ガバ転生メイリンによる「こずみっくいら」再現物語 作:めんりん
えーーーーーーくそだーーーーーすっ!
ついに、ついにっ!! 母なる地球デビューを果たしました打倒不倫ダル議長めざせ美少女らいふなツインテ系妹属性コーディネーター、メイリン・ホークでっすきゃっっっっっっっっぴ。
はい、と言うわけで今回はですね。
なぜこんな多方面から舌打ちされそうなくらいに私がウザいスーパーハイテンションかと言うところから始めていきたいと思いますはーい。
にしてもやばいなまじ。今なら全身ピンク色になって蒼天破斬ブッパしてアルゴングゥゥレイトっ!とか一撃で殺れそう。
まあ冗談はさておき。理由に関しては冒頭で殆ど言ってますけどね、実際。だって地球ですよ地球。やっぱ地球とプラントのハーフ(気持ち的に)とは言え、やっぱり母なる大地最高っすわ。人間は地に足つけて生きていくべきだと思う、宇宙の砂時計なんかに篭らずに。
いやーにしても久しぶりだなー地球。久しぶりってのも違和感だけどさ。メイリン・ホークとしては初だしね。
んーーー潮風が気持ちいいし、空もいい天気…じゃねーんだなこれが。あーやばもうテンション落ちてきた。凍てつく波動食らったかも。
そもそもなぜ宇宙でボビーoneを死に物狂いで追っかけ回していたミネルバがこんな太平洋のど真ん中にプカプカ浮いているかと申しますと。偏にユニウスセブンを地球にズッキュンしようとした一部の過激派コーディネーターどもの仕業です。
ユニウスセブンで亡くなった家族だか仲間だかの無念とか怒りそう言うのを忘れられず、彼らは今回の凶行に及んだんだっけ。あとその無念を晴らす前に戦争終わっちゃったからとか? まあ知らんけど。
たしか「撃たれた者の嘆き忘れ、なぜ撃った者と偽りの世界で笑うか、貴様らは」、だっけ? 答えてあげようか、私の独断と偏見で。
うっせーバーカ。
何が「パトリック・ザラの示した道こそ、我らコーディネーターにとって唯一無二の道」だよ。勝手に私の気持ち無視して代表気取ってんな。私がいつそんなこと頼んだよ。
パトリック・ザラがこう言ったから? 自分を正当化する理由に、他人を利用してんじゃねーよ。どれだけ理屈こねようが、君らはただの大量殺人のテロリストだ。
君らがしたことでどれだけの被害が地球で出たと思う? これから出ると思う? どれだけの罪なき子供たちが露頭に迷う、孤児になると思う。
極め付けに、君らの浅はかな行いは、戦争で飯食ってる奴らに余すことなく利用され、結果的に地球とプラント間の関係は悪化するよ。ヤキンドゥーエ攻防戦で散って行った数多の同胞たちの命を余すことなく犬死に追いやった蛮行、誠に乙。
誰かに誰かを殺された。そんな痛み、このご時世だれだって抱えてんの。それでも、皆んな何とか折り合いつけて現実と向き合って生きていこうとしてんの。お前らの独りよがりで踏みにじっていいもんじゃねーんだよ。
はい、以上感想おわり。異論は認める、だって私はまだ大切な誰かを失ったことはないから。そして、己の目的のために人の命と気持ちを踏みにじってるそのクソ野郎が他ならぬ私だから。
多分私のこれは、どこか同族嫌悪的な意味が含まれているのだろう。まあ、だからと言ってやめる気は更々ないけどね。私は止まらない、こうすることでしか、私は私の未来を守る術を知らないから。
* * * *
くら〜い雰囲気はみんなでキングクリムゾンっ! というわけでやって来ましたよ。え、どこにって? そんなの決まってんじゃん。大人が溜め込んだ鬱憤を晴らす方法なんて、「打ちにいく」しかないっしょ!
