弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました 作:お〜い粗茶
メイプルはギルドにくるが、誰も居ない。人里を歩いている時にカスミを見たが骨董品に夢中でこっちには気づかなかった。
「うーん、どこに行こうかな〜?」
メイプルはギルドの椅子に座ってマップを見ている。予定がない為人里以外の場所に行きたいのだ。
するとある場所がメイプルの目に止まる。そこには『太陽の花畑』と書かれている。
「花畑かー、いいじゃん!ここにしよう!」
メイプルはギルドの外に出て、シロップを呼び出して巨大化させてその上に乗る。そのまま空に浮き上がって、太陽の花畑へと向かっていった。
一時間後
メイプルが出発してからやっと『太陽の花畑』についた。そこには向日葵が咲き誇っており、その中心辺りに赤い屋根の家が建っている。
メイプルは花を潰さないように花畑の手前でシロップから降りて歩いて向かう。
向日葵の近くまで来ると向日葵の大きさがよく分かる。2mはあり、メイプルが完全に隠れてしまう。
メイプルが向日葵の間を通って見えた家まで向かっていると、突然何処かから女性の声が聞こえる。
「あら、侵入者ね。出てきなさい」
メイプルでもわかる殺気を感じてメイプルは向日葵の間に隠れる。すると向日葵がメイプルを避けるように曲がって、メイプルが丸見えになる。向日葵のその先には癖のある緑髪の女性のNPCがいる。服装は白のカッターシャツとチェックが入った赤のロングスカートを着用し、その上から同じくチェック柄のベストを羽織っている。
手には畳んだ日傘を持ち、その先端をメイプルに向けている。
「貴方は強いわね。興味が湧いたわ」
そのNPCはそう言うと弾幕をメイプルに向かって放ってくる。メイプルは自らの身で全てを受け切る。ダメージはもちろん0だ。
そのNPCは少し驚いた顔をすると少し笑う。
「フフッ、貴方凄いのね。一応貴方の名前を聞いておこうかしら?」
「私は、メイプル!貴方は?」
「私に勝てたら教えてあげるわ!」
NPCは弾幕を大量に展開してメイプルに向かって打つ。メイプルはAGIが0の為避ける行動をとる事ができずに全て直撃する。
土煙が上がっており、NPCはつまらなそうな顔をして、その場から去ろうとすると土煙から紫色のものが飛び出してくる。
「【毒竜】!」
毒竜がNPCに向かっていき、一撃を与える。幽香のHPは一割も削れていない。そのNPCは自分に攻撃を当てた事に驚きつつ、笑う。
「今の攻撃で気が変わったわ!私の名前を教えてあげるわ。『風見幽香』よ。さぁ立ちなさい!続きを始めるわよ!」
「スペルカード発動!【毒符『憂鬱の毒』】!」
メイプルはスペルカードを発動して応戦するが全て避けられる。幽香は傘の先端をメイプルに向けて妖力を貯める。その直後、傘の先端から極太のレーザー牙放たれる。メイプルはそれを【闇夜ノ写】で受け止める。
「マスタースパークを受け止めきるなんて貴女が初めてよ!」
すると幽香の周りの地面から蔦が伸びて幽香の動きを封じる。
「シロップ、【大自然】からの【精霊砲】!」
シロップから放たれた【精霊砲】が幽香を包み込んだ。