聲の形を見て、なんとなく書きました。
筆休め。
自分の罪を書く
http://koenokatachi-movie.com
1 :名も無き人間:2***/0*/0*(木) 23:10:46.93 ID:5feFEGE/99
良かったら聞いてください。
2 :名も無き人間:2****/0*/0*(木) 23:12:45.41 ID: 5feFEGE/99
とりあえず、登場するであろう人たちを簡単に書きます。
Nさん…耳が聞こえない
Iくん…男子小学生、目立っていた子
担任…小学校の時の担任
その他
3 :名も無き人間:2****/0*/0*(木) 23:13:01.35 ID:t0CkHmzM0
かまわん続けたもれ
4 :名も無き人間:2****/0*/0*(木) 23:14:22.34 ID: 5feFEGE/99
>>3
ありががとうございます。
最初に言っておきますが、特に面白く無いです。
ただ、誰かに語りたかった、聞いて欲しかったので書きます。
10 :1:2****/0*/0*(木) 23:17:02.51 ID: 5feFEGE/99
名前変えておきます。
さて、本題の話なのですが、小6の時の話なので、かなり前の話になります。
11 :1:2****/0*/0*(木) 23:20:29.21 ID: 5feFEGE/99
小学校のとき、私のクラスは、今思えば良くも悪くも個性的だったのかもしれません。
よく騒ぐ男子三人グループと華やかな女子グループが思って立っており、いつも教室は異様な程賑やかでした。私は当然(そう言っていいのかはわかりませんが)そのグループには所属しておらず、どちらかと言えば、教室の端っこの方で何人かの友達と、昨日見たテレビなどをこっそりと話す程度の子供でした。
12 :名も無き人間:2****/0*/0*(木) 12:41:55.83 ID:f1T+H0GZ0
続けろ
13 :1:2****/0*/0*(木) 23:24:03.93 ID: 5feFEGE/99
>>12
ありがとうございます
しかし、そんな個性的なクラスに、一人のこれまた個性的な子がやって参りました。
彼女の名前は仮にNさんとしましょう。
彼女は障害者でした。耳が聞こえず、筆談や手話などを介さなければ、十分な会話ができないほどに重症だったのです。私も最初の頃、試しに後ろから話しかけてみたのですが、本当に耳が聞こえないらしく、正面から顔を見て話し掛けなければ、彼女はただニコニコと(何が楽しいのか分からないけど)前を向いているだけでした。
16 :1:2****/0*/0*(木) 23:28:58.60 ID: 5feFEGE/99
私はそんな彼女のことを気に入るわけもなく、ある程度の接点を持つと、再びいつもの日常へと戻りました。他の子たちも彼女への関心がなくなったらしく、私と同じように、いつものグループで他愛もない話を繰り返していました。
彼女は孤独でもありました。先生が授業中に言っている事をメモできないし、音楽の授業では一人だけずれて歌い出すし、さらには呼ばれてもいない遊びに彼女はホイホイとついていくのです。
17 :1:2****/0*/0*(木) 23:32:33.86 ID: 5feFEGE/99
そんな彼女をみていて、私は子供ながらに嫌な予感がしました。言い知れぬ不安感が胸中に溢れ、背筋から凍るような冷たさが伝わってくるのです。
私は堪らず、体育の時間、誰にも聞こえないよう小さな声で彼女に大丈夫なのかと問いかけていました。当たり前ですが、彼女は私の言った事が聞こえていませんでした。
私はもう一度大きな声で大丈夫なのかと尋ねました。彼女はようやく私の言葉を聞き取れたようで、小さくうなずきました。私はそれを見て、自身の縁起でもない予感が外れるのだと思い安堵のため息をつきました。
19 :名も無き人間:2****/0*/0*(木) 23:34:07.40 ID:/DZLai/T0
あー、耳が、あー、(察し)
20 :名も無き人間:2****/0*/0*(木) 13:35:36.09 ID:+6sjcgpa0
想像しやすいように当時の>>1とNさんのスペックぷりーず
21 :1:2****/0*/0*(木) 23:39:59.20 ID: 5feFEGE/99
>>19
勘のいいがきはry
>>20
スペック
私
身長は平均より少し上
体型は中肉より少し痩せてるくらいですかね
顔はそこそこ(自称)
Nさん
ボブカットで顔は可愛かった気がする、記憶曖昧
身長は普通くらい
