赤原の守護者と禁忌教典   作:石橋航

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欠陥品と完成品

「……どうしたバークス、我々の墓標を見届けにきたのではなかったのかね? その割には、随分と消極的な采配と見えるが?」

「消極的か、その言葉が本心からくるものであれば心底失望したものだが……生憎と、その程度の煽り、今の私には通じんぞ? これは正真正銘、勝利を辿る一手だ。貴様ほどの男であれば、それを見破れないはずがないからな」

 

 全くもって面倒な展開だ。

 飛来する蝙蝠型の合成魔獣(キメラ)を干将で切り落とし、即刻投影、黒い洋弓から放たれる三本の矢が寸毫の違い無く狼型の合成魔獣を射抜く。

 エミヤの指定した陣形、リィエルとグレンのツートップは盤石だ。容易に崩せる楼閣ではない。

 ただ、如何なる盤石な布陣であろうとも無敵はない。

 敵将バークスは強く出るような事は無く、合成魔獣による突貫で二人の連携を乱れさせ、その須臾の隙を己が魔術やスピード特化の合成魔獣が狙うという策をとっていた。

 とはいえ、侮るなかれこちらは一騎当千の魔導士だ。

 趨勢は着々とこちらに傾き始めている。何れはこちらの勝利で決着がつくだろう。

 ただ、莫大な時間が必要というデメリットを考えなければの話だが。

 

「次の策が必要だ。奴は消耗戦を展開し、実際それが効いている。こちらはそれに唯々諾々と従う程余裕は無いからな。さて、ここでの指揮官はお前だ、エミヤ。次の一手はあるのか?」

 

 アルベルトは双眸を正面に向けたまま、指先に魔術を灯したまま、エミヤと互いの背中をくっつけて全方面への対処を行いながら、一手を託す。

 それを責任転嫁と言うのだろうか、そんな事は無い。

 船頭多くして船山に上る。指示が錯綜してしまえば屈強な軍隊とて格上殺しの標的だ。

 ツートップの援護、こちらを頻りに狙う合成魔獣を秒の単位にて十を超える数減らしながら、エミヤは逡巡する。

 

「さて、どうしたものか───」

 

 既に戦闘を開始してから十数分は経過している。

 暢気に、鉄砲玉の如く敵を何の考えも無しに穿つ時間帯は終了した。

 当初の予定ではそこまで苦戦するとは考えていなかったが───一番の想定外は、やはりあの大亀だ。

 リィエルの膂力ですらその甲羅に傷をつけることを許さないその圧倒的存在。時折アルベルトと共に急所を狙ってはいるのだが、二人の援護がなければ途端にツートップは数の暴力に圧し潰されてしまう。

 よって、微々たる火力を放出することしか叶わない。

 ただ、一番の想定外に大亀を指定した理由はそこではない。それは───、

 

「チッ、全員散開! 再びビームが来るぞ!」

 

 エミヤの一声に攻撃を続けていたツートップとアルベルトが行動を中断し、大きく下がる。

 次の瞬間、大きく膨れ上がった大亀の口腔が解き放たれ、仲間であるはずの小型合成魔獣を巻き込みながら、超火力の一条が周囲を蹂躙する。

 バックステップで距離をとり、強化魔術を体に叩き込んで披露される跳躍の足下を通過する灰燼の具現。

 バークスも壁には当てると己も不都合な事を理解しているのか、ビームはエミヤ達が歩んできた後方に広がる、暗澹たる空間に呑み込まれていった。

 

「仕切り直しの合図としてはこれ以上ないものだろうな、これは。お陰で崩した形勢が立て直される」

 

 前方を見ればツートップが切り拓いていた合成魔獣の包囲陣が整っていく。

 どれ程の数溜め込んでいたというのだ、この男は。

 