まあ、実際は「打つ」じゃなくて「撃つ」なんだけどね。え? 私? パチンコもスロットも競馬も競艇も、ついでに言えばゴルフもやったことない生粋のコミュ障よ?はーと
誰かの粋な計らいで、いつもは艦内の下の方に位置する射撃場が今は甲板にやって来ました。ガン黒くんかな、知らんけど。
そう、私のストレス解消法(職務中)のひとつ、射撃訓練です。引き金を引いている時だけは、何も考えなくていいから…とかではなく。人に向かって撃つのは嫌というかしたことないけど、的に向かって撃つならなんかゲーセンのアレみたいで楽ひい。
それに、射撃は私がお姉ちゃんに勝てる数少ない軍事項目の一つなのだ(ニッコリ)
今も私の右隣で難しい顔しながらパンパンしてる。着弾もパラパラしてる。やーいへたっぴー。
「何か言った、メ、イ、リ、ン?」
「な、なっにもー?」
ぴ〜ひょろろ〜と鳴らぬ口笛を吹きながら、私は自分の的に向かって銃を構える。
「ふー…っ!」
パンパンパンっ! とウォーミングアップがてらターゲットの頭にヘッドショットを三連発。続けてパンパンパンっ! とハートショット三連発。全て的心ないしそれに近しい位置に命中。ふっ…
「どやっ」
と、お姉ちゃんにニヤッと笑って見せる。すると何故かカチャって音の後に額に冷たい感触が。アレ?
「ねぇメイリン? この距離なら私でも当たると思わない? ヘッドショット」
めっちゃいい笑顔のお姉ちゃんが「私」の額に銃を突きつけそうのたまう。そりゃ当たるでしょうねぇっ!? ゼロ距離だかんねぇ!?
「んにゃぁぁぁぁっ!」
「やかましい」
あたっ。おでこを指でグイってされた。ひどい、先に殺人未遂してきたのお姉ちゃんなのに。
「なーんで射撃だけそんなに上手いのよ。対人格闘もパイロット適性も軒並みパーなのに」
知らにゃい。いやパイロット適性と対人格闘がゴミなのは本当に知らんけど、射撃だけはアレだよ、後に絶対使うから必死に練習したからね。何ならアカデミー時代に管制官方面の5倍くらい通い詰めたからね。
もう教官からは「白兵戦闘員にでもなるのか?」って真顔で言われるくらいには通ったな。だって使うじゃん? 主にミーアさんお付きの方々によるラクス様暗殺事件の折に。
とりあえずその時までに投げられた手榴弾を空中で撃って相手にクーリングオフ出来るくらいにはなっとこうと思って必死こいて学んだら何か目覚めた(小並感)
ちなみに、私の卒業成績はというと。
オペレーター適性:A+
射撃術: B+
対人格闘術: C+
エンジニア適性: C
パイロット適性: C
って具合でありまして。基本的にAはすごい、A+はまじ卍。逆にCはほぼ赤点ギリギリ、と言った具合。
んでもって、アカデミーの卒業成績上位二十人は私みたいなパンピーが着てる緑色じゃなく、赤服っていうお姉ちゃんたちが来てるオシャンティーな軍服になるんだけど。そういう人たちはB以下は基本的になし、ほぼAかA+しかないみたいな化け物みたいな成績で旅立っていく。
まあ、お姉ちゃんは射撃C+だけどね(笑) その分他はエンジニア適性以外は全部Aだからね。流石「忘れてた? 私も赤なのよっ!」なだけはあるよお姉ちゃん。
と言った具合に。私は皆んなに比べたら慎ましい成績ですよーって感じでこの話は締めようかな。さっきから後ろで見てる人にそろそろフォーカスを当てないと話が進まない()
「やります?」
というかやってー。伝説のエースの腕前(射撃)みたいなー。そういやこの人近接寄りの機体ばっか乗ってる印象だな。手足が「ところがぎっちょぉんっ!」みたいなサーベルのイージスに、背中が一人でに飛んでくジャスティス二種。セイバー? あれ期間が鬼短いからノーカンじゃね(適当)
「いや、俺は…」
ここまで来といてそりゃないっしょ。いやね? さっきお姫様から悪気なく「ユニウスメテオ破砕ありがとぅー」的なこと言われてめっさ複雑な気持ちなのは分かるけど。
