鬼滅の拳   作:絆と愛に飢えるシリアス

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第101話

俺らはカナヲを守りながらどう防ごうか考えてると伊之助が天井を突き破って、俺たちの前に立ちふさがった

 

「ん、んん?!」

 

俺達は声かけるよりも伊之助がなぜか人差し指と親指を丸めて上弦弐の方を覗くように見ていた。対する流石のあいつも突然の乱入というよりも、伊之助の服装とかに驚いてるのかもしれないな……

 

「お前上弦弐だなぁ!?はは、バレてるぜぇ!てめぇは上から二番目だということを俺は知ってる!!ハハハーア!!テメェを倒せばおれは柱だ!!」

 

「いや、隠すもなにも…これはまたすごい子が来たねぇ…」

 

「流石のあいつも伊之助の登場やあのテンションには戸惑ってるぁ…ごほっごほっ…(上弦弐に貫かれたところが今ごろになってまた痛みやがる…止血の呼吸でまた張りつめないとな…)」

 

「(空が咳き込んだときに口から血が出ている…あの私たちが来る前の時に貫かれていたから止血をしても気休め…仮にこの戦いに勝てても空は無惨の方までいくのは……っ)」

 

俺が咳き込んだときにしのぶは心配そうに俺を見ていた。これくらいは大丈夫と誤魔化したいが、恐らく無理だろ……なにせ、しのぶは医者だ。珠世さんもしのぶも俺の状態を把握してるから今の状態は余りよろしくないと理解してるのだろう…すると、伊之助は俺らの方を振り向き驚いた

 

「って、うぉ!?皆ボロボロじゃねぇか!?ってか、しのぶ!?俺にあんだけボロボロになったら怒るくせに自分がそうなってるじゃねぇか!?」

 

「あらあらそうでしたね……。確かに私は伊之助君にそういっていたのに私がそうなってるのは駄目でしたね」

 

「!……なぁ、その血はどうしたんだ?チビ黒柱が何でこんなに血を吐いた後があるんだ?」

 

伊之助は俺が血を吐いてるのをみて少し戸惑ったように聞いてきた。俺は後輩にそんなの心配させたくないから安心させるように言った

 

「これくらい…大丈夫だ。少し休めば治るから気にするな」

 

「空兄さんは私たちが来るまで一人で戦っていたの。あいつは私達の姉も殺しかけて、私の兄さんを………」

 

「私達の姉……ひょっとして……カナエの事か?」

 

「えぇ、あいつは私達の姉を傷つけて…今も空を苦しめる最悪な存在よ…」

 

「イヤー、酷い言いようだね?そこの男が弱かっただけだし、君たち女性を救ってあげようとしてるのに……あと一息でしのぶちゃんも俺と永遠に生きれたのにね」

 

「……噛み殺しやる屑が……!」

 

伊之助はそれを言った瞬間に上弦弐の方へと飛び込んだ。それをみてカナヲは伊之助に叫ぶように注意した

 

「そいつが撒き散らす冷気を吸わないで!」

 

「伊之助っ…」

 

俺は目の前に向かっていった伊之助が心配で動きたいが、止血の呼吸を使って回復するにはまだ時間がかかる。それに、伊之助が心配なのは調子に乗りすぎて攻撃の判断を見謝ることだ

 

「(許せねぇ、なんか許せねぇ!!心底初めて殺意が溢れて止まらねぇ!!カナエは俺の知らないことをたくさん教えてくれた!しのぶは俺が怪我して帰ってくる度におっかないお説教してくるけどそのあとがいつもホワホワさせてくれる優しさがある!チビ黒は俺がやらかすといつも拳骨してきてくるが、なんか安心感がある!なのに、こいつが……)ぶっ殺してやる!!」

 

「一人で突撃するなんて愚かだね!」

 

獣の呼吸 肆ノ牙 切細裂き

 

伊之助が仕掛けた技に奴は冷静にさばきながら笑っていた。伊之助もこの短時間でかなりの成長してるからそう簡単にやられないが……

 

「あははは!!目茶苦茶な技だね!!刃こぼれした刀に変な太刀筋それで成立してるんだから……本当に面白い!!」

 