体型は少し痩せてたかな
子役に具体例とか言えないから、想像頑張ってほしい
22 :1:2***/0*/0* (木) 23:42:32.99 ID: 5feFEGE/99
しかし、人間嫌な予感というのは当たってしまうものです。
そんな彼女の音が聞こえない世界というものを子供たちが理解できるわけがなかったのです。
別世界に住む彼女のことをクラスの誰もが異質だと捉えていました。出る釘は打たれると言いますが、打ち込まれすぎた釘も、やはり抜かれる運命にあるのです。
23 : 名も無き人間:2***/0*/0* (木) 23:51:14.07 ID:mMvbppWY0
まあ、俺ら大人でも障害者の対応困るからな、
子供ができるわけがないよな
当たり前だわ
26 :1:2***/0*/0* (木) 23:54:06.33 ID: 5feFEGE/99
>>23
本当にそうですね
ある意味、こうなるのも必然だったのかも…
さて、虐められるようになった彼女ですが、具体的にどんなことをされていたのかというと、歩くところを見つけては転ばされたり、彼女が耳を聞こえないのをいいことにわざと大きな声で悪口を言ってみたり、最終的には彼女の身につけている補聴器にまで手を出すようになっていました。
今思い出しても、見ているこちらが不快な気持ちになるほどに、そのいじめは苛烈だったのです。
27 :1:2***/0*/0* (木) 23:58:01.02 ID: 5feFEGE/99
しかし、そんないじめに対して私から何か言うことはありませんでした。
私は私という人間を誰よりも知っているのです。いじめ主である男子小学生に向かって、それを止めるよう注意するほどの勇気はかけらもありませんでした。
何故なら、その飛び火が自分の所に飛んでくるのが怖いからです。誰が喜んで友達でもない子のために、自身を投げ出すのでしょうか。
そんなことをするくらいならば、不快な気持ちになってでも静観する方を私は選びます。
その通り、当時の私も何もないような顔でそのいじめを眺めていました。
28 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 00:20:08.34 ID: 5feFEGE/99
いや、そこは守ってあげるのと違うのかい
ドラマ的なあれではないのか
31 :1:2***/0*/0* (金) 00:28:52.23 ID: 5feFEGE/99
>>28
今の私なら兎も角、昔の自分であれば守らないです
Nさんに対してそこまで思入れもなかったですし
33 :1:2***/0*/0* (金) 00:43:05.88 ID: 5feFEGE/99
すみません、遅れました。
続きです。
そんな時でした、Nさんが何を思ったのか私のところに話しかけてきました。
私はいじめというものに関わりたくなかったので、彼女を無視することにしました。
私と話していた友達は困ったような顔をしていたのですが、私はその表情すら表に出さず、Nさんの事をまるで、空気中に漂う窒素や酸素と同じように扱っていました。
いくらかして、彼女も私が避けているというのを理解できたのか、話しかける事を止めるようになりました。私はそれがとても嬉しくて、追い返してやったという満足感すら抱いていました。何故そのような事を思ったのか、今の私ですら理解できないのですが、その時は本当にそう感じたのです。
34 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 00:45:54.71 ID:VOs0df8UP
俺だっていじめの一つや二つ見過ごしてきたぞ
35 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 00:46:56.85 ID:BRCcLVvY0
どこの学校でもあるよな
36 :1:2***/0*/0* (金) 00:47:22.99 ID: 5feFEGE/99
そうやって私は悦に浸りながら、私に避けられて萎縮していしまっている彼女を見てみれば、その後ろの席でニタニタとこちらに笑みを投げかけてくるいじめの主犯者(I君)と目が合いました。
私はその笑顔が大人になった今でも忘れられません。私のやった行いは、ただの人を傷つける行為でしかないのに、I君は、まるで私を英雄として祀りあげるかのように笑っていたのです。
ひどく気持ちが悪い。
そう感じました。私は彼と違う、違うのだ、と強く念じたりもしました。
