一旦状況を整理しよう。
ここ、下宿屋『藤栄館』の五号室で亡くなっていたのが、部屋の住人である
第一発見者は、隣の六号室に住む
星井の部屋の真向かいである二号室住み、彼の借金のことを知っていた男性は
太田の隣の三号室に住む女性は
そして、『藤栄館』の大家である
以上が、現場に居合わせた4人である。
この舞台が推理小説ならば、この4人の中に星井殺害の犯人がいる……はずだろうが、プルートーは罪の臭いを嗅ぎ付けなかった。犯人がいないのである。
「あのー……ところで、君たちは?」
「っ! え、ええと……仲間と浅草見物に来て、偶然悲鳴を聞き付けまして」
「そうです。同行者とはぐれてしまって途方に暮れていたところ、荒平さんの声が聞こえて何があったのかと」
「そのはぐれた仲間は医者なので、もしかしたら死因が分るかもしれません。少し調べさせていただいても構いませんでしょうか?」
「そうだ。何で星井は死んだんだ?」
「何かの病気じゃない? そうよ、思い出したわ。10分ぐらい前に表の井戸で見た時、星井さん、顔を真っ赤にしていたわ。息も荒かったし」
10分ぐらい前、青野は星井を目撃していた。下宿屋の庭にある手漕ぎポンプが設置されている井戸で水を汲んでいたという。
遺体のそばに転がっている湯呑に水を汲んだのだろう。この時代、各部屋に水道は引かれていない。
「でも、本当に病気だったら家賃を滞納するための話の種にしているわよ。絶対に、わたしに同情を買わせるはずさ! わたしは分かるよ、星井はそういう男だって。まったく! 田舎のご両親が大学まで行かせてやったのに、何て男だい!」
「確かに。本当に病気だったら真っ先にその話を出すだろう。でも、この間僕に金を借りたいと言って来た時は、そんな素振りを見せなかった」
「大家である白木さんに信用されず、隣人の太田さんには借金を懇願していたのですね。この星井という方は」
「フォーウ」
「病死の線はないか。それなら、アスクレピオス先生にリモート検死を……」
「君、何だいそれは?」
手首にある通信機でカルデアと連絡を取ろうとしたら、荒平にその場面を見られてしまった。咄嗟に誤魔化したが、これではカルデアと通信ができない。特異点・米花市で使用していたノンホールピアス型の通信機は便利だったと、しみじみ感じた。
「マスター、窓には鍵がかかってる。外部の誰かがこいつを殺して、窓から逃げた線はねえ」
「もし殺人事件だったとしたら、どうやって殺したんだ? 遺体には、目に見える外傷はないけど」
「……毒、でしょうか? 以前、小説で読んだことがあります。屋根裏の節穴から毒を落とし、下で寝ている被害者の口に落として殺害したという話を」
マシュが読んだのは、後の時代に発表される明智小五郎シリーズの短編だ。
犯人は、自室の押し入れの天井板を外して屋根裏への道を発見し、天井の節穴と被害者の口が一直線になったのを見計らって毒を垂らした。犯罪に使った毒も天井から室内へと落とし、自殺に見せかけた完全犯罪になろうとしたその時……明智小五郎に見破られるという筋書きだ。
マシュの話を聞いた立香とモードレッドは顔を見合わせ、天井を見上げ、押し入れを調べた。モードレッドが押し入れの天井に触れると板が外れ、何と屋根裏へと通じていたのである。
「本当に屋根裏があった!」
「けど。天井には穴はなかった」
「ですね。それに、埃がいっぱい溜まっています」
