もしも朱の災厄がイナズマイレブンの化身だったら。

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超次元サッカーだけど俺の化身は異次元

 

「ゴーーーール!またしても決めたーーー!いったい彼を止めることはできるのかーーー!?」

 

 これで10回目の得点。

 試合開始から僅か10分でこれだけ決められている。

 1分・1シュートで1ゴール。

 彼が動けば点が動く。

 とてもサッカーの試合とは思えない状況。

 

「ふむ、時空最強イレブンだったか?流石に歴史の偉人から力を受け取っただけはある。だが所詮この程度でしかない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サッカーを守るため、未来からの刺客に勝つために雷門イレブンは時空を越え、歴史の偉人から力を貰い、旅の中で強くもなってきた。

 かつての頃とは違い、プロトコル・オメガにも勝てるようになり、つい最近、11人目の力を貰い時空最強イレブンが誕生した。

 しかし、いくら強くなっても解決しない問題が選手の少なさだ。

 もし、メンバーのうち1人でも怪我などで戦えなくなっても代わりが居ない。

 そこでもう一度、ダメ元でゴッドエデンにいるシュウに協力をあおりに伺ったところ、

 

「やっぱり君達と一緒には行けない。でも今の君達になら彼を紹介できる」

 

 一緒に行けないが、代わりに戦ってくれる者を紹介してくれるという。

 

「今の君達、時空最強イレブンとなった君達なら彼は協力してくれるかもしれない。事情も知っていることだしね。ここに行くといいよ」

「ありがとうシュウ!」

「頑張ってね、天馬」

「?うん!まかせてよ!」

 

 

 

 

 

 

 そして訪れたある島。

 そこに彼はいた。

 

「あなたがシュウが言っていた?」

「そうだ。話は聞いている」

「それじゃあ!「……だが」」

「お互いの実力をまだ知らないだろう?君達の強さは聞いているが百聞は一見に如かず、だ。着いてきたまえ」

 

 彼についていくとそこにあったのはサッカーコート。

 ラインからゴール、さらにはベンチまで完備されている。

 

「今から俺と試合をしてもらう。そこで俺が力を貸すに値すると判断すれば協力してやる」

「でも試合するにはメンバーが…」

「何か勘違いしているようだな。お前達VS俺1人でやると言っているんだ」

 

 いくらなんでも無謀すぎる。

 彼は攻撃から防御まで、全て1人でこなすと言っているのだ。

 一応、サッカーにはリベロと言って自由に動き回るポジションはある。

 しかし、それはあくまでチームだからできる話である。

 この広いフィールドをたった1人で動き回り尚且つ、ブロックしボールを運びシュートを決めるのは不可能だ。

 仮にできたとしても1試合フルでなんてできるはずが無い。

 

「やるのか?やらないのか?」

「やる!やります!」

「では早速始めようか」

 

 

 

 自分達を侮っている。

 最初はそう思っていた。

 だがそれは間違いだったとすぐ気付かされることになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キックオフ。

 彼はゴール前にいる。

 当たり前だ。1人である以上、突っ込んではパスを回されたり、抜かれたりしたらがら空きのゴールにシュートを決められてしまう。

 ゴール前まで上がり、頼れるストライカー(剣城)にボールを託す。

 

「デスドロップ!」

 

 シュートを放つが、

 

「この俺にただのシュート技か。ふん」

 

 片足で地面に叩きつける様に押さえ込む。

 いくらノーマルとはいえ、あのシュートを化身も技も出さずに止めた。

 そのことに少し動揺する。

 

「……本気を出させてやろう」

 

 化身を出す。

 今まで見てきた化身とは違う。

 威圧感、力強さ、恐ろしさ。何もかもが今までのソレとは比べ物にならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――焔の災厄 ロードブレイザー

 

 

 

 

 

「さて、俺を認めさせることができるか?」

 

 

 

 

 

――――――ヴァーミリオンディザスター

 

 

 

 

 

 




 


 
化身:焔の災厄ロードブレイザー

 「ワイルドアームズ2」のラスボス。作者はこれ以上のヤバい存在を知らない。詳しく知りたい人は検索。



 技:ヴァーミリオンディザスター

  技発動時に周囲へ強力な熱風を発生させ相手の行動を阻害する。
  それと同時に高く空へ上り、超高温の焔に包まれたボールを超高速でゴールへ撃ち下ろす。
  インパクトの瞬間、巨大な火柱が立つ。

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