弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました   作:お〜い粗茶

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弓使いと運営3

四日目の大乱闘の終わった後のゲーム外の運営。

 

「これは・・・終わったな・・・」

 

「だな・・・」

 

残っているギルドの数を見ながら一人が呟く。前のモニターの画面には総ギルド数は『6』と表示されている。今回のイベントは十位以内全部のギルドに同じ報酬が与えられるので、この順位は決定的になった。

 

「五日の予定だったのにこんなに戦闘が加速するとはな・・・」

 

現在、ゲーム内時間では四日目の早朝である。ほぼ二日以上余ったのだ。

 

「とりあえず今俺たちに出来る事はこれまでの見どころを編集して動画にまとめる事だ。もう戦況も変化しないだろうからな」

 

今回のイベントの見どころをまとめた動画をチェックする為に鑑賞していると、一人が呟く。

 

「動画の七割に【楓の木】の誰かがひとりは写っているんだが・・・」

 

「【楓の木】の誰かを映さず、見どころを抜き出せってか?これでもかなり削った方だぞ」

 

全員が腕を組んで考え込む。

 

「完全に【楓の木】に引っ掻きまわされたからな〜。あそこのギルドはやっぱおかしいわ」

 

「炎帝の国も十位だしな。しかも全滅。順位予想もしていたが、当たらないな〜」

 

ここにいる全員が予想を外している。するとある人が呟く。

 

「メイプルの行動が読めるようになったらな〜」

 

「それが出来たら苦労なんてしねーよ。無駄な事考えないようにしようぜ」

 

そんな感じで話しているとあるひとりがこんなことを言い出す。

 

「暇だし、ここでちょっと予想大会しよう。お題は今現在、メイプルが何をしているか!当てたやつは俺が奢ろう。思いついた奴から挙手」

 

そこにいる運営が次々と挙手をして答えていく。

 

「ギルメン全員でボードゲーム!」

「双子にキャッチボールされているんじゃないか?」

「鍛治によって作られた武器をかじってスキルを入手できないか試してる!」

「機械神で空飛ぶ練習・・・って言おうと思ったがもう飛べるな・・・」

「亀の口の中にいる!」

「むしろ亀をかじってる!」

 

「よし、全員答えたな。答え合わせだ」

 

画面に【楓の木】のギルドが映し出される。そこでは羊毛に包まれた機械神になったメイプルが双子にキャッチボールされていた。

 

「これも動画に入れるか・・・」

 

「そうだな・・・」

 

場面は【楓の木】に戻り、

そしてとうとう五日目の夜中になり、ドラそうが【楓の木】に現れる。

 

「終了〜!みんなお疲れ様ドラ!転移した先で結果が発表されるドラ!」

 

 

転移した先は【楓の木】のギルドの中だった。そこで結果は映し出される。

 

「今回も三位だ!」

 

【楓の木】は今回のイベント三位だった。ランクインしたギルドが大規模ばかりなので小規模のこのギルドはとても目立っている。

 

そんなわけで次の日にギルドで打ち上げをやることになった。

ギルドの卓にはイズさんが作った料理が所狭しと並んでいる。全員がコップに飲み物を入れて持っている。マイちゃんは星熊盃だけど。

 

「打ち上げをやるのはいいんだが・・・なんでこいつらも居るんだ?」

 

クロムさんが見た方向には『集う聖剣』のペイン、ドレッド、ドラグ、フレデリカ、『炎帝の国』のミィ、マルクス、ミザリー、シンがコップを持って【楓の木】にいるのだ。

 

「いつものように狩りにいこうとしていたら、メイプルと会ってね。強引に連れてこられた。既にフレンド登録もしてしまったからね」

 

ペインがクロムさんの疑問に答える。メイプルのフレンド欄にはペインやミィといった大御所の名前が並んでいる。

 

運営から送られてきた見どころ動画を再生しつつ料理を楽しむ。

カスミとシンの戦いや、サリーを助けにきたメイプルや三日目夜中の『集う聖剣』との戦いが再生される。

 

「これはメイプルに勝つのは時間がかかりそうだ」

 

ペインがそんな風に呟くとメイプルかそれに反応する。

 

「私は普通にプレイしているだけなんだけどな〜」

 

「「「そんな訳あるか!」」」

 

ここにいる全員がメイプルの発言に突っ込む。メイプルは笑いながら打ち上げの時間は過ぎていった。




はい!とうとう書こうと思っていた部分まで書き終わりました!
本当はこの話が最終回になる予定だったのですが
アンケート結果はこのようになりました!

(10) 最終回にすべき
(74) まだ終わらないで!もっと続けて欲しい!


このような結果になったのでこれからも書き続けていきたいと思います!これからも頑張ります!
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