「残念ながら貴様らの攻撃は無意味な時間の経過に過ぎないのだよ。小型であれば無限とも思えるほどのストックがあるのだからな」

「……らしいが、どうする? 正直な話、そろそろアレを使えないギリギリのラインに到達しちまいそうなんだが……?」

「ん。グレンは貧弱、わたしは問題ない!」

「俺はお前みたいな体力馬鹿じゃねえんだよ!」

 

 グレンのとっておきは大亀突破に必要不可欠な要素だ。

 リィエルは続行可能の意志を示してくれているが、彼女とて限界は来る。

 熟すタスクの量こそ後衛の方が多いが、その質は間違いなく前衛二人の方が重たい。

 であれば、ここが引き返せぬ、間違えられぬ分水嶺、その決着を担う選択の瞬間か───。

 

「───一つ問いたい、ルミア=ティンジェルは今どうなっている?」

 

 今すべき質問で無い事は重々承知。

 これはエミヤの失態が招いた道程、その逆転を為す為に奴からの行動が必要だ。

 バークスはふむ、と思案するように顎に手を置くと、ニヤニヤと気色悪い笑みを浮かべながら返答した。

 

「さてな。私は今、あの少女には興味がないので如何なる状態なのかは推測でしか話せないが───恐らく、危険な状態であろうな? ああそうだとも、早急に向かわねばあの女の命は無い」

「───ッ!」

 

 予測していた返答だったが、現実として敵の口から話されると自己嫌悪に陥りたくなる。

 戦闘中には余計な思考と理解しているので切り捨てるが、その言葉の真偽がどうであれ、時間=命綱なルミアの現状に間違いは無いだろう。

 全員での突破が一番最善の可能性であったが、その甘えは忘却の彼方へと放り去る。

 エミヤがここで一人残り、固有結界を以てこの場に居座る障害を塵芥に帰す。その選択肢を、この瞬間に選び取る。

 だからこそ───間断なく放たれたバークスの言葉は、エミヤであっても瞠目せざるにはいられなかった。

 

「───そこで一つ提案だ、シロウ=エミヤとリィエル=レイフォードが先へ向かう事を私は許容しよう。どうだ、互いに悪くない提案とは思わんか?」

「何───?」

 

 戦力分断、その陣容を指定される。

 漸減的に形勢が離されつつあることを読み取ったバークスにも、時間がないエミヤ達にもメリットがある提案。

 その齎された情報に、振り上げた足を止めてしまう。

 

「……どうする? 確かに悪くはねえ、提案だが」

「───」

 

 時間は無い、一刻一刻がルミアの命を左右する命綱。

 提案を呑み込むか、エミヤ単騎の他三人の強行突破か。

 その答えは───、

 

「───アルベルト、グレン。君達二人に、この包囲網を任せても良いだろうか?」

 

 仲間を信じる、過去の自分であったら絶対に掴み取らないであろうもう一つの選択肢を選んだのだった。

 

「フッ、良いだろう」

「ああ───任せろ」

 

 エミヤの言葉にアルベルトは淡々と、グレンは決意と共に口元を緩ませながら返答した。

 

「感謝する、頼りにしているからな。では───私達は先を急ぐぞ、リィエル!」

「ん。分かった!」

 

 ここで四人の道は分かれた。

 エミヤとリィエルは妨害の無い包囲網を突破し、グレンとアルベルトが残留する。

 宣言通り、エミヤとリィエルの道を指し示すかのように二分割される合成魔獣の群れ、その拓かれた中央を二人は全速で駆け抜けた。

 

 白髪の男と、青髪の少女が先の見えぬ暗闇踏破へ姿を消した事実を確認し、グレンは口を開いた。

 

「おい、聞いたかアルベルト? あのエミヤが俺達に頼りにしているって言ったぜ? ったく、漸くあいつも俺達の実力を認めて、素直になったってことか~?」

「言葉の内容と表情を一致させる事も出来ないのか、お前は。エミヤの前では表情筋を駆使して耐え凌いでいたようだが、その頬の緩さは如何にかならないのか?」

「う、うっせえ! つーか俺は嬉しそうな表情なんてしてねえぞ!」

「その表情で? 戯言も大概にしろ」

 