「(奴は俺の首を狙ってくる!なら、後ろに回避して……蹴りこむ!!)ふん!」

 

伊之助が扇を回避しながらその低い姿勢からの空中で回転して冷気に当たらないように思いきり弾いた。そして、伊之助が下がると奴は目を見開いた

 

「おや…?いつの間に取ったのかな?」

 

奴が言うのはカナヲの刀を奪って刺していたはずの地面が伊之助にいつの間にか奪われていたことに驚いていた。伊之助が刀を持ちながらカナヲに聞いた

 

「この刀……お前のか?」

 

「う、うん」

 

「もう取られるなよ」

 

「おいおい、速すぎて気づかなかったよ」

 

やつの両方ある扇が伊之助に攻撃おそいかかるが、伊之助は冷静に両方ある刀で対抗していた。そして、伊之助が蹴りこもうとすると奴の扇が切り落とそうとするの見えたので……

 

拳の呼吸 弐ノ型改 裂散切り

 

「うわ!?」

 

俺は切り落とそうとした扇をめがけて攻撃すると奴の扇がその攻撃の反動で思いきり弾かれていた。そして、伊之助が奴の腹をおもいきり蹴りこんだ

 

「いたた、いい連帯攻撃だね!男同士の連帯でここまでできるのも珍しいよ!」

 

「っち、倒れないか!」

 

「チビ黒さっきのナイスだぜ!俺様の攻撃はまだまだいくぜぇ!!」

 

伊之助が俺に誉めてからまた上弦弐の方へと走り込んだ。今は伊之助が攻めるのなら俺達は伊之助の援護に回る方が効率いい。だが、あいつ上弦弐との居合いの距離があるがなぜ刀を振るうモーションに?すると、上弦弐の目が切れるように血が走っていて俺たち全員が驚いていた

 

「は?!」

 

「え!?」

 

「へ……」

 

「(あの距離からなぜ俺の目が?どうやって斬擊を届いた?)えー……むちゃくちゃだなぁ」

 

獣の呼吸 玖ノ牙 伸・うねり裂き

 

俺達三人とも驚いていたのは伊之助の振るった右腕がグネグネとしていて、腕の関節を全部はずしてることに驚いていた。上弦弐も流石にそんな攻撃を仕掛けてくると思わなかったのか戸惑っていた

 

「チィ!!新技はまだまだ精度がいまいちだぜ!!首狙ったのに外してしまったぜ!」

 

「しのぶ……」

 

「しのぶ姉さん……」

 

「二人とも言わんとしてることはわかります……えぇ、本当にわかります。伊之助君の体は本当に不思議な構成ですし、本当に彼は規格外ですね……普通はあんなことできません……というかできないのが普通」

 

しのぶも頭を抱えながら伊之助の規格外な攻撃に頭を悩まされていた。俺も口許をひきつりながら、伊之助は薬も効きにくいし、心臓の位置もずらしたり……もう、こいつは本当に人間やめてると言われても俺は否定できない……

 

「いや、あははは!俺も長いこと生きてるけど、君みたいな子は初めてだよ!」

 

「ふん!そりゃそうだろ!この伊之助様はそこらの有象無象とは訳が違うからな」

 

伊之助がそういいきった瞬間、その素顔がさらけ出された。俺達はその瞬間全員構えながら、カナヲは伊之助を呼び掛けた

 

「伊之助!」

 

「っ!?(今俺様の大事なものを奪いやがった!?)」

 

「あぁ、これやっぱり被り物か。ん~、かなりの年季が入っているね、この猪の皮。目の加工はいったいどうなってるのかな?」

 

「……テメェ、返しやがれ」

 

「あれぇ?なんか見覚えあるぞ?君のその顔」

 

「「!」」

 

上弦弐の言葉におれとしのぶは伊之助と奴との接見があったのか驚いていた。しかし、奴は本当にそうなのか、わからないから構えて聞いていた

 

「(空さん、あと少しで準備完了です)」

 

「(了解です)」

 

俺の後ろにいる珠世さんの言葉を聞いて構えながら伊之助とあいつの繋がりは何なのか聞くことにした……

 

そして、俺は後に知る……伊之助とあいつと何かの接見があることに…そして、奴がどれ程のくずかを再確認できた……

 




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