モードレッドの肩に乗って屋根裏を覗き込んだプルートーの言う通り、屋根裏には大量の埃が溜まっている。もし、犯人が屋根裏を移動したなら足跡なりの痕跡が残っているはずだ。それに、もし毒を垂らすにしても、垂らすための穴がなければ実現不可能である。
天井は綺麗なもので、節穴一つもなかったのだ。
「オイ猫。本当にあいつらの中に犯人がいないんだよな」
「罪の臭いがしません。犯人は既に現場から離れているのか、それとも……ボクも初めての経験なので、すっっっごく戸惑っています。鳴くことができません!」
プルートーは目に見えるほど動揺していた。
あっちこっちを嗅ぎ回り、罪の臭いはないか、犯人はいないか、何かの間違いではないかと部屋の隅でうろうろしている。尻尾をゆらゆら揺らし、身体をくねらせてあっちこっちを「ニャーニャー」不安そうな声を出す黒猫。
傍目から見れば可愛らしい姿であるが、本人(猫)にとっては緊急事態である。本来ならば犯人を告発するために鳴く場面であるはずなのに、宝具が不発なのだ。
「プルートーさん、とても不安そうですね」
「ええと……増田君、だったっけ? あの猫は?」
「……あ、はい。増田です。ちょっと、初めての場所で興奮しているみたいです」
下手に訂正するのも面倒なので、このまま
「プルートー、一体どうしたんだ?」
「だって……ボク、お役に立てないじゃないですか。猫の手ではマスターのお役には立てません。ボクができることは、鳴くことです。なのに」
立香の腕の中でプルートーの黒い耳がへにゃりと垂れた。どうやら、猫なりにサーヴァントらしからぬ戦闘能力の低さを気にしていたようだ。
貸せる猫の手の種類が少なく、自分にできることはこれしかないと白い毛の胸を張っていたが、それが機能していないのはショックだった。サーヴァントとして機能していない猫なんて、ただの愛玩動物だ。可愛いだけが仕事になってしまう。
「元は幻霊だったのに、裏口でサーヴァントとして召喚されるようになったのに! 人理の守り手になれないじゃないですか……守るための手は、肉球ですし。アイデンティティ総崩れです」
「そうだったんだ」
「鳴けない猫はただの毛玉です」
「鳴けなくても、プルートーはプルートーだよ。俺が君を
ただ、それだけ。
数多の英霊たちが集う場所で、未来を取り戻すための旅に仲間を加えたくなったからプルートーを召喚した。
声が欲しかった。縄が欲しかった……否、違う。黒猫プルートーだからまた会いたかったのだ。
立香はプルートーの頭を撫でた。ただの毛玉でも、ただの猫でも。立香の呼びかけにプルートー――英霊も反英霊も応えてくれたのが、なによりも嬉しいのだ。
「それに、この事件が本当に殺人事件だって決まった訳じゃないし」
「……はっ!」
「ごめんください」
プルートーが「左目から鱗」と言いたげな表情でヒゲをピンと立てると同時に、『藤栄館』の玄関から声がした。そこにいたのは、杖を突いた和装の紳士と彼を支えるように隣に立つ異国の青年――はぐれていたジキルだった。
「ジキル!」
「マスター! すいません、はぐれてしまって」
「ったく、流されんなよモヤシ。で、そいつは?」
「ここまでの道中でお会いしました、ミスター鳥村です。腰を痛めていたようで、手を貸していました」
「鳥村先生! 一体、どうしたんですか?」
「星井君はいるか!」
ジキルが出会ったその人は、星井と荒平が通う大学の教授である
一体どうしたのかと荒平が駆け寄ると、鳥村は若干腹を立てた表情でそう告げたのだ。
「鳥村先生……その、星井は。部屋で、亡くなっていまして」
