弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました   作:お〜い粗茶

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弓使いと紅の門番

メイプルsied

 

しばらく霧の湖付近を歩いて妖精を倒しつつ、霧が出ている紅い館の前に着く。近くに来るととても大きい館だった。現実の自分の行っている学校より大きい。

 

門の前には赤い髪の中華風の服を着た女の人のNPCが塀に寄りかかっている。全員で近づいていくと、女の人のNPCが目を開けてこちらを見てくる。

 

「あ、カナデ様。今日も来てくれたのですね」

 

「やぁ、フランちゃんは元気かな?」

 

「ええ、元気過ぎて大変ですけどね・・・」

 

カナデが門番の人と仲良さそうに話している。クロムさんも敵ではないと思ったのか、武器をしまう。

 

「カナデ様、フラン様がお待ちですのでどうぞ」

 

カナデは女の人が開けた門を通って中へと入っていく。私達も通ろうとすると門を閉められてしまう。門を閉めると私達に合気道のようなポーズをとる。

 

「カナデ様は妹様のお客様ですが、それ以外のお方はお帰り願いましょうか」

 

その直後、こちらに一瞬で近づき私の体にパンチが放たれる。ダメージは0だけどノックバックによって十メートル位後ろへ吹き飛ばされる。

 

クロムさんも鎌で攻撃するが、NPCに掴まれそのまま投げ飛ばす。どこにあんな力があるのか?サリーも攻撃していくが上のHPバーは少ししか削れない。

ミィさんも【炎帝】を放つが、パンチによって消し飛ばす。その隙にペインさんが回り込んで技を放つ。

 

「【断罪ノ聖剣】」

 

強力な剣技によってNPCのHPを半分まで削る。

 

「ここまで強いのは博麗の巫女以来ですね。とりあえず名乗っておきましょうか。私は『紅美鈴(ホンメイリン)』、この紅魔館の門番をしています!」

 

門番さんの名前は美鈴さんと言うようだ。私はみんなに離れてもらい、短剣を構えてスキルを発動する。

 

「【毒竜】!」

 

美鈴さんを毒竜の毒に包み込まれる。HPの減りが少ないので毒に耐性があるようだ。それでもHPは減っていくので効いてはいるみたい。

すると美鈴さんがカードを取り出して唱える。

 

「スペルカード発動!【虹符『彩虹の風鈴』】!」

 

弾幕が飛んできてこちらに向かってくるが、サリーは避けて、クロムさんは大盾で防ぎ、カスミさんは弾幕を切り裂いている。ミィさんは弾幕を火魔法で相殺。ペインさんは避けきる。

私は避けられないが、ダメージは0。

 

サリーが全て避けて美鈴さんに近づいてスペルカードを発動する。

 

「スペルカード発動!【突符『天狗のマクロバースト』】」

 

沢山の風の刃で美鈴さんのHPを削りきった。その瞬間に『ピチューン』の音が鳴る。

 

サリーがこちらに戻ってくると、美鈴さんがボロボロで膝を付いている。

 

「まさか文さんのスペルカードを使ってくるとは思いませんでした。仕方ないですね」

 

美鈴さんが門を開けてくれる。門を入ると、花壇や噴水がある。かなり奥に進まないと館に着かないようだ。全員で館へと向かっていった。

 

カナデは一体何処まで行ってしまったんだろう?

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