先ほどまでの優越感やらはとうに全て消え失せており、代わりに自身と彼への嫌悪感が身体中に巡る感じがしました。
37 :1:2***/0*/0* (金) 00:53:01.97 ID5feFEGE/99
「何がおかしいんだよ」
気がつけば声が出ていました。普段クラスでは大抵の場合、中立の立場にいる私が珍しく、クラス全体に響き渡るような声量でそう呟いたのです。
I君の方はすごく驚いた顔をしていました。
私がまさか嫌悪で返してくるとは思っていなかったのでしょう。誰もが唖然とする中、やはりNさんだけはただまっすぐと教室の壁に立てかけられている時計を眺めていました。
38 :1 :2***/0*/0* (金) 00:55:39.40 ID: 5feFEGE/99
「何がおかしいかって聞いてんだよ」
追い討ちをかけるように私は再度問いかけました。本当に問いかけたのかは、少し記憶が曖昧ですが、I君が私の問いかけに対して何も答えなかったのは確かです。
私は彼から何も返事が聞けないとわかり、さっさと視線をさっきまで喋っていた友達に戻しました。
友達も、突然私がそういう事を言い出すとは思ってもいなかったみたいで、少し放心状態となっていましたが、私が再度明るく話始めてみれば、友達もつられるように元の状態へと戻っていきました。
39 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 00:56:56.85 ID:BRCcLVvY0
Nさん聞こえないからぼーっとしてるのか、可愛い
Iに関してはゴミ
40 :1 :2***/0*/0* (金) 00:59:58.18 ID: 5feFEGE/99
それから数日経った頃、学校で大変な事が起こってしまいました。
なんと、Nさんの親御さんがとうとう学校側へ苦情を入れ、先生たちからNさんのいじめに関してのクラス会が開かれたのです。決めては、いじめの主犯格であるI君が幾度となく壊していた補聴器のせいでした。
41 :1 :2***/0*/0* (金) 01:04:05.14 ID: 5feFEGE/99
険悪の雰囲気のままクラス会は進められました。
まず、先生たちがなんでこのようなクラス会を開いたのかの経緯をはなし、私たちから話を聞きたいと言うことを説明してきました。私たちは黙るしかありませんでした。
先生たちが言っていることは、全て事実なのだから、いつばれるのかわからないような嘘をつくわけにもいかないのです。
そんな、返事をしない私たちを見ながら、担任は終始苛立った顔をしていたのを覚えています。
42 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 01:06:43.78 ID: FA4EgaeEa
追いついた
今からI君の処刑タイムはじまりまーす♪
43 :1 :22***/0*/0* (金) 01:10:12.56 ID: 5feFEGE/99
私はこっそりと、担任の先生にわかるように、I君へ視線を送りました。
それだけのアイコンタクトで担任へ通じたのか、はたまた、最初から担任の先生もI君を名指しするつもりだったのかは分かりませんが、その直後、担任は彼の名前を大きな声で呼びました。彼は大きく肩を震わせると、荒い返事ですぐさま席から立ち上がりました。
44 : 通称うんこ :2***/0*/0* (金) 01:10:56.36 ID:6wGvWhAa0
名指しで公開処刑か、ちょっと可哀想だな
45 :1 :2***/0*/0* (金) 01:13:47.62 ID: 5feFEGE/99
そこからは一方的質問です。
「お前がやったんだろ?」
「お前しかいないもんな?」
「自分がやったことが分かっているのか?」
これら質問とも言えないような尋問が、軽く数分程度続きました。I君は「俺だけじゃ無い、みんなやっていた」や、「俺はみんなのために」とかぶつくさと呟いていましたが、担任はそんな意見を聞き入れはしませんでした。
その後、彼は別室へと連れて行かれました。別室でどのような話し合いがあり、どのような方法でこの事態を収束させたのか、私は詳しく知りませんが、確かに、この日を持ってN
さんへの過激ないじめは終止符を打ったのです。
46 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 01:18:03.97 ID:9T00Bwz+i
うわー
>>1の小学校時代生なましすぐる
これで今日成人式かよ、俺なら行かねーわ
