フォーリナー、異世界へ侵攻す   作:策士なすび

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物語
1:異変


初投稿です。巨大生物やフォーリナーの設定等間違っているところがあれば遠慮なく言ってくださると助かります。

 

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これはとある銀河の、とある惑星での出来事。

その星では「魔法」が発達していた。

 

これは、その星で起きた無慈悲で、残酷で、凄惨な悲劇を綴った物語である。

 

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トーラス王国 王城にて

 

「何?使節団との連絡が途絶えた?」

 

そう問うのはトーラス王国15代目国王ルーゲル・デル・セレヌスである。

 

「はっ、先日から突如連絡がつかなくなり、現在も「通信(メッセージ)」の魔法で呼びかけておりますが繋がる気配すらありません。」

 

「そうか...賊にでも襲われたという事か?」

 

「いえ、使節団には護衛として精鋭兵20人と魔法師5人を付けておりました。賊程度にやられるとは思えません。」

 

「ではどういう事だ...?もしや、帝国に裏切られたのか?」

 

「有り得ますね。しかし、もしそうであれば何故数日もの間、帝国側から声明が無いのでしょうか。」

 

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同刻 とある辺境の村にて

 

「さて、今日は釣りにでも行くかな。」

 

そう呟くのは、村一番の怠け者、カインである。彼は日中、村や家の仕事もほとんど手伝わず、いつも村の外をブラブラしており、夕方になると欠伸をしながら帰ってくるような生活を繰り返していた。

 

だが、今回ばかりはその行動のお陰で助かったと言えるだろう。幸運だったとは言えないが。

 

カインがいつも通り夕方に帰ってくると、村の様子がどこかおかしいことに気付く。普段であれば、人々の話し声や子供のはしゃぎ声が聞こえてくるはずなのに、やけに静かだ。そして何より、一番の異変は、()()()()()()()()()ことだ

 

この村は辺境とはいえ、そこそこ大きな村だった。それこそ、村を壁で囲い、大きな門を作れる程度には。

 

しかし、その門が無くなっているとはどういうことであろうか。

 

カインは妙な胸騒ぎを覚え、村へ駆け出す。村人の無事を祈りながら。しかし...

 

「どうして...一体何が...」

 

そこに広がっていたのはドロドロに溶けた肉が滴る人骨や、腐って崩れたような家、そして、人と言われても分からないほどにぐちゃぐちゃになった肉塊ばかりであった。

 

カインは絶望し、そして困惑する。自分が遊んでいる間に、村で何が起こったのだろうか。明らかに賊がやる事では無い。こんな事は()()()()()()()()()()()

 

(もしかしたらまだこれをやったヤツが近くにいるかもしれない)

 

そう考えた時にはもう遅かった。視界を橙色が覆い、それから数秒も経たないうちに、意識は虚空へと消えた。

 

 

 

 

この村が壊滅した事が国に伝わるのはこれから数日後の事である。

 

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読んでくださりありがとうございます!

という訳で、記念すべき第1話でございます。

残念ながらフォーリナーはハッキリとは出てきませんでしたが。申し訳ない。

一応言っておきますと、この星は滅びます。これは確定です。その過程での出来事を楽しんでもらえたらなと思います。

 

 

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