「何だって!?」
「そうだジキル。星井さんの検死をお願いして良いかな。急なんだけど」
「はい、分かりました」
医学に精通するジキルならば、素人目では判断できない遺体に残る痕跡を発見することができるはずだ。
白い手袋を嵌め直したジキルは、部屋の中央から動かしていない星井の遺体に近付いた。そして、最初に異変に目敏く気が付いた。
「口の周囲に発疹と引っかき傷がある。ご遺体の爪にも血痕が付いているから、発疹の痒みに耐えきれずに爪を立てたのかな」
「そもそも、こいつはどうして死んだ?」
「首を抑え、泡を吹いている……窒息死かもしれないが。セイバー、ご遺体の背面を見たい。引っくり返すのを手伝ってくれ」
ジキルとモードレッドが遺体の検死をしている間に、立香とマシュは鳥村に話を訊くことにする。どのような用事があって星井を訪ねてきたのかと。
「つい先ほど、星井君が私の屋敷を訪ねてきたんだ。生憎、私は来客中だったため、娘が対応して書斎に彼を通した。だが、星井君は……とんでもないことをした」
「星井さんは、一体何をしてしまったのですか?」
「……書斎の机の上においていた、私のおやつを盗み食いしたんだ!」
「……はあ」
荒平曰く、金に困っていた星井は食べる物にも困っていた。空腹だったのだろう。とのこと。
太田曰く、鳥村を訪ねたのは借金を請いに行ったのではないか。とのこと。
もしそうならば、借金のために恩師を訪ねたのに、空腹に耐えかねて勝手に恩師のおやつを食べたということになる。人間、追い詰められるととんでもない行動をとるというが、星井の行動はあまりにも礼儀がなっていなかった。
「私はその犯行現場を目撃してしまってね。思わず声をかけたら、星井君は慌てて逃げて行った。追いかけようとしたら転倒してしまい、腰を痛めてこの様だ……」
「……先輩、まさか星井さんが顔を赤くして息が荒かったのは」
「盗み食いがバレて、全力疾走で逃げて息が上がっていただけ……かな」
「ニャー」
「フォウ……」
「ところで、そのおやつとは何だったんですか?」
「ああ、それは……」
「死因が分かりました」
鳥村の声を遮ってジキルがそう告げた。
立香やマシュだけではなく、その場にいた者たちの視線がジキルへと向く。どうして星井は死んだのか?
その答えは、星井の顔に白い布を被せてからゆっくりと明かされた。
「彼の死因は、アナフィラキシーショックです」
「ってことは、アレルギー反応ってこと!?」
「何なの、その……穴開きナントカって」
「確か、食物や薬などに身体の免疫が過剰に反応して、皮膚が腫れたり呼吸が苦しくなったりする症状ですよね。酷い時は死亡事故にも繋がると、海外の論文で読んだことがあります」
「その通りです。恐らく、自身の身体に害のある食品を摂取してしまったのでしょう。口の周りと背面に蕁麻疹が現れています。脚は浮腫み、咥内も腫れている……アナフィラキシーショックにより、呼吸困難に陥った窒息死だと僕は結論付けました」
「鳥村さん、星井さんに食べられてしまったおやつは何だったのですか? 恐らく、それがアレルゲンです」
「星井君が食べてしまったのは、バナナだよ。台湾バナナ」
「バナナ!」
この時代、主に日本に輸入されていたのは台湾産のバナナである。鳥村は自分のおやつとして書斎の机の上にバナナを置いていたら、訪ねて来た星井が盗み食いしたのである。
「バナナがアレルゲンだとしたら、星井さんはラテックスアレルギーだった可能性が高いです。ゴム製品を日常的に使用していなければ気付かない、判断の難しいアレルギーだ」
