ガバ転生メイリンによる「こずみっくいら」再現物語 作:めんりん
ストックがあるうちは毎日更新、切れたら隔日or不定期。相変わらずガバ出現警報発令中でこんでぃしょんれっど(・Д・)
第一話: とべ、いんぱるすっ!
夜勤どぅーえ、マジ卍、喧嘩、だめ。
はいSEEDの回想おわりまる。マリューさんのナレーションをこれでもかとブっチョっパしてしまったきょうの良き日に。
私ことメイリン・ホークはプラントの巨大砂時計が一つ、アーモリーワンのとある場所にてスタンバっております。
無事に士官アカデミーを二〇番未満かつそこに近しい成績で卒業した私は、基礎的な研修を終え、晴れて新造艦「ミネルバ」の管制官に抜擢されました、はいパチパチパチ。
え? なんで士官アカデミー時代が丸々キングクリムゾンかって? 今後に関わってきそうなイベントがほぼなかったからだよ(怒)
まあそれもそのはず。基本的に士官アカデミーの在籍期間が一年だからね。お姉ちゃんたち未来の赤服組(ゆるすもんかー系主人公と金髪仮面二号)は私よりもお姉ちゃんと同じく一歳上の世代なのです。
つまり。私のアカデミー時代は物語の主要人物一人もいないというね。チラホラ見たことあるような同期もいた気がしないでもないが、まあ所詮その程度。
強いて言うなら、お姉ちゃんがアカデミー時代に未来のお仲間であるシンやあのレイを家に連れてきたこと。いやシンはまだしもレイはよく引っ張ってきたな。妹はビビったよお姉ちゃん、どんなコミュ力してんの?
ここでレイ暗殺しときゃワンチャン終わるんじゃねとか思った、少しね。
しかしまあ、私も管制官目指して頑張ってますーーとか言ったらみんな揃って色々教えてくれたからまたビビった。あのレイに「筋がいい」と言われたのはまじでビビった。いやーあの冷たいけどどこか優しげな関さんボイス、プライスレス。
その一年弱後に、教官から「数ヶ月後に進水予定の新造艦の管制官をやらないか」と言われた時にもうあれです、一も二もなく飛びつきましたね。それはもう「ヤルヤルヤルヤルヤルヤルヤルっ!!」って凄い勢いで飛びついた。そして教官に少し引かれました。解せぬ。
どうにも同じくミネルバのMSパイロットに任命されたお姉ちゃんたち御一行が推薦してくれたっぽい。ありがとうお姉ちゃん、今度パフェ奢るね。シンとレイは……うーん、まあ来るべき命令違反の時に少しだけサポートしてあげようかな。
原作メイリンは社交的かつ赤服という優秀で美人な姉にどこかコンプレックスを抱いていたらしいけど、私にはどこ吹く風。妹思いのいい姉だと思う。だからお姉ちゃん泣かしたらまじ許さねーかんなシン・アスカ。
いや、まず私が泣かすな。主に脱走した時とか。ごめんねお姉ちゃん。いつか必ず…また会えるから(フラグ)
まあそんなこんなで、だ。あとはもうすでにここ青森ーワン公…失礼、コロニー「アーモリーワン」に侵入している六番目のえすぱーだと死神代行系主人公と護廷十三隊二番隊隊長兼隠密機動総司令官及び同第一分隊「刑軍」総括軍団長(ながすぎわろた)の三人組が混沌と深淵と大地の名を冠する例のアレがあるとこでパンパンパン(他意はない)をするのを待つだけです。
てかメンツ強すぎ。私の袖白雪じゃ勝ち目ゼロです(使えない)
というか最近、前世の頃の意識が殆ど消えてきてる気がする。前までは「私」と言う意識がメイリン・ホークの身体を使ってる感じだったけど、だんだんと「前世」の記憶があるメイリン・ホークになってきてるみたいな。
まあ、身も心もメイリン・ホークに染まりつつあることは決して悪いことじゃないはず。でも一ファンとして、せめて最後にやるあの石碑の前で「一緒に戦おう」、「はい…っ!」、キミノースーガーターハーまでは残っててほしい。知らんけど。
おっと、そんなことを言ってたら凄まじいサイレンの音が。来ましたね悪の3バカ2ndシリーズ。
ちなみに。あの三人が侵入する時間は曖昧だが、場所だけなら今の私には容易に特定できる。だってあの三機がある場所じゃん? アカデミーで電子工学や情報学その他諸々、オペレーターやハッキングに特化したコース選んだのは伊達じゃない。νガンダムは伊達じゃない!