あとまたその節はウチのシンがお世話になりましたほんと。隙あらばすーーぐ国際問題起こすお姉ちゃんの彼氏(予定)、どうにかなんねーかな。
「パーっとやりましょ、そしてパーっと見せてください。気晴らしになりますよ」
「…変わった趣味があるんだな、君は」
めっちゃ苦笑された。解せぬ。
「このアホ妹のわけわからん趣味は置いとくとしても。個人的には私も見てみたいですね。あの伝説の機体『フリーダム』と双璧をなしたと言われる『ジャスティス』のパイロット。その実力のほんの一端でも」
私、苦手なんですよ。と言いながらクルッと手首のスナップで銃身を回し、グリップをアスランさんに向けるお姉ちゃん。射撃の腕はアレだけどそういう小技は出来るのね。流石の赤()
何気にお姉ちゃんの隣でパンパンしてたレイは一回チラ見したっきり、またパンパンし出しました。ほんとブレねーなおまえ。
「…まあいいか。君には礼もあることだしな」
そう言って私の方をチラッと見てお姉ちゃんから銃を受け取る伝説のアレックス。はて? 心当たりがございませぬよあーしには。
そしてコンソールをピッポッパといじり、まさかの最高難度の「チラッと登場ツチノコファイターズ(命名、私)」を迷いなく選択。
じーまーですか? それくっそむずいよ? だって小さい人型が画面の隅っこから一瞬「ヒョイっ」となるだけよ? まあだからチラ見せツチノコなんて名前つけたんだけど。
「ええ??」
ほら、お姉ちゃんがビビってる。多分お姉ちゃんがやったら二割も当たんないんじゃないかな。私も多分よくて六割、レイでも七割ってとこだと思うよ。
ビーっというブザーとともに、クリアボードみたいな的に次から次へと人形のターゲットが入り乱れる。しかも、さっきまで私たち三人が相手したのよりも半分以下の大きさで、だ。
それを
ダンっ ダンっ ダンっ ダンっ
と次から次へとヘッドショットorハートショット。全て的心。出てくる人形の位置を数個先まで予測して、さらにどの人形にヘッドショットかハートショットをするかを即座に選択して、ファイヤ。
えげつな。冗談抜きでバいやーなんですけど。私がアサルトライフルで彼がピストルでも勝ち目なさげっす。流石伝説のエースパイロット、伊達じゃねー人外っぷりです。
「君は引き金を引くときに手首を捻る癖がある。バラつくのはそれが原因だ」
サラッと命中率十割を達成した彼は、銃をお姉ちゃんに返しがてらそうアドバイス。わおイケメン、こら原作ホーク姉妹も惚れるわ。あ、私は大丈夫です間に合ってます。
「君は管制官だったかな? それにしては筋がいい。経験を積めばもっと上達するだろうが…まあ、そうはならないことを祈っている」
あ、はいあざっす。たしかに、管制官である私が銃撃の経験を積むって…ミネルバ占拠でもされんのかよ案件だしね。まあ、実際にはやる羽目になるんですけど、あなたと一緒に(ため息)
そう言い残して去っていくイケメソ。多分上の階にいるカガリ様と目が合ったからですね。
「…伝説、半端ない」
「概ね同意するわ…何よアレ、反則じゃない。あんな人と五分以上のフリーダムってなんなの?」
それな。おっかなさすぎてもうこの時点で会いたくねーわ吉良大和。
ダンっ ダンっ ダンっ
……おまえほんとブレねーな(呆れ)
* * * *
伝説エースまじやばくね騒動から数日。我らが母艦ミネルバはオーブ領・オノゴロ島に入港致しました。目的はもちろん、オーブ連合首長国の国家元首であられるカガリ・ユラ・アスハその人と護衛のアレックス()なる人物の護送である。
まあ面倒なのであったことを要約すると。
・二人(主にお姫様)を送り届けてくれてありがとうミネルバの外部はモルゲンレーテで修理するね☆