 アルベルトの怜悧な言葉に何も言えなくなるグレン。

 そのまま数秒の時を経て、コホン、と雰囲気を一変させる為に咳払いをした。

 

 途端、その姿に宿るは一級の魔導士としての姿、過去に多くの格上殺しを為してきた正真正銘、非日常での表情であった。

 鋭い双眸をバークスに向け、今さっきの流れについて問う。

 

「しかし解せねえな。エミヤを逃がすような真似をする理由が、今のお前にあるのか?」

「無論、あるに決まっているとも」

 

 大仰に両手を広げ、まるで自分が神であるかと誇示するように口を開く。

 

「至極単純な理由だ───そんなの、仲間想いであるシロウ=エミヤの前に貴様ら仲間の雁首を揃えたらどんな反応を見せてくれるのか、そんな探求心が刺激されたのだよ」

 

 それを聞いたグレンは、意地返しとばかりに笑みを浮かべる。

 

「随分と俺達も舐められたもんだな? 仮にも、こちとら特務分室なんてデカい看板背負ってるんだが?」

「知っているとも。だが───グレン=レーダス、貴様との戦闘を経て、やはり私にとっての脅威はシロウ=エミヤ一人と確信した。故に、斯様な酔狂に溺れるのもまた、一興だろう?」

「良いぜ、吠えずらかかせてやるよ───!!」

 

 その答えと共に戦闘は開始する。

 撃鉄を打ち鳴らすグレン、魔術を起動するアルベルト、異能を起動するバークス。

 ただ、次の瞬間戦場を揺らしたのはその誰でもない───遥か前方より飛来した一筋の螺旋の矢であった。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

「───生憎と、騎士道精神には疎い身でね。勝利の為には、意地汚い手管とて喜んで掴み取ってきた」

 

 構えていた黒い洋弓を下ろし、爆発音が轟く空間で一人、神妙な雰囲気を醸し出すエミヤ。

 正々堂々と、確かにそれはエミヤとて渇望していた生き方だ。

 しかしそれだけでは正義の味方には届かない。夢想する英霊の星々は煌びやかな栄光を掴み取る一方、形而上の掃除屋として雇われた凡俗は器用貧乏になろうとも手数を増やしてきた。

 究極の一には勝てない。その絶望なまでに広がっている彼我の差は、戦闘倫理をひねくれさせるには十分すぎる理由であった。

 現在見逃されたエミヤが放ったのは螺旋剣、空間ごと捻じれさせるその剣を、エミヤは大亀の甲羅にぶつけたのだった。

 これで倒しきれるとは思っていないが、致命傷を与えたのは確かだ。

 であるなら、既に二人の勝利は確定した。

 

「エミヤ……?」

「すまない、余計な思考だ。先を急ごう、私達はこんな所では止まれないのだからな」

 

 心配そうな上目遣いをするリィエルを安心させ、エミヤ達は先を急ぐ。

 こんな所では止まれない。

 馬鹿げた理想をもう一度掲げなおす、その道程が間違いでないと認めてしまったあの時から───この身は永劫に、荒野を再び目指すと決めたのだから。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 ───それは、唐突に訪れた、耳を劈く破壊音だった。

 

 ドガンッ、と空間に一瞬で浸透した、外界とを隔てる扉が壊された音。

 その先に待ち構えるのは、二つの影。

 

「───待たせてしまったかな?」

「先生!」

「良かった、ルミアは無事のようだな」

 

 壁に磔にされているルミアだったが、また意識はある。まずはその姿に安堵した。

 であれば逆転は可能。鎖に(いまし)められ、衣類を破かれている等看過できない点はあるが、まだ敵の思惑は完成に至っていない。

 その空間で魔術の工程を進めている青年───旧開発区域でリィエルを連れ去ろうとした張本人、リィエル兄は、驚愕と共に声を漏らす。

 

