弓使いだったのに気づいたら地上の月の兎になっていました 作:お〜い粗茶
メイプルsied
扉をぶち壊した先にはとても広い図書館が広がっていた。様々な本が見える。
「これはすごいな・・・」
「これを読み切るのは不可能だろうな」
クロムさんとカスミが驚いている。サリーは少し警戒しているようだった。すると魔理沙が話しかけてくる。
「お前ら、この図書館の主人のパチュリーが登場だぜ」
「魔理沙、扉を壊したら来るに決まっているでしょ?強力な魔法で強化しておいたはずなんだけどね?あと勝手に紹介しないでくれる?」
図書館の奥から『パチュリー』と呼ばれた人物が歩いてくる。姿は長い紫髪の先をリボンでまとめ、紫と薄紫の縦じまが入った、ゆったりとした服。さらにその上から薄紫の服を着、ドアキャップみたいな帽子を被る。また服の各所に青と赤と黄のリボンがあり、帽子には三日月の飾りが付いている。
「あんまり動きたくないのだけど、仕方ないわね。泥棒には然るべき罰を与えないとね。あと吹き飛ばされた小悪魔の敵もあるわね」
「あー、小悪魔が吹き飛ばされたのか?それはすまんな」
パチュリーが空に浮かび上がってカードを構える。全員が武器を構える。
「スペルカード発動!【火符『アグニシャイン』】」
カナデが持っているスペルカードと同じ奴を放ってくる。全員が避けたり、消したりして耐えている。私は全てを受けてダメージ0。その隙に短剣を構える。
「【毒竜】!」
毒竜が飛び出してパチュリーに向かって飛んでいく。パチュリーは毒竜を避けようとするが、突然咳き込み始めて毒竜を食らってしまう。
パチュリーは毒の海に沈んでいる。なんか動かなくなってしまった。すると魔理沙が近づいていく。
「おい、パチュリー大丈夫か!?【解毒】」
魔理沙が魔法でパチュリーの周りの毒を消す。私達も近づいていく。サリーも武器をしまって近づく。
「パチュリーはな、喘息持ちなんだよ。とりあえずどっかに寝かせられる場所はないか?」
するとクロムさんがあったテーブルに椅子に置いてあった毛布をかける。頭のところにクッションを置いてパチュリーを寝かせる。
「まぁ、パチュリーがこんな状態じゃもう戦えないな。次は上の部屋に行かないか?そこに目的のレミリアがいるからな」
するとパチュリーが目を覚ました。しかし動けないので顔だけをこちらに向けてくる。
私はカナデがどこに行ったのかが、気になるので聞いてみる。
「パチュリーさん、カナデを見ませんでした?」
「カナデ?ああ、彼ならフランの部屋よ。いつも遊んでくれているの。心配しなくてもこの先で合流できると思うわ」
「パチュリーがそう言うなら心配ないな。レミリアの元へ行こうぜ」
魔理沙がそう言うので仕方なくレミリアさんの元へと向かうことになった。