弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました 作:お〜い粗茶
少し長めです。
ついに第三回イベントが始まった。
イズさんがこないだ羊から刈り取った羊毛で装備を作ってくれた。これを装備していると今回のイベントでボーナスがつくそうだ。
袖や鉢がモコモコの羊毛装備だ。見た目が羊そっくりの真っ白装備だ。
「そ、そのもっとスマートなデザインにならなかったのか?」
「ならなかったの〜。(モコモコ装備のメイプルちゃん達を見たかったからだけど)」
カスミの質問にイズさんはそれを流す。今度はカナデに装備を渡す。赤と白のボーダー柄のコートと帽子だった。
そのあとイズさんと私以外フィールド上に出現する牛モンスターをたおしに向かった。
「あれ?鈴仙ちゃんは向かわないの?私はちょっとだけやってから鉱石を取りに行くけど一緒に来る?」
自分はこの後にイベントに向かう為、断る。少し休めたのでイベントをやるためにフィールドに向かう。
フィールドに着くと身体が丸っこい赤い牛が私の姿を見たら逃げ出す。それを弾幕で撃ち抜き、光と消す。牛を倒した数に応じて報酬が変化するそうだ。
その日はこのまま牛を倒しまくった。
数日後
第三回イベントが終わり、ギルドに久しぶりに戻って来るとイズさんの装備が変わっていた。
古びてところどころ焦げ跡のある茶色のロングコートと大きめのゴーグル、そして焦げ茶色のブーツを装備しており、背中には直径が140㎝はある緑色のポケットが沢山ついたリュックが背負っている。
「あら、鈴仙ちゃん数日ぶりね。貴女を待っていたのよ」
イズさんは緑のリュックの効果を見せてくれる。
【河童印の水陸両用リュック】
【INT+65】
【水を操る程度の能力】【スペルカード】【エンジニア】
やっぱりこれを見る限り完全に東方projectのキャラ『河城にとり』のリュックだったようだ。
【水を操る程度の能力】
水を自在に操る事が出来るようになる。
【エンジニア】
素材とゴールドを使用する事によってありとあらゆる科学兵器などが製作可能になる。
「もちろん、スペルカードも入手したわよ」
習得したスペルカードは二枚で【水符『河童のポロロッカ』】【泡符『撃て!バブルドラゴン』】のようだ。
これで実質生産職のイズさんも戦力確定ですね。
そこにサリーとマイちゃんユイちゃん、メイプル、クロムさん、カスミにカナデと全員集合した。
イベントが終わってすぐに第三層が追加されたのだ。そんなわけでギルドメンバー全員で第三層へのボス戦に向かいます。
シロップ全員で第三層へのボス部屋に着く。中に入ると木が人の形を取った巨人が魔法陣から出てくる。
最初は全員がここまでに手に入れたスキルで攻撃する事になっている。
「【身捧ぐ慈愛】!からの【毒竜】!」
「【ダブルスラッシュ】」
「スペルカード発動!【散符『真実の月』】」
「スペルカード発動!【断命剣『冥想斬』】」
「スペルカード発動!【投銭『宵越しの銭』】」
「スペルカード発動!【火符『アグニシャイン』】」
「スペルカード発動!【枷符『咎人の外さぬ枷』】」
「スペルカード発動!【萃符『戸隠山投げ』】」
様々な弾幕が一気にボスに襲いかかりHPを八割削る。ボスの攻撃は【身捧ぐ慈愛】によってメイプルが引き受けるためダメージを受けない。
「最後は私に任せて!【捕食者】からの【滲み出る混沌】!」
二体の怪物がメイプルの影から出てきてボスを襲っていく。
「なんか目を離すと付属品が増えていくな」
「それがメイプルなんだよね・・・」
クロムさんの発言にサリーがある程度フォローする。
「最後に、【暴虐】!」
メイプルが大きくなった装備に包まれてそれが割れると中から腕が沢山ある怪物が飛び出してきてボスを食いちぎってHPを0にして光と消える。
「ああ・・・とうとう人間を辞めたのか・・・」
「ああ、辞めたな。完全に」
クロムさんとカスミが話しているが2人が使うスペルカードも人間以外が使う技だから人のこと言えないけど黙っておく。
マイちゃんとユイちゃんがびびってしまったので怪物が消えるとメイプルが降りて来る。
「メイプル、あれなんだったの?」
「ああ、あれはね【暴虐】と言ってね。装備の効果が無くなるけどHPが1000になってやられても元に戻るだけ!」
そして楓の木はとうとう第三層に入っていった。
第三回イベント書くことがなかったので第三層へも追加しました。
楓の木でスペルカードを持ってないのは後はサリーだけですね