どうにかこうにか、20等級クリアできました。
フレンドのウィーディーが強かったです(KONAMI感)
次のイベントに向けて、低レア育成頑張りましょう。
多分結構満遍なく育てんと高難易度はきつそうですので。
「……俺は、余熱しとこうと思っただけなんだけどなぁ…」
そう言った俺の目の前には、皮がサクサクであろう事が見ただけでわかる作りたてのアップルパイがあった。
オーブンの中に何も入ってない事は確認した。そしてグラタンを加熱するため、予め温めておこうと思っただけだ。
まさか…
「
元々ここにあったのだろうか…
「ねぇグムちゃん、このオーブンって昨日普通に使えた?」
「えーなんでー?普通に動いてたよ」
(…嫌な予感がする。まさか本来のオーブンを上書きしたのか?それと見ない振りしてたけど、あっちでニムが食ってるのは…)
邪神はチーズピザをペロリと平らげると、ピザの箱から肉がたっぷり乗った豪快なピザを取り出していた。
「
どこからともなく現れたスペクターさんが、ニムに引っ付いて......(なんであの二人イチャコラしてんの?)
切り取ったピザをスペクターの口まで運ぶニムと、そのピザを美味しそうに頬張るスペクターさんの姿を見て、頭痛がしてくる。
満更でもないみたいだ。
…まあいっか。
「グムちゃん、このオーブン駄目だ。アップルパイしか作れないよ。」
(紙貼っといて使われないようにして、一応ケルシー女医に報告しないと...)
時計を見ればまだ6時と少し。
朝食を食べに来た時に伝えれば良いだろう。
「なぁザイ!」
「なんだよ、ニム。どうかしたのか?」
「なんか気づいたら、冷蔵庫にコーラがあるんだけど。」
ちょっとニムが開けたままにしている冷蔵庫を見に行けば、満タンにコーラが詰まった瓶が1つ。
取り出してみるが、何の変哲もないただの瓶コーラだ。
ニムはそれを眺めると...
「...飲んでみようぜ!」
「バカ!ちょっとま」
制止の声は間に合わず、ニムが蓋を開けてみると...
バンッ!!
爆発したと表現すべきだろう。
思い切りコーラが吹き出した。そのせいで、俺とニムはコーラを頭から被ってしまった。それどころか、食堂の一部がコーラ塗れだ。
「......これ後で面倒になるやつじゃん。」
音に驚いたようで、グムちゃんが出てくるがなんでもないことを伝えておく。
「今の音何!?」
「ごめんグムちゃん...ちょっと炭酸が爆発したんだ...掃除しとくよ。」
「なぁザイこれ毒味しとこうぜ。」
「とか言って、単に飲みたいだけだろお前。」
コップを2つ取り出して注いでみる。......無くなるどころか量が元通りに。
黒い半透明の液体が、コップに並々と注がれていく。
それを2人でゴクリと一口。
炭酸が口の中でシュワシュワと弾け、特有の風味が喉を潤す。
美味い。...特異効果は無いようだ。普通に飲んでも平気だろう。
グビっと飲み干す。
舌づつみを打っていたニムが、なにかに気づいた。
「あ?なぁザイ、なんで泣いてるんだ?」
そう言われて、涙を流している事に初めて気づいた。
頬を伝って、落ちていく雫。
「...なんでだろ...」
何故泣いたのか分からない。だけど、多分きっと。
懐かしい、二度と戻れない世界を感じるからだろうか。
それとも、あの場所で散った仲間を思い出したからか。
ニムがグムちゃんとスペクターさんにもグラスを渡す。
「グムちゃんとスペクターも飲めよ。そんで乾杯しようぜ?」
4人で何となく乾杯をする
飲み干したコーラからは、哀愁の味が弾けて消えていった。
「つうか服がベタついてやばいんだが?」
「すまねぇ...」
「...食堂掃除してね。」
「「はい…」」
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「彼が泣いたというのは本当か?」
俺の為に普通の部屋より天井が高い自室で、ケルシーと呼ばれる医者に今朝あったことを聞かれた。
「誰から聞いたんだ?」
多分グムちゃんだろう。
スペクターはあまり喋らない。
スペクターといると、何故か少し落ち着く。
「グムからな。...君たちが食堂で提供したあのジュースだが、好評だったよ。彼女が言うには、味見したらいきなり彼が泣き出したらしいが。」
『多分懐かしさで泣いたんだろ。』
あいつはそう言っていたが...
(...嘘だ。)
ザイから聞いた。サイト-13で仲間が多く死んだと。
死んだ奴の事を、あいつは絶対に忘れない。
ザイは...あいつは、相当限界に近い。
精神的に、不安定だ。
精神汚染には、何かの耐性があるのに、あいつは脆い。
しかも、SCiPについては、ロドスに頼ってはいるが、あいつは抱え込みすぎてる。
自分が間違えれば、世界が滅ぶことを知っているから。
自分のせいで、滅んでしまうかもしれない。
「多分不安に潰されそうなのさ。SCiPの対処を自分がミスっちまったら、どうなるか分からないから。知らない世界に飛ばされ、そこでは世界が滅びかけ。そしてその片棒を自分が担いじまった。それだけでも、あいつのプレッシャーは相当だろうよ。」
「...ふむ...彼にもカウンセリングを受けさせた方が良いか...邪魔をした。」
「いや、構わねぇよ。それじゃあな。」
「あぁ、また後で。」
ピッと言う音と共にスライドしたドアから出ていくケルシー
「俺もいい加減始めるか。」
この世界に来てから、1週間。
それまでに、前みたいな狂信者になった人は居なかった。
この他人の心に影響するこの力を使いこなせるようになりたい。
そうすれば...。
「スペクターちゃんも正気に戻せるかもしれない。」
今彼女は、この世界の邪神に精神を引きづられている。
それを逆にこっちが引っ張り直せば、元に戻る...かもしれない。
万が一の場合には、奴から主導権を奪ってしまうのもありだ。
彼女を気にかける理由が、自分でも分からない。
ただ...昔誰かと約束したような気がする。
顔も覚えていない誰かと。
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誰も居ないロドスの最下層。
その片隅の部屋に、
石室と3メートルはある石棺。
ガタンと棺の棺がズレる。
その棺に塵が集まり、形作られていく。
雄叫びが、響き渡る。
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スペクターさんが空気(定期)
いや最初はもうちょいセリフを作ろうと思ったんですよ?
けど次話で喋らせる予定ですので...全国のスペクター愛好家の皆様お許しを...
ゼロから作るアップルパイ http://scp-jp.wikidot.com/scp-3049
果てしないピザボックス http://scp-jp.wikidot.com/scp-458
渚のスプラッシュ http://scp-jp.wikidot.com/scp-1683-jp