「……驚きました、まさかここまで到着が早いとは。バークスさんが意気揚々と足止めに向かわれたと、思ったんですが?」

「早いのであれば好都合だ。それと、バークス=ブラウモンは我らが先に向かう事を許してくれたよ。如何なる策謀があるかは、私とて理解できないがね」

 

 煙幕のように埃が空中に舞う。客観的に見れば、その煙幕を潜り抜けてこちらへと向かう二つの影に、一人で待ち構えていたリィエル兄は冷や汗を流しながら仮面の飄々とした雰囲気で会話を続ける。

 一方隣のリィエルは覚悟の視線を彼に向ける。彼女が今まで普段以上の力を発揮できたモチベーションに彼の救出が入っているのだ、もう逃げる様子は無い。

 

「あの御方は……全く何を考えているのやら。しかし、まずは貴方方に賛辞を。ここまでご苦労様でした」

 

 罅割れた仮面を、それでも手放せない為に強引に括り付ける。

 賛辞をなんて余裕な雰囲気を芳醇させているが、その意志と行動が吊り合っていないのは一目瞭然。

 なので、まずはその仮面を剥がす。

 

「随分と強がっているじゃないか? 怖いのであれば、敵前逃亡とて立派な戦略だろうに、それを為さなかった理由が君にあるのかね?」

「……強がっている、ですか? 僕が、貴方方に強がっている……? はは、貴方も可笑しなことを言う」

「では今の君に、我らを打破する(すべ)があるというのかね? 見たところ君は、戦闘向きな格好ではないのでね」

「それは───僕を馬鹿にしていると、そう捉えても宜しいのでしょうか?」

 

 次の瞬間、リィエル兄の纏っている雰囲気が精悍なものへと一変した。

 思わずエミヤとリィエルが構えてしまう程に、狂った奔流が彼の箍を破って外界に漏れ出す。

 

「待って兄さん! わたし達は兄さんと戦うつもりは無い! 兄さんを連れ戻しに来た!」

「連れ戻しに……ねえ。リィエル、そんな下らない理由でこの男を連れてきたというのなら、やはり君は欠陥品だ」

「───その言葉を撤回しろ、彼女が欠陥品だと? 嗤わせるな」

 

 怒号を発するエミヤに、リィエル兄はビクリともせずに笑みを浮かべる。

 

「今の言葉の何処に、間違いがあると言うんだい? 欠陥品は欠陥品だ。であるなら───代替品が必要だと、そう思うのが自然の摂理だろう?」

「代替品だと……?」

 

 大仰に手を広げるリィエル兄。

 須臾の狭間を経て、彼の前に守護神として立ち塞がる三つの影。

 それは───悉くが、リィエル=レイフォードと瓜二つな姿形をしていた。

 

「え……?」

 

 リィエルは思わず後退る。

 先ほど、リィエル兄に欠陥品と罵倒された精神状態だ、その上自分と瓜二つの存在が一気に三つも目の前に姿を見せた。

 流石に、リィエルは混乱に捕らえられたままだ。そこから抜け出すことは出来ない。

 エミヤはその三つの影を見た瞬間、苦虫を食い潰したような表情をする。

 

「馬鹿な、『Project:Revive Life』が成功している、だと……?」

「ハハハハハ───ッ! 良いな、その顔! 昔、()の前に立ち塞がった時はあんな冷徹な顔をしてたってのに、お前も変わったな、≪死神≫!」

 

 嘲笑を浮かべるリィエル兄。

 

「言っとくが、今度は完璧だ。そこの欠陥品とは訳が違う。なんたって、余計な人格や感情は予め『アストラル・コード』から削除してあるからな! 後から記憶調整するなんて真似は二度と御免だ! 挙句の果てに欠陥品になるとか、とことん救えない欠陥品だったがな!」

