魔導書使いの妖精さん   作:島夢

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お久しぶりです
待っていた方がおられたら…誠に申し訳ない…

なぜか執筆が乗らなかったんですよねぇ…


感想ありがとうございました!


ゆっくりしていってね!


第12話

「あっ、起きましたか」

 

 

 部屋に入ってきた少女は花が咲くような満面の笑みを浮かべてる。

 えぇと…この子が俺を助けてくれた人だな…多分。

 

 

「よかった……見つけたときは本当に死にかけていましたから……本当に……助かってよかったです……うぅ…」

 

 

 うわぁぁぁあああああああああああああああああああああああ!!

 泣き出した!?

 やばい! どうしよう!?

 え?なんで泣いたの!?想像以上に涙もろい子だった!?それ以前にここはどこかの説明とかもして欲しいのですが!

 とりあえず泣かないでほしい!

 

 

【マスター…女の子を泣かせるなんて…最低ですね】

 

 

 ノアが少しキレ気味でそんなことを言ってきた。

 いや、お前はなんで泣いてるのか見てたのになぜ俺のせいと判断する!?

 色々混乱しながらも金髪の少女に話しかける…。

 

 

「えぇと…し、心配かけたみたいで…すいません」

 

「い、いえ…大丈夫です…グスッ…」

 

 

 泣いとる…女の子が泣くのはめっちゃ嫌なんだけど…。

 この子、すごい優しい子なんだなぁ…ということははっきりわかった。

 

 とりあえず礼を言わないとな…。

 

 

「助けてくれてありがとうございました」

 

「いえ、いいのですよ…死にかけている人を放っておくなんてことできませんから」

 

 

 礼を言うとそう返してきた…善い人すぎて逆に誰かにだまされてないか心配になるくらいだな…。

 

 それでも礼とかはちゃんとしなきゃな…命の恩人だ。

 

 

「それに、敬語はいりませんよ?」

 

「でも…」

 

 

 そこまで言いかけて、少女の笑顔を見てやめる…めっちゃ笑ってるけど絶対こういうところは譲らない感じの目をしていた…。

 こういうのは先に諦めた方がいいのかもしれないな…うん。

 

 

「ああ、わかった、敬語はやめる…とりあえず…命を助けてくれてありがとう、礼はいつか必ずする…」

 

 

 俺はそういいながら深々と頭を下げる…。

 恩はちゃんと返す…絶対に…。

 すると、金髪少女は慌てて言う。

 

 

「あ、頭を上げてください!さっき言ったように、私は…「それでも!それでも…助けてくれたのには変わりない」…」

 

 

 俺が少女の言葉を遮って言うと、少女は考え込んでしまう…。お礼を受け取るのがそんなに嫌なのか?とも思うが…。

 しばらく考え込んだ後…少女は顔を上げ俺の顔を見てニコッと笑って言う。

 

 

「私の名前はメイビスです、メイビス・ヴァーミリオンといいます」

 

 

 いきなり名乗られた…。メイビス…?どこかできいたことがあるような…まあ、いいか別に…。

 話の内容が掴めず、少し困惑するが、名乗られたからには名乗らないというのもどうかと思い、俺も名乗る。

 

 

「俺はナガツキ・ノゾムという名前だ。ノゾムって呼んでくれ」

 

「はい、ノゾム、メイビスと呼んでください」

 

「ああ、よろしくメイビス」

 

 

 意外とすんなり自己紹介できてよかった。

 本当に、なぜ自己紹介したのかまったくわからんかった…。なんでいきなり自己紹介したんだ?

 

 

「ノゾム、これで私とあなたはお友達です」

 

「ん?…お、おう?」

 

 

 まあ、本人がそういうなら、俺は別にいやじゃないし、友達だな。

 

 それが礼を受け取らないのとどんな接点があるのかは不明だが…。

 

 

「お友達を助けるのは当然のことですから、お礼は入りません」

 

 

 そういうことかよ…! どんだけお礼受け取りたくないんだよ…言葉だけだろうが…まぁ、褒められたくて行動したわけじゃないし、お礼が欲しくて行動したわけじゃないから、本当にいらないと思ってるんだろうなぁ…。

 

 まぁ、恩をいつか返せればそれでいいか…。

 

 

「はぁ…わかったよ、礼は諦める…礼を諦めるってのもおかしな話だけどな」

 

 

 ため息をつきながらそういう…。

 もうホント…百年前にまで来てなにしてるんだか…。

 あっ…メイビスには百年後の人間だって言っておいたほうがいいかな?うん、その方がいいな…そう考える…。

 ノアにもきいてみようか…

 

 

(ノア、俺が未来人だって言っておくべきかな?)

