聖女は剣聖と呼ばれて   作:星ふくろう

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 あらすじ

 

 この世界には遊戯盤と呼ばれる特殊なゲーム盤が存在する。

 六つの大陸があり、それぞれに柱の神と呼ばれる神が統治する種族が住んでいる。

 ゲーム盤は、世界の人口増加を抑制するために作られた装置であり、六神いる柱の神によって運営される。

 神はそれ以外にも竜神や魔神など存在する。

 ゲーム盤は何度でもリセットを行い、Reスタートを任意の場所、任意の時間軸からすることが可能である。

 この機能を使い、本来の目的を忘れてゲームに熱中した六柱の神により、人生を翻弄される主人公エレーナと、かつて神殺しと呼ばれた男の聖剣が出会うことにより六柱の神に復讐を行う、神殺しの聖女エレーナの物語である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・アバルン公爵令嬢エレーナ

  本編の主人公。

  十六歳。

  真紅の髪、青の瞳の竜神アルバスの聖女。

  エルグランデ王国出身。

  レントオール侯爵家第一令嬢のジルベールの転生した姿でもある。

  婚約者である王子に両親を目の前で殺害され、その憎しみから魔女になる。

  両親の敵討ちをするために魔王の配下になり、軍勢を率いて王国に挑むが、神に選ばれた勇者によって捕縛され断頭台で生涯を終える。

  その後、人生は竜神アルバスの聖女になるところまで巻き戻され、同じ人生を何回も繰り返す神々のゲームの駒として遊ばれる悲しい役どころ。

  第一話では断頭台でその人生を終えるも、第三話ではなんとか魔女になる人生を回避しようとして聖女になった時に勇者一行に加わり、魔王討伐に繰り出すも竜神アルバスの配下である竜騎士の裏切りにより、あと一歩の所でシュバイエ卿、(聖剣なったシュバイエ卿の剣が元の主の姿を借りた状態)に救われ剣聖の名を受け継ぐことになる。

 

 

 

 

 ・アルベルト・シュバイエ卿(第二話登場)

  とある事情により、異世界から本編の舞台である世界にやってきた剣士。

  異世界の最高神である『万騎の王』の御業を受け継いだ男。

  異世界から異世界に移動するためには何か犠牲が必要で、移動する際に左足の自由を代償にしたが、この世界では不自由を装っているだけで不自由はあまりないようである。

  流浪の剣士だったが、レントオール侯爵家に拾われて騎士となる。

  侯爵家の双子の令嬢の一人、姉のジルベールに想いを寄せていた。

  ジルベールが恋人のアルバートと共に妹を殺した際にはその犯罪幇助を行うなど汚れ仕事にも手を染めている。

  魔王ルクスターの数万の軍勢を一人で壊滅させる凄腕の剣士。

  魔王ルクスター討伐後は、ゲーム盤を使い人間や魔族などを操って楽しむ神や魔神を密やかに退治していた。

  第二話登場時から数十年後にかつて住んでいた異世界からの友人の退魔師の誘いを受けて元の世界に戻ってしまう。

 (墓に残っているのは別人の骨である)

  

 

 

 

 ・レントオール侯爵家第一令嬢ジルベール(第二話登場)

  十六歳。

  金髪碧眼の美少女。

  シンシアの双子の姉。

  妹を婚約者に選んだレノア公爵家第一令息アルバートに横恋慕を抱いた結果、アルバートと共に実妹シンシアを殺すことになる。

  その後、シュバイエ卿の能力により妹の死骸から、髪と瞳の色を交換してシンシアに成り代わり幸せを掴もうとするが、アルバートにより殺害されてしまう。

 

 

 

 

 ・レントオール侯爵家第二令嬢シンシア(第二話登場)

  十六歳。

  漆黒の髪と鳶色の瞳の美少女。

  ジルベールの双子の妹。

  竜神アルバスの聖女に選ばれ、魔王ルクスターを討伐する任務を与えられていた。魔王討伐後はアルバートと結婚する予定だったが姉であるジルベールとアルバートにより殺害されてしまう。

  聖女は不老不死の為に魂を消滅させることが一番手早い方法であり、竜神アルバスがシンシアに与えた聖剣は貫いた存在の魂を消滅させる効力があったため、それを用いて殺害されてしまった。

 

 

 

 

 ・レノア公爵家第一令息アルバート(第二話登場)

  二十歳。

  権力と保身が好きな非道な男。

  王族でもあり、竜神の聖女と結婚すれば王位に近づけると目論んで婚約するもシンシアの性格に辟易し、ジルベールをそそのかしてシンシアを殺した。

  第二話の後日譚として、シュバイエ卿に暗殺される。

 

  

 

 

 ・聖剣シュバイエ(第三話登場)

  魔王ルクスターの軍勢と魔王の血を吸い、意思を持ったシュバイエ卿の剣が聖剣へと進化したもの。

  人間の姿を取り世界を放浪しながら、元の異世界へと戻って行った主人の思い出を伝記にして出版するなど、なかなか多才な聖剣である。

  主人の使っていた能力に加え、聖剣としての能力も併せ持つ。

  同様に人格を持ち、擬人化も出来る、世界に数十ある聖剣や神剣・魔剣の中でも最強クラスの聖剣。

  第二話から約三世紀後に、かつての主人が惚れた女が転生していて命の危機だと預言の神ディルムッドから教えられて救助に向かうことになる。

 

 

 

 

 ・預言の神ディルムッド(第三話登場)

  一万と数千年前に最初に六柱の神に反逆した預言の聖者が神になり、世界を二分する陣営の片方の主となったが敗れ去り一地方の土着の神に成り下がってしまった。

  元は人間であり、エレーナと同じく神々の遊戯盤で弄ばれた過去を持つ。

  自分と同じ境遇の彼女を哀れに思い、救い出せる存在を探した結果、聖剣シュバイエにエレーナの存在を伝える役目を果たすことになる。

 

 

  

 ・魔王ルクスター(第二話登場)

  特に出番はないが、シュバイエ卿にあっさりと葬られる可哀想な魔王。

  しかし、世界に二十四人いる魔王の中では第八位の存在である。

 

 

 

 

 

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