弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました 作:お〜い粗茶
今回は少し長めです。
2日目の夜中頃にメイプル達が戻ってきたが、オーブの収穫は2個だった。
サリー達も同じような状態だった。
「もう少しもつかと思ったけど……どのギルドもやる気あり過ぎで……序盤で稼ぐつもりが思ったより稼げなかったし」
サリーの予想よりもかなり速く大規模ギルドが跋扈する環境になりつつあり、ここからさらにフィールドが荒れていくだろうことは分かりきっていた。
「そろそろ第二段階に移行しようと思う。あとは『集う聖剣』かな」
それを聞いてからギルドメンバー全員が万全の状態で望めるようにスキルと兵器の入念な確認を行った。
『集う聖剣』は大規模ギルドの為大人数なので移動に時間がかかる。その為にしっかり準備しようと話していると入り口の方から足音が聞こえてくる。数は恐らく、四人。
このギルドの脅威が分かっているのに侵入してくる物好きはいないのでサリーは驚いている。
「嘘!?たった四人で攻めてくるなんて!?大規模ギルドの特権『数でのゴリ押し』を捨ててまで!?」
「それでも勝てると考えたからさ」
入り口には『集う聖剣』のギルドマスターで、NWO最強のプレイヤーペイン、ドレッド、フレデリカ、ドラグがいた。
全員が武器を構える。
「【多重加速】!」
フレデリカの魔法により『集う聖剣』の四人の移動速度を上げてこっちにつっこんでくる。
ドラグがユイちゃんマイちゃんを攻撃するが、メイプルの【身捧ぐ慈愛】によりダメージは無いがノックバックによってメイプルの範囲外へ飛ばされる。
更にその後の攻撃は貫通効果があった為、メイプルは【身捧ぐ慈愛】を解除せざるを得なくなった。
自分も相手の攻撃を避けつつ、フレデリカに弾幕を放つが【多重障壁】に防がれる。
『集う聖剣』が偵察に来ていたらしく、メイプルの弱点がモロばれていた。武装展開や【悪食】の回数制限、これらを考慮してメイプルの首を本気でとりに来たようだ。
サリーはフレデリカの【多重障壁】によって壁側に押さえつけられている。クロムさんはマイちゃんユイちゃんをドラグの攻撃から守っている。カナデとイズさんはオーブを守っている。カスミはドレッドの攻撃を受け切ろうと頑張っている。自分もカスミに加わり、なんとか攻撃をいなしている。
ペインとメイプルはペインの方がメイプルを押している。
「【断罪ノ聖剣】!」
ペインのスペルでメイプルのHPが削り切られそうになるが【不屈の守護者】により生き残る。
メイプルはペインに毒竜で攻撃するが、ペインは毒竜を切り裂く。
それをみた【楓の木】全員がスペルカードを発動する。
「スペルカード発動!【疾風『風神少女』】!」
サリーは【多重障壁】をスペルカードの弾幕で全て破壊して脱出する。
「いくぞ!スペルカード発動!【舟符『河の流れのように』】!」
クロムさんの足元に木で出来た舟が出現してその舟の下には波が発生する。その舟にはマイちゃんユイちゃんも乗っている。そのまま地面を滑るようにドラグを鎌で弾き出す。
「スペルカード発動!【『待宵反射衛星斬』】!」
「ラストワード!【『
ドレッドにダブルスペルカードの弾幕が襲いかかり、ドレッドの体力をゴリゴリ削っていく。
「スペルカード発動!【火水木金土符『賢者の石』】!」
「スペルカード発動!【泡符『撃て!バブルドラゴン』】!」
カナデとイズさんの弾幕もギルド全体に飛んでいって、『集う聖剣』に攻撃が届くが致命傷まではいかない。
ペインもメイプルの攻撃により、HPが0になりかけるがメイプルと同じ【不屈の守護者】で耐える。ペインが攻撃しようと近づくとメイプルは盾を捨てる。
「【暴虐】!」
メイプルの奥の奥の手が発動してメイプルが怪物となり、ペインを掴む。
「いっそ、安らかな気持ちだ」
そういうとペインはメイプルに捕食され、光と消える。ドラグを踏みつぶし、ドレッドを握り潰す。
フレデリカは【多重障壁】で防ごうとするが、あっさり破壊されて踏み潰される。
メイプルの叫び声と共に『楓の木』は『集う聖剣』に勝利したのだった。
次回あたりで最終回になるのかな?
アンケートとりますね
次回を最終回にすべきか?
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最終回にすべき
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まだ終わらないで!もっと続けて欲しい!