とのこと。私からすれば「あ、どーもおなしゃーす」と言った感じ。
たしかここで今までナレーションだけやってたマリューさんとか、砂漠の虎さんとか、件のキラ・ヤマトとかラクス様とかがゾロゾロと出始めるんだったような。まあ、ここオーブだしね(適当)
本題はここからだ。オーブと言えば「オノゴロ島」なんて名前からも分かるとおり、日本をイメージして作られた島国だ。ちなみにオノゴロ島ってのは日本の最高神かつ最古の神であるイザナギ、イザナミが最初に作ったとされる島とおんなじ名前よ。
もし万が一イザナギとイザナミが分からない人は是非一度ペル○ナ4the黄金でもプレイしてみてくれさい。きっと日本神話に興味が出るよ。私のJK時代の実体験。
そんなこんなで、故郷をモチーフに描かれた架空(今は現実)の国と聞いて、私のテンションはまたも臨界寸前。気持ち的にはネズミーな夢の国にいく前夜に通ずるものがある。
そして極め付けに不倫艦長からでたまさかの「上陸許可」の四文字。 軍の機密云々に関わる場所はダメだけどオーブ本島の都市に買い物くらいなら行って良しという太ももっぷり。
行くっきゃねーっしょ(使命感) どうせあと数日したら今までのスローペースが嘘みたいにドッタンバッタンし始めるんだから。
なんかどっかで聞いたことあるようなTM革命な声をしたオレンジ髪のパイセンとか、フリーダム乱入事件とか、ステラ案件のはじまりとか。うへぇ…考えただけでも胃の中身リバースしそう。
そんなわけで。ここで英気を養って勢いをつけるためにも。ここオーブでのショッピングは避けて通るわけにはいかぬビッグイベントなのですよ。原作ではここの描写なかったからまじで楽しみ。
ちなみに。不倫艦長が出した上陸許可は明日からなので、今日のうちに下準備を進めます。
「と、いうわけで。お姉ちゃん買い物いこっ!」
「なにがどういうわけでそうなってんのかさっぱりよ」
大丈夫、為せばなる。
「…行かないの?」
と、少しだけ上目遣いで問いかけてみる。知っている。私もかなりのお姉ちゃんっ子だが、お姉ちゃんもお姉ちゃんで私に対して極度の過保護でシスコンなことを。
故に、こうして可愛さを全面的に押し出してお願いすれば大抵のことはオッケーしてくれる。ゲスいな、私。まあこれも可愛い妹の特権よ。
「はぁ…行くわよ。あんただけじゃまた変なのに絡まれそうだし」
やったっ。てか変なことは失礼な。私の美少女フェロモンにやられたDQN or ハァハァおじさんと言いなさい。
「とは言っても。私も色々買い足しものあるし。誰か男手が欲しいところね」
「あー。たしかに」
荷も…失敬、たしかに男手が欲しいですね。それにほら、昨今地球ではコーディネーター許すまじみたいな気運高まってますし。か弱い(笑)な乙女二人では色々と物騒な気がしますし。色々と重いですしおすし(本音)
「うーん…どうしよう」
今の私は原作ほどメカニックの二人組と仲良くないんですよね。ほら、あの前髪の真ん中だけ赤い人とガン黒不謹慎系杉田くん。顔を合わせれば喋りますが、プライベートまではなぁ…。
どっかに私たち姉妹双方と仲良い荷物持ちいねーかなと思ったその矢先。私の脳裏に稲妻の如き天啓が駆け巡った。具体的には休憩室の外の廊下に見知った金髪が見えた。
そこからの私の行動は早かった。艦が修復中ということで立食パーティー並みに混んでる休憩室の人混みを巧みに捌きながら廊下に到着。その後は前世の遅刻気味なタイミングで地下鉄に駆け込み乗車する時の如く力強く、かつ素早く両足で地を蹴り、己が全てを懸けるつもりで疾走。
「レイっ!」
そうして、肩越しに無言で振り返る彼の右手を両手で掴み、笑顔でこう言う。
「お買い物、いこっ!」
「……なに?」
次回、ドキドキワクワクショッピングに、だーいじょうぶっ!!(世代ネタ)
世代ネタが通じる人いない疑惑(・Д・)