冷たい風が吹きつける大地で彼は今日も生きる。
嘘です。初投稿です。
初投稿は嘘じゃないです。
なんだこの小説(?)!?
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人は皆死ぬ。それは誰であれそうだ。
どんな聖人であろうと、どんな偉大な功績を残した人物だろうと。
運命は等しく優しく、残酷に包み込む。
運命とは死への階段である。
君は聞こえぬのか?
自身の足音が。
君は見えぬのか?
登り切った先の暗闇が。
気づいた君は後ろへ後ろへ落ちていく。
何もかもに怯えながら。
そして・・・見知らぬ場所へと迷い込むのだ。
人の子よ。おお、罪深きものよ。
君は今運命から外れてしまった。
それは果たして幸せなのだろうか?
運命は等しい。
等しくないのは人間なのだ。
氷のように冷たい冒険が始まった。
驚いたことに目が覚めるとペンギンになっていた。
これは話に聞いた異世界転生に違いない。
恐らく働きもせず、碌に飯も食べずにゲームばかりやっていたのが祟ったのであろう。
私はそう勝手に納得すると、腹もすいたので海に向かってよちよちと歩き始めた。
しかし、次の瞬間驚くべきことが起こった。
・・・!?
足が短すぎて歩きづらい!!
私はそう感じたが、実はペンギンの足は大部分が胴体に埋まっているので短足に見えるだけなのだ。私は人間だった頃も短足だったから問題ないと思う。
そんなことよりペンギンなら魚くらい獲るのは簡単だろう。
私は今までとは異なる体に少々興奮しながら海に飛び込んだ。
「グアアアアアアアアアァ!?」
しかし体が海面につく前に巨大な海獣が大口を開けて私に喰らいついてきた。
私の柔らかな体に深々と牙が突き刺さり、私は二度目の死を予感した。
薄れゆく意識の中で、私は異世界転生もそんなにいいもんじゃないなあ、とそんな
今更どうしようもないことを考えた。
今、こうしている間でも異世界転生して速攻で終わる主人公がいます。
一部では、導入までカットされてポエムを入れられるペンギンもいるのです。
無双する主人公は一握りの選ばれしエリートなのです。
皆が楽しむ小説の裏には、多くの悲劇があることを忘れてはなりません。
ストップ異世界転生。
著:神様に休日を与える会
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「でもこいつはゲームのし過ぎで勝手に餓死しただけだから自業自得だよね。」
「・・・誰だ!??姿を見せろ!!」
物陰から姿を現したのは、そう皆様ご存じ転生チートペンギン君だ。
邪悪な神様の、休日を欲するついでにむかつくペンギンのネガキャンをしてやろうという、邪悪な願いを阻止しに来たのだ。
ペンギンは、人差し指もないのに口元でひれを動かしながらチッチと音を鳴らした。
「私の中傷なら甘んじて受け入れたものを・・・。休みなんてだめだよ。君たちは世に数多い転生主を送り届けなくてはならないのだから。君が休んでみろ。・・・他の者の仕事が増えるだけだ。」
「黙れ・・・。黙れぇぇぇぇぇぇ!!貴様ら!!貴様ら転生主のせいで・・・。ワシらはぁぁぁぁ!!!!」
神は持っていたペンを振りかざし、ペンギンの柔らかな額を刺してきた。
・・・しかし、ああこの後は語るまい。
休日を求める愚かな神は退治された。
それから、そのような愚かな要求が出ることはなかった。
その後、神様を討ち取ったペンギンは、その功績からペン王からペン姫を妻に授かり、ロリペンや魔法ペンギンなどのハーレムを築きあげるが、ヒロインは全員ペンギンだし、魚を取るだけの毎日なので割愛させていただく。
やっぱり異世界転生!!!
長い間ペンギンを応援くださりありがとうございました。