「でも、バナナを食べたから星井は死んだんだろ。星井がバナナを食べているのを見たことがあるけど、その時は何も起きていませんでしたが」
「だとしたら……そうか、彼は事前に全力疾走で逃亡していた。つまり」
『食物依存性運動誘発アナフィラキシーショックだ』
通信機から聞こえて来た声とジキルの声が重なった。
慌てて通信機の音量を下げて耳に寄せる。カルデア側でも、星井の死因のリモート検死が行われていたのだ。
診断を出したのはアスクレピオス。彼は滔々と星井の直前の行動と、彼の遺体に見られる症状から結論を出した。
『アレルゲンとなる食物を摂取するだけではなく、数時間以内に運動をすると症状が現れるアナフィラキシーショックだ』
「主に子供が発症しやすいですが、青年期の男性にも見られる傾向にあります」
『症状が出た際は、アドレナリン注射の処置を取るが……この時代の日本では、まだエピペンが生産されていない』
全ては偶然だった。
星井は偶然、自身の食物依存性運動誘発アレルギーに気付いていなかった。
偶然、空腹に耐えかねてアレルゲンとなるバナナを食べてしまった。
偶然、盗み食いを目撃されて全力疾走で逃亡し、アナフィラキシーショックが起きる条件が整ってしまった。
発疹と咥内の腫れを不審に感じて水を汲み、偶然部屋に戻って内側から鍵をかけたらアナフィラキシーショックによって死亡したのである。
つまり、嫌な事故だった。
殺人事件ではなかったのである。犯人がいる訳ない。プルートーが鳴く余地はないのだ。
「……密室で変死していたから殺人事件だ。と思っちゃうのは、ある意味以前の職業病でしたかね」
「米花市に毒されたままだった」
プルートーも立香も、未だ探偵モードから抜け切れていなかったようである。
結局、警察を呼んでジキルが検死の経緯を説明して、不幸な事故として処理されたのだった。立香たちは浅草で牛鍋を食べてからカルデアへと帰還し、微小特異点の消滅が確認された。
そして……プルートーはノウム・カルデア内を逃亡していた。
「待てプルートー!」
「結構です、遠慮します!」
「戦闘もあったし、埃っぽい屋根裏にも行ったし! お風呂に入るよ!」
「勘弁してください~!」
猫は濡れるのが嫌いなのである。敏捷Aで逃亡を図ったプルートーだったが、立香もめげずに追いかけて来た。
駄目だ、その内に他のサーヴァントへ助力を求めれば捕まってしまう……どこかに身を隠そうかと考えたプルートーが走る先に、見慣れた黒い外套が見えた。
いつの間にかカルデアへ現界していたその人――巌窟王エドモン・ダンテスの姿を発見したプルートーは、素早く彼の身体を登って外套の中に隠れてしまったのである。
「伯爵、伯爵! 匿ってください!」
「エドモン! プルートーを見なかった? お風呂から逃げたんだ」
「……」
エドモンは自身の外套の中に隠れたプルートーを摘まみ上げ、立香の腕の中にひょいと引き渡したのだった。
「ミャーーーン!!」
「滅菌消毒されて来い」
「今のプルートーの役目は、シャンプーをされてもふもふにドライヤーをかけられることだよ」
その役目は、ごめん被ります!
***
【スキル強化】
〇変化B
↓
↓
〇悪魔への転生A
その姿を自由自在に変化させるだけではなく、生物ならざるモノにも変化する。殺害された猫は悪魔になって蘇った。猫は天使にも悪魔にもなるし、蛇のように長くなるし液体にもなる。
え、猫は元から液体だって?
