弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました 作:お〜い粗茶
自分が帰ってきてからサリーは何度もオーブを置きに戻ってくる。それの為今ギルドにはオーブが6個ある。
そしてクロムさん達も帰ってきた為、現在ギルドメンバーが全員集合している。
サリーが奪ったオーブを奪いにプレイヤーがやってくるとサリーは言っている。
「噂をすればだな」
そこに複数のギルドの即席同盟を組んだプレイヤー達が五十人以上でギルドに攻め込んでくる。
「九人で戦うのは三層へのボス以来か。メイプル、いつものを頼む」
「はーい、りょーかい!【身捧ぐ慈愛】!」
メイプルに天使の羽が生え、天使の輪が出現して範囲カバーを発動して味方全員を包む。
その直後に相手が切り掛かったり、魔法が飛んでくるがこちらには一切ダメージが通らない。
「「【ダブルスタンプ】」」
ユイちゃんマイちゃんの大槌によって近づいてきたプレイヤーを一撃で潰す。更にカナデの魔法が飛ぶ。
「【パラライズレーザー】!」
広範囲低威力のレーザーが放たれ、当たると麻痺状態になり、動きが鈍くなった所でカスミやクロムさん、サリーがトドメをさす。自分も高威力の弾幕で相手を貫く。
イズさんを狙う人やオーブを直接狙う人も居るがイズさんのリュックから伸びているマジックハンドによって吹き飛ばされる。
「生産職だからって舐めないでよね。【のび〜るパンチ】!」
相手の数はどんどん減っていくがそのうちのひとりがせめて道連れにしようと突っ込んでくる。
「【ディフェンスブレイク】!」
「【ピアーズガード】」
メイプルに防御貫通スキルを貫通効果を無効にする。そのプレイヤーはフードが落ちた顔を見て呟く。
「メイプルかよ・・・。しくじったな・・・」
その後すぐマイちゃんにトドメを刺された。
残ったプレイヤー達はメイプルを見た瞬間逃げ出すが、クロムさんか距離を操りプレイヤーの目の前まで移動する。
「おっと、逃さないぜ!死神の鎌!」
鎌を横なぶりに振り、プレイヤーを切り裂く。倒し損ねたプレイヤーはサリーによってトドメをさす。
それによって五十人はいたプレイヤーは全滅していた。誰もオーブに触ることすらできなかった。完全勝利である。
そうしている内に空は次第に闇に包まれていき、遂に夜襲と暗殺の蔓延る初めての夜が訪れた。
サリーはその後もオーブ集めに向かっていった。その間私は少しの間眠りにつく事にした。
それから3時間後。
自分が目覚めると、メイプルがメッセージを見てすぐにギルドから出ていってしまった。ユイちゃんマイちゃんカナデは1時間前ぐらいに偵察に行ったそうだ。
自分にも送られてきたメッセージを見るとサリーからだった。そこには短く簡単に書いてあった。
『多分死ぬ。ごめん』
それを見て私もギルドをユイちゃんマイちゃんに任せてサリーの場所へと走り出した。
スペルカードは切り札的存在になってるからあまり使ってないな。
カスミとかクロムとか。