俺達はそれぞれの武器を構えながら、上弦弐を睨んでいた。さっきのとこれまでの戦いを総合的に考えて奴は接近も強いみたいな……。正直に言えば一番厄介な奴はどの鬼?と聞かれたら間違いなくこいつだ
「うーん、二人を相手にしていいのだけど…俺は女の子と遊びたいから、こいつでいこうか?」
血鬼術 結晶ノ御子
「分身……!?」
「じゃあ、頼むねー」
カナヲが驚いていたが、俺はやはりこいつを出してきたのかと警戒していたことが起きた。そして、分身のそいつはーー
「「なっ!?」」
俺たちをスルーして治療を受けているしのぶと治療をしている珠世さんの方に向かっていった。俺は不味いと思い、急いで走った
「ふざけた真似をしやがって……!」
拳の呼吸 陸ノ型 流星
このままでは間に合わないと判断して、俺は背後から一直線で相手を貫く技を出すと向こうも気づいたのか振り向いて扇を振りかぶってきた
「……!」
「っち、相変わらず分身でこの強さかよ!」
「空兄さん!」
カナヲの声が聞こえたので俺は、分身の上弦弐を対抗しながらカナヲに指示だした
「しのぶ達の方は任せてくれ!すぐにこいつを破壊してカナヲを助けにいくからそれまで耐えてくれ!」
俺は分身の攻撃を弾きながらカナヲに指示だした。たしかこの分身は上弦弐と変わらない強さだと奴は言っていたが……
「あの頃とは違い、一対一だかな砕けば文句ないだろうが!!(問題は貫かれた腹部がどこまで耐えきれるかだな……)」
拳の呼吸 肆ノ型 炎天
俺は拳や足に炎をまとい奴の分身とぶつかり合っていた。必ずカナヲを助けにいくからそれまでに少しだけ待ってくれ!!
カナヲside
空兄さんがしのぶ姉さん達を守るためにあの分身を戦ってくれるのなら私は目の前のこいつを倒すだけだ
「へぇ、彼がいくのか?昔、可愛い女の子を守りきれなかったのに懲りずにまた守りにいくなんて愚の骨頂かな?」
「……」
目の前の男の話に私ははなにも反応を示さない。正直に話を聞いても、挑発することしかしないから下手に攻撃しかけにいくのはやめておこう
『いいか、上弦弐と対抗するとなったら接近仕掛けての呼吸は気を付けろ。奴の扇から放たれる物は鬼殺隊にとっては有害としか言いようがない』
『ではそんな敵に空兄さんはどうやって対抗をしていたのですか?』
『俺は元々拳を使うから接近で呼吸をしないで殴ることを意識してる。もちろんそれ以外の方法があるが、俺はこれがやり易い』
空兄さんが柱稽古の合間に上弦弐と戦うとなった場合にどうしたらいいのかを説明してくれた。上弦弐は間違いなく女性隊員を狙う可能性が高いから教えてくれたのと私は柱ではないからこそ、教えれる時間はたくさん取ってくれた
『後、何があっても冷静にな?冷静に攻めないと一瞬で死ぬからな』
空兄さんが教えてくれたことを思い出しながら私は内心、空兄さんやカナエ姉さん、しのぶ姉さんを傷つけた上弦弐を許すことはできない
「おや、無反応?」
目の前のこいつは空兄さんとしのぶ姉さんの仇敵であると同時にカナエ姉さんを苦しめて、私達の幸せを奪った諸悪の根源……
花の呼吸 徒の芍薬
「六……七……九連擊か!いいね、綺麗だね!じゃあ俺も!」
血鬼術 枯園垂り
私の攻撃を受け流しながら血鬼術を出していた。なにも知らない場合なら少し動き止めてしまう可能性があるが、空兄さんから教えてもらった情報で対抗する!
花の呼吸 弐ノ型 御影梅
私は内心、空兄さん達が教えてくれた情報や私の目が慣れてきたからさっきよりも対抗できてるのに安心した。すると、上弦弐は私の目を狙ってきたが、すぐに後ろの方へと退いてその反動を利用するように私は花の呼吸を繰り出した
花の呼吸 陸ノ型 渦桃
「(これなら首をとれるか?)」
「すごい体幹だね!まるでバネみたい」
血鬼術 凍て曇
放たれた冷気に私はすぐに攻撃を押さえて口を押さえて距離を取った。今のは眼球を閉じてなければ凍っていた……!
「逃がさないよ!」
血鬼術 蔓蓮華
伸びてくる氷に私は速く鋭く切り刻み、地面に着地すると上弦弐は小馬鹿にしたように話しかけてきた
「次いくよー」
血鬼術 寒裂の白姫
上弦弐が召喚した2体の像が周りを凍らせるように息を吐き、私はこの広範囲の技のせいで上弦弐の首に近づくことが厳しいと判断した
「カナヲ、回避行動をとれ!」
拳の呼吸 壱ノ型 波動
空兄さんの声が聞こえて、私はどういう事だろうと思うと私の頭上に迫っていた氷の柱を空さんの壱ノ型波動で燃やして私はなんとか無事にすんだ
「空兄さん?!」
私は空兄さんの方向を見ると、上弦弐の人形はなく空兄さんが波動を放ったと思われる場所には氷が砕かれていた
「えー?一応俺の分身はそれなりに強いはずなのにどうやって…あら?」
「少し遅くなりましたが、私も前線復帰ですよ?」
「しのぶ姉さん…(そうか、しのぶ姉さんが助けたから二人で倒したのだね!)」
空兄さんのそばにはしのぶ姉さんが疲労感ありながらも刀を添えて立っていた。兄さん達が復活してくれて安心感があり、喜んでると………
「うーん。向こうも驚いたけど、こう君に近くに見るとますます可愛いね」
「「「!?」」」
私はその声を聞き振り向くと、いつの間にか上弦弐が別の場所に立って悪い顔しながら刀を持っていた。私はその瞬間自分の手元を見るといつの間にか刀を奪われていた
「ほらぁ、俺相手に目を離して油断したから……刀をとられたよねぇ?ここにさしておくよ」
「しまっ……」
「ここに刺しておくから速く取りにおいでよ」
血鬼術 散り蓮華
迫ってくる氷に私は大量の刃か凍る方なのかよく見て判断して見極めて正確に最小限の所を探していくと… すると私の目の前に白い羽織と黒い羽織が飛んで来た。
「私達の可愛い妹に手を出させないわよ」
「カナオの顔やしのぶに絶対に傷つけてたまるか!」
空兄さんとしのぶ姉さんが私を覆い被せるように守ろうとしていた。兄さん達は呼吸を出しても間に合わないと判断したのか私を守ろうとしていた……
すると……
獣の呼吸 伍ノ牙 狂い裂き
「うひょ!!ドンピシャじゃねぇか!?烏の案内はよ!勝負ぅ、勝負ぅぅ!!」
私達の前にすべての攻撃を切り裂いたのは私や炭治郎の同期の伊之助だった……
ここまで読んでいただきありがとうございます!
実を言うと今日の投稿で100話目です!まさか、この作品がここまで続くと思いませんでした……
これからも宜しくお願いします!!