「に、兄さん……? これは一体……?」

 

 親を求める子供のように、瑠璃細工の如く光を失ったリィエルが青年に問う。

 だが、彼から齎されたのはリィエルへの救いではない。更に地獄へと叩き伏せる一言であった。

 

「───お前はもう不要だ、欠陥品。だが、まだ俺を助けたいと思いあがっているのならそこで大人しくしていろ。そうすれば、シロウ=エミヤ一人片づけるだけで終わるからな」

 

 途端に膝から崩れ去るリィエル。

 兄を救う事を目標に、ここまで走ってきた彼女はその一言で心が折れる。

 元来彼女にとって家族は、今まで会うことが出来なかった架空の存在だ。

 その代わりを誰かに求めたとしても、本物になる事なんて出来ない。

 それでも代わりとなる存在を見つけ、立ち上がり前を向いてきた少女を拒絶したのは、本物の家族。

 現実は容易に、少女の心を圧し潰す。

 

「リィエル」

 

 エミヤの声に、虚ろな瞳で反応を見せたリィエル。

 だが、とてもじゃないが戦える状態ではない。

 圧し潰された心を即時修復するのは、常人では不可能だ。よって、その反応は想定内。

 一番不味いのはこのまま彼女を放り出す事、それだけはやってはいけない。

 

「これをルミアにかけてあげてはくれないか?」

 

 そう言ってエミヤが渡したのは今まで自分が羽織っていた魔術講師のローブだった。

 

「ほら、この部屋少し寒いだろう? あのまま制服が破れたままであったら、風邪をひいてしまうかもしれないからな」

「で、でも……」

「───大丈夫だ、全ては上手くいく。私が上手くいかせる。だから君は、そこで見ていて欲しい」

 

 最初は躊躇うようにしていた彼女も、エミヤの言葉に頷くと両手で抱えるようにエミヤのローブを持ってルミアの下に駆けだした。

 

「良いのか? 確かに彼奴は欠陥品だが、貴様一人で俺の完成品三体を相手にするのは難しいだろう?」

「構わないさ。所詮はリィエルの戦闘技能を引き継いだだけの操り人形だ。彼女には遠く及ばない」

「何を言っているのか。俺は言ったはずだ、この三体こそが完成品だ。あの欠陥品に戦闘技能一つとっても、劣る箇所なんて在りはしない」

 

 それこそ何を言っているのか、思わず笑みを浮かべてしまう。

 

「貴様、何を笑っている?」

「いや失礼。今君は完成品こそが至高と言ったな? であればそれは間違いだ。なにせ───欠陥品が完成品に敵わないなんて、道理は無いのだからな?」

「貴様───!」

 

 投影するは双剣、干将・莫那。

 貧弱? そう罵るのであれば異論は無い。

 確かに敵は強大だ。完成品と謳われた三体のリィエルは、感情の起伏を見せることなく、機械の如くこちらを見据える。

 その手に握る大剣は、彼女らが内包する膂力と合わさればエミヤの防衛力を穿つことも可能だろう。

 それでも───リィエル=レイフォードの力は借りない。借りてはならない。

 理由? そんなの単純だ。

 

「───ああ、そうさ。自分との対決なんて、ロクなものじゃないからな」

 

 そんなロクでもない所業、背負うのは()()一人で十分だ。

 




 月日は早いもので、既に二月の終わりが見えてまいりました。
 まずは謝罪を。一月の最後に、投稿スピードが上がるなんて嘘を言ってしまい申し訳ございません。言い訳を言えば、想定では二月中に四巻終了だったんですよ!
 なのに、気付けばこれから終盤です。……どうしてこうなった!?
 いやいやホント、ままならないものですね、リアルって。
 次の投稿は何時になるのやら。せめて三月中には、四巻を終わらせたいんだけどなあ……。
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