はいふざけました。つまり、内側から軽ーくハッキングすれば侵入を感知して事前に対策を立てるなんてお茶の子さいさいなんですよ。そうすればパンパンパンされる軍の人とか、これからあの三人が乗るガンダムに乗って殺される多くの人を救うことができた、かもしれない。
でもしない。理由は前も言った。私の目的はあくまで原作再現。しかるべき終局において、然るべき人たちにデュランダル議長を討ってもらうことにある。
もちろん、他の道筋はあるのかもしれない。でも、私は原作しか知らないし、他の方法なんて不確定な手段を使うくらいなら転生特典とも言える記憶を使って原作再現した方が確実だ。
私が守りたいのは、平凡で当たり前な未来。私が私でいられる未来だ。そのためには、顔も名前も知らない人たちには申し訳ないが、救いの手を差し伸べたりはしない。
チクっと胸が痛むのを感じながら、騒がしくなってきた周りへと私は意識を割く。
「一体何が起きているのっ!?」
巨乳不倫なうな艦長がそう仰るので、私はきちんと備え付けられた端末を叩いて情報を収集してから口を開いた。これやる前に言ったら完全に内通者だからね。
「き、基地内部で爆発がっ! 何者かに奪取されたこちらのMSによるものですっ!」
と、動揺を隠せない風な新人オペレーター感を出すのは忘れない。やるな私。迫真の演技やん。全部片付いたら役者でもやって------
「何ですってっ! 彼はっ!? 今どこにいるの!?」
あ、はいすません。彼ならたぶんパイロットスーツ着て走ってるんじゃないですかね。てことは、私の初仕事がかもんぬ。ビシッと決めましょうか、この日のためにちゃんと練習したんですよ、かとぅでとぅ。……噛みまみま、滑舌。
あ、来ましたね。では行きますよ!
『"インパルス"、発進スタンバイ。パイロットは"コアスプレンダー"へ。モジュールはソードを選択。シルエットハンガー二号を解放します』
私の案内でミネルバ内がウィーンしてガシャーンしてます。やばいなんか楽しいかも。これだよねー、私こういう発進シークエンス??みたいな時のオペレーターの台詞大好きだった。冗談抜きでこれやりたくてアカデミー時代頑張ってたとこある。
それを今自分がやってるわけでしょ? いやーやばいですね、だから噛みゅなよ私、マジで。
『シルエットフライヤー、射出スタンバイ。プラットホーム、セット完了。中央カタパルト、オンライン』
着々とその時が迫ってきた。向かう先ではすでにザクウォーリアーに乗ったアレックス何某さんがオーブの国家元首さまを乗せて孤軍奮闘…かどうかは分からんが戦ってるころだろう。
流石にパイロットがアレでも如何せんマシンポテンシャルがね。しかもお姫様乗せてるし。だから急げ主人公。そして私、はよ発進させろやゲシゲシ(無理)
『ーーシャッターを閉鎖します、非常用員は待機してください。中央カタパルト、発進位置にリフトアップ。"コアスプレンダー"、全システムオンライン、発進シークエンスを開始します』
ここからが、ある意味本当の戦いだ。今まではなあなあのにゃあにゃあで流れに乗ってなんとか来れたけれど、ここから先はそうはいかない。なんたって戦争なのだから。少しのミスで、物語が大筋から外れる、なんなら命すら落とすなんてこともあるかもしれない。
『ハッチ解放、射出システムのエンゲージを確認』
それでも、やるしかないんだ。私はMSに乗って戦うことはできない。だから、私の戦場は「ここ」だ。誰も死なせない。シンだって、何よりお姉ちゃんは私が守る。くらいの気持ちで努めたいと思います。
『カタパルト、推力正常。進路クリア』
どれだけ辛かろうと、心を痛めつけることになろうと。必ずやり遂げて見せる。だって私はーーーーーー
『"コアスプレンダー"発進、どうぞ!!』
花の美少女コーディネーター、メイリン・ホークなのだから。さあ、運命を在るべき場所に誘う異世界転生要素丸潰しのわがまま物語を始めよう。
全ては、私の花の美少女らいふのために(ゲス)