47 :名も無き被検体774号+:2***/0*/0* (金) 01:20:16.04 ID:NWtSeKNP0
まあでも、これで俺たちのNさんは守られた
48 :1 :2***/0*/0* (金) 01:22:43.78 ID: 5feFEGE/99
少しコンビニ行っていました、続けます
49 :1 :2***/0*/0* (金) 01:29:10.85 ID: 5feFEGE/99
子供の世界というのは残酷なものです。
負の連鎖を断ち切ることなんてできないのです。
そのクラス会が行われてからというもの、いじめの対象はシフトしていました。
なんとNさんから、いじめの主犯格であったI君へと。
50 :1 :2***/0*/0* (金) 01:49:23.64 ID: 5feFEGE/99
いじめの原因は、友達が言うにはI君が先生に名指しされ注意された時、I君が共犯者として友達の名前を口にしたからだと言っていました。
私もその考えは合っていると直感的にわかりました。
人間は自分の利益に反するものを排したいものです、子供であればそれが顕著にでます。I君は一緒にいじめていた男子友達から、その利益に反する存在と認識されたのでしょう。
私はここにきてようやく、本当に人間というものが心底おぞましく感じました。
I君へのいじめもひどく、ボールを後ろから投げつけられたり、上履きがゴミ箱に捨てられていたりと、散々な目にあっていました。
私はそれらを見ながら、何も感じず眺めていました。
因果応報と言う言葉がこの世にはありますが、これはまさしくその通りの結末なのかもしれません。
51 :1 :2***/0*/0* (金)01:57:27.14 ID: 5feFEGE/99
I君が笑う事が少なくなった頃の放課後。
その日、私は日直と言うこともあって、一人日誌を書いていました。
いつもなら友達を待たせているのですが、何故かこの日は友達を待たせていませんでした。
担任へ日誌を出しに行く時、ついでに担任へ私は思い切って聞くことにしました。
「先生はI君のことをどう思いますか?」
これは別にI君を助けないのかと言う意味で聞いたのではありません。
ただ、少し気になったのです。いじめが行われているのを、一人の大人として助けたくはないのかと。
54 :1 :2***/0*/0* (金)02:07:32.76 ID: 5feFEGE/99
ここでこの担任が「あれは良くない。いじめから助けようと思っている」などと詭弁でもいいので言ってくれれば、もしかしたら、私の中の何かが変わったかもしれません。
しかし、そんな理想はありませんでした。
私のその質問から、担任はひどく面倒臭そうにこう答えたのです。
「お前が知ることじゃ無い、あれは自業自得だ」
56 :1 :2***/0*/0* (金) 02:19:51.04 ID: 5feFEGE/99
今の私だから言えることではありますが、教職者として、彼は終わっていました。これは誰がなんと言おうと覆ることはありません。
クラスの問題を収束させたいがために、一人の生徒を犠牲にし、剰え自身に被害が出ないように行動している。または、この担任にはNさんと言う不安定な要素の介入により、普通の教職者の許容量を遥かに超えてしまったため、余裕が無かったのかもしれません。
そのため、この担任はI君の取り巻く環境の原因を誰かに責任転嫁しているように見受けられました。
結局はいじめられていようがいまいが、表立って問題にならなければ、担任にとって今はそれで良かったのです。
まあどちらの理由があったとしても、この担任は教職者として終わっているのは、やはり変わりませんがね。
60 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 02:30:14.69 ID:UWns/pdb0
教師は教師でひでーな、これ
62 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 02:34:04.30 ID:FswKV8W2i
障害者が急に入ってきたんだろ、教師の方にも少なからず同情するところはあるんじゃね
それにしても、久々にずっしりとした話だな
63 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 02:40:56.00 ID:AN3f5a4NP
とりあえず胸糞じゃなかったらいい
64 :1:2***/0*/0* (金) 03:02:01.06 ID: 5feFEGE/99
