弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました   作:お〜い粗茶

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弓使いと6日目

海底でメダルを入手してから地上に戻ってくると、夜中になっていた。

つまり探索6日目になったわけだ。しかし、銀のメダル30枚の目標までここまでは20枚しか手に入れていない。

 

「そろそろ、プレイヤーを積極的に狙っていかないといけないわね」

 

サリーの言う通り目標を達成するにはその方法しかない。なので近くにある山の中腹にあるクリアされたダンジョンらしき洞窟にメイプルは待機していてもらう。

前回イベント3位の為、有名人なのだ。つまりプレイヤーはメイプルを見たら逃げてしまう可能性があるためである。

 

「でも、鈴仙もイベント四位だったよね?鈴仙も待機してる?」

 

サリーの提案は却下して、自分は別のダンジョンで集める事にする事を話す。

 

メイプルにサリーと一緒に朧とてゐを預けておく。メイプルが洞窟から手を振って見送ってくれる。

サリーが向かった森とは反対方向へと向かう。

目の前に大剣、杖、片手剣を持った男の3人パーティが居る。3人は近づいてくる自分に警戒して武器を構える。

 

「スペルカード発動!【散符『真実の月(インビジブルフルムーン)』】」

 

スペカの弾幕で相手を一瞬で光と化す。するとその場所には銀のメダルが1枚落ちていた。

 

「これはラッキーね」

 

メダルを拾ってから、またダンジョンを探して移動する。プレイヤーを何人もぶちのめしながら、返り討ちにしたりしているがダンジョンは一切見つからなかった。

いくつかダンジョンっぽい場所はあったが全部クリアされており、収穫0だった。

 

自分もプレイヤー狩りに変更するとメダルが更に4枚ゲットする事ができた。

そろそろプレイヤーとも出会わなくなったのでメイプルの待つ洞窟へ戻ると、洞窟の入り口でサリーとも出会う。メイプルとも合流する。

 

「サリー、メダルは何枚取れた?」

 

「ふふふ、驚かないでよ。5枚」

 

自分も5枚取れた事を教えると、メイプルも嬉しそうにしてくれる。そのあとてゐを返してくれる。奥に弱いモンスターがいたのでレベリングもしてくれたそうだ。

 

「あとはここで最終日まで待機だね」

 

サリーがそんな風にいっていると洞窟の入り口から誰かが近づいてくる足音が聞こえる。振り向くとそこにはカスミがいた。腰には楼観剣、白楼剣を装備している。カスミは襲ってくる気は一切ないようで私たちの近くに座り込む。

 

「メイプルとサリー、それに鈴仙か。2日ぶりくらいか」

 

「カスミこそ何しに来たの?」

 

「私も金のメダルを持っているからな。少し身を隠そうと思ってな」

 

四人でここで身を隠すと事になったので四人でメイプルが持っていたボードゲームで遊ぶことになった。入り口はメイプルの【毒竜】で塞いである。なお、毒耐性を持っているからと、踏み込んだプレイヤーが死亡するという事が入り口で起きていたそうだ。

 

イベント終了時間になると、ドラぞうが現れる。

 

「ドラ〜!イベント終了ドラ!転移した先でスキルを選ぶドラ〜!時間制限はないからじっくり考えるドラ!」

 

カスミとはイベント後に会う約束をしているのでそのまま別れる。

 

転移した先でスキル欄を見て銀のメダル10枚あった為に元々持っていたのを合わせて金のメダルが2枚になった。スキルを二つ選んでいるが中々いいスキルが無い。

MP強化系を見つけたのでそれを手に入れた。

 

【MP強化中】

 

【MPカット中】

 

これでスペルカードのMPを節約できる。スキルを手に入れてから広場に戻ってからメイプル、サリーと共に砂漠に向かう。メイプルの天然すぎる巨大化するシロップで空を飛んで、毒の雨を降らすという摩訶不思議な行動に呆れた。

 

その日の夜、NWOのスレでは怪鳥の話やプレイヤーを襲う青い人?の話で盛り上がっていた。

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