して、3匹ともレベル3まで上がった。
「あ、朧が新しいスキル覚えてる」
「シロップもだ」
「てゐもそうだね」
3匹とも同じスキルで【休眠】と【覚醒】。
【休眠】は任意で指輪で休ませて体力を回復させるスキル。
【覚醒】は任意で指輪から出てくるスキル。
その後は3日目が終わるまで3匹のレベル上げに励み、4日目になったら見える砂漠まで歩き始めた。