俺はもうすぐ提督として呉の鎮守府に配属される。
元師「呉に配属されるのだろ?だったらこの男を尋ねるといい。この男は、呉の提督であったが急に行方をくらませたのじゃ。その後見つかったが、鎮守府の艦娘達には言わないで欲しいと言われたから艦娘は戻ってきた事は知らん。彼の住処はこれに記載しておる。行ってこい。」
その紙に書いていた場所に行くと何やらハッチがあり、横にベルがあると言うなんとも奇妙な所だった。俺はベルを鳴らした。すると重低音を唸らせながらハッチが空いた。
「中へ入れ」
機械の様な声でアナウンスされた。ハッチの中にあるはしごを降りると研究所の様な景色が広がっていた。
???「よく来たネ!歓迎するワ!博士~お客さんだヨ~!」
博士「よく来た。元師さんからの紹介だろ?とりあえずそこに座って待っていてくれ。」
俺「どうもはじめまして元師様から、元呉の提督であったとお聞きしていますが。」
博士「ああ、そうだ。なんで辞めたか聞いたか?」
俺「いえ…そこまでは…」
博士「俺は裏切られたんだよ。さっきアンタを出迎えた女が居たろ?あいつは俺の元秘書艦、金剛だ。あいつ以外、全員に裏切られて俺は行方をくらませ、金剛以外には死んだって思われてる」
俺「はぁ…」
博士「気をつけた方がいいぞ。あそこは聞いた話じゃ俺が辞めてから、誰も提督は居ないらしい。」
俺「博士が辞めたのが今から4年前…4年間放置されてたのか…」
博士「あいつら今どんなんだろうな…まぁ裏切った奴には情はかけない。なんかあったら連絡しろ。後これをやるよ」
博士はそう言うと、何か機械が取り付けられたガントレットをくれた。
博士「そいつは優れモンでな。半径500m内の動くものを全て感知して、壁越しに行動が全て見える。これで少しは安全だろ?おっと、大事な物忘れてた、こいつは手放すな。艦娘にも深海棲姫も所詮機械。EMPを当てればしばらく大人しくなるだろううからな。」
金剛「博士の技術は凄いネ!なんたって仲間の艦娘にボロボロにされた私を必死に直してくれたネ!」
博士「お前も死んで孤独に戻るのはゴメンだったからな。」
俺は博士に敬礼をして、
「ありがとうございました。私は呉の鎮守府へ。」
博士「ああ。死んでこっちくるなよ?」
博士は意地悪い笑顔でそう言った。呉の鎮守府、裏切り一体どんな事が…どのくらい荒れているのだろうか…俺はそれしか考えず、これから俺の人生が大きく狂うとは考えもつかなかった。
初期案では加賀、赤城、第六駆逐隊も博士のもとへいかせようと思ったけどハーレム博士とかかわいそうだから辞めました。呉の鎮守府には彼女らは居ないと言う設定にしときます。