鬼滅の拳   作:絆と愛に飢えるシリアス

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第10話

俺は死んだ隊員から奪い取った刀を構えながら目の前の武器がない隊員を見ていた。普通は、武器がない場合は俺みたいに拳の呼吸を使ってるなら、鬼に対抗できるが……ここにいる全員は武器がないと使えないのだろうな。しかし、操られてる隊員は武器がないのも関係なく襲いかかってきたので、片手で糸を切り伏せていた

 

「しかしまぁ………死んでる人間も操るとは、ずいぶんと趣味が悪いことをしてくれるな……!炭治郎、村田、伊之助、どうやら武器を奪っても襲いかかってくるようだから、武器を奪ったり糸を斬ってもきりがないみたいだぞ」

 

「じゃあ、どうしたら!?」

 

「村田、落ち着け。炭治郎と伊之助がすでになにか動いてくれてるのだろ?」

 

「は、はい!俺は鼻が利くから色々とわかるのですが、なにかに邪魔されてるので伊之助が見つけてくれたみたいです!」

 

「おう!あっちだ!ビンビン感じるぜ!!」

 

「そうか凄いぞ、伊之助!」

 

伊之助が刀を指しながらその方向に向けると炭治郎は伊之助を誉めていた。そんな炭治郎に誉められた伊之助はなにかに驚いていたが、伊之助は操られてる隊員が切りかかって来たので後ろに下がった

 

「っ!こいつらを何とかしねぇと先に進めねぇ!」

 

「くそ!なにか…なにか方法はないのか!?」

 

「こいつらをもう殺すしかないのか!?」

 

「ダメだ、やめろ!なにか方法はあるはず!だからこの人たちを傷つけるのは……!?」

 

炭治郎が何とかすると考えてると、なにかに気づきよそ見していた。そんな隙だらけの炭治郎に操られてる隊員が切りかかるが、俺が動くよりもある一人の隊員が動いた

 

「村田さん!」

 

「ここは俺に任せて先に行け!」

 

「モンモン漏らし野郎がなにいってるんだ!」

 

「誰が漏らした!?このくそ猪!!てめぇに話しかけてねぇわ!!黙っとけ!」

 

「あぁ!?!」

 

村田隊員と伊之助のやりとりに俺は思わず笑いそうになっていたが、一人の斬りかかってきたきた奴を回避して村田の言い分を黙って聞いていた

 

「情けないところを見せたが、俺も鬼殺隊の戦士だ!ここは何とかする!糸を切ればいいというのがわかったし、ここの操られた人は単純だ!」

 

「分かりました、感謝します!」

 

炭治郎は伊之助を連れて奥の方に走るのを見届けると俺は念のために村田隊員に聞いた

 

「村田隊員、俺の手助けはいるか?」

 

「いや、貴方はあいつらの助けを!」

 

「そうか。ま、お前ならあの奇跡の最終選別を生き延びた世代なら任せられる!」

 

「それは違います!俺達は!」

 

まぁ、事の詳細とかも聞いてるし、錆兎があの選別でみんなを助けたのも聞いてる。だが、俺の持論だが生き延びたこいつらはすごいと思う

 

「まぁ、いい!炭治郎達の手助けにいくが、ヤバイと思ったら逃げろ!お前は生きることに恥を持つなよ!」

 

俺はそれだけを言うと奪った刀をかりて炭治郎達が進んでいた場所に進んでいこうとするとまた二人は足を止めていた

 

「早く上の階級を!!」

 

一人の女性の叫びに炭治郎達は動きを止めていたが、いきなり女性はさっきよりも速い速度で炭治郎達を襲いかかってきた。その流れで倒れていた二人の隊員も攻撃しかけていた

 

「はやい!?」

 

「違うの!!私は……私は!!こんなに強くなんかない!」

 

「ッチ、なりふり構わず操りやがったか!?」

 

俺は下半身に力を入れて、炭治郎たちよりも前にいくことで女性の刀の振り下ろしを防いだ。それにより、向こうの攻撃も収まった

 

「炭治郎、何を足止めしてる!」

 

「空さん!」

 

「和服チビ!」

 

「その呼び方はもう確定なんやな………っと!」

 

俺は一人の女性隊員の刀を防ぎながら炭治郎たちに呼び掛けた

 

「貴方は!?」

 

「はぁ………また知り合いが出たか……ったく!鬼のやつ後で絶対に殴り倒す!」

 

「お願い!私たちを止めてぇぇ!」

 

「炭治郎、この人たちも操られてるのに間違いないよな!?」

 

「はい!!」

 

俺は念のために確認をすると炭治郎は大きな声で返事してくれたので俺は借りた刀を構えながら体を左の方に曲げてゆっくりと呼吸を整えていると、女性隊員は切りかかってきた

 

「(糸は見えた……)そこ!」

 

「「!?」」

 

俺は勢いよく水平に糸を切りかかるとその糸は切れて女性隊員の操っていたのが抜けた

 

「っはぁはぁはぁ!」

 

女性は死を覚悟したのかあるいは、操られていたせいでずっと攻撃していたのか呼吸が荒かった

 

「炭治郎、こっちは終えた!お前達は!?」

 

「いま一人の人を木の上に投げました!」

 

「木の上に………?考えたな」

 

伊之助も一人の隊員を投げようとすると突然操られていた隊員の様子がおかしくなり、すると首が思いきり人には曲がっては行けない方向になった

 

「「「「!」」」」

 

「ひぃ!?」

 

そしてその人たちは動かなくなり、女性隊員は震えて伊之助はできなくって悔しいのか叫んでいた

 

「畜生!みんな殺られてしまたじゃねぇかよ!」

 

「……い、一歩遅かったら、わたしは!わたしは!」

 

「落ち着け……む、炭治郎?」

 

「…………っっ」

 

「!(なんだ、炭治郎の奴怒ってるのか………!?)」

 

俺は後ろ姿でしか見えないが炭治郎がさっきよりも見せたことがない怒気の雰囲気が感じとり俺やさっきまで叫んでいた伊之助ですら黙っていた

 

「………いこう」

 

「………おう」

 

「………炭治郎、伊之助!俺はこの女性隊員をまずは避難させる」

 

「あ!?なんでてめぇはこないんだよ!?」

 

「この女性はさっきので精神的にもうきついのと………恐らくこの精神状態ではもう鬼殺隊の前線では戦えない。それに今このままここで一人にしては…また操られるのが落ちだ」

 

「分かりました、お願いします………」

 

炭治郎はそれだけ言うと奥の方にと進み俺は隠していた所から包帯を取り出してその女性を巻くことにした………

 

「ひとまずその手当てをするから呼吸を整えろ。尾崎隊員」

 

必ず後でいくから耐えろよ、炭治郎に伊之助




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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