弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました 作:お〜い粗茶
双子は地底の町を探索していると、いる住民は鬼や、妖怪の類がいっぱいいる。その辺のNPCによるとここは『旧地獄』という場所だそうだ。
「お姉ちゃん、ここやけに飲み屋が多くない?」
「確かに・・・少し惹かれている自分がいる・・・」
マイとユイはある飲み屋にはいってカウンターが空いていたのでそこに座る。隣では長い金髪の女の人のNPCが飲んでいる。
「お嬢ちゃん達、何飲むんだい?」
お店の鬼の店員が聞いてくるので少し安めの酒と唐揚げを注文する。
そしてユイは出されたお酒を、マイは星熊盃に注いで飲む。
しばらく飲んでいると、隣のNPCが話しかけてくる。そのNPCの額には赤い一本角が生えている。
「お前さん達いい飲みっぷりだな!」
「え?あ、どうも・・・」
「困惑させて悪かったな。私は『星熊勇儀』!この旧地獄に住む鬼さ!」
勇儀はマイの持っている星熊盃と同じもので酒を飲む。マイとユイも自己紹介をしていると霧が現れて、マイ、ユイを勇儀を挟んで反対側にまとまっていき、大きな二本角が生えた身長百二十センチあるかないかのNPCが出現する。
「勇儀〜ここにいたのか!こいつらはなんだい?」
新しく現れたNPCがNPC同士で会話を始める。マイとユイはそのNPCにも自己紹介をする。
「マイとユイね。私は『伊吹萃香』。見ての通り鬼さ!」
萃香と勇儀はマイとユイがSTR極振りだと知ると立ち上がり会計を終える。そしてマイとユイを担いで何処かへ連れて行く。それに萃香もついていく。
連れてこられた場所は少し広いスペースがある広場だった。マイとユイは突然連れてこられて困惑していた。
「お前さん達、私と勝負してくれないか?もちろん、極振りだからハンデをつけてやる」
勇儀がそんなことを双子に聞く。双子はうなずくと一人二本ずつ大槌を構える。
「へー、面白いじゃないか。じゃあハンデはこの星熊盃に注いだ酒を私が一滴でも零したら私の負けだ!」
勇儀は酒を星熊盃に目一杯注ぐと、萃香が始め!の合図をする。
マイとユイは二人同時に大槌を叩きつける。勇儀はそれを零さずに避ける。少し離れてから二人を挑発する。
「「【飛撃】!」」
大槌を地面に叩きつけて衝撃波を放つ。勇儀はそれをあっさりとかわして、ユイとマイに近づき、パンチを繰り出すがユイは霧となってかわし、マイはサリーに教わった回避術で避ける。
ユイは別の場所に纏まってからカードを構える。
「【鬼符『ミッシングパワー』】!」
ユイが巨大化して勇儀に巨大化した大槌を叩きつける。萃香は驚いた顔をしている。勇儀はそれを盃を持っていない手で押させる。ユイの大槌はびくともしない。
余裕だった勇儀の腹を突然の衝撃が襲いかかる。ユイに目線の言っていた勇儀の腹にマイが大槌を横なぶりで叩きつけたのだ。
勇儀は衝撃で二十メートルは離れた場所までで踏ん張って止まる。その瞬間、星熊盃から酒が一雫零れ落ちる。
「私の負けか・・。お前さん達強いな!気に入った!」
「私も勇儀を負かすなんて思わなかったからな。私もお前たちを気に入った!」
マイとユイは二人にスペルカードを5枚教えてもらう事ができた。
その後は三日間勇儀と萃香の飲みに付き合わされていた双子であった・・・。
その時に灰色のセミロングが白い屋敷へ向かっていたのをユイはみたが気にしない事にした。