>>62
今となってはもう分からないですね
会いに行こうとも思わないですし
>>63
胸糞……ではないですかね
職員室へ日誌を出し終え、一人教室へとランドセルを取りに廊下を歩いていると、Nさんが私に話しかけてきました。
なんでこんな時間に残っているのか、疑問に思いましたが、彼女の持つ花瓶を見て、どうやら花の水を変えていたのだとわかりました。
私は特に彼女に興味がなかったため、気まずいなと思っていたのですが、彼女は何もしゃべらなくて楽だということに途中から気づき‘(手話とか覚えていないので喋れなかったのもありますが)、私たちは廊下から見える夕焼けを眺めながら教室へと戻りました。
少し空けます
74:名も無き人間:2***/0*/0* (金) 03:43:09.07 ID:kNndDm1Y0
まだかな…
75 :1 :2***/0*/0* (金) 03:47:43.45 ID: 5feFEGE/99
戻ります
教室に戻ると、私はさっさと自分の机に置いてあったランドセルを手に取り、帰ろうとしました。
先生から教室の鍵も預かっていたので、Nさんにもさっさと教室から出るよう伝えようとした時、彼女が一つの机を見て固まっているのが見えました。
私はそこに近づいて、彼女の見ている机を見てみると、そこにはいくつもの罵詈雑言が書かれていました。その時になって気づいたのですが、その席は今現在虐められている彼の机だったのです。
77 :1 :2***/0*/0* (金) 03:59:19.30 ID: 5feFEGE/99
私はその机を見なかったことにしようと思い、さっさと彼女と共に教室を出ようとしましたが、彼女は教室にある雑巾を急いで取ると、その机を拭き始めました。
何を馬鹿な事をしているんだと言おうと思いましたが、彼女の顔を見てその言葉はひっこんでしまいました。
私はもう何も言うまいと思い、さっさと鍵を彼女に渡して自分は帰ろうと思ったのですが、その時、無性にイラつくあの笑顔のことを思い出し、その机を蹴っ飛ばしてしまったのです。
彼女は突然の私の行動にひどく怯えた様子で私を見ていましたが、私はそんなことも気にならず、黒板に大きな文字でそのI君の名前と、それを取り囲むかのように小学生の自分が思いつく限りの醜く、汚い言葉を書き連ねました。
79 :1 :2***/0*/0* (金)) 04:10:48.49 ID: 5feFEGE/99
ですが、私の奇行を理解できるわけもないNさんは、それを見て黒板の文字を消そうとしました。
私はそれを阻止するために彼女の手首を掴んで、さっさと教室から追い出すことにしました。
当たり前ですが、そんな強引な私に逆らうよう力を込める彼女と私は、教室で一悶着あり、結局そこから出るのに時間がかかってしまいました。
地獄の時間がここから始まります。
80 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 04:14:17.86 ID:kNndDm1Y0
>>1はなんで黒板に書いたんだ?wwww
81 :1 :2***/0*/0* (金) 04:29:48.62 ID: 5feFEGE/99
>>80
その時は黒板にそうやって大体的に、その子の名前と悪口を書くことで
I君のいじめが表沙汰になればいいなと思ったからです
Nさんのいじめも、表沙汰になったから解決したところもあるので、それと同じことをしようと思っていたました。
82 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 04:34:17.86 ID:kNndDm1Y0
小さい時の>>1めっちゃ考えてる
83 :1 :2***/0*/0* (金) 04:43:03.01 ID: 5feFEGE/99
教室を出てみれば、廊下に虐められている男子小学生が立っていたのです。
私とNさんの行動を見ていたのか、彼は茫然と私たちを見たまま立ち尽くしていました。
私はそんな彼に苛立って、声を掛けました。
「自業自得だろうが。こうなるのも、お前がやってきた事が悪かったからだろう」
そんなことを言うつもりはありませんでした。私がどう言う目的を持って、黒板にあのようなことをしたのか説明してあげるつもりでした。しかし、現実は彼への罵声が口から自然と出てしまったのです。
84 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 04:44:57.35 ID:5mBPMfKv0
