弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました   作:お〜い粗茶

14 / 83
感想書いてくれると嬉しいです(強制とは言ってない)


弓使いと刀

洞窟はかなり枝分かれしていて、迷いやすい。先程、道端で銀のメダルを一枚拾ったので、探索系のダンジョンのようだ。

すると何かが動く音が聞こえたので物陰に隠れる。

 

すると、通路を埋め尽くすぐらい大きなカタツムリのモンスターが通る。HPバーを確認しようと顔を覗かせるが見る事ができなかった。動く倒せないギミックのようだ。

 

通り過ぎた後、通路に戻り先に進む。すると分かれ道になっていたので左の道へ向かう。カタツムリを避けつつ、進んでいくと宝箱がポツンと行き止まりに置かれている。

 

その宝箱に近づき開ける。その中には長刀と少し短めの刀と銀のメダルが3枚入っていた。刀をインベントリにしまうと説明を読む。どうやらこの刀は二本でひとつの装備のようだ。

 

【楼観剣&白楼剣】

【STR+45】【AGI+20】

 

スキル【スペルカード】

【破壊不能】

 

まさかの楼観剣と白楼剣だった。東方projectのキャラの一人『魂魄妖夢』の持つ刀だった。

楼観剣は一振りで幽霊10匹分の殺傷力を持ち、白楼剣は斬られた者の迷いを断つことが出来るとされている刀だ。

 

見た感じ自分は装備できない為、インベントリの肥やしになってしまいそうだから誰かにあげるかな。

とりあえず頭の中にマッピング出来た為にサリー達の元へ戻る。その途中でかなり上の方に光を放つ穴があった為、覗いてみると出口らしき扉が見えた。

 

サリー達のもとに戻ると、その事を知らせる。

 

「ありがとう、鈴仙。メイプルもカスミもそこに向かおう」

 

「ああ、そうだな」

 

「よーし、いくぞー!」

 

四人でその出口らしき場所に向かう。その途中でカタツムリに追いかけられたが巻く事が出来た。

出口らしき場所に着くとサリーの【跳躍】とカスミの【三ノ太刀・孤月】によってギリギリ届き、穴の中に着地する。

自分は空を飛んで、穴に入る。するとサリーがこちらを見てくる。

 

「え?鈴仙今飛んでなかった?気のせいだと思うけど」

 

「え?飛んだけど?【跳躍のローファー】をはいていると空を飛べるよ」

 

サリーとカスミには呆れられ、メイプルは目をキラキラさせている。気にしない方が身のためかと思ったのか、サリーはそれ以上追求してこなかった。

穴の先にあった扉を開けて入ると、三人についていた【束縛の鎖】が光となって消える。

 

「どうやら、ダンジョンクリアみたいだね」

 

部屋には大きい宝箱がひとつと転移用の魔法陣がある。宝箱を開けると中には大盾と銀のメダルが3枚入っていた。

 

「私に盾は必要ない。メイプルが持っていくがいい」

 

「あ、そうだ。さっき探索した時に刀を見つけたからあげるよ」

 

私はさっき見つけた楼観剣、白楼剣をカスミに渡す。

 

「いいのか?スキルもあるのに?」

 

「カスミが持っている方がその刀も嬉しい方がいいしね」

 

銀のメダル3枚はサリー、メイプル、カスミで分け合う。自分はダンジョン内で見つけている為受け取らなかった。

 

転移の魔法陣に乗ってダンジョンの外に出ると外はすっかり夜になっていた。

 

「もう夜なのね。結構長い間いたのね。あ、そういえば私達、カスミと戦うつもりだったのに・・・戦意がもう湧かないや」

 

「私もだ。元々戦うつもりは無かったがな」

 

サリーの考えにカスミも賛同する。するとメイプルが

 

「じゃあ、フレンド登録しようよ!出会った記念に!」

 

「ああ、構わないよ。鈴仙もお願い出来るか?」

 

「う、うん。いいですけど」

 

カスミとフレンド登録して、別れることになりイベント終了後に会う約束をした。そしてその夜は砂漠で過ごした。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。