 

(そうですね…言っておいた方がいいんじゃないでしょうか? 元の時代に戻るときに説明するのが難しそうです)

 

(そうだな…)

 

 

 元の時代に戻るとき…どうすれば戻れるか、まだわからないが、いつか戻らないとな…そう考えながら、メイビスの方を見る…。

 

 メイビスはじーっとみられたことに驚いたのかきょとんとしている…。

 

 

「メイビス、先に言っておくことにする…大事な話なんだけどさ…」

 

「はい? なんでしょう」

 

 

 不思議そうな顔をしながらメイビスはそういう…。まぁ、そうだろうな…いきなり大事な話なんて…しかもまだであってから一日も経ってないのに言われるんだもんな…。

 

 自分で考えてたが、かなり恥ずかしいことしてるな俺…まあいいや、よくないけどさ…。

 

 

「えぇと…頭おかしくなったとかじゃないから、落ち着いて聞いてほしいんだ、これは本当のことなんだけど…俺、百年後の未来から来たんだ」

 

「ひゃく…ねんご?」

 

 

 微笑んだ状態の顔で、目を開け、首をかしげているメイビス…いきなりの言葉にわけがわからない…といった感じだ…。

 

 さて…一から説明するか…うん、そうしよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~魔導書使い説明中~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど…理解しがたい話ですが、大体の把握はできました」

 

 

 混乱状態から持ち直したメイビスは俺の話をすぐに理解してくれた…聡明な子でよかったぜ…。

 ちなみにノアのことも話した。

 というか、ノアから聞いててわかるのもあるけど、聞いてなくてもわかる…魔力の保有量が尋常じゃねぇんだけど…メイビス…。

 

 どうでもいいか?いや、良くないがおいておこうか…。

 「なぜ話したのですか?」といった顔をしているメイビスに、俺は言う

 

 

「恩人…いや、友人に隠し事なんて、したくねぇからさ…」

 

 

 そういうと、メイビスは嬉しそうな顔して、ニコニコしだした…女の子の笑顔は可愛いな…。

 嬉しそうだし…。

 俺は少し傷が痛むが、頑張ってベッドから立ち上がろうとする…。

 

 

「さてと…帰る方法を探すにしても、宿は探さなきゃならないからな…早く行動するに越したことはないだろう」

 

「だ、駄目ですよ!まだ体が…!」

 

 

 メイビスは小さな体で慌てて止めようとする。

 いやいや、泊まるところ探さないと、色々面倒じゃないか…。

 

 

「ッ!?」

 

 

 一瞬、全身に激痛が走る…体の力が抜けて倒れ込みそうになる…。メイビスは立ち上がろうとする俺を必死に抑えていたが、俺の力におされて、俺の体制は前かがみだった…。

 

 この状況で、俺の全身の力が抜けて、小さな体のメイビスに俺の体重が乗るとどうなるか…?

 まあ、転倒する…。

 

 全身がすごい痛いが、急いでメイビスの頭を守るようにメイビスを抱え込む、そして思わず目をつぶる…その瞬間、全身に衝撃が来る…傷に響く…。

 

 

「いてぇ…」

 

 

 ゆっくりと目を開けると、驚いた顔のまま、固まっているメイビスがいた…。

 状況がよくわからん…これはどういうことだろうか…?

 そしてノアの声が聞こえる。

 

 

【マスター!やりますね!女の子を押し倒すなんて!マスターも男の子ですね~!】

 

「!?」

 

 

 俺はその声をきいて、慌てて立ち上がろうとするが、全身に激痛がして、動けない…。メイビスの顔はだんだん赤くなって…。

 ぷるぷると震えている…これは…羞恥だろうか?

 

 

「わ、悪い!」

 

 

 全身の力を振り絞ってベッドへ戻る…。メイビスはのろのろとした動きで立ち上がり、俺の方を見て…

 

 

「だ、大丈夫です…び、びびっくりしましたが、大丈夫です、大丈夫です」

 

 

 何回大丈夫いうんだよ…。

 というか明らかに動きが大丈夫じゃない…やっちまったぁ…俺はそう思いながら天井を眺める…現実逃避というやつだ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 メイビスが元の動きに戻ったのはそれから十分くらい経過したあとだった。

 

 

「宿がないなら、家に泊まればいいのです」

 

 

 なぜ無理をして立ち上がったのかきかれたので、宿がないとメイビスに言うと、メイビスはそういった。

 家って…ここのことだろうか…?

 

 

「そうです、あなたの考えている通り、ここです」

 

 

 考えが読まれた…そういう魔法でも使っているのだろうか…?

 

 

「ノゾムは顔に出やすすぎるんです」

 

 

 そういうことか…ったそうじゃなくて!

 

 

「ここに泊まるって…いいのか?」

 

「ええ、この部屋は余っていた部屋ですし、私の部屋もちゃんとあります、広さも問題ないです」

 

 

 ふむ…ならお言葉に甘えてもいいかもしれないな…数瞬の間にそう考えた俺は、メイビスの目をみて言う。

 

 

「じゃあ、世話になる…本当に迷惑ばかりですまん」

 

「いえいえ、お友達ですから!」

 

 

 メイビスは嬉しそうにそういった。その笑顔は思わず見とれてしまうくらい可愛かった…。












メイビスさん可愛いぜぃ…
ノゾムさんは、マカロフさんに少しメイビスの名前を聞いたことがあったので、名前をきいたことがあるようなとなったわけです
あんまり覚えてないのか…

 ノゾムさん羨ましい…メイビスさんを押し倒すだなんて…!

 感想待ってます!

次回も頑張って編みます!
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