Iぃ……
85 :1 :2***/0*/0* (金) 04:46:15.55 ID: 5feFEGE/99
彼はその言葉を聞いて、何も言い返せないのか、手をもじもじと動かすだけで反論をしてきません。
その動きが、さらに癪に障った私は続けてこうも言いました。
「お前がやってきたことがどれだけ酷いことかわかったか、バーカ!!」
その言葉を言った瞬間、結局、私も彼らと変わらずおぞましい人間の一人だと言うことに気が付きました。
87 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 04:47:22.79 ID:UKo6D/pQ0
いじめっ子も、やられる側になったら変わるもんだよな
映画のジャイアンみたいに
88 :1 :2***/0*/0* (金) 01:49:47.94 ID: 5feFEGE/99
私は彼が嫌いだったのです。私が不快になるようないじめを笑顔でやってのける、そんなモラルのないI君の事が、憎くてたまらなかったのです。
Nさんの時は不快感を感じていたいじめの光景も、I君の時は何も感じないどころか、どこかすっきりしていた節すらありました。
89 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 04:54:01.69 ID:7LXpxc8O0
分かる、嫌いな奴がいじめられたりしてると気持ちがいい
思いがこみあげてくる
90 :名も無き人間:2***/0*/0* (金)04:55:37.43 ID:zOUV5qLT0
支援
人間というのはいつも愚かしいものだな
91:1 :2***/0*/0* (金) 05:06:28.91 ID: 5feFEGE/99
だから、私はクラス会の時、I君のことを担任に視線で密告しましたが、彼と共犯していた女子や男子児童に関して私は密告しませんでした。それが、どのような結果になるかなんて分かっておきながらです。
I君個人を陥れたくて、I君個人を絶望させたくて、I君個人を破滅させたくて私は誰にもばれず罪を犯したのです。
92 :名も無き人間:2***/0*/0* (金)) 05:08:00.24 ID:zOUV5qLT0
>>1・゜・(ノД`)・゜・。
93 :1 :2***/0*/0* (金) 05:10:08.43 ID: 5feFEGE/99
あれだけ教職者として終わっていると評した担任と私は何も変わりませんでした。
弱っている彼を叩く私は彼をいじめている子たちと何一つ変わりませんでした。
被害者ぶって実は加害者でもありうる私はいつもとぼけ顔をしている悲劇のヒロインぶったこの子とも何一つ変わりませんでした。
私は結局のところ、決して褒められるような人間では無かったのです。
自分は違うと、悍しく無いと勘違いしていた分、彼ら彼女らよりもむしろ私の方が罪深かったのかもしれません。
95 :1 :2***/0*/0* (金)05:14:35.74 ID: 5feFEGE/99
I君は私に言われた事がよほどショックだったのか、そのまま走り去ってしまいました。私と言えば、酷い疲労感に襲われ、さっさと帰ろうと教室の鍵を閉めて、Nさんと一緒に会話のない静かな帰り時間を過ごすことになりました。
別れる時、彼女は手話で何かを私に伝えてきました。
あの手話はどんな意味だったのか私には分かりません。私は手話の勉強を今でもしようと思いませんし、あの手話の意味を知ろうとも思いません。何度も言いますが、私にとってNさんは興味の対象外だったのです。
97 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 05:17:00.53 ID:kNndDm1Y0
>>1・゜゜(ノД`)
でも仕方ない、人間誰だって罪深い
ニートしてる俺も罪深い
98 :名も無き人間:2***/0*/0* (金)05:18:53.90 ID:07sC3ICM0
Nさんは何を伝えようとしたのやら……
99 :1 :2***/0*/0* (金) 05:22:57.88 ID: 5feFEGE/99
翌日、クラスは何も変わっていませんでした。私が書いたはずの黒板の文字もいつの間にか誰かに消されており、彼のいじめが表沙汰なることはありませんでした。
私のしたことは、とどのつまり、なんの役にも立たなかったのです。
最後に良い人でありたいと願い行動したあれも、このクラスの中にいる誰かによって揉み消される程度なのです。
