弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました 作:お〜い粗茶
今回薄いかも
オリジナルイベントの案も募集中です。
マルクスは自分のバッグを見つけたのでその三人?の妖精のようなNPCに近づく。すると、三人の会話が聞こえてくる。
「これなんなの、サニー?」
「フード被った男から取ってきた。なにか面白そうなものが入っていたから」
「なにやってんのよ。でもこれは気になるのよね」
亜麻色に近い金髪のNPCがバッグからクナイのようなものを取り出す。札がついており、そこには『岩壁』と書かれている。
マルクスは勇気を振り絞り、三人に話しかける。
「あの〜、君たちそれは僕のだから返して欲しいな〜・・・」
すると三人は驚きつつサニーと呼ばれたNPCはバッグを持って空に飛び立つ。
「嫌だ!こんな面白いもの返してなるもんか!」
サニーの後を残りの二人もついていく。黒髪のNPCがマルクスのクナイを取ってこちらに投げてくる。
マルクスが追いかけようとして突然出現した岩壁にぶつかる。お供のプレイヤーが心配で近づいてくる。
その後からも妖精のNPCが自分のトラップを投げまくってくる。
蔦や岩壁、爆炎などが飛んでくる。
自分で使う分には便利だが、敵になるととても厄介だ。
仕方なく、始めたばかりの頃に覚えてから使っていなかった初期魔法でなんとか攻撃していくが全て避けられる。その後結局逃げられてしまった。飛んで行った方向に追いかけると、そこには巨大な木に窓などが付いている。『楓の木』のギルドと似ている雰囲気がある。
マルクスは扉に近づいてノックをする。
するとすぐに黒髪のNPCが出てくるがすぐに扉を閉められる。マルクスは途中で妖精達が落としたであろう自分のトラップの爆炎を扉の前に設置する。そしてそれを踏まないように扉をノックする。そして離れる。
黒髪のNPCがまた出てきたと同時にトラップの爆炎が発動して扉を破壊する。マルクスはそのままその家の中に入っていく。
そこでは爆炎に巻き込まれたNPCと残り二人のNPCがビビっている。
「それは僕の大事な物だから返してもらうよ」
テーブルの上のバッグを取り返した。マルクスはバッグの中を見るといくつか消費されているがトラップは残っている。
マルクスは壊れた扉から出ようとすると、足にサニーと呼ばれたNPCがくっついてくる。
「どうしたんだい?僕はもう帰りたいんだけど・・」
「お願いがあります!私達にその罠を教えて!」
マルクスは理由を聞くといたずらをしながら過ごしているのでいたずら方法も減ってきたそうだ。マルクスは泣き顔を見てしまい、仕方なく教えることにした。
三時間後
「これでいたずらの幅が広がるわ!お礼に私の力を分けてあげるわ!」
サニーはマルクスに近づいて妖力をマルクスに与える。マルクスに運営から通知が来る。
『スキル【光を屈折させる程度の能力】を習得しました。スペルカード【陽光『サンシャインブラスト』】を習得しました」
マルクスは外で待たせていたお供とともにギルドへと帰っていった。見えなくなるまで三人組の妖精達は見送ってくれた。