弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました 作:お〜い粗茶
カナデは紅魔館内をうろついていると、図書館より下へ向かう階段を見つける。もちろんカナデは暇潰しの為階段を降りていく。
かなり長い階段を降りていくと木の扉がある。その扉をカナデは開けて中に入ると、そこには金髪でサイドテールの女の子のNPCが座り込んでいる。
「貴方はだあれ?」
「僕はカナデ。君は?」
「フランドール・スカーレット」
フランドール と名乗ったNPCの背中には枝に宝石がぶら下がった羽?が付いている。
「カナデは私と遊んでくれる?壊れないでよね!」
フランは部屋中で飛び上がり、頭の上にHPバーが出現してスペルカードを取り出して発動する。
「スペルカード発動!【禁忌『カゴメカゴメ』】!」
カナデはサリーから習った回避術で避けていく。そして避けきると神界書庫から魔法を放つ。
「【パラライズレーザー】!」
フランにレーザーが当たるが麻痺状態にはなっていない。状態異常に耐性があるようだ。HPもほとんど削れていない。
「【ファイアボール】【ファイアボール】」
二連ファイアボールを放つがフランが手を握るとファイアボールが二つとも破裂する。
「貴方はコンテニュー出来ないのさ!スペルカード発動!【禁忌『クランベリートラップ』】!」
カナデに向かって弾幕が襲いかかってくる。カナデもスペルカードで応戦する。
「スペルカード発動!【火符『アグニシャイン』】!」
お互いに弾幕が打ち消しあって爆発が起こる。煙によって視界が悪くなる。カナデは後ろに気配を感じて、【ファントムワールド】で分身を生み出して、自分は避ける。
「キュッとして、ドカーン!」
フランの声が聞こえたと同時に分身が弾け散った。あれは危険だとカナデの本能が察した。煙が晴れてからフランがカナデの姿を見て驚く。
「貴方凄いのね!私と遊んでも壊れていないなんて!本気で相手をしてあげる!スペルカード発動!【禁忌『フォーオブアカインド』】!」
フランが四人に分身してそれぞれが弾幕を放ってくる。カナデは弾幕にいくつか被弾しつつ避ける。
「かなりやばいね・・・。早速使ってみよう。スペルカード発動!【土金符【エメラルドメガロポリス】」
弾幕によりエメラルド色の障壁により、フランの弾幕を跳ね返す。跳ね返った弾幕によってフランが1人2人と消えていく。
そしてとうとう一人になった。するとフランは弾幕を消してカナデに近づいてくる。
「貴方、パチュリーのスペカも使えて私と遊んでも壊れないなんて面白いわね!貴方に私の力を分けてあげる!そのかわりまた遊んでね!」
『スキル【ありとあらゆるものを破壊する程度の能力】を習得しました。スペルカード【禁忌『フォーオブアカアンド』】を習得しました。』
カナデはスキルの説明を見てみる。
【ありとあらゆるものを破壊する程度の能力】
物やプレイヤーにある【破壊の目】が見えるようになる。
発動するとHP495以下の相手を即死させるか、障害物を破壊する事が出来る。
クールタイムは五時間。
【禁忌『フォーオブアカアンド』】
自身を四人に分身して弾幕を放つ。このスペルカードを発動している間は同じスペルカードは使用できない。
クールタイムは30分。
完全に即死スキルを手に入れてしまった。【ファントムワールド】と合わせれば更に分身できる為強力なスペルカードを手に入れた。
そのあとフランが図書館まで案内してくれた。パチュリーからは驚かれたが、『貴方にこの図書館の閲覧許可をあげるわ。貸し出しはしてないからそこだけは注意してね。これからもフランと遊んでくれるとありがたいわ』とまた来るのは確定になりそうだ。
そして小鈴と共に人里へと帰った。
それから紅魔館へ通うのが日課になっていたのは仕方ないのか?