人間がいかに善行を積みにくいか。積もうとしても誰かからしたそれは、とるに足らないどうでもいい行いなのかもしれません。
100 :1 :2***/0*/0* (金) 05:24:43.02 ID: 5feFEGE/99
そこからは特にクラスの変化も訪れることはありませんでした。
強いて言うなら、Nさんが呆気なく転校したことでしょうか。
私が特筆しないと言うことは、つまり、そう言うことなのです。
101 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 05:26:39.68 ID:BjxTPa+tO
>>1がおぞましい部分に対抗するためにやった行いは、結局誰か分からない人によって揉み消される
まるで世界の仕組みみたいだな
読んでいくうちに>>1の人間性がひしひしと伝わってきたよ
102 :1 :2***/0*/0* (金) 05:27:22.94 ID: 5feFEGE/99
さて、ここではたいそう立派なことを書いていた私も、なかなか気持ちの整理ができなくここ何週間かはずっとふさぎがちでした。
友達や先輩にもすごい心配されて、学校に行っても全然喋らなくなっていました。
原因は簡単で、今日成人式と同窓会があるんですよね。笑
それで、色々と思い出しまして、気持ちの整理がしたくなって、スレを立てさせてもらいました。
03 :1 :2***/0*/0* (金) 05:31:47.76 ID: 5feFEGE/99
これが、私が小学校の時に犯した罪です。
他人からしたらちっぽけなことかもしれませんが、私は自分が嫌っていたおぞましい人間と同じことをしてしまいました。
中学もI君はいたのですが、彼はかなり塞ぎ込んでいました。
それこそ、いつか自殺するんじゃないかっていうくらい暗かったです。
それもこれも、私が彼一人だけを密告したのが原因かもしれないと思うと、時々寝れない時もあります。
104 :1 :2***/0*/0* (金) 05:33:41.63 ID: 5feFEGE/99
ですが、このスレに書いたことで色々整理もつきましたし、
改めて前向きな気持ちになれました。
明日の成人式、というよりあと何時間後かの成人式・同窓会がんばろうと思います。
そして、もしI君やNさんたちに会えたのであれば、その時は精一杯謝ろうと思います。
私たちが、小学生の時に味わえなかった青春を少しでも返せれたら幸いです。
こんなクサイ話最後まで聞いてくださりありがとうございました!
また、どこかで。
105 :297:2***/0*/0* (金) 05:35:42.65 ID:O00v8x//0
ありがとう!
なんだかんだ、>>1が色々と濃い小学校生活送ってたんだなって思ったわ
俺も嫌な思い出とかあるけど、そんな気にするなよ!
頑張れ!I君に会えたらよろしくな!
106 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 05:36:39.34 ID:zOUV5qLT0
おつかれー
すごく考えさせらる話をありがとう
NさんとかI君と仲直り?というより、贖罪できると良いな
107 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 05:39:32.88 ID:07sC3ICM0
>>1は色々な人間と出会って気付いたんだな。
気付いてどうするかは自分次第だけどさ。
いい話を聞かせてくれてありがとう。
108 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 05:40:47.53 ID:FSe7XKDfO
成人式今日なんだ、若いな。
まだまだこれからだろ。I君も、Nさんも、担任も、もしかしたら会えるかもしれないな。
>>1は周りにもっと興味を持つことを覚えたんだから、いけるさ
ずっと悩んでいたのがその証拠
とにかく頑張れよ
109 :名も無き人間:2***/0*/0* (金) 05:47:01.63 ID:ImhJIQLO0
ちゃんと過去と向き合えただけ偉い
ちゃんと>>1が満足のする行いができるよう、遠くから祈ってるよ
110 :名も無き人間:2***/0*/0* (金)05:47:55.81 ID:TCIiXgPH0
>>1
お疲れ様。
>>1はなんだかんだで良いやつだと思う。
その優しさをもっといろんな人に向けられれば、みんなもっと幸せになれると思うから
頑張って。