最も濃い数週間を、嘗ての風景と共に乗り越えた英霊エミヤ。
その果てに答えを見つけた彼だったが、何の因果か今度は異世界へと降り立ってしまう。
そこから十数年後。因果を捜す旅路の途中で、旧友であるセリカ=アルフォネアから突然、アルザーノ帝国魔術学院の教師をやってくれないかと言われてしまう。
しかし、当然エミヤには普遍的な魔術の素養は無くて───。
これは、たった一人のイレギュラーが降り立ったことから始まる、愚者が駆ける物語とは似て非なる物語。