鬼滅の拳   作:絆と愛に飢えるシリアス

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第106話

炭治郎side

俺と義勇さんは上弦参との戦いは過酷だったが、空さんがいつも対上弦参をイメージして戦いの相手になってくれたお陰で俺達はなんとか倒せた

 

「焦げ臭い…もう少し寝かせて……それにしても焦げ臭い……焦げ臭い?…って、それは火事だ!!」

 

俺は目を覚まして焦げ臭い臭いが火事だと思い起き上がると義勇さんが火を燃やしていていた。俺は一体なんでこんなことをしてるのかわからずに聞いた

 

「どうしたんですか!?刃こぼれですか?」

 

「あぁ…止血しても血が止まらないので傷を焼く…」

 

「え…傷を…!?」

 

「お前の左上腕の傷も止血しているがまだ出血が止まらなければ焼くから脱いでこっちにこい」

 

「は、はい……」

 

たぶんその方法をしのぶさん達が見たらかなり怒りそうな気がするけど……とりあえず今は遠慮しとこう!

 

「骨に異常ないか?」

 

「えーと……はい!打撲だけです!」

 

「敵襲に備えて警戒を怠るなよ」

 

「はい!」

 

「わかっていると思うがこの戦いはまだ序盤だ。最終目標は無惨だが、次また上弦弐や壱と戦うことになるかもしれない」

 

「はい!気を締めていきます!」

 

鴉が俺達のそばに飛んで走っていた。俺達は誰かがまたなにかを倒したのかと思い聞く耳を持っていると思いもよらぬ情報が入った

 

「カァカァ!!上弦弐!拳柱夛田空、蟲柱胡蝶しのぶ!!カナヲ、伊之助、協力者珠世!!五名により上弦弐を撃破!撃破!」

 

「上弦弐を撃破!?それに伊之助、カナヲは無事なのか!?」

 

「ナントカァ!!」

 

俺の相方鴉からもたらされた情報は空さん達が長年殺すために目標となっていた上弦弐を倒したことに俺はすごいと思った!

 

「鴉……他の三人は?」

 

「っ!?」

 

義勇さんがなにか引っ掛かるのがあったのか鴉に聞くと鴉からもたらされた情報は上弦弐を倒したよりもさらに驚く事をもたらされた

 

「拳柱夛田空上弦弐トノ格闘ノ末死亡ガ確認!!確認!」

 

「………え………」

 

空さんが………死んだ…………?あの、俺たちを厳しく接して強くさせてくれた空さんが亡くなった?

 

『お前なら俺たちの長年の望んでいた事を終わらせてくれそうだな』

 

俺は空さんの言葉を思いだし、その優しい笑顔と安心させるような言葉を思い出して俺は気がつけば涙がこぼれていた

 

「空さん……っっ」

 

蝶屋敷の皆といるときの空さんは本当に優しい眼差しで皆を見つめていた。妹の禰豆子の事もすごく可愛がってくれていたしそんな空さんが……

 

「ぅうっ………」

 

「そうか……空は最期までやり遂げたのだな……」

 

義勇さんは悲しそうに今は空が見えない方に見上げながら呟いていた。義勇さんは俺よりも長い付き合いだから今の気持ちがわからないけど……真菰や錆兎がこんなことを聞けば…いや、アオイさん達はもっと苦しむ……

 

「無惨……俺はお前だけを許さない……っ!」

 

必ず無惨を殺しますから空さん……!

 

 

 

真菰side

私達は今禰豆子の護衛をしながら無惨を倒すであろう夜明けを待っていた。禰豆子の護衛としては私と錆兎と鱗滝さんの三人、外には元炎柱の煉獄さん親子と元音柱が待機していた

 

「はぁはぁ……」

 

「禰豆子……」

 

「真菰、大丈夫だ。禰豆子は俺達の弟弟子の妹だ…きっとこの苦しみも乗り越えて人間に戻るさ…」

 

「……うん、そうだね!私達の妹でもあるから大丈夫だね!」

 

私達は様々な情報を聞きながら辛抱強く待っていた。大丈夫、きっと無惨を倒してまた明るい夜明けが来る……!そう思っていると、元炎柱の煉獄杏寿郎さんが入ってきた。但し、その表情は本当に疲れてるのが丸分かりだが何かあったのは明確だろう

 

「竈門禰豆子の状態はどうだ?」

 

「今のところは大丈夫」

 

「うむ、そうか……先程鴉からいくつかの情報がもたらされた……聞く覚悟あるか?」

 

覚悟……そんなの何が起きても私達は受け入れている。鬼殺隊に所属したときから昨日の友が失うこともあったのだから……

 

「まず、上弦参は竈門少年と富岡が倒した。二人とも生きてる」

 

「本当か!!」

 

「うむ!あの二人が我らの仇をうってくれたぞ!」

 

「そっか……二人ともすごいね!」

 

「うむ、次に上弦陸も倒されたようだ。どうやら、補充されていたらしいがそれも倒された」

 

スゴい、スゴい!あの上弦を次々と倒してるのはスゴい!本当に無惨を倒すのが近づいてる!だが、上弦弐……空の仇敵はどうなったのだろう?

 

「上弦弐も今撃破されたのを確認した。倒したのは胡蝶妹とさらにその妹のカナヲと猪頭の少年と協力者と空が倒したぞ!」

 

「本当!!よかった!!」

 

やっと空の因縁も決着がついてその苦しみを知ってる私達は喜んでいた。

 

「……なぁ、炎柱さん、何を隠してる?さっきからなにか言いたいことを悩んでるように見えるが……」

 

「む?顔に出ていたか」

 

「まぁな。義勇の言う通り分かりやすい顔だったぞ」

 

それをいうと煉獄杏寿郎さんは目を伏せながらやがて意を決して顔をあげてそれを話してくれ

だが、次にもたらされた言葉に私達は絶望に落とされた

 

「…上弦は多く撃破したのだが………夛田空は………死亡したと訃報が入った……」

 

「………は?空が………?」

 

「……………空が………………死んだ?ねぇ、なんの悪い冗談なの……?」

 

「俺も悪い冗談であればどれだけよかったか………っ!鴉からもたらされた訃報は偽りはない………」

 

「そんな………」

 

その情報に嘘はなく鴉は正確に情報を伝える役目がある……だから本当に空は死んだということは…嘘ではないということだ…

 

「っ………。勝手に死にやがって……馬鹿野郎が……」

 

「……しのぶ……カナヲ………」

 

今も無惨の方で戦っている二人の心情は私達にはわからないほど辛いだろう……特にしのぶは幼馴染みを目の前で失うなんて………

 

「戦いはまだ続くだろうが……今ほど仲間を……空のそばに助けにいけなかったと思うと悔しくたまらぬ……!」

 

「……大丈夫……だよね…?炭治郎も義勇も……」

 

神様……お願い……もうこれ以上二人の大切なひとを失うのは止めて………そう思いながら私達は禰豆子の様子を見ていた……

 

「本当に空はいつも勝手にいなくなるのだから……謝っても許さないのだから……!」

 

「そうだな……こればかりは庇えないぞ……空の馬鹿野郎が……」

 

「頼む……竈門少年……君がきっとすべてを終わらせてくれると俺は信じてる……空のためにも……死んでいった仲間のためにも……頼むぞ……っ!」

 

その言葉はすべての願いも込めて今も戦ってる炭治郎達に向けての言葉に私達も同じ気持ちだった……




ここまで読んでいただきありがとうございます!
これからも宜しくお願いします!
次回はどういう話を書こうかまだ明確に決めてませんが宜しくお願いします
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