狂わなかった「Z」の力 ~勇者王ガオガイガーif 作:睦月透火
最後までお付き合い下さい。
各ディビジョン艦とジェイアークの航路データ提供を受け、リュシオと雷牙は現在判明している全ての宇宙関連の情報を元に作成した“全天図”と照らし合わせ、異変の元凶の正確な位置を特定するべく演算を続けている……
その間に可能な限りの補給と整備を行うべく、勇者ロボ軍団とアーマロイド2機は交代でアマテラスへと向かう。
ジェイアークも、損耗した弾薬類を光子変換翼システムで補給中……
リュシオ達が演算に励む中、勇者ロボ軍団のメンバーと合流の喜びを分かち合うピスケガレオンの2人……
だがどうしても、未だに再起不能から復帰出来ない残りの
「……確かに、彼らも復帰できてれば鬼に金棒だが……そんな顔で“たられば”の話をしてても、彼らは喜ばないんじゃないか?」
『……凱さん……』
勇者ロボ軍団を率いる隊長として、常に最前線で仲間を引っ張る勇者として……そんな凱の言葉は、
「本当に仲間の事を思うなら、立ち止まっちゃいけないんだ。俺達も、キミ達も……仲間も、シオンだって、そう思ってるハズだ」
志を共にする仲間ならば、自分達のせいで歩みを止めて欲しくない……苦しくても、進み続けて欲しいハズだと凱は諭す。
事実、凱自身も仲間に対してそう思っている。
……もし自分が倒れても、GGGの皆には立ち止まって欲しくない。それは総司令である大河をはじめ、GGGの主要メンバー全員がお互いに思っている事でもあった。
『仲間なら……』
『立ち止まらないで……』
想いの籠もった凱の言葉の核心を、噛み締めるように呟く
そこへ、警報音と共に牛山隊員からの緊急通信が響く。
《宇宙汚染現象の発生源らしき座標の特定が終わりました! ですが、周辺宙域の汚染速度が急激に上昇! さらに、木星圏への移動速度も上昇を確認!!》
「何っ?!」
緊急報告を受け、大河は艦隊の即時移動を決定。ジェイアークのESミサイルによるESウィンドウが緊急展開され、汚染現象発生源予測域へのバイパスが形成された。
「各艦の状況は?」
《じぇいあーくノ補給作業ハ既ニ完了シテイル》
「スサノオ、アマテラス、イザナギは?」
「スサノオとイザナギの全準備は完了しています、アマテラスによる各勇者達の補給作業も道中で完了予定とのことです」
「バイパス突入は間一髪じゃったが、予測より汚染速度が上がった原因は不明……とはいえ、此方も移動を開始出来たから怪我の光明かもしれんぞい?」
「……? どういう事ですか? 雷牙叔父さん」
「敵側が我々の意図に気付いたとしても、この宇宙汚染現象そのものはまさに飽和攻撃。此方の思惑が全て想定済みならば、侵攻速度を上げる必要など無い……じゃが敵は宇宙の侵食速度を早めた。つまりは此方の作戦は敵も想定外の可能性が高いという訳よ」
「……敢えてそう見せてくる、罠の可能性も勿論ありますよね?」
「うむ、だがそれはそれだけ我々の行動を脅威に感じとるという事。敵の想定外を出し続ければ、我々の勝機にも繋がる」
『……それに、相手側は
何やら意味ありげなリュシオの言葉に、一瞬腑に落ちない顔をする凱だったが、雷牙が普段の自信ありげな顔を崩さない事から“悪い事ではない”と感じ、幾らか緊張感を緩めた。
「転移後は激戦が予想される。だがコレまでの戦いを生き残った我々ならば、必ず勝てると信じている!」
大河の激に、通信を聞く全員が心の中で想いを一つにする……それは
『たとえ敵の罠があろうとも、我々で全て打ち破り、勝利を掴んでみせる……!!』
『あぁ……それが俺達、GGGの使命だからな!』
『『今を生きる全ての生命の為に……!』』
風龍の言葉を皮切りに、雷龍、氷竜、炎竜らも声を上げる。
『頼もしいです……!』
『オレたちもやってやるってばよ!』
『……ええ、この宇宙の未来の為に……!』
勇者ロボ軍団の心強さに胸を打たれた魚座の2人やリュシオも、彼らの“恐怖に囚われず立ち向かう勇気”を貰い発奮。
凱もそんな彼らのやり取りを見て、拳を握り締め固く誓うのだった。
(必ず、宇宙の未来を守り抜いてみせる!!)
すみません今回は短いです。(今さらかよ
なお、シナリオ再錬成のためしばらく更新間隔がヤバいほど空くかもしれません……
この後まであるとしたら何処まで進んで欲しい……?
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FINALシナリオまで
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覇界王編も
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スパロボ参戦Ver.に期待