弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました 作:お〜い粗茶
今回ちょっと薄いかも
シロップの【精霊砲】が消えるとそこには幽香の姿はなかった。
「やった、勝っ・・・・」
喜んでいたメイプルに衝撃が襲い掛かり、吹っ飛ばされる。そこには幽香が無傷で立っていた。
「植物で私の動きを止めようなんて1万年はやいわ」
幽香は自らの能力で蔦を引っ込めて【精霊砲】を避けたのだ。幽香の周りに二つの光の塊が集まり始める。
「これで、トドメよ。【ツインスパーク】!」
さっきの極太レーザーが二つ同時にメイプルに襲い掛かる。それは防御力を貫通してメイプルにダメージを与え続ける。
メイプルのHPはゴリゴリ削られていき、メイプルのHPが削りきられる直前でHP1で耐える。【不屈の守護者】が発動したのだ。
「【暴虐】!」
メイプルは怪物の姿になって幽香に攻撃する。幽香はそれを簡単に避けるがフェイントを仕掛けられて地面に押し倒される。
怪物が幽香にかぶりついてダメージを与え続ける。そのまま幽香のHPは0まで削りきられてしまった。
メイプルは【暴虐】を解除してポーションを使い、HPを回復する。遠くに避難させていたシロップを呼び戻す。幽香はモンスターとは違って光と消えずに起き上がる。
幽香は少し悔しそうにしつつメイプルに近づいてくる。
「私の負けか・・・。しかしいっそ清々しい気分ね。貴方のパートナーに私の力を分けてあげるわ」
幽香はシロップに妖力を分け与える。するとメイプルに、シロップが新しくスキルを習得したと言う通知が来る。
『スキル【花を操る程度の能力】を習得しました。スキル【通常弾幕】を習得しました。スペルカード【元祖マスタースパーク】【ツインスパーク】を習得しました』
その説明をメイプルが読んでいると、幽香がガーデンテーブルと椅子を二つ置く。その上には紅茶の入ったカップが二人分置いてある。
メイプルは椅子に座ると紅茶を一口飲む。これまで飲んだ紅茶の中で一番美味しかった。クッキーも置いてあるのでメイプルはシロップにあげる。シロップは美味しそうにクッキーを食べる。
幽香はその様子を微笑ましそうに見ている。そのあとメイプルはシロップに乗って人里へと帰っていった。
その途中でメイプルはシロップと地面に降りて休憩していると、モンスターが襲ってくる。
「シロップ、【ツインスパーク】!」
シロップの近くに光がたまり極太のレーザーが二つ放たれて近くの木もろとも消しとばした。
「シロップ凄いよ!私ももっと頑張って防御力をあげないとね」
シロップの新たなスキルによってメイプルの防御力にさらに拍車がかかるのをまだ誰も知らないのであった。
次は再びあの双子です。