・星井武明(享年21)
下宿屋『藤栄館』に住む地方出身の大学生。
ギャンブルに嵌って借金を負い、食べ物にも家賃にも困っていたところ、鍵がかけられた部屋で変死していた。実は自分でも知らない食物依存性運動誘発アレルギーを持っており、アレルゲンはバナナ及び天然ゴム。
恩師のおやつであるバナナを盗み食いして全力疾走で逃亡したため、アナフィラキシーショックを起こして死亡してしまった。嫌な事故だったね。
名前の由来は大正時代に刊行していた雑誌『明星』
・荒平義市(21)
下宿屋『藤栄館』に住む地方出身の大学生。
星井の遺体の第一発見者。星井とは隣人以上の付き合いはなかったが、彼が金に困っていることは知っていた。
名前の由来は大正時代に刊行していた雑誌『アララギ』
・太田陽蔵(19)
下宿屋『藤栄館』に住む地方出身の大学生。
星井や荒平とは別な大学に通う医学生。星井の真向かいに住んでいたため、借金をお願いされてもいた。星井にあまり良い印象は抱いていなかったようである。
名前の由来は大正時代に刊行していた雑誌『太陽』
・青野ふみ子(20)
下宿屋『藤栄館』に住む職業婦人。洋食店で給仕をしている。
表で水を汲む星井を目撃していたが、それ以上のことは時に目撃していない。星井はその時に既にアナフィラキシーショックの症状が出始めていた。
名前の由来は大正時代に刊行していた雑誌『青踏』
・白木ハナ(56)
下宿屋『藤栄館』の大家。
星井には長く家賃を滞納されていたせいか、不満たらたらだった。自身の下宿で変死体が出てしまって、これからは一体どうなるのか。
名前の由来は大正時代に刊行していた雑誌『白樺』
・鳥村政時(58)
星井と荒平が通う大学の教授。星井は彼の授業を取っていた。
星井におやつのバナナを盗み食いされ、それを咎めたら逃げられ、追おうとしたらバナナの皮を踏んで滑って転んで腰を痛めた。多分、今回の一番の被害者。
名前の由来は大正時代に刊行していた雑誌『ホトトギス(=時鳥)』
黒猫の幕間の物語、もとい強化クエストでした。
米花市から帰還してそう時間が経っていなかったので、まだ探偵モードが抜け切れていなかった。毒されていたとも言う。
黒猫は、猫らしくツーンとしたところもあって絆レベルが上がり難いけれど、絆レベル5を過ぎたら甘えん坊の本性が出て来てすぐ上がる。でも苦手なお風呂に入れたら、半日ぐらいは左目で睨んでくる。
☆3のリーズナブルアヴェンジャーを想定していますので、クラス別ガチャではサリエリ先生と共に掴み取りされることが多々ありそうです。
【黒猫のカルデアでの人間(?)関係】
〇巌窟王
黒猫曰く、馬が合う。仲良しです。
いつの間にかカルデアに現界していたが、一体どうしてどうやって召喚されずにやって来たのかは正直謎。
〇ジャンヌ・ダルク・オルタ
時々ブラッシングしてくれる。でも、水着に着替えたら「シュヴァルツ・カッツェ」って呼んでくるし、猫の手も借りたいからとアシスタントに引っ張って来る。
人間に変化しても、所詮は猫の手ですよ。
〇アントニオ・サリエリ
撫で撫での指の動きが絶妙。ピアノを弾いている時に天板に寝転ぶととても気持ちが良い。
アマデウスの気配がしたら場が荒れるので退散する。
〇ヘシアン・ロボ
ロボは若干警戒を緩めているが、黒猫を認めている訳ではない。呉越同舟のような関係。マスターに何かがあったら、人のサーヴァントよりも黒猫に託す可能性が高い。
ヘシアンはダイナミックじゃらしで遊ぶ仲。しっかり運動したい時はダイナミックじゃらしですね!
〇アンリマユ
「マスター、マスター」
「三つ目~」
ってやってマスターを吹かせた前科があり。
〇徳川家茂
同期。再会できましたね。
〇フォウ
先住の先輩。先輩もネコ科ですよね??
他、タマモキャットやジャガーマンともネコ科仲間らしいが、「ネコ科? ネコ……?」とちょっと首を傾げている。
〇カルデアの猫好きサーヴァント
レオナルド・ダ・ヴィンチは生前、「猫は最高傑作である」という名言を残した猫好きだった。ダ・ヴィンチちゃんは時折、プルートーのスケッチをしている。
ナイチンゲールは生前、一度に17匹の多頭飼いをし、生涯で60匹もの猫を飼っていた。婦長は時折、プルートーを膝に乗せて穏やかな表情で撫でている。その光景を目にした巌窟王は「おまえマジか」と言いたそうな表情をしていたとか。