弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました   作:お〜い粗茶

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昨日一日休ませてもらいました。すみません。

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弓使いと紅霧異変

メイプルside

 

結局鈴仙は帰ってこないで、イベントが始まってしまった。イベントが始まってすぐに赤い霧が空を覆い尽くした。

 

しばらくサリーと一緒にマップに向かうが、普通のモンスターが出るだけで、強い特別なモンスターは一切見かけなかった。少し攻撃が強くなっている感じはした。

 

「サリー、この赤い霧はなんなの?」

 

「おそらく、モンスターの能力を少し上昇させる効果があるんだろうね」

 

モンスターを倒しつつ、人里へと戻っていると、森の中でカスミと再会する。

 

「メイプルとサリーか。どうやらこの霧は霧の湖にある赤い館から出ているようだな」

 

すると運営から通知のメッセージが来る。

 

『イベントミッション!赤い霧を消して平和を取り戻せ!』

 

サリーは通知を見てから成る程と頷いている。自分はよく分からないからサリーに聞いてみる。

 

「おそらく今回のイベントはこういうミッションを沢山こなすタイプなんだよ、メイプル」

 

そんな訳でサリーとカナデ、カスミとクロムさん、私でその紅い館へと向かうことになった。結局鈴仙は呼んでみたけど来なかった。カナデはなんかそわそわしているが聞いても「なんでもない」の一点張りだった。

 

霧の湖に着くとそこには『集う聖剣』のペインさんと『炎帝の国』のミィさんが一緒にいた。

 

「あれ?珍しい組み合わせですね?」

 

「ああ、さっきここで出会ってな」

 

サリーの質問にミィさんが答えてくれる。ペインさんも剣を構えていないため戦うつもりは無いようだ。今回そんなイベントじゃないからかな。

 

「そうだ!ペインさんとミィさんも一緒にどうですか?」

 

「それはいいかもしれないね。メイプルはいれば敵なしだと思うから是非お願いしよう」

 

「私もその方がいいと思うな」

 

そんな訳で私達のパーティにペインさんとミィさんが加わった。そんな訳で霧の湖を歩いて紅い館へと向かっていると、突然空から氷の塊が落ちてくる。全てを私が受けたのでダメージは0だ。

 

「あたいのなわばりにかってにはいってんじゃないわよ!」

 

空に青い髪で氷の羽が生えた女の子のNPCがいた。頭の上にHPバーか見える。

氷の弾幕がいくつも飛んできているが全て私が受け止める。

 

「メイプル、ここは私に任せてくれ」

 

ミィさんが前に出る。氷の弾幕がくるがミィさんの炎魔法で全て溶かす。弾幕を消してからミィさんの背中から炎の翼が生えてそれで空を飛ぶ。

手を服のポケットに突っ込んで足に炎を纏わせる。

 

「炎帝ヴォルケイノ!」

 

炎を纏った足で女の子のNPCの身体を蹴り飛ばす。あっさりとHPが削り切られて『ピチューン』の音とともに消滅する。

 

結局あの女の子の名前すら分からずに突破してしまった。ミィさんが降りてきてから紅